ハイスクールD×D ~審判を超えし者~【凍結】   作:メラニン

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どうも、こんばんは。メラニンです。

さて、いよいよ本編突入です。ただ、厳密に言えば、本編ではないです。ごめんなさい。

本編開始を楽しみにして下さっていた方々、大変申し訳ないです!

次回からは、本当に始めますんで。

では、どうぞ


第1章 旧校舎のディアボロス
第1話 新たな生活と入学式です!


―― 一誠side

 

どうも、兵藤一誠です。俺は今、桜の並木道を歩いています。

実は、父さんの会社で、今度大規模なプロジェクトを行うということで、社長自らが指揮を執って欲しい、ということで、俺も丁度今年から高校に上がるにあたって、日本に戻ってきたんだ。

 

そして、こちらに来る前に向こうの友達の見送りを受けて、約10年ぶりくらいに日本の土を踏みしめた。

 

そして、小さい頃に過ごしていた家に戻ってきた。さすがに、北欧にあった方の会社の支部をそのまま何もせずに、帰ってくる事はできないということで、引継ぎなどのため、兄さんだけが北欧に残った。兄さんは大学を卒業した後、そのまま父さんの会社に就職したんだ。父さんの仕事の様子をずっと見てたから、社内でも好評価だと、帰国する前に兄さんの秘書のノヴァさんと、ヴェルさんが教えてくれた。

また近いうちに、兄さんも帰国するそうだ。

 

さて、俺はというと家の近くの学校である、駒王学園に入学することになった。それなりに、レベルが高く元女子高ということで、女子と男子の比率が8:2くらいということで、男子の俺には肩身が狭い。

 

なんで、そんな学校に入ったかだって? この学校は、経営陣などのトップが悪魔らしいんだ。まぁそれで、悪魔がどういうものかも学ぶために、入学を希望したんだ。悪魔なんか、あの時戦ったことがあるくらいしか知らないからな。それに俺の場合、帰国子女ということで、入学試験も簡単だったし。

 

 

まあ、そういう訳で今は校門を入ってブラブラと、歩いている。因みに、人は全然いない。それもそうか、まだ入学式まで1時間以上もあるし…

 

久々に、町を探索しようと早く出すぎたな…

 

そうしていると、不意に後ろから声を掛けられた。

「やぁ、君も早く来すぎたのかい?」

 

振り返ると、金髪イケメンがいた。

 

「ああ、久しぶりにこの町に戻ってきたから、探索してたんだけど以外に早く終わっちゃってさ。」

 

「ふ~ん…もしかして、君が兵藤一誠君かい?」

 

「何だ、俺のこと知っているのか?」

 

「うん、有名だよ。この学校の生徒のほとんどが、近隣の中学か、中等部からの入学なんだ。だから、帰国子女で入った君はすでに噂になっているよ。それにその、白黒の髪色は珍しいからね。」

 

なるほど、確かに俺の髪色は珍しいよな…

まあ、よくこれが原因で北欧ではからかわれるか、喧嘩を吹っかけられたな。まあ、全部返り討ちだったけど。

そりゃ昔から、あれだけの鍛錬をしたんだから強くもなるよ。ドライグ達も、普通の人間の体のスペックを超えていると言っていたし。

 

 

「そうか、既に噂になっているのか… あっ、ところでお前の名前は?」

 

「僕かい? 僕は木場祐斗。よろしくね、兵藤一誠君。」

 

木場はそう言うと、手を差し出してきた。

 

「ああ、よろしくな、木場。あ、そうだ、俺のことはイッセーでいいぞ。親しい奴らからはそう呼ばれているからな。」

 

そうして、俺は差し出された手に答えた。

 

これが、俺と木場祐との出会いだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから、入学式を終えてクラスへ行き自己紹介をした。

 

俺の自己紹介の時だけ、やけに騒がしくなった。やっぱり、噂になっているんだな。因みに木場は別のクラスだ。

 

一通り全員が自己紹介を終えると、先生が教壇に立って言った。

 

「よしお前ら、親睦を深めるということで、あとは自由にしてよし。話してもいいし、帰ってもいい。俺は飲みに―――  ゴホン、さ、最後のやつが鍵を閉めて帰れよ。鍵は職員室に持っていくこと。 じゃあな。」

 

 

先生は教室を足早に去って行った。自由な先生だな。

 

そんなことを思っていると、周りからヒソヒソと話声が聞こえる。

 

「あなた、話しかけなさいよ。」

 

「いやよ、あなたこそ行きなさいよ。」

 

「いや、まだ話しかけるには好感度が足りないわ。」

 

などと聞こえる。というか、最後のやつ好感度って何だよ。何の好感度だよ。

 

そうしていると、男二人組が話しかけきた。

 

「なあ兵藤、この後暇か? 暇なら一緒に遊ぼうぜ。」

 

丸坊主の、いかにも体育会系の奴が話しかけてきた。確か松田だったか?

このクラスの男子の名前は全員覚えてしまった。何せ、10人もいないからな。

 

「ああ、いいぞ。 どこに行くんだ?」

 

「おっ、来てくれるか? 俺は松田だ。こっちの、メガネを掛けたのが――」

 

「元浜という。よろしくな、兵藤君。」

 

クイッとメガネを上げながら自己紹介してきた。

 

「ああ、よろしくな。あと、イッセーでいいぞ。皆からもそう呼ばれているし。で、どこに行くんだ?」

 

 

「ああ、その前に一つ聞きたいことがあるのだよ。な、松田氏。」

 

「うむ、そうだな元浜氏。イッセーって帰国子女なんだよな?」

 

「? ああそうだぞ。自己紹介の時もそう言ったろ。」

 

すると、二人は目を合わせ頷き、俺の方を見て口を開いた―――

 

「「外人の姉ちゃんの、知り合い居ない!? 居たら紹介してくれ!! それも、美人を!!」」

 

 

 

 

「……………………………」

 

 

 

 

 

教室内が静まり返った…

 

俺は、徐に二人の頭を手で鷲掴みにして少し力を籠め始めた。

 

「「あ、あのイッセー?」」

 

「そうか、それが目的か… 残念だ。」

 

「「ぎ、ぎゃぁぁぁぁ!!」」

 

 

教室内に二人の悲鳴が響き渡る。

 

そうか、こいつらの毒牙からあっちにいる友達を守らないとな。そうして、さらに、力を込めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「「………」」

 

二人は頭を抑えながら、蹲っている。

 

「ったく、そんなことが目的なら知らん。じゃあな。」

 

「ま、待てイッセー。さ、さっきの話を抜きにして、遊びに行かないか?」

 

松田が頭を抑えながら言ってくる。

 

「はァ、どちらにせよ、お前らの目的はさっきの通りだろ?」

 

「ち、違うんだ、イッセー氏。いや、違わなくもないが…… いや、そうではなくてだな、純粋にこの町を案内しようと思っていたのだ。」

 

「そうだ。イッセーはこの町は、久しぶりなんだろ? なら、知らない場所もあるだろうから、遊びながら案内しようと思っていたんだ。」

 

…そうか。この二人は俺に気を使ってくれてるのか。少し、厳しくしすぎたかな?

 

「…分かったよ。なら、この町の案内を頼む。」

 

「「おう、合点承知!!!」」

 

二人が声を揃えてそう言った。

 

そして、俺はその日できた友達二人と町に繰り出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「ところでホントに、美人な外人娘いないの?」」

 

 

 

はっはっは、ブレないなこいつら~…  そりゃ。

 

 

 

「「ぎ、ぎゃぁぁぁぁ!!」」

 

 

本日二度目の二人の悲鳴を聞いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな感じで、一年間俺は平和な学校生活を送った。

 




いかがでしたでしょうか?

松田、元浜ブレませんね。いい奴らなんですけど。

そういえば、明記していなかったことがあるので、それについて。ユリウスの年齢は原作同様に8歳離れています。社内の立場的には、実質的ナンバー2だと思っていただければ。あと、会社の名前はクランスピア社です。

今回ドライグたちすら出てきませんでしたね。次回から登場してもらいましょう。

ではでは、アリーヴェデルチ!
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