夢うつつのスパイ   作:駄雀

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イェーイ、連続投稿できた、偉い?ねぇ偉い?

えっと書きだめ分なくなりました。書きだめって言っても2回分しかなかったんですけどね



Case.11 不幸な独白

不幸なの、先生にはまた勝てなかったの。やっぱりお姉ちゃん達もエルナも実力が足りていないの。ミスをしているなら先生には絶対に勝てないの。反省会では誰も厳しいことを言わないからなんとなくで終わってしまっているの、今回こそエルナがしっかり言ってやるの

 

「あー、なんで勝てないんだよ」

 

「俺様も挫けちゃいます、俺様達ダメダメです」

 

「みんなミスしすぎ、僕だけでやった方がいいんじゃない?」

 

「あら、浴場での襲撃、ナンバー錠取り替えるの、貴方の役目じゃなかった?あそこで手間取ってなければ成功したかもしれないのよ」

 

「突撃班はもっと派手にやらかしてなかったっけ?」

 

「まぁまぁ、お二人とも落ちついてフィナンシェ食べます?」

 

「あら、、、美味しいわ!」「あっ、うま」

 

お姉ちゃん達は口々にフィナンシェをほめているの

 

「わたしを偉大なるリーダーと称えればもう1つあげますよ、今大切なのはチームワークです。お互いのことをもっと信頼しましょう」

 

「エルナちゃんもお1ついかがですか?」

 

リリィお姉ちゃん、気遣ってくれたの、優しいの

 

「エルナ達はスパイなの、簡単に信用したらダメなの」

 

「えっと、エルナちゃん?」

 

のー、言い過ぎたの、リリィお姉ちゃん達が気まずくなってるの、と、とりあえず

 

「お散歩行ってくるの」

 

ーーーーー

 

「逃げ出してしまったの」

 

エルナはただ『スパイは全てを疑うべき』と言いたかっただけなの、、、

 

「このままではマズイの」

 

ダンお兄ちゃんはずっと1人だったのに、最近お姉ちゃん達と仲良くなってきているの、このままだとエルナだけが1人ぼっちなの

 

「そもそも合流に遅れたのが良くなかったの」

 

列車は遅れるし、バスはパンクで動かなくなるし、

 

「不幸なの」

 

「お嬢ちゃんいい服きてるな、ブルジョワか?仲良くしようぜ」

 

ガラの悪そうな人達なの。でも、仲良く?する方法は気になるの

 

「仲良く?どうやって」

 

ナイフを出してきたの、やっぱり危ない人達なの

 

「力を見せればいいんだよ。ほら、仲良くしたくなっただろ」

 

多人数を相手にするのは苦手なの、、、匂いがあるの、悪い子を罰するための

 

「不幸」

 

「ん、どうした嬢ちゃん」

 

「おじさん、こっちでいいの?」

 

「お、おう。ほら仲良しになっただろ」

 

ーーーーー

 

ここなの、事故が起こるのは、でも行き止まりに来てしまったの。逃げ場が少なくなってしまったの。

 

「不幸、、、」

 

「本当に、エルナの人生はいつだってそうなの」

 

思わず名乗ってしまったの、でもおじさん達は気づいていないみたいなの。

 

「いつも見舞われるの、事故に、悲劇に、災害に」

 

「何言ってんだ、嬢ちゃん」

 

「でも、だんだん分かる。朧げに掴める。事故が起こる場所とタイミング」

 

「コードネーム《愚人》ー尽くし殺す時間なのー」

 

ーーーーー

「にゃー、レンガ落ちてった。さすがエルナ、フツー出来んじゃろ、後処理しといてやろ」

 

ダンはエルナが散歩に出かけた時から尾行していた。不幸体質だと聞かされた時からエルナに対処出来なさそうな危険に備えてついて行っていた。エルナは拳銃に手を伸ばそうとしなかったどころか焦る様子もなかった。エルナの実力を見るために尾行を続けていたが、事故でレンガを落として対処するのは想定外だった。去っていくエルナを見たところ、衣服が少し破れていた。万が一、衣服の切れ端から特定されてはマズイ、通行人を装って接触を図る。

 

「大丈夫ですかー?」

 

レンガを退ける時に切れ端は回収した。通信機も取り付けた。後は悪党の根城と証拠を掴んで軍に処理させるだけだ。最悪、証拠は作ってやればいい。

明日にでもどうするか考えよう、今日は疲れた、屋敷に帰ろ。

 

ーーーーー

やっと戻って来れたの、今日は散々だったの。悪い人に連れていかれそうになるし、事故に巻き込まれるし、

 

「ただいまなの」

 

「お帰りなさい、その服どうしたんですかエルナちゃん」

 

やっぱり、リリィお姉ちゃんは優しいの。お昼のこと謝りたいの。

 

「いつものことなの」

 

「そんな簡単に言われても」

 

そっけなくしてしまったの。なんとか仲良くなってやるの。その前にまず成果が欲しいの。

 

「明日の襲撃はエルナ1人でやるの、お姉ちゃん達はサポートに徹して欲しいの」

 

「え、、、大丈夫ですかね?」

 

心配かけてしまったの

 

「エルナちゃんは大丈夫じゃないです。俺様知ってます」

 

アネットやめるの、でも、、、声を出せないの

 

「エルナちゃんは不幸を呼び寄せるんです。事故災害のスペシャリスト、それがエルナちゃんです」

 

またなの、また変な目で見られるの、その前に

 

「それって大丈夫じゃないんじゃ、、、」

 

リリィお姉ちゃんが心配している声が聞こえるの

また逃げてしまったの、、、

エルナはダメな子なの

っ!ドアがノックされたの、こんな時間に誰なの?

ダンお兄ちゃんなの、衣装の修理と洗濯してくれるっていうの、屋敷に帰ってからあっていない気がするの、不思議なの。まずはダンお兄ちゃんから仲良くなるの。頼ってもらえるようになるの。

 

「エルナ1人でもできるの」

 

またきつい言い方してしまったの、やっぱり無理なのこれじゃお兄ちゃんにも嫌われてしまうの。

 

「まぁ、無理にとは言わんが疲れてるじゃろ。明日もあるんだし、やっといちゃるよ。部屋の外いるから、もっといで」

 

「お願いするの」

 

や、やっと会話できたの、優しいの。明日の襲撃の相談をしたいの。

 

「もう夜遅いから、さっさと寝なー」

 

ダンお兄ちゃん行っちゃったの。もう少し会話できたら良かったの、エルナは本当に

 

「不幸、、、」

 




お読みいただきありがとうございます。

No time to 退、読みました。さすが原作ですね。鳳のお話は減っていくのは悲しいです。
ネタバレしたくないので、もう少し時間開けて感想話しますね

エルナ回でした。基本独白、たまに声に出てしまう感じで書いてました。エルナは書きやすいんですよね、なんでだろう?コミュ障とか似てるのかな、、、

変なことを書いてしまったの、不幸、、、

高評価ありがとうございます、感想お待ちしています。
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