基本0時投稿を目指してますが、もしかしたら投稿できない時があるかもです。
1時をすぎても投稿がなかったら、お休みさせていただいてます。
昨夜、私は彼の部屋を訪れていた。
みんなには言っていないが、彼とは夜食を食べた後も話をした。彼には聴きたいことが多くあった。たとえば、なぜ、彼は今日唐突に指揮を取り始めたのかということだった。彼の返答は『先生に降参と言わせたいから、ちょっと本気を出そうかにゃーって』とふざけた感じで言っていたが、実際のところ半分嘘だろうと思う。私にも自分で決めたルールがある、私は彼を色仕掛けで手下のようにしてやろうと考えていたが、自分の特技は絶対に使用しないとは決めていた。それは人の心を見透かし、何を望んでいるか把握するというものだった。私はそれを仲間には使用しないと決めている。しかし、彼は先生を倒すために、自分にも襲撃をかけてほしいと頼んできた。私が何をしてもいいのか尋ねると、先生にやるように遠慮なく頼むということだった。今は今日の襲撃にに備えるために他の少女たちには伝えていないが、今日の反省会時に伝えるつもりだ。私は昨日それを伝えられた時、早速特技を使うことにした。
「ねぇ、先生にやるのと同じように襲撃してほしいって本気?」
「あぁ、自分たちは責める時のことを考えすぎていて、攻められる側のことはあまり理解できていない。まずは相手がどのように考えて対処するかを知らないと、無意味な襲撃をしかねない」
「本気なのね、目を見て答えて」
「本気だよ、その代わり怪我しないように、ある程度の本気でね」
彼が言いたいことは理解できる。盗聴器に気づかれないように特技は使用しすぎるなと言ったところだろうか、ある程度と言った。つまり、少しは使っていいということだ。そして、彼が私の目を見るように誘導できた。本来の来た理由とは逸れるが、彼を手玉に取ることはできそうだ。
「わかったわ、こちらもある程度本気を出してやるわ、その代わり何かわかったら教えなさいよ、それと、あなた、普段退屈しているみたいね、私がなんとかしてあげましょうか?」
「なら、襲撃をかけてくれ」
「違うわよ、あなた、現状に退屈していて、痛みを欲しているのかしら。私なら満たしてあげるわよ、どんなのが望みなのかしら?ムチとかはどうかしら?」
「は? 何言ってんの?」
「あら、恥ずかしがらなくてもいいのよ、あなたのことを理解して叶えてあげようとしているだけだから」
「ふーん、なら本質を理解できてないね」
「えっ、どうゆうこと?」
「今はどっちでもいいじゃん、襲撃の件たのんだよ」
「ねぇ、ならいくつか教えて、あなたの戸棚にあるカフェイン製剤と睡眠薬は何?先生に使用しているところを一度も見たことがないのだけれど、、、」
「うーん、答える義理はないんだけど、まぁ面白いことがわかったし、まぁいいよ。あれは自分で使ってるの」
「眠れないってだけなら、カフェインまで必要ないわよね」
「そうだねー、なんでか考えてみそ、そうしたら、自分のことを理解できるかもねー」
彼はそう言って私を部屋から追い出した。私が色仕掛けをしているのに彼の反応が芳しくないのはやはり気に食わない。ダンもやはり男だ。グレーテと夜に外であっていたのだ。きっと欲望を隠し持っているに違いない。彼のことはよくわからない。だが、彼の片鱗は捉えた。気がする。彼はおそらく技術はあるのだろう。きっと『灯』に必要となってくるだろう。そういえば、彼が本気を出し始めたのはグレーテと会っていた次の日からだった。何か理由が?やはり偶然か。
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わたしは今日の襲撃は失敗すると思っています。なぜなら、この天才リリィちゃんは裏切っているからです。先生が『味方に裏切り者がいる場合も想定される、その訓練をするのに手伝ってほしい』とおっしゃられたのです。当然、私はしぶりましたが、先生が、報酬としてこのフィナンシェをやろうと、お願いされたので、仕方なーく裏切ることにしたのです。決して先生のお菓子に釣られたとかではありませんよ。仲間のためを思って嫌われ者を買ってでる、リーダーの鏡です。私は昨日の夜先生に大方の襲撃の形式を伝えました、先生曰く情報が漏れている可能性を考えるようになってほしいとのことです。ご褒美としてフィナンシェをいただきました。やはりあのフィナンシェは絶品です。バターのコクがしっかりと感じられ、ほろりとした口溶け、、、思い出したら食べたくなってきました。みんなにバレないようによだれを拭きませんと。そういえば、昨日、ダンさんが夜食を振る舞われたそうです。時間的に先生に報告していた時です。フレンチトースト是非食べたかったです。さて、そろそろ時間ですね、襲撃に備えましょう。別に食べ物のことばかり考えていたわけではないですよ。
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昨日、ティアには参加しないと言ったが、ダンは屋敷の外にいた。木の上から銃を構えて浴場に狙いをつけている。彼はクラウスと一騎討ちをするつもりだった。面白いことが昨日分かったからだ。裏切りを考慮した作戦、クラウスの裏をかけたつもりだ。怪しく思われただろうが、彼を実力で上回れば問題ない。そのための布石は打ってある。
「コードネーム『夢現』ー刺激的に爆ぜる時ー」
お読みいただきありがとうございます。
フィナンシェとマドレーヌの違いがわからない。何度書き間違えたか、、、
リリィちゃんは食べ物に関しては純粋なアホであってほしい。
馬鹿は悪口ですが、アホは褒め言葉です。多分知らんけど