夢うつつのスパイ   作:駄雀

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投稿遅くなりすいません、テストが終わったり、ゆっくり寝たり、旅行の予約を焦ってとったり、物語の進め方に悩んだり、ゲームをしたりしている間に時間が経ってました。怖いね、、、


Case.8 誓は誤解を招いて

「なんでここまでして、負けんのー?」

 

先生には一瞬で負けた。正確には降参させられたと言ったところか、、、

 

ーーーーー

 

「先生、撃ってこないのー?」

 

ダンは近距離でガントレットを打ち込む、先生は銃を利用して攻撃をいなしていく。

重い一撃を叩き込めばそれだけ大きな隙を生み出す。そしてその隙を見逃してもらうことはない。軽い連撃は現状維持にしかならない。

 

クラウスは発砲することはできなかった、不可能任務が近いため怪我をさせてはいけないという思いだけでなく、生徒に銃口を向ける気にはなれなかった。

 

どちらも決定的な一打に欠けている現状だった。どちらかが仕掛けるしかないならば、

 

「こっちから仕掛けるしかないっしょ」

 

ガントレットから放つ連撃はいくら隙がないようにしていると言っても片手で受け切ることはできない。なら、手に爆弾を持って連撃を叩き込む、そして爆弾が破裂する前に足元に落とし距離をとる周囲にまいたコイン型の爆弾まで含めるとその爆発により、場一体は足の踏み場もなくなるだろう。そのような場面においては一瞬の差で勝負が決まる。自分でその瞬間を見極めれるダンの方が圧倒的に有利になる。

 

(5、、、、4、、、、3、、)

 

「ところでこのお遊びにはいつまで付き合えばいい?」

 

「へ??しまっ、、、」

 

自身の爆弾を手放すタイミングが遅れたことを悟るこの状態ではよくて両方とも戦闘不能、場合によると、自分だけ爆発に巻き込まれる。自分の負けを悟る。

 

その瞬間、先生はダンの腕に手刀を落とす。腕が痺れる、手元の爆弾が落ち、、、

 

 

 

ーーーーー

 

「今回の襲撃、極上だ」

 

「あのタイミングで爆弾を銃で撃って自身から遠ざける。そんで、爆風を利用してあの場所から逃げるとかできるの?その上で自分も助けるとか、かっこ良すぎでしょ、降参です」

 

「お前が降参宣言をする、しかしなぜ短刀やガントレットを使用する、お前には合っていないように感じるが」

 

「それは、養成学校の教官が戦闘スタイルを見てヒットアンドアウェイなら、ガントレットの方がいいと、、、」

 

「ちなみに、今の戦い方を身につけたのはいつだ」

 

「それは、地元でいじめられていた時だから、、、10歳にもなっていなかった時じゃないかなー」

 

「教官はそれを聞かなかったのか?」

 

「まぁ、成果は出してたからなー」

 

「養成学校は何をしているんだ、、、」

 

「へっ、なんで」

 

「お前が身につけたのは筋力がろくについていなかった時だろう、戦闘スタイルそもそもの変化をすべきだったんだ」

 

「なら、どうすれば、、、」

 

「お前はその膂力を生かした攻撃をしろ、例えばーー」

 

ダンにとっては目からウロコのような指摘だった。これまで最適だと思っていた戦い方の問題点を論理的に指摘されただけでなく、十分納得いく代替案を出されたのだ。地面に膝をつき、改めて降参を告げる。

 

「なるほど、わかりました。改めて降参です。

不肖ダン、あなたを師事します。あなたの指示には全て従い、この命をあなたに尽くすと誓います」

 

「急にどうした」

 

「いえ、一つのけじめのようなものです」

 

「なら、わかった、だがその話し方はやめろ、気持ち悪い」

 

「とりあえず、師匠とお呼びしても?」

 

「やめろ」

 

「鞄持ちから始めさせていただきます」

 

「やめてくれ」

 

クラウスは天を仰ぐ、そして忘れてはならない少女たち

 

ーーーーー

 

「うーん、ここは浴場でしょうか」

 

毒耐性のあるリリィは睡眠薬から一番に目覚める。

 

「そういえば、先生に襲撃を仕掛けていて、そして失敗して、先生のを見てしまっ、、、」

 

リリィは失敗後の説教を思い出し、赤面する。横で寝ていたジビアとティアを起こす。

 

「ジビアちゃん、ティアちゃん起きてください、先生の襲撃に失敗してそれで、なんで寝ちゃったんでしょう?」

 

「うーん、どうしたの? リーダー?」

 

「それが、わからないんですよ」

 

「どういうことだよ、ってかなんで窓蹴破らられてるの」

 

「さぁ、わからないわ、でも外を見ればわかるんじゃない?」

 

「そうですねって、えーー」

 

「先生が裸で外にですって」

 

「そして、ダンさんが先生のまえで跪いて」

 

「先生が天を仰いでるわ」

 

「先生とダンさんで一体何を?」

 

「先生ってそっちだったの?」

 

リリィとティアは興奮して話している。

 

「お前ら、なんか勘違いしてるだろ、それより他のやつ起こしに行くぞ」

 

ーーーーー

 

「とりあえず、先生呼びにしろ、そして普段通りに話せ」

 

「了解、これからよろしくお願いするにゃー、先生」

 

「まぁ、それでいい」

 

「自分、このチームを裏切ることも殺されることも考えてるので、好きにしてください」

 

「それは、二重スパイという意味か?」

 

「もちろん、なんでも行うつもりだよ、必要とあれば」

 

「その覚悟受け止めた、ところで」

 

「なんでしょう、先生」

 

「服を着てもいいだろうか」

 

「すいません、先生」

 

「あと、あいつ達の誤解を解いておいてくれ」

 

「承知」

 

 

 




お読みいただきありがとうございます。

インスピレーションがスピスピしてきたので、投稿できました。戦闘シーン難しす、、、、
やっと、一巻の半分くらいです。
投稿ペースは落ちますが、失踪はしません。絶対に
ぷぷっ、R18ルートみんな欲しいんですねぇ、よし描くぞー(同時にこっちも進めますが)

高評価ありがとうございます、感想励みになります。アニメの方は来週から二巻ですね、楽しみだー

駄雀でした。
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