夢うつつのスパイ   作:駄雀

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原作よりも教室することを目指してます。


Case.9 少年と少女ズ

 

襲撃後の反省会にて

 

「ああああああああぁ、どうして勝てないのよおぉ!」

 

「あ〜、私先生のばっちり見てしまいました」

 

「なぁ、次はわたしに指揮を取らせろ、ぜってぇうまくやっから」

 

「それよりもやっぱり情報収集っすよ、、、そうじゃないと怖いっす」

 

「情報収集といえば、ダンさん、先ほどティアさんから聞かされた話は本当でしょうか?ダンさんとボスが恋仲であると」

 

「やから誤解やって、先生には襲撃に負けただけだって。」

 

「では、ボスが露出魔であるというのは?」

 

「みんなが浴場で襲撃するって聞いたから、武器なしの状態で勝負できるなら勝ち目あるかなぁって屋敷全体に睡眠ガス仕込んで先生には外に出てきてもらった」

 

「ほっ」

 

「ほっ、じゃねーよ。なんで私たちまで巻き込んでんだよ」

 

「いやぁ、降参させたら許されるかなぁって思っちゃった、テヘッ」

 

「随分とコケにしてくれるじゃない、そういえばまだみんなには言ってなかったわね、彼も襲撃をかけて欲しいそうよ、なんでも襲撃される側の気持ちも知っておく必要があるって」

 

「ふーん、面白そうだね、僕は賛成かな。先生には負けっぱなしだし」

 

「俺様、賛成です、舐められてると思います」

 

「「「「「「「「なら、一斉に」」」」」」」

 

ティアに伝えていた、襲撃をかけてもらうという旨は悪意もあるタイミングで悪意を持って伝えられた。それに伴って少女達はダンに一斉攻撃を仕掛ける。

Q.モンスターハウスに入ってしまいました、どうしますか?

A.通路に逃げ込んで各個撃破

 

ダンは真上に閃光弾を投げ、銃で破裂させる。失明されても困るため、そこまでの光量は仕込んでいない。目的としては怯ませること、そして爆弾を使用することをチラつかす。

 

少女達は閃光弾に怯みながらもダンを囲もうとする。

 

「にゃー、自分も舐められてるみたいだね。一応、ちゃんと強いんだよ」

 

「でも、クラウスさんには負けてるよね」

 

「生意気、躾けてやる」

 

ダンは煽ってきたモニカに反論しながら次の爆弾を足下に放つ。爆弾からは煙が放出され、部屋を覆っていく。

 

「あれは毒ガスです。みなさん吸わないでください。」

 

「同じ手にかかるかよ」

 

少女達は煙から距離をとる。少人数の包囲網の弱点は互いの距離を一定以下にしておかなければ間を抜けられてしまう。

 

「ほら、すぐに隙間ができる。あと、今からワイヤー仕掛けても他の人がかかるだけだよ」

 

ダンは少女達の間を抜けて扉を目指す。さらに追加でワイヤーを仕掛けておく。

 

「のーー」

 

「ほら一人かかった。廊下で相手してあげる、刺激的に頼むよ」

 

エルナはトラップにかかったようだ、流石不幸、、、南無

廊下なら8対1は避けることができる。

愛用の短剣を用いて峰打ちで圧倒していく。丸裸のクラウスに負けたとはいえ、ダンはかつてギードとタイマンをしたことがある実力者だ。ただ一人の少女を残して全員を気絶させる。

 

「ふーん、なんだかんだ言っても強いんだね」

 

「言ったじゃろ、躾けてやるって」

 

「他の子を倒したからって僕を倒せるとは思わないでね」

 

「どうせ、落ちこぼれじゃろ」

 

「僕は本気を出してなかったからね、それをいうなら君もでしょ」

 

「戦闘に関してはトップだよ雑魚が」

 

モニカとの戦闘が始まる。

 

ーーー

 

室内では僕の方が圧倒的に有利だ。鏡を利用すれば、彼が後ろで何かしようとしても確認することができる。僕の特技は『盗撮』。特技と言ってはお粗末なものだし、有利にはならないため誰にも言っていない。ただ明確な弱点があった。これまでは気にしていなかったが、彼の使用した閃光弾、あれは厄介だ。投げた鏡を利用して情報を集める僕にとって多大な光は想定以上の威力をもたらした。彼が気付いていなければいいが、明らかな隙を生み出してしまう。とれる対抗策としては閃光弾が破裂する瞬間確実に彼は目を閉じるだろうから、それに合わせて自分も目を閉じることぐらいだ。ブラフをかまされれば負け、明らかに不利な状況だ。

 

「だけど、文句を言ってられないよね」

 

「どしたー降参かにゃー?」

 

「君がする、の間違いじゃない?」

 

「腐れ」

 

まずは手合わせだろう、爆弾を使用せずに短剣だけで始まる。彼の戦闘は一度見たことがある。癖はなんとなくわかる。広範囲の視覚を用意できるため、爆弾を使用しない状況だけなら勝てる。許されるなら、短期決戦で勝負をつけたい。

 

二度短剣を撃ち合わせる。彼はやはり守り気味に戦う。何度か短剣を使用する時を観察していた。ダメージを蓄積させることは可能だが、決定打を与えることだけは難しい。そして、彼の体力はとてつもない。そもそも、普通の人ならば何度も自爆をしない。

防御しながら戦い、相手の疲れや隙に応じて一撃で沈める。例えるなら、タフネスなアサシンといったところか、、、

彼は左手をガントレットに変更する。ガントレットに変更したということは爆弾を使用するということだ。左手をカバンの中に入れコイン型の爆弾を取り出す。本来正面から敵対しているのならばカバンの中身をみることはできないが、モニカは投擲した鏡で上部からの視覚を確保し、彼がどの爆弾を取り出そうとしているかを察知する。閃光弾と普通の爆弾、ならば距離を取るか?否、引こうとした瞬間に詰め寄られ、敗北するだろう。どちらが閃光弾かわからない、そしていつ破裂するかわからない以上、光を浴びるわけにはいかず、爆弾も受けれない。ならば目を瞑りながら弾き、瞬時に距離をとる。距離がある段階で破裂すれば、被害は少なく建て直せる。距離がないならば、先に弾いて仕舞えばいい。

ダンが投げた2枚のコインを観察し、軌道そして、タイミングを計算する。そして、弾く、、、、

 

ーーーーー

 

「にゃー、まだまだ甘いにゃー、始めに閃光弾弾けさせた時に動き鈍ってたのわかったのに。気付いてないふりしててよかったー」

 

モニカは閃光弾がいつ破裂するかわからないため、コインがある程度近づいてからずっと目を閉じていた。それが敗因となった。

ダンは格上相手には自爆して突っ込むが、それを抜きにしても十分早く動ける。モニカはその想定が甘かった。実際はコインは破裂させずにモニカの横に落下した。

 

 

ーーーーーー

 

「というわけで、十分強いのは理解してもらえたよねー、なので戦闘訓練をテキトーにやります。」

 

「テキトーなんですね、、、」

 

「庭でやるから、各自指定された時間に来てねー」

 

「でも、この予定じゃダンの休息がなくなってしまわない?」

 

「んー、寝る時間は確保してるし、大丈夫よー」

 

「あたしは賛成だぜ、先生を降参させるのにはさらに技術は必要になる」

 

「俺様、ダンさんの技術学びたいです」

 

「そうそう、作ってもらいたい武器何種類かあるから、お願いできる?」

 

「俺様面倒なので拒否します!」

 

「自分の技術全部教えちゃるから」

 

「あと一声ほしいです!」

 

「なら、牛乳プリンでどう?」

 

「俺様引き受けます」

 

「そういえばダン、この際だからはっきりさせましょう、あなたの恋愛対象は女性でいいのよね?」

 

ティアの質問によって広間は沈黙が訪れる。

 

 

 




お読みいただきありがとうございます。駄雀です。

更新遅くなりすいません、お気に入り登録が徐々に増えてきて驚いてます。
これでまだ、Case1から3日も経ってないってマジですか?幕間の小話集のアイデアはたくさん浮かぶのに、本編が進まないから書けないという、、、ね、、、どうすればいいんじゃろ
もしかしたら、不可能任務前に一度小話集入れるかもです。

誤字報告助かります。おい、word仕事しろ、、、

アンケートご協力いただけると助かります

戦闘シーンいりますか?

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  • モットモット欲しいよー
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