朝日の差し込む部屋。
俺は、寝癖がついた頭を掻きながら、ベッドから降りた。
「「あぁ。眩しいな。でも、今日は、休みだしな。」」
そう考えながら、カーテンを開ける。
徐に、携帯で時刻を見る。
「「うーん、9時かぁ。しかし、やることないな。目も冴えたしどうしようか。」」
なにをするか考えていると、部屋の戸が開いた。
「おお、起きてたか。まだ、寝ててもよかったんだぞ?」
「あ、父さん。いや、目が冴えちゃったし、起きるよ。1日寝れば、疲れもとれたし。」
首を鳴らしながら、返事をした。
「そうか。俺は、仕事があるからもう行くけど、朝ご飯は出来てるからな。」
「あぁ、わかった。」
出て行く流夜を見送りながら、言った。
「「ふぅー。しかし、どうすっかなぁ。とりあえず、ご飯食べるか。」」
俺は、下に降りた。
俺は、テーブルにある朝飯を食べ始めた。
ムシャムシャ。
「「うーん、なにしよう。休みってこれといってやることないよなぁ。前までなら、天界で練習に励んでいたからなぁ。」」
まだ、食べ続ける。
ムシャムシャムシャムシャムシャムシャ。
15分後。
ムシャムシャムシャムシャ。
30分後。
ムシャムシャ...ムシャ..。
1時間後。
「ムシャムシャ....って!どれだけ食っても全然なくなんねえじゃねえかよ!父さんは馬鹿か!こんなに食えるわけねえだろ!」
俺は、まだ、3分の1ほど残ってるご飯に箸を叩きつけた。
そのあと、居間の床に屍の様に、倒れた。
......................。
3時間後。
「「.........うぅ....んん?うぅ〜ん、ん?あれ?ん?俺、寝ちゃったのか?」」
俺は、眼を擦りながら、起き上がった。
時計を見た。
「「12時半かぁ。昼だな。どうすっかなぁ。とりあえず、家から出よう。飯無いし。」」
俺は、服に着替え家を出た。
♦︎街にて♦︎
「「うーん、最近ずっと練習ばっかだったから、街とか来なかったなぁ。いろんなもの増えたなぁ。」」
挙動不審なくらいキョロキョロ周りを見ながら歩く。
ただただ、歩く。
「「うーん、仕方ない。ラーメン屋にでも入って適当にすませるか。」」
ガラガラ。
「いらっしゃやせー!」
俺は、暖簾をくぐると同時に店員の声が飛び交う。
俺は、フラフラッと、席に着く。
「何になさいますか?」
「あ。醤油で。」
そこにあった、メニューに書いてあったのを見ながら、返事をした。
「「このあと、とりあえず、ここら辺の店でも。」」
そう考えてると、「へい、おまち!」と店員がラーメンを置いた。
ズズッ、フゥーフゥー、ズズッ、ごくん。
「「おお!このラーメンうまいな。ダシもいいし、当たりだな。」」
そんな、くだらないことを考えながら、ラーメンを完食した。
「ありがとうございましたぁ!」
俺は、会計を済ませて、再び暖簾をくぐった。
「「というか、飯を食う以外で、俺は外で何かすることないからな。ブラブラしてるかな。」」
俺は、何かに取り憑かれたように、フラフラ街を歩く。
「「うーん。デパートとかも多くなったなぁ。とりあえず、よってみるか。」」
俺は、興味本位で入った。
♦︎デパートにて♦︎
「「うっわぁ!ひっろ!なんだこれ!すげえ!」」
俺は、ポカーンと口を開けながら、思う。
行き交う人が、俺のことをチラ見をしている。
「「なんか、見られてない気もしないが、気にしなくていいや。」」
周りを気にせず、歩き始めた。
1時間後。
「「............。普通の人ってなにしてんだろう.......。」」
げんなりした様子で、ベンチに腰をかけた。
「「なんか、独り行き遅れた人感満載だな。人じゃなくて、神だけどさ。」」
ぼーっとして、考えていると、不意に声がかかった。
「あれ?天王寺くん?」
「あ、ほんとだ。天王寺だ。」
2人の男女に声をかけられた。
「「ん?あ、クラスの人達だ。」」
「へぇ、優等生の天王寺くんも、こういうところに来るんだね。」
「そうだよ、てっきり、家でずっと勉強なのかと。」
少し、笑いながら言った。
「いや、別に、優等生ってわけじゃないし、勉強だってしてないよ。」
「「練習なら毎日してたけど。」」
そんなことを思いながら、苦笑いしながら言った。
「えー、でもめっちゃ頭いいじゃん!天才なの?」
「まぁ、お前は頭悪過ぎるだろ。」
「はぁ?あんたには、言われたくないから!」
「いや、別に天才じゃないよ?それに、人の価値は頭の良さだけじゃないしね。」
2人を宥めるように、言った。
「人が良過ぎるよ!天王寺くん!君は神様に匹敵する優しさだと思うよ!」
膝をついて、祈りを掲げるように言う。
「「いや、ほんとに神なんだけどね。」」
俺は、苦笑して、思う。
「てか、もう行くよ!」
「お、じゃあ、またな、天王寺くん!」
手振りながら、去っていく2人に、手を振りかえした。
「「フゥー。なんか、無駄に疲れるな。」」
大きくため息をつく。
上を見ながら、ボーッとする。
...............。
「「何のために俺来たんだろう.....。帰るか。」」
ベンチから立ち上がり、入り口へ向かう。
♦︎外・駐車場前にて♦︎
ウィーン。
「「はぁ、結局なんの意味もないまま、2、3時間もいたよ。」」
そんな、無駄なことをしたなぁと考えながら歩いていた。
ザワザワ。
「「ん?人が集まってる。事故かなんかかな?」」
「あの、どうしたんですか?」
俺は、覗き込むように隣の人に尋ねた。
「あぁ、なんか、肩にぶつかってきて謝れとかなんとか、言い合いになってるらしいですよ。」
「はぁ、そうなんですか。」
溜息をする。
「「なんで、そんなことで喧嘩なんかするんだよ。」」
そこには、男2人と女1人がいた。
「おい、てめぇ!女だからって調子乗んなよ!てめぇが肩にぶつかってきたんだから、謝れや!」
「はぁ?別にわざとじゃないのに、なんで私が謝らなきゃいけないの!」
「はぁ?わざとじゃなくても、悪いことしたら謝れよ!」
かなり、くだらないことで言い争っている。
「「うーん、あれは出て行って止めるほどのことか?」」
思い悩んでいる。
そうしていると、男の1人が「おい!」勢いよく言った。
「てめぇよ!一体、何様のつもりなんだよ!」
「神様よ!」
..........?
「「今なんて言った?あいつ今、神とか何とか......。あれ?」」
思考をフル回転させ、考えている。
「はぁ?神様?馬鹿かよ!そんなのいるわけねえだろ!」
「あんたらが頭悪いようだから、本物を見せてあげる!この聖なる剣で!」
女が、手を上げて、何かをしようとしてる。
「「ったく、なんで、揉め事が多いんd.....ん!?聖なる剣!?」」
その、直後女の手にどこからともなく光る剣が現れた。
「全てを覆う聖なる剣、聖剣エクスカリバー!」
「な、なんだよそれ!?おい、俺らを殺す気かてめぇ!?」
「「なっ!?あんな剣振り回すなよ!」」
「この聖なる剣で制裁を受けよ!」
「「なにやってんだ、あいつ!?って、周りのやつらも動かないし!仕方ないな。」」
怯えている男2人の前に割って入った。
シュッ!
バキーーン!
振りかざされた剣は、光の鎧のような盾のようなものに弾かれた。
「なっ!?」
「ひっ!」
「「フゥー、危なかったぁ、あのままだったら。」」
一息ついて、俺は、彼女に少し怒り気味の声で言った。
「おい!自分の意思で、人間を傷つけて、いいと思ってるのか!それに聖剣なんて以ての外だ!危険すぎる!」
まだ、怯えている男2人の前に立ち、さらに続けた。
「その聖剣...戦略と知恵の女神だな。もう少し考えろ!」
「なっ!?なぜ、私のことを!?何者なの、あんた!?」
彼女は驚いたように、言った。
「あのなぁ、俺はーー」
と、言いかけた時に遠くから声が聞こえてきた。
「あのぉ、ここらへんで、喧嘩があったと、駆けつけて来たんですが。」
警察が来た。
「「やっべ!?事情聴取とかされたらまずい!」」
「俺は、天王寺聖夜だ!お前も、早く行かないとまずいぞ!今度から気をつけろよ!」
俺は、その場から、一目散に逃げた。
「なんなの、あいつ...。天王寺聖夜...。」
彼女は、つぶやくように言い、その場を去った。
まだまだ、下手くそですね。