デート・ア・ストラトス   作:ミステリーフード

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活動報告でアンケートをやっているので、出来れば協力お願いします。

学校が始まって忙しくなり、これからも11月位まで忙しくなります。


第三話

クラス代表を決める際にひと悶着あったが、その後は特に何もなく授業は進行していった。一夏は授業で分からないところや疑問に感じたところあれば休み時間に山田先生に質問をしていた。その都度懇切丁寧に教えてくれるので、一夏の中で山田先生の評価はうなぎ登りに上がっていった。そんなこともあり、昼休みの時間になったので、一夏は数人のクラスメイトと一緒に食堂にいた。

 

「わぁーいろんな食べ物がある~。どれ食べようかなー♪」

 

一夏は上機嫌になっていた。元々食べることが好きな一夏にとっては世界中の料理が食べられるIS学園の食堂は正に天国のように感じられた。

 

「お~つっきーってば、すっごいいい笑顔してるよー」

 

そう言ったのは、袖がかなりブカブカの制服を着たのほほんとした少女だった。

 

「いや、こんなにあったら迷うよー」

 

一夏は、こののほほんとした少女、布仏 本音と仲が良い。どうやら本人と彼女の主である少女が一夏のファンのようで、休み時間にお喋りした際に仲良くなった。

 

「お、こっこれは……」

 

一夏はとあるメニューを見ると、一目散に食券を買ってカウンターに走っていった。

 

「何頼んだの~?」

 

全員が頼んだものを受けとると、最初に行った一夏が合流した。

 

「むっふっふー、じゃーん!デラックスキッズプレート♪」

 

そう言ってお子さまランチを自慢気に見せた。クラスメイト達は微妙な笑顔をしたが、一夏の笑顔を見て

 

「「「「かっ可愛い!」」」」

 

一夏に抱きついた。

 

「ちょ、危ないって!早く食べないと授業に遅れるよ!」

 

もみくちゃにされながらも、一夏は空いている席に着いた。織斑と篠ノ乃がいる方が騒がしかったが、楽しい昼休みを過ごした。

 

 

 

 

 

初日の授業が全部終了し、放課後になっても一夏は教室に残っていた。午後の授業の際に、織斑に専用機が用意されるなどの話があったが、別段何事もなく終わった。

 

「あれ?五河さん、どうしたんですか?」

 

教室に残って新しい曲のチェックをしていると、山田先生が話しかけてきた。

 

「やまぴーお疲れ様で~す。そうだ、聞きたいことがあるんですけど」

 

「やっやまぴー?それで、聞きたいことって何ですか?」

 

「歌と楽器の練習が出来る所ってありますか?あと部屋で練習出来ますか?」

 

「楽器の練習は音楽室を使ってください。多分放課後は部活動の人達がいると思いますが、そこは交渉してくださいね。歌は防音設備のある設備が空いているので、そちらでお願いします。消灯時間の後は部屋での練習になりますけど、部屋は一応防音なので、同居者の許可があればいいですよ」

 

その後、規則について話し合い、部屋の番号を聞いて、部屋に向かった。

 

 

 

 

 

 

「え~と、1030って何処?」

 

部屋に向かった一夏は迷子になっていた。元々迷子になりやすく、知らないところには一人で行かないので、寮までの短い距離で迷子になってしまった。

 

「え~と、此処って整備室かな?」

 

一夏がたどり着いたのは、整備室だった。中を覗いてみると、一人の生徒が泣いていた。その生徒は水色の髪で眼鏡をかけていて、どこか気弱そうな雰囲気だった。

 

「どうしたの?何で泣いてるの?」

 

「……貴女には関係ない」

 

「ん~、でも気になるから。多分話せば楽になるよ?」

 

「……分かった。私の部屋は1030だから」

 

「あっ私と同じ部屋だ!これからよろしく♪」

 

そう言って、一夏はその生徒に着いていって、無事に部屋にたどり着くことができた。

 

 

 

 

 

 

一夏は部屋に着くと、荷物の整理を始めた。荷物は士道がまとめたので日用品などの必要最低限のものと、自分の仕事で使う書類や楽器が入っていた。

 

「そう言えば、貴女は何で整備室にいたの?」

 

一夏は本題にはいった。少女は躊躇いながらも話してくれた。

 

・姉がいて小さい頃は仲が良かったが、今はあまり良くないこと

 

・姉よりも劣っていると周囲から言われていること

 

・代表候補生になって専用機を手に入れたので、姉を見返そうと思った矢先に、専用機の開発が打ち切られたこと

 

・その原因が織斑に有ること

 

それを聞いた一夏は呆れた。

 

「あ~それは腹立つねー。……ねえ、お姉さんを見返したい?」

 

「勿論!」

 

「じゃあその専用機の開発を手伝っていい?」

 

「え!でも何で?」

 

「お姉さんを早く見返したいでしょ?それに一人で作るとクラス対抗戦やその他のイベントに間に合わないよ?」

 

少女は少しの間迷ったが、承諾した。

 

「でも何で手伝ってくれるの?」

 

「君の話と私の過去がちょっと似ていてね、それで私のようになって欲しくないからかな」

 

一夏はそう言うと一瞬暗い顔をしたが、すぐに元の顔に戻った。

 

「おお、そう言えばまだ自己紹介をしていなかったね。五河 一夏、月野 夏織の名義で歌手をしています。一夏でも夏織でも好きに呼んでね♪」

 

「え!あの月野 夏織!……更識 簪です。後でサインください」

 

「おお~君がのほほんさんのご主人様か~。じゃあ昼休みと放課後に作業して対抗戦までに完成させよ♪」

 

「でも……確か一組なクラス代表を決めるために試合があるって噂だけど?」

 

「それは早朝に練習するから。簪さんは気にしないで」

 

その後も、部屋で歌や楽器の練習をしていいか、専用機がどういった状態なのか、など話し合ってその日は終了した。

 

 

 

 

 

そして、練習や手伝いをしながらクラス代表決定戦の日になった。




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