グチャッ!!
鈴仙の体を貫く鉤爪。
鈴仙「カハッ!か、鹿島、、、さん、、、。」
鹿島?「アハ♪スゴイスゴーイ!まだ生きてる!面白いオモチャ!」
子供のようにはしゃぐ深海棲艦のような鹿島。
カーンカーン
そんな鹿島の背後から鐘の音が聞こえ人影が現れる。
?「喧嘩ハ、良クナイヨ。」
その人影はそう言って手に持っていた鎌のような鍬のような鈍器で鹿島を殴る。
だが、、、。
キーン
鹿島は金属の様に固かった。
鹿島?「アハ♪新しいオモチャだぁ!!」
左手で振り払う。それだけでその人影は壁を貫通して吹き飛ぶ。
デイビット「放しやがれぇぇ!!」
駆けつけたデイビットのタックルに鹿島は耐えきれずよろける。
鹿島?「痛いな~。また新しいオモチャ?」
クリス「レオン!『クレア』!『ジル』!『レベッカ』!準備はいいか!」
クレア「えぇ!出来てるわ!」
ジル「全く助けたい相手に銃口を向けるなんてね。」
レベッカ「いつものようだけど、、、。今回は違うか、、、。」
レオン「あぁ、泣けるぜ。」
ドーーーーン!!!
窓側の壁が破壊される。
ネメシス『大人しくしろ!完全に包囲されている!!』
ゾンビA「そうだそうだ!
ゾンビB「はーなーせー!」
ゾンビC「HA☆NA☆SE☆!!」
ウェスカー「まさか、深海棲艦になるとはな。だが、不自然だな。そう思うだろ?『エイダ』。」
エイダ「えぇそうね。一週間もの間何もなかったのは不自然すぎるわね。」
ドーン!!
今度は天井が破壊される!!
?「鈴仙を!」
?「放せえ!」
?「くそがぁぁぁ!!」
杵を持った少女、燃える少女、ただ単に力ずくに殴りかかる少女。
三人の力で鹿島の右腕は破壊される。
鹿島?「あああ、、、ああああああああああああああああああ!!!!痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!オモチャのくせに!!オモチャくせにぃぃぃぃ!!!」
物凄くいたがっている鹿島。
だが、右腕は既に再生していた。
霞「ど、どうなってるのよ!これ!」
電「色々とぐちゃぐちゃなのですぅ!!」
廊下の先から霞と電の声がした。
鹿島?「、、、アハ♥️」
鹿島は声のした方を向く。
さらに、左腕には艤装が展開されている。
ウェスカー「まずい!!その砲を撃たせるなぁ!!」
クリス「言われなくとも!」
クリス達が一斉に発砲。
ゾンビ達も捨て身で特攻していく。
だが、鹿島の感心は向かない。
鹿島?「
ドーーーーン!!!
ドーーーーン!!!
ドーーーーン!!!
ドーーーーン!!!
何発も砲撃する鹿島。
壁の先は見るも無惨。瓦礫に変わっていた。
鈴仙「霞ちゃん!!電ちゃん!!ガハッ!」
?「鈴仙は大人しくしてて!!」
?「てめぇ、、、いい加減にしろやぁ!!」
白髪の少女の燃える蹴りが炸裂する。
だが、鋼鉄ように固い鹿島には効かない。
エイダ「ウェスカー!これを!」
クレア「お兄ちゃん!」
レベッカ「レオン!」
ウェスカー「ちっ!これは使いたくないが仕方ない!!」
クリス「さすがにこれなら!」
レオン「これでダメならどうしろって言うんだよ!」
ジル「みんな!避難して!!」
ジルの合図で各員逃げる。
ウェスカー、クリス、レオンが持つのはロケットランチャー。
3発のロケットランチャーが発射される。
ドーーーーン!!!
ドーーーーン!!!
ドーーーーン!!!
3発のロケットランチャーが爆発するのだ。
近くにいた三人にも被害がでる。
ウェスカー・クリス・レオン
ゾンビA「殺ったか!」
ネメシス『バカ!お前!!それは!!』
バカなゾンビの発言により三人の決死のロケットランチャーが無駄になる。
そう、意味がなくなった。まぁ、どちらにしろ結果は変わらずだった。
鹿島?「アハ♪アハハハハハ!!花火?花火だよねぇぇ!!キレイじゃなかったけど!もっともっと見せてよぉ!!」
ネメシス『あれの何処が花火だ!?それにしても遅い!紅は何をして、、、。』
ネメシスは見てしまった。
霞「起きなさいよ!このクズ!!起きなさいってば!!」
電「起きてくださいなのです!!なんで、電なんかを、、、。」
泣く霞と電。
倒れ血を流し意識を失っている紅と蒼。
ネメシス「、、、。S.T.A.R.S.!!」
レベッカ「え?ネメシス?なんで叫んで、、、。もしかして、、、。試作品だけど!受け取って!!」
レベッカが投げたのは小型の機械。
霧の森では話すことが出来ない
その
身体の何処かに着けておくだけで普通に話すようになる機械だ。
ネメシスはそれを受け取り取り付ける。
ネメシス「、、、。ゾンビ共!お前達は怪我人を運べ!!八意先生もだ!!あの人はぐちゃぐちゃになっても再生出来る!!持ってけ!!残りの奴らも逃げろ!!ここはこの俺だけで食い止める!!」
デイビット「ネメシス、、、。お前だけ残せるか!!俺も残る!お前らは逃げろ!!」
ジル「二人だけじゃ、、、。わかったわ、、、。みんな!逃げるわよ!!」
エイダ「残念だけど、、、それしかないわね。」
?「クソが、、、。」
みんな逃げて残るは鹿島、ネメシス、デイビット。
ネメシス「お前にも逃げてほしかった。」
デイビット「お前が見せた男気、、、。そんなの見せられて逃げるなんてこと出来るか。そもそも、逃げる気は元からなかった。鹿島を助ける。その為の時間稼ぎだ。俺達が出来るのは!」
ネメシス「ならば行くぞ。たった二人の最前線だ。」
鹿島?「アハ♪どうやって遊ぼうかな?アハハハハハハハ!!」
鹿島の姿は更に恐ろしくなっていた。
背中から生えている新たな二本の長い大きな腕。
更に肥大化した右腕と角。
恐ろしい口のある尾は九本に増え砲まで付いている。
鹿島?「アハ♪壊す、、、。コワスコワスコワスコワスコワスコワスコワス!!、、、。コワレロヨ、ヒューマン!!」
1ヶ月程前
鎮守府応接間
前任「ほう、これが、、、。」
?「えぇ、これが私が開発した薬でございます。効果は服用した者をまるで人形の様にしてしまいます!勿論、人形は動きませんので動かす時はご自身で。そして、服用した者は動けず意識はあるのに何も出来ない!声を発するどころか表情を変えることすら出来ない!最後には薬を服用せずとも動かぬ人形になりますよ。」
前任「ん?それは死んだと言うのか?」
?「いえいえ、死んでしまえば冷たくて抱けたもんじゃないでしょ?ちゃんと生きておりますので。そうして貴方が望んでいた自慰道具の完成ですよ。」
前任「ふふふ、いい仕事をするな!たまには一人でしたくなるものだ!よし!では、代金を。」
?「いえいえ、初回は頂きません。2ヶ月後にまたお伺い致しますのでその時に感想と共に頂ければ。」
白衣を着た男は応接間を出て自身が乗ってきた車に乗り込む。
?「ふふふ、、、。1ヶ月後が楽しみだ。あのクズがどの艦娘に服用させるか楽しみだ。」
ふと、車の外に目をやる。
その気にいた艦娘に少し驚く。
だが、すぐに冷静へと戻る。
?「、、、。願わくは、、、。『駆逐艦 電』だけは絶対にないように祈ろう。」
そう言い車を走らせる。
食堂
最早ここも安全ではないのだが、全員を集めるならここだ。
天龍「紅!嘘だろ?しかも蒼まだ、、、。」
紫「私も行くべきだったわね。」
ジェイク「貴女には動けない者の避難を手助けする役割があった。そのお陰で全員の避難が完了したんだ。そう自分を攻めるもんじゃない。」
エヴァン「けどなぁ、どうする?あの二人がやられたら次はここだ。食堂までの道はゾンビ達や大量のトラップで埋め尽くしている。それ全て破壊して来るってならお手上げだぞ。」
天龍「ど、どうにかならねぇのかよ!」
紫「そうね、、、。」
ジェイク「止める方法はある。」
天龍「ほんとか!?」
ジェイク「ただし、それは鹿島を殺してもよいと言う条件付きだ。」
天龍「それはダメだ!」
エヴァン「だから、方法がねぇ。お手上げだ。」
ジェイク「今の鹿島は鹿島ではない。区別するために名付けておこう。」
エヴァン「それ必要か?」
三陣営のトップと天龍の会話。
食堂の端の方では電と霞が暗い顔をしていた。
電「電達がいなければ、、、お二人は、、、。」
霞「そうね、、、。」
カーター「お前達二人の責任ではない!責任を負うのは我々医療班だ!こうなるまで異常に気が付かんかったからな。」
クローデット「そうよ!そんなに落ち込まないで!蒼さんはどうかは分からないけど紅さんならすぐ目を覚ましますよ!」
電と霞を励ますカーターとクローデット。
そんなやり取りを見ながら考え事をする者が一人。
サリー「どうしたの?『タルボット』。考え事?」
タルボット「そうだ。良すぎるタイミングに誰も気が付かなかった点、、、。おかしいと思わないか?」
サリー「そうね。精神の病、単なる病気だとして私、鈴仙、クローデットが見抜けなかったのはまだいいわ。カーター、タルボット、永琳が見抜けなかったのが異常よ。」
タルボット「そこで、私は考えた。『深海棲艦化させる薬』の存在。あったとしてのその効能。もしくは別の用途の薬を改良し副作用で深海棲艦化するようにしたか。どちらにせよ科学、医学、薬剤学に精通していなければ無理な話だ。」
サリーとタルボットがそんな会話をしている。
鎮守府にいた幻想郷の住人、霧の森の住人は艦娘達を落ち着かせるのに必死だ。
ドーーーーン!!!
安寧の崩壊。
悪魔の足音。
狂気の笑み。
破壊の快楽。
名付けよう。
奴の名は
鹿島?「アハハ♪イッパイイッパイ!イタ!イタ!!イタァァ!!!」
『
ここは何処かの教会
一人祈りを捧げる者がいた。
?「おや、貴方がここに来るのは珍しい。そして、祈りを捧げるなど主でも予想外のことでしょう。」
この教会のシスターだろうか、祈りを捧げる者を茶化す。
?「別に俺も祈りってもいいだろうが。混ざり者が。」
?「混ざり者ですか、、、。それはお互い様でしょう。」
?「あ?てめぇと一緒にすんな。『クローン』が。」
?「おや、ちょっと頭に来ますよ。『忌み子』。」
白衣を着た男性とシスター。
お互い手には拳銃と槍。
?「こちとりゃ、真面目に祈りを捧げたっつうのに邪魔するシスターが何処にいるんだ?あ?」
?「ここにおりますよ。」
?「ブッ殺す!!!」
?「殺れるものなら殺ってみな。ですよ!」
?(はぁ、あれから一週間、、、。どの艦娘が発症してるか分からない。発症していなくても発症した艦娘に殺されるかもしれない。そんな中でも生き抜いて。俺の母さん。)
深海狂鬼「アハハ!コロス!!」
長門「させん!!」
侵入してきた鹿島もとい深海狂鬼。
それを食い止めようとする長門。
天龍「離れやがれ!!」
天龍も剣を振るう。
響「姉さん!行くよ!!」
暁「ええ!分かってるわ!!」
暁と響も主砲を構える。
そして、
ドーン!ドーン!
砲撃する二人。
だが、無意味。
深海狂鬼「アハハ♪遊ンデクレルノカナァ??カナァ!?」
紫「みんな!この中へ急いで!貴女達も!!」
紫がみんなをスキマへ誘導する。
天龍「ちっ!仕方ねぇ!!」
長門「すまん、鹿島、、、。逃げるぞ!」
暁「鹿島さん、、、絶対に助けに戻るから!!」
響「くっ、あれ?鈴仙さんは?先に運ばれたのかな?」
響が鈴仙がいないことに気が付くが先に避難したと思い込んだ。
残ったのは艦娘以外のメンバーである。
ジル「ここが正念場って奴?」
エヴァン「最早は俺らは無謀な特攻隊ってか?」
?「喧嘩ダメ。ダケド、助ケナイト。」
ビル「『フィリップ』よ。無理するなよ。」
華山「そうだぞ。お前は戦闘には向いてないからな。慣れている我らに任せても良い。」
凛「そうですよ!こう言うのは私達の役目です!」
華山「出来ればお前にも戦ってほしくないのだが、、、仕方ないか。」
ジェイク「はぁ、こうなってしまっては霧の森で
サリー「えぇ、そうね。」
ババ「チェーンソーの調子はいいけど、、、。あれ、切れると思う?」
クローデット「うーん、、、。無理じゃないですかね?私は隠密してこのクロスボウで。」
カーター「よくそんなもの用意できたな。まぁ、良い。やるとするか。」
深海狂鬼「ワーイ!オモチャガイッパイ!イッパイ!ドレカラアソ、グッ!」
みんなが取り囲んだ深海狂鬼だったが突然吹き飛んだ。
鈴仙「アガッ,グガッ,」
カーター「鈴仙!?どういう事だ!!?」
タルボット「まさか!鈴仙!あれを使ったのか!?」
ジェイク「あれとは?」
サリー「
深海狂鬼「イタイナァァァァ!!!オモチャノ分際デェェェェェ!!」
鈴仙「ギリリッ、、、アァァァァァァァァァァァァァ!!!」
ものすごい雄叫びと共に深海狂鬼へ飛び掛かる鈴仙。
蹴り、蹴り、殴り、蹴り、締め、投げ、蹴り、蹴り、、、。
全て急所を的確に狙い妥協はない。
怪物と怪物の狂気染みてた殴り合い。
それはあまりにも似合わない殺し合い。
鈴仙「ゾッヂウ、、、。チセコレ、、、イクリモニイ、、、。」
鈴仙が何を言っているのか分からない。
だが、その狂気に染まり狂った紅い瞳はずっと深海狂鬼を見ていた。
名前 クレア・レッドフィールド
詳細 クリス・レッドフィールドの妹。兄みたく脳筋ではないがそれなりに死線を潜っている。
名前 ジル・バレンタイン
詳細 クリスと同じ部隊出身の女性。ウェスカーに操られていた過去もある。
名前 レベッカ・チェンバース
詳細 クリスと同じ部隊出身の女性。現在は一線を退きバイオウイルスの研究やクリス達の支援をしている。
名前 エイダ・ウォン
詳細 バイオハザードの裏で暗躍する女性スパイ。何処に所属し誰の指示に従っているのかは不明である。
名前 タルボット・グライムズ
詳細 ドロドロに爛れた顔に顎を失い開きっぱなしの口の男性。腰が内側に曲がっているのに凄く速く走る。優しい科学者である。
名前 フィリップ・オジョモ
詳細 片言で少し幼い男性。鐘を鳴らすと消えたり姿を現したりする。