(おい作者もっとしっかり構成考えろよバカ!)
頼「地球で一番深い場所であるマリアナ海溝チャレンジャー海淵の水深は10,920m。最早人類が到達することは不可能な場所や。せやから俺みたいな海洋学者は今ある情報、知識でしかマリアナ海溝は語れん。まぁ、遠い未来、マリアナ海溝ですら踏破してまう潜水艦が出来てもおかしくあらへんなぁ。そこんところは技術者の仕事や。さて、ここまでで質問あるか?」
学生達を前に教鞭を執るのは海洋学者及び大学教授の雷門慈頼。
学生「教授!深海棲艦は海洋の生物なのでしょうか?」
一人の学生が質問をする。
頼「ふむ、ええ質問やな。世間で騒がれる深海棲艦。それに興味を持つ学者は学問問わず多い。俺はそんなに興味あらへんけどな。せやけど、考察は出来る。俺は奴らを生物とカウントせん。あれは怨霊の類いや。第二次世界大戦で海に散った英雄達と海と言う生命の母の怒りが混じり産まれた怨霊。これが俺の結論や。」
学生「では、深海棲艦に唯一対抗出来る艦娘とは何なのでしょうか?」
頼はその質問は予想外とのような表情を浮かべる。
頼「せやな、、、。艦娘は深海棲艦の逆や。俺の考えはこうや。最初に産まれたのは深海棲艦。そこで人類を滅ぼそうとするのが今の深海棲艦と人類を守りたいと強く願った深海棲艦から反転したのが艦娘。だから、どっちも霊や。肉体のある幽霊。深海棲艦は生の感情がオーバーフローした時艦娘に反転する。逆もしかりや。せやけど、『反転する』、これはそう簡単な話やない。オーバーフローしても反転しん場合もあるやろな。」
キーンコーンカーンコーンー
頼「おっ、これで講義は終わりや。」
学生達は席を立ち講義室から出ていく。
頼も講義室から出ていき自身の研究室へ向かう。
『
そう書かれた名札。
その下には別の名札が。
『
頼が扉を開ける。
そこは大きな水槽や大量の海洋や魚類に関する本がぎっしりな棚がある。
かなり大きな部屋だ。
なのに、学生は4人ほどしかいない。
講義は人気なのだが、ここには学生はほとんど入らない。
何故か、それは『
大量の棚に混じって海洋とは関係ないオカルト系の本が乱雑に置かれた棚がある。
ソファーで眠る学生、その棚を整理する学生。
この二人、、、
ソファーで寝ているのが『
棚を整理しているのがみんなから愛称の『メリー』と呼ばれる『マエリベリー・ハーン』。
水槽の魚に餌を与えているのが女子留学生の『メリッサ・
留学の理由は日本に興味があるかららしいが、本当にそうなのか分からない。それだけの理由で留学出来るものなのか?このご時世。
机に突っ伏して眠る赤ぶちメガネの男子学生が『
それを掃除しながら叱る同じ赤ぶちメガネの女子学生が『
双子の学生で正反対。
だらしなくやる気のない月斗としっかり者でやる気もりもりの望。
見てて少し羨ましい。
そんな三人眺めながら最新の海洋に関する雑誌を読む女子学生が『
泳ぐことが得意で高校では水泳で全国1位にもなったのにもかかわらず推薦を蹴り、水泳をやめてこの研究室へやって来た。マジでなんで?
まぁ、理由は分かる。
ここまでで分かるだろう。月斗、望、深美は頼と同じ艦隷である。
頼もそうだが、彼ら彼女らは政府も誰も知らない、いつ
それを拾って来ているのがこの大学の理事長だ。
今も頼の室長を席に座り、助手に紅茶を入れてもらいながらもう一人の助手と話している女性。
彼女が理事長でありこの研究室に学生があまりやって来ないもう一つの理由。
京都大学理事長『
頼が最も頼りにする人間であり最も恐れる人間。
夢美「おや、今日の講義は終わりかい?」
頼「終わりや終わり。はぁー、教授っちゅうのも楽やないなー。いつも言っとるけど。」
夢美「そうでもしないと君はまた元通りになるけど、それでもいいのかい?」
頼「はぁー、脅しが上手いでございますねー。」
頼は置いてあったパイプ椅子に座る。
?「あー!私のパイプ椅子を!!この野郎!」
怒っているのは夢美の助手の1人『
頼「別にええやろ。椅子の一つくらい。俺の本来の席はあのくそ苺に取られてるわけやし。」
夢美「おっと?今のは聞き捨てならないなー?誰がくそ苺だって?」
頼「御託はええから早よ本題に入れ。くそ苺。」
夢美「私、泣いていいかなー?まぁ、本題に入るわね。まずはこれを見てちょうだい。」
見せられたのは二枚の写真。
頼「、、、。おいおい、俺は海洋学者だ。オカルトには疎いぞ。」
『巨大な骸骨』、『夜空を駆ける人影』
夢美「それとこれもね。」
頼「だからよぉ、たく、、、。」
それは何かの資料のようだ。
頼「これをどうしろと?」
夢美「『勧誘してきて』。こちらの陣営に。」
頼「どういうこっちゃ?内容次第じゃ、、、。」
夢美「ふふふ、私が人間ごときの味方をすると思う?」
頼「あんた、、、本当に岡崎理事長か?いや、本物の理事長か。それなりの理由があるんやろうな?」
夢美「あんなに必死に頼まれたからね。やるだけの価値はある。世界をひっくり返し更に艦娘、深海棲艦、そして、、、。貴方達艦隷の地位向上。それが目的よ。その為に、、、。インド、アメリカ、ロシア、オーストラリア、日本の
頼「、、、うちの4人に秘封倶楽部も巻き込むのかよ。それに、、、。あんたの裏に誰がいる。」
夢美「、、、。彼は、、、。彼はただ、証明したいのよ。いかに人間が無力なのか、、、。どれ程深海棲艦が恐ろしいのか、、、。そして、艦娘の力を、、、。艦隷を産み出した愚かな人類への試練なのよこれは。ただ、準備にかなりの時間がかかる。早くても2年後の作戦実行よ。」
頼「なるほどねー、、、。わかった。信じてやるよ。岡崎理事長。」
夢美「ふふふ、頼もしいわね。頼。」
紅「問題は山積みだ。だが、俺はまず解決したいことがある。」
蒼「なんですか?兄さん。」
紅「未だに何も言わない動かない鹿島。どうやって元に戻すか。」
紫「手っ取り早のは私の能力で弄ることだけど?」
紅「それじゃ意味がねぇ。」
鹿島の今の状態は植物状態だ。
ただ、眠っているのかも分からない。
目を閉じず開いたまま。物言わぬ人形のよう。
紫「あの様子じゃ夢も見てないでしょうね。」
紅「あぁ、夢を見ているなら『ドレミー』の能力で入れたかもしんねぇが、、、。ひとまず解決策が出るまでこの件は保留だな。献身的に介護するしかねぇか。」
エヴァン「じゃ、建築関係いくか。資材はあるが何を建てるかだ。食堂にドック、宿舎は出来た。工廠もだ。他に何がいる。」
ジェイク「建築もそうだが、警備も考えないといけないな。この前の侵入者の件もある。」
紅「索敵が得意な
エヴァン「だが、索敵が得意=警備が得意ってことにはなんねぇ。蒼、お前の妹に索敵と警備が得意な奴はいねぇのかよ?」
蒼「残念ながら、、、拷問なら得意な子がいますね。」
紅「拷問は間に合ってるんだよなぁー、、、。」
問題は山積み。
一つ一つ解決しようにも解決するのに時間がかかる。
紫「侵入者が入れば分かるトラップはどう?」
ジェイク「ふむ、、、。今のところは『リサ』の
エヴァン「そこがネックだよな。見えなきゃダメだがそれだとこっちの誰かが引っ掛かる。」
問題は何一つ解決しないのであった、、、。
医務室
永琳「うーん、、、。植物状態とはまた違う症状、、、。一体何が彼女を阻害するのか、、、。」
医務室のベッドには鹿島が寝かされている。
無数に伸びる管に人工呼吸機。
閉じない瞳。
不気味でしかない。
永琳「心拍数は一定、健康状態は良好。なのに意識だけが戻らない。そして、頑なに閉じることがない目ね。普通なら瞼を少し動かせば閉じさせることが出来る筈なのに、、、。」
永琳はカルテを置き一度医務室を出る。
ピキッ…ピキピキッゴキッ…
アハ♪人間は、、、始末しちゃいましょ♪
ピーピーピー!!
けたたましくあるブザー。
永琳はタブレットを取り出す。
その画面に写し出されているのは
心肺停止
急いで医務室へ戻る永琳。
そこで永琳が見たものは誰もいない医務室。
ベッドにいたはずの鹿島は居らず、管も全て引き抜かれていた。
嫌な予感がした瞬間、永琳の体はバラバラに弾けた。
ドーーン!!
大きな爆発音が鎮守府に響き渡る。
鈴仙「師匠!鹿島さん!無事ですか!?」
爆発音がした医務室へ真っ先にやって来たのは鈴仙だ。
鈴仙だったのだ、、、。
鈴仙「えっ、、、。」
体がバラバラに弾け飛びぐちゃぐちゃな永琳と右腕が肥大し大きな鉤爪が付き、意思があるのであろううねうね動きこちらを威嚇する口がある尾。
そう、鹿島だ。鹿島がこちらを向く。
その額には大きな二本角、肌は真っ白になりその瞳は片目は血のように赤く、もう片方は蒼い炎がギラギラと揺れていた。
鹿島?「アハ♪来た来た♪肉、人間!殺すべき人間がぁ!アハハ♪アハハハハハ!!」
その姿は深海棲艦であった、、、。
?「、、、。また1人、、、。艦娘が堕ちたのぉ。」
怨呪「またですか、、、。悲しいものですね、、、。」
何処かの島の浜辺で6人でお茶会を開いている。
?「ふーん、、、。まぁ、どうでもいいですけどね。」
?「またなのね、、、嗚呼、悲しいわねー。」
?「艦娘が深海棲艦へと堕ちるのは人間のせいだ。やはり、人間は根絶やしだな。」
?「ふむ、、、。面白い。」
?「ん?貴様が興味を持つとはな。明日はやりでも降るか?して、何を見た?」
?「、、、。言うなれば奇跡かしらね。二つの未来。死ぬか元に戻るか。だが、九割がた死ぬの未来が見えたわ。」
怨呪「へぇー、それは面白そうだね。なら、賭けない?その子が死ぬか元に戻るかを。」
?「なら、死ぬに一票。」
?「ワシも死ぬに一票じゃな。」
?「私も悲しいですが死ぬに一票。」
?「私も死ぬに一票だ。深海棲艦から元に戻るなんぞ低確率だ。」
?「二つの未来を見た結論、可能性が高い死に一票です。」
怨呪「ふーん、、、。」
怨呪はティーカップに入っていた紅茶を飲み干しティーカップを置く。
怨呪「なら、僕は元に戻るに一票を入れよう。」
五人が驚いて怨呪を見る。
怨呪「1割、、、。たった1割可能性があるなら、僕は可能性に賭ける。僕はいつだって確率の低い方に賭けるさ。」
?「なら、何を賭けるんです?」
怨呪「そうだね、、、。この腕、これを賭けよ。僕はこれを賭ける。僕が勝てばみんなから一つずつ何かもらおうかな。」
微笑む怨呪。
その微笑みは勝ちを確信しているようであった。
名前
能力 星を見ただけで今の時間が分かり、月を見ただけで今居る場所が分かる程度の能力
詳細 京都大学の学生であり
名前 マエリベリー・ハーン
能力 結界の境目が見える程度の能力
詳細 みんなからは『メリー』の愛称で呼ばれている。京都大学の学生であり
名前 メリッサ・
能力 聖剣を生み出し扱う程度の能力
詳細 イギリスからの留学生。海洋研究についてはあまり興味はなかったが蓮子に連れてこられたため
名前
詳細 海洋研究室の生徒であり艦隷。いつ産まれたのか不明。スポーツ万能なのだがだらけきった性格のせいで動かない。望とは双子。
名前
能力 一手先を読む程度の能力
詳細 海洋研究室の生徒であり艦隷。いつ産まれたのか不明。将棋やチェスなどが得意。真面目でしっかり者。月斗とは双子。
名前
詳細 18歳で大学教授になった天才。今は京都大学理事長となっている。裏でなにやら暗躍してる?
名前
詳細 夢美の助手。怒らせてるとパイプ椅子で殴ってくる。