魔法科高校の劣等生と入学した元魔王   作:yoru07#青薔薇

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大変遅くなりました。修学旅行の関係もありなかなか投稿する時間がありませんでした。
前回の続き、今回からついに高校生になりました。やっと本編に入ります。


高校編
6話 国立魔法大学付属第一高校


そしてこの一件から約2年後

昂樹は無事に国立魔法大学附属第一高校に2科生として入学した

実技は相変わらず魔法が使えないので最下位だったが、ペーパーテストでは2位という結果を叩き出した。噂では七草弘一が少しばかり助けたとも言われてるらしい

 

そして入学式当日

 

「ちょっと早く来すぎたかな」

昂樹は中庭を歩きながらそんな言葉を吐く

念のためを思って早めに出発したががあまりにも早くついてしまった

 

「暇だしそこら辺のベンチに座るか」

 

昂樹は少し歩いてから見つけたベンチに座る

 

すると後ろから声が聞こえる

 

「ねぇあの子ウィードじゃない?」

 

「ほんとだ、補欠の分際でなんで堂々としていられるのかしら」

 

 

そうこの高校には1科生、2科生と分かれている。1科生はブルーム、2科生はウィードと言われている

特にブルームからウィードの扱いはひどいものだ。

 

そんなことを考えていると、突然隣に誰かが座る

 

昂樹は気を使い少しばかり横にずれる

 

隣に座った男は、何故かこちらをずっと見ている。

 

エキドナで周囲を感知しているからわかる

 

「あのー、ずっとこっちを見るのはやめてもらえますか?」

昂樹は隣を見て言う

 

「すまないそんなつもりはなかったんだ」

 

男は動揺もせずゆっくりとした口調で離す

 

昂樹は目線をずらし肩の模様をみた

「(この人肩のところに花の模様がない2科生か)」

 

「いやいや、大丈夫。あ、俺は神里昂樹。2科生だ、よろしくね」

 

「俺は司波達也。同じ2科生だ、よろしく頼むよ」

 

「同じ2科生として話したいことは山々だが、ちょっと行くところがあるんでな、ここら辺で移動するよ。それじゃあね達也!」

 

 

「ああ」

昂樹はベンチを立ち上がり移動する

 

達也は昂樹の後ろ姿を見ながら

「俺の目を見抜いたか...名前は確か昂樹か...何者なんだ」

 

 

 

歩く昂樹も似たようなことを考えていた

 

「達也か、仲良くできそうだな」

 

そうこれが後に灼熱のハロウィンと呼ばれる戦いに深く関わる2人の出会いだった

 

 

 

入学式が行われる巨大なホールにて昂樹は普通に席に座っていた

だが、突然隣から大声で話しかけられる

 

「なんでここに2科生が座っている!」

 

となりの1科生が声を上げる

 

そう2科生と、1科生、席の指定はないが前列が1科生後列が2科生と明らかに分かれている状況の中、昂樹はそれを気にしていなかった

 

「はあ、別に席の指定はないし自由だろ」

 

「はぁ?周りを良く見ろよ、ブルームとウィードで分かれているだろ!」

 

「でも、そんなことをはどこの校則にもきまってないだろ?」

 

 

それを遠くから達也とエリカ、美月は見ていた

「なにあの子すごいわね」

エリカは面白そうに見ている

 

「そうですね」

美月は恐ろしそうに見ている

 

「(昂樹?何をやっているんだ)」

 

 

すると昂樹は先に折れる

「はぁ、まぁいいや、座っていいよ。そこまで大事にしたくないからね」

 

昂樹は席を立ち上がり後ろ側に歩いてくる。たまたま達也の前を通る

 

「あれ?達也?と、どちら様?」

 

「私千葉エリカ。よろしくね」

明るい栗色のミディアムショートカットの髪で、十人が十人とも認めるだろう陽性の美少女

 

「柴田美月です。よろしくおねがいします。」

美月は黒髪ショートヘアで、メガネを掛けている。いかにもおっとり系の美少女だと思う

 

「よろしく」

 

「昂樹、そろそろ式が始まるぞ。座ったほうが良い」

 

「おそっか、柴田さん隣失礼」

 

「あ、はい。どうぞ」

 

 

式が終わり4人で移動中

 

「(確か司波深雪(みゆき)だったか、新入生総代なのになかなか肝が冷えたな。」

 

昂樹は司波さんの話しを思い出していた

 

内容には「皆等しく」・「一丸となって」などなどわりと際どいフレーズが盛り込まれていた。普通に考えれば、差別意識の高い一科生からすれば喧嘩を売ってるも同然だ。だがそれはなかった。なぜなら答辞をしていた彼女に誰もが見惚れていたからだ。それは男だけでなく、同性の女も含めて。

 

確かに司波深雪は可憐な美貌の持ち主だった。見惚れるのは当然だと納得する。

 

前世でアニラスや吹雪たちを見た昂樹からすれば、あんまり感じるのもはなかった。

比べてはいけないが、アニラスに比べればまあまあという感じだ。とは言え、司波深雪は人間でありながらも美貌は逆に違和感を覚えてしまう。

まるで完全に調整されたかのような顔立ち。もしかして遺伝子操作によって生み出された子だったりして……。そんな感じのことを一人で考えていた。

 

それとは別に気になる事もあった。あの子から感じるオーラは、やけに達也と似ていた。それどころか達也は彼女のオーラによって覆われていたように見えた。

 

本来この世界の原理では人間が持つオーラは全く異なっており、例え親族でも完全に同じではない。

だが達也が覆っているオーラは、司波深雪のオーラと全く酷似している。恐らく二人は双子の兄妹で、何かしらの封印、もしくは誓約を掛けているんだと思う。そうでない限りオーラが全く一緒になるわけがない

 

そのあと昂樹はIDカードを受け取り1−F組に向かう

 

教室に入ると見慣れた顔があった

 

達也に、エリカ、美月だった

 

「(よかった知り合いがいる)」

 

そして、達也の隣には新入生総代のかの美少女がいた

 

「達也、同じクラスだな。よろしく」

 

「ああよろしくな」

美少女はそんなやり取りを不思議そうに見ている

 

「おっと、これは失礼紹介が遅れました。1−F神里昂樹です。できれば苗字じゃなくて昂樹って呼んでほしいな。」

 

それを聞いてすぐに話し始める

「司波深雪です。よろしくおねがいします。私のことも深雪とお呼びく

ださい。」

 

「深雪よろしくね」

 

 

そしてオリエンテーションを終えて

 

放課後、深雪が達也と一緒に帰ろうとするところを、一科生が難癖を付けていた。昂樹は別にやりたいことがあったから別行動だったが、今は遠目からそれをみている。

 

売り言葉に買い言葉状態だったが、痺れを切らしたと思われる一科生の男子生徒がCADと思われる小型拳銃を取り出して照準を定めている。対してエリカがいつの間にか接近し、警棒らしきCADを振るって男子生徒の小型拳銃型CADを弾き飛ばした。

 

「エリカ、なかなかは速いな」

 

昂樹はこの瞬間でこの中に入る

 

一科生が二科生に負けたと言う事実を認めたくないのか、他の一科生の男子生徒達も応戦しようとCADを通じて魔法の発動準備に移った。加えて一科生の女子生徒がどう言うつもりか、同じクラスメイトに向かって魔法を放とうとしている。

 

「これはまずいな」

昂樹が止めようとした瞬間

 

「止めなさい! 自衛目的以外の魔法による対人攻撃は、犯罪行為ですよ!」

 

「風紀委員長の渡辺摩利だ。事情を聞きます。全員付いて来なさい!」

 

真由美先輩と摩利先輩はCADを構え向かってくる

 

するとすぐに達也が前に出て話し始める

 

「すみません、悪ふざけが過ぎました」

 

説得を試みる

 

「悪ふざけ?」

 

達也の巧みな会話で二人を納得させようとするがこんなことで二人は引き下がらない

 

「(達也はさっきの魔法がただの閃光魔法だって言うのがわかっているのか、発動前の魔法式がわかるっぽいな)」

 

その事に真由美先輩と摩利先輩も気づいているようだ

 

「(まあここは俺が行くか)」

昂樹はそんなことを考えながら前にでる

 

「失礼します。生徒会長。1−F組神里昂樹です。」

 

「君は!」

摩利先輩は昂樹の登場にかなり驚いている

 

一方の真由美先輩はニコニコしている

 

「(高校合格したの教えなかったからか。あの笑顔怖い)」

 

「今日は入学初日ということで収めませんかね。魔法を放とうとした彼女も誰かを傷つけようとして発動させたわけではないですから。」

 

それを聞いて真由美先輩が口を開く

 

「それもそうね、今回は多目に見ましょう」

 

真由美先輩は摩利のCADを抑える

 

「まあ、真由美がそう言うなら今回は目をつぶろう。だが次はないと思え。

そう言うと2人はこの場を去っていく

 

他の1科生もそれに合わせて去っていく

 

「すまない、助かった」

 

達也は昂樹に近づき少し頭を下げる

 

「大丈夫。」

 

先程魔法で止めようとした女性と、その隣りにいた女性が昂樹に話しかけてくる

 

「先程は助けて頂いてありがとうございました。私は光井ほのかって言います」

 

「北山雫です」

 

「俺は神里昂樹です」

 

するとほのかは達也の方を向く

 

「あ、あの達也さん一緒に帰ってくれますか?」

 

ほのかは顔を真っ赤にしながら大きな声が出てしまった

 

 

 

帰り道

 

「……じゃあ深雪さんのアシスタンスを調整しているのは達也さんなんですか?」

 

「えぇ、お兄様に調整をおまかせするのが1番安心しますから」

 

達也を挟んでほのかと深雪が話していた。

 

「少しアレンジしているだけなんだ、深雪は処理能力が高いからCADのメンテに手間がかからない」

 

「それだってOSを理解しないといけないでしょ?十分すごいでしょ!」

 

すると達也は突然話を昂樹に降ってくる

 

「そういえば、昂樹はどんなCADを使うんだ?」

 

いきなり振られたので少し動揺したがすぐに反応しCADを取り出す

 

「ああ、おれはこれだよ。星装顕符(せいそうげんぷ)っていうCAD」

 

達也はそれを覗き込むように見る

 

「見たことないCADはの形状だな、紙に近い素材なのか...」

 

「作ったよ自分で」

 

「昂樹の自作?!」

エリカが突然声を上げる

 

「うん、そうだけど」

 

「なるほど、してどのくらいの魔法を使えるのか教えてもらえるか?」

 

「900ぐらいかな」

 

昂樹のその言葉に一同は唖然とする

 

「昂樹、私から質問よろしいですか?」

 

「深雪?いいよ」

 

「900も魔法があって処理が追いつきますか?」

 

深雪の質問に昂樹以外の人はうなずく

 

「えっとね、使い分けてるから大丈夫、あと現代魔法なくて古式魔法近いから少し定義が違うからっていうのもある」

 

「昂樹、今日家に来てほしい」

 

すると話を割るように達也が昂樹を家に誘う

 

「えっ?どったの達也」

 

「少しだけでいい」

 

「まあいいけど」

家に行く意図がわからないが、今日はついていくことにした




どうでしたかね。やっぱり戦闘シーンかなり難しい。
前回小説内の誤字の指摘をいただきました。指摘ありがとうございます。
今後も指摘がればよろしくおねがいします!
次回は未定ですが、恐らく日曜日かと思います。
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