魔法科高校の劣等生と入学した元魔王   作:yoru07#青薔薇

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大変遅くなりました。今回は生徒会のシーンです。思った以上にアニメと流れを合わせるのが難しかった。


9話 生徒会

深雪と別れ、教室に入るとエリカと美月が待っていた

 

「エリカ、美月おはよう」

 

「昂樹!達也くん。おはよう」

エリカは元気よく教室の真ん中から手を振る

 

「おはよう御座います昂樹さん、達也さん」

 

一通り挨拶を終え自分の席に着くと達也の前の席の男子が話しかけてくる

 

「俺、西城レオンハルト!よろしくなレオって呼んでくれ」

 

「司波達也だ、右は神里昂樹だよろしく頼む」

「よろしくなーレオ!」

 

「おう!で、早速今日の昼飯一緒に食うか?そこの女子2人も一緒に」

 

「私は千葉エリカよ!よろしくね」

「わ、私は柴田美月です」

エリカと美月が名乗る

 

「レオすまない、今日の昼は深雪と生徒会室に呼ばれてる」

 

「そっか、了解また今度行こうぜ」

 

「了解だ」

 

 

昼休み

達也は深雪と合流するために深雪のクラスへ向かう

近くに行くと人だかりがあった

 

「ねえねえ、あの深雪さんと一緒にいる男の子めっちゃかっこよくない?」

 

「うんうん超イケメンだよね」

 

「でも、2科生なの惜しいよね〜」

そんな声があちこちから聞こえる

 

深雪は達也に気づいたのかこっちに向かってくる

 

「お兄様、では行きましょうか」

すると、その男がこちらを向く

 

「昂樹?どうしてここに⁇」

 

「おっ、きたかー俺も生徒会室に呼ばれてるのさ!」

 

「そのようですよお兄様」

3人はそのまま生徒会室に向かう

 

生徒会室の前についた3人はドアをノックし名乗る

 

「失礼します、司波深雪です」

 

「はーい、遠慮しないで入って入って」

3人は案内され、中央にある大きい机に座る

 

「今日は来てくれてありがとうね」

真由美先輩はニコッと笑いかける

 

「はい」

 

「真由美先輩、摩利先輩お久しぶりです」

昂樹は前に出て2人に話しかける

 

「久しいな、昂樹」

「久しぶりね!昂樹くん」

 

そのやりとりにその場の全員が驚く

 

最初に口を開いたのは深雪だった

「昂樹は、会長とお知り合いなのですか?」

 

「ん?そーだよ、中学の先輩だよ」

 

「そうだな」

 

そんなことを話しながら全員が席に付き弁当を開く

 

「入学式で紹介しましたが念のため、私は生徒会長の七草真由美です、それで私の隣から会計の市原鈴音通称りんちゃん」

 

隣に座っている女性。顔はきれいに整っているが各パーツはきつめの印象で、背が高く手足も長く、美少女というより美人と表現するほうが相応しい容姿の女の子である。

 

市原先輩は軽く会釈をする

「私のことをそう呼ぶのは会長だけです」

 

「その隣が、風紀委員長の渡辺摩利、それから書記の中条あすざ、通称あーちゃん」

 

「よろしくな」

摩利先輩は単調に挨拶を終わらせる

 

中条先輩は中学生に見えるくらいの小柄な童顔。リスのような小動物タイプ。

「会長、お願いですから下級生の前ではあーちゃんはやめてください、わたしにも立場というものがあるのです」

 

「それからもう2人、副会長の範蔵くんと、第2副会長の風止(ふうし)君が今期の生徒会役員です」

 

すると突然深雪が口を開く

「渡辺先輩」

 

「ん?どうした?」

 

「その弁当はご自分で作られたのですか?」

 

「そうだが…意外か⁇」

達也も口をはさむ

 

「いえ、少しも」

 

「ん?」

 

「普段から料理しているかはその指を見ればわかりますから」

渡辺先輩は少し照れながら手を隠す

 

「そうですよ!お兄様今度から私たちもお弁当にしましょうか」

 

「それは魅力的だけど、2人になれる場所がね」

 

「兄弟というより恋人同士の会話ですね」

 

市原先輩は静かに言う

 

「そうですか?まあ、確かに考えたことはあります、血の繋がりなければ恋人にしたいと」

 

達也は普通に、サラッと言い放つ

 

その言葉に深雪と、中条先輩、摩利先輩が反応する

「はっ」

「ふぇ」

「えぇ」

 

だが、達也はすぐに

「もちろん冗談ですよ」

 

それに深雪と中条先輩が同時に声を出す

「えっ?」

 

「ん?」

達也は深雪をみる

「いえ、あの何でもありません」

 

 

 

全員が食事を食べ終えると真由美先輩が口を開く

 

「では、そろそろ本題に入りましょうか、当校生徒会長は選挙で選ばれますが、他の役員は生徒会長に選任、解任が委ねられています、各委員会の委員長も一部を除いて会長に任命権があります」

 

すると摩利先輩が話し始める

 

「私が務める風紀委員会はその例外の一つだ、風紀委員は生徒会、部活連、教職員の三者が、1名ずつ指名する、今年から生徒会枠が2名になったがな」

 

「うん、さて、これは毎年の恒例なのですが、新入生総代は生徒会の役員になってもらってます、深雪さん、私はあなたが生徒会に入ってくれることを希望します。引き受けてくださいますか?」

 

深雪が達也の方を見る、達也はそれを見て少し頷く

 

するといきなり深雪が席を立ち上がる

 

「会長は兄の入試の成績をご存知ですか?」

 

その言葉を聞いて達也が強く反応する

 

「有能な人材を生徒会向かい入れるのなら私よりも兄の方がふさわしいと思います」

 

そのまま深雪が話を続ける

 

「私を生徒会に加わらせていただく話についてはとても光栄に思います」

 

「おい深雪」

達也が小さな声で深雪に呼びかける

 

「よろこんで末席に加わらせていただきたいも思います、兄も一緒と言うわけにはいきませんでしょうか?」

深雪は真由美の方を向く

 

みんなは困った顔をする

すると市原先輩が話し始める

 

「残念ながらそれはできません。生徒会の役員は第一科の中から選ばれます、これは不文律ではなく、規則ですこれを覆すためには、制度の改正が決議される必要があります」

 

「っ、、、申し訳ありませんでした、武を弁えぬ差し出口お許しください」

 

深雪は頭を下げる

 

真由美先輩は困ったように話し始める

 

「それでは深雪さんは書紀として今期の生徒会に加わっていただくと言うことでよろしいですね」

 

深雪は少し不満そうだから納得する

 

「精一杯務めさせていただきます」

深雪はゆっくりと席に座る

 

「具体的な仕事内容あーちゃん聞いてくださいね」

 

「(決まったぽいなー、どんだけお兄様好きなんだよ深雪は)」

 

すると、エキドナから声がかかる

 

「ねぇ、昂樹、さっきの話だと昂樹は2科生でしょ、なら何でここに呼ばれ

たの?」

 

「(あ!確かにこれって何でだろう)ちょっといいですか?」

昂樹は七草先輩に話しかける

 

「どうしたの昂樹くん」

 

「いや、達也は2科生だから生徒会に入れない、でも、俺は2科生です。なら何で真由美先輩はここに俺を?」

 

すると摩利先輩が勢いよく席を立ち上がる

「そうだ!昂樹!良いこと言った!昂樹は中学も風紀委員ということで特別視していたが、2科生だ、風紀委員は2科生を選んでも規定違反にはならない。ということは、余ってるもう一枠をつかえば!」

 

続いて真由美先輩も立ち上がる

「そうよ!風紀委員なら問題ないじゃない!摩利、生徒会は達也くんと、昂樹くんを風紀委員に指名します!」

 

達也も席を立つ

 

「ちょっと待ってください」

 

達也を差し置いて昂樹は

「俺いいよー、知り合いが近くにいた方がいいからなー」

 

「昂樹…だか、俺の意志はどうなるのですか?だいたい風紀委員が何をする委員なのか説明を受けていませんよ」

 

すると石原先輩が反論するように話はじめる

「妹さんにも、神里くんにも生徒会の仕事について具体的な説明をしてませんが?」

 

「いや、、、それはそうですが」

 

それを七草先輩がなだめる

「まあまあ、りんちゃんいいじゃない、達也くん、風紀委員は学校の風紀を維持する委員です。」

 

「それだけですか?」

 

達也はあーちゃんを見つめる

 

「ふ、風紀委員は魔法使用による校則違反者の摘発と魔法を使用した騒乱行為の取り締まりです」

 

達也は摩利先輩を見る

「念のために確認させていただきますが」

 

「何だ?」

 

「風紀委員は喧嘩が起こったら力ずくで止めなければならない、そう言うことですよね?」

 

「まあ、そうだな」

 

「そして魔法が使用された場合も同様であると」

 

「できれば使用前に辞めさせるのが望ましい」

 

すると達也は怒ったように話す

「あのですね、俺は実技の成績が悪かったから2科生なのですが!」

 

摩利先輩は腕を組みながら返す

「構わんよ、力比べなら私がいる、しかも君の隣には魔法が一切使えない、実技の最下位がいるじゃないか」

 

「うぐっ、今それいいますか、泣きますよ」

ここでチャイムがなる

 

「続きは放課後にしたいのだが構わないか?」

 

「わかりました」

 

結局決まらないまま昼休みが終わってしまった

 

午後の授業は魔法実習室cでの演習

演習台に並ぶ間さっきの件をレオと話していた

 

「風紀委員?」

 

「そうそう、ま、達也はまだ決まってなくて放課後また、話を聞きに行くらしい、あ、俺もね」

 

「ったく、勝手なんだから」

誰にも聞こえない声でエリカはその言葉を吐き捨てる

 

「エリカの番だぞ」

 

「あ!ごめんごめん」

エリカがタッチパネルに触れ演算を開始し、台車を動かす、これが魔法の発動の速さを測る機械らしい

 

「よし!」

エリカがタッチパネルから離れ

 

次に並んでいる達也がタッチパネルに触れ、演算を開始する

しかし、少し遅く始めた隣の男子が先に演算を終わらせて台車を走らせる

 

「(遅い)」

遅れて、達也の台車も動く

 

「(遅すぎる)」

 

「たーつや、そろそろいいかい?」

後ろの昂樹が話しかける

 

「すまない」

 

「全然大丈夫」

昂樹も達也と同じタッチパネルに触れる

だか、魔法式どころか、魔法を使用したときに見えるサイオンさえも出なかった

 

「くーーやっぱり魔法使えないわー」

がっくしする昂樹にエリカが声をかける

 

「気にしないほうがいいわ、昂樹は体術とか刀術があるでしょ?」

 

「まあ、そうだなー」

 

その瞬間レオが昂樹に言葉で重い一撃を放り込む

「よく合格できたな」

 

その言葉に昂樹は更にダメージを受ける

「うぐっ」

 

「ばか、何てこというのよ」

 

レオをエリカが叩く

 

「イッテェな」

 

「今のはレオが悪い」

 

「今のはレオ君が悪いですよ」

 

「そうだな、今のは俺が悪かったすまねぇ」

 

「全然大丈夫」




次回の投稿は3、4日後かと思います。
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