魔法科高校の劣等生と入学した元魔王 作:yoru07#青薔薇
なんとか書き終わったので投稿します。
次の日風紀委員会本部に全メンバーが集まり会議を行っていた
そして摩利が勢いよく席を立つ
「今年もまた、あの馬鹿騒ぎの1週間がやってきた!有力な部員の獲得は重要課題であり、熾烈を極める。殴り合いや、魔法の打ち合いなんてこともある。今年は、前年度と違い、卒業生分の補充ができた、立て!」
達也、昂樹、そして、森崎が立つ
「1ーaの森崎駿と、1ーeの司波達也、同じく1ーeの神里昂樹だ、早速パトロールに加わってもらう」
すると他の風紀委員が昂樹と達也のエンブレムを睨むように見る
「役に立つんですか?」
「心配するな、3人とも使えるやつだ、特に昂樹は中学のときに、私の元で1年間風紀委員をやっているから、仕事もある程度ならわかっているはずだ、他に言いたいことがあるやつはいないか?」
その声に反応するものはいなかった
「よろしい、では早速行動に移ってくれ出動!」
「はい!」
他の先輩方がでていく。すると摩利先輩は3人に近づく
「まずは3人にこれを渡しておく、記録用の録画機に風紀委員の腕章だ、昂樹は知っていると思うが風紀委員は校内でもCADの使用が許可されている、使用に関しても許可をいちいち取る必要はない、だが、不正使用に関しては委員長除名、学校からの罰を課せられる、甘く考えないことだ」
すると達也は近くの備品を見ながら話す
「質問があります、CADは委員長の備品を使っても構いませんか?」
「ああ、構わない」
達也は備品からCADを取る
「ではこの2機を借りていきます」
「2機?君は本当に面白いな、では、パトロールを頼んだぞ。あと、昂樹は少し残ってくれ」
摩利先輩は「2機」という言葉に疑問をいだきながらも2人を見送る
「はい」
「了解です」
2人はその場を後にする
2人が部屋を出たのを確認すると摩利先輩が話し始める
「昂樹、久しいな」
「はい。お久しぶりです、2科生となってしまいましたが、これからまたよろしくお願いします」
昂樹は深く頭を下げる
「ああ、頼むぞ。あと、魔法の使用は十分に気をつけろよ、昂樹の力はこの世界の魔法に該当しないがそれでも摘発される可能性もある」
「わかりました、気をつけます」
「そういえば昂樹。達也くんと、かなり親しいようだがあの事は言ったのか?」
「いえ、写輪眼と星装顕符は見せましたがそれ以外はまだ」
「そうか。まだ全てを知っているのは私と真由美だけか...信頼されているな」
「信頼してますよ!お2人に何かあったら必ず守ると決めていますから‼︎」
「ありがとうな!では、行ってこい!」
「はい!」
昂樹は廊下に出る
「達也は流石にいないか…1人で行動すっか」
数時間後
昂樹は警戒しながらも意外に楽しんでいた。
「ふーー、疲れたー。でも割と賑やかでいいな」
昂樹は正門の辺りを歩きながらそう言葉を放つ
「そろそろ、休憩しようかな...」
すると近くを見ると目の前で各運動部員立の中心にいる美少女が争奪戦に巻き込まれていた、言わずもがなその美少女はエリカだった。あれはもう争奪戦と言うより、獲物の奪い合いと言ったほうが正しい。
その争いはどんどん過激になっていく
昂樹はエリカを助けるために飛び出す
「(神里流神速)」
エリカのところへ向かって一気に加速する
そして近づくと上手いこと部員たちから手を離させる
エリカは突然風のように現れた昂樹に驚く
「昂樹?」
「エリカ、走るよ!」
そんなエリカを気にせず再度加速する
「うわあ!」
昂樹はエリカの手を引いて、校舎の裏手に隠れる
「ふう、大変そうだねエリカは....」
「最悪よほんとに」
昂樹はエリカに話しかけようと振り返る
「じゃあ、暇だし一緒に回る....ってエリカ服がすごいことになってるぞ?」
エリカは自分の服を見る。制服がはだけてネクタイが抜き取られており、胸元がはっきりと見えていた
昂樹はゆっくりとエリカから目を逸らす
「見た?」
エリカは顔を赤く染めながらも昂樹のことを睨む
「見えてないといえば嘘になる。しっかりエリカの綺麗なお肌と、綺麗な形をした胸が見えました」
「っ...!堂々となんてこと言うのよ、バカ」
エリカは顔を一瞬赤くしたがすぐに叩いてくる
「すまんすまん。ほら服直して行くよ」
少しして、2人は校舎裏から出てくる
「ねえ、これから時間ある?」
「ん?あるよ。」
「すこし一緒に行動しない?」
「もちろんいいよー」
そこから1時間ほど一緒に行動し2人は剣道部を見るために第二体育館に来ている
「おーやってるね!剣道部」
するとエリカは剣道部を見ながら話す
「珍しいでしょ、剣道部があるんなんて、そう思わない?」
昂樹はその質問の意味がわからなく聞き返してしまう
「そうなのか?」
「そうよ、剣術部は多いけど、剣道部はなかなかないわよ?」
「え?剣道と、剣術ってちがうのか?」
「全然違う…とは言い切れないけど、別物ね。一番の違いは、剣術は魔法ありきのものなの」
昂樹はエリカの説明に納得する
「なーるほど!」
「でもつまんないわね」
「どうして?」
レギュラークラスの女子が華麗な一本を決めたのを見てエリカが不満そうに呟く
「だってこれ台本通りでしょ?もはや演習じゃなくて殺陣よ殺陣。つまらなくもなるわ」
「まあ、でもこれは勝つことが目的じゃなくて、興味を持ってもらうのが目的だからじゃないの?」
「それもそうね」
先程まで演習をしていた女子生徒が面を外した。その瞬間、男子が色めきだった声を上げる。
昂樹はその人物を知っていた
「あれって、二年前の全国女子剣道大会優勝者の壬生紗耶香先輩だっけ。剣道小町とかでマスコミに取り上げられてたな」
その名前を聞いたエリカは感心するように昂樹を見る
「よく知っているわね」
などと言い合っていると、剣道部の演習に一人の男子生徒が乱入する。
それをみたエリカは不敵な笑みを浮かべる
「なんか面白くなってきたわね!近くで見るわよ!」
「おいエリカ!」
エリカは昂樹を半ば強引に腕を引っ張る
引っ張られながらもエリカに質問する
「エリカ....あの男子知ってるのか?」
「面識はないけどね。女子の方はさっき話したけど、男子の方は剣術の関東大会チャンピオンの桐原武明ね」
「(関東...?)全国ではないのか」
「全国大会は高校からなの、だから関東はすごい称号なのよ」
先程の女性、壬生先輩は現れた桐原先輩をにらみながら言う
「桐原君!またなの?いい加減に諦めてちょうだい!」
「わりいな壬生!」
そう言うと桐原は壬生に竹刀をかまえて突貫する。手に持つ面を投げ捨てて、同じく竹刀で応戦する壬生。
「くっ!いきなり何を!」
「いいかから戦え!」
壬生先輩は桐原先輩を止めることができず二人は本格的に戦い始る
昂樹は2人の戦いを見ながら考えている
「(とめるか?いや魔法を使用せずに打ち合っているだけのこの状況だけだと剣道部の演習を手伝っていただけと言われるだけか....少し危険だけど対処するのはまだいいか…)」
「はあっ!」
「やあ!」
桐原と壬生のお互い手加減のない苛烈な攻撃。お互いの攻撃を弾きながら決め打ちを狙う二人。だがこの戦い、有利なのは壬生先輩。
「(恐らく相手を殺せる技術である剣術を使う桐原先輩よりも、あくまで剣技として強い剣道をしている壬生先輩の方が有利なのかもな...)
そして遂に桐原の腕に壬生の竹刀が直撃する。
それを見て昂樹が声を出す
「相打ち?」
「いや、相打ちじゃないわ」
壬生先輩が先に声を出す
「真剣なら、致命傷よ。私の方は骨に届いてない、素直に負けを認めなさい」
「真剣…?真剣と言ったな?今」
勝ちを宣言し、桐原先輩を下がらせようとする壬生先輩。しかし桐原先輩は不敵な笑みを浮かべていた。
途端桐原先輩は、後退した後、CADを操作する
「真剣勝負がお望みなら、そうしてやるよ!」
桐原先輩の竹刀にオレンジの魔法が纏わりつく
「嘘でしょ!?くっ!」
桐原先輩が使用したのは「高周波ブレード」、武器が高速振動することで、物体を脆くして切り裂くと言った魔法である。
驚きのあまり壬生先輩は動けなかった、桐原先輩が迫ってくるとすんでのところで躱す
「落ち着いて!桐原君!」
壬生先輩の忠告など耳に入らない
「これはまずい、死ぬぞ」
咄嗟に昂樹が飛び出す、隣を見ると達也も飛び出していた。
「(達也?)」
昂樹に気づいた達也はこっちを見て、目配せする
達也は、壬生先輩と桐原先輩の間に入ると桐原先輩に向かい、腕をクロスしてなにかの波動を発射する。すると、高周波ブレードが弾けるように解除される。桐原先輩は驚きのあまり、足を止める
「ここだ!」
その一瞬、昂樹は桐原先輩の竹刀を素早く振り払い、背負い投げする
「ぐはっ」
昂樹はすぐに桐原先輩を押さえる
「ナイスだ、助かったよ昂樹」
「いいのさ、こっちこそありがとう」
昂樹は耳につけている通信機で連絡をする
「魔法の不正使用のため桐原先輩を連行します」
すると近くで見ていた剣術部の3年が叫ぶ
「おい!一年、それも二科生のクセして嘗めた態度取ってんじゃねぇぞ!」
1人が殴りかかってくる
昂樹は、その拳を止める
「なっ」
「委員会活動妨害として、あなたも連行しますよ」
昂樹は念の為警告し注意をうながす
「昂樹、注意、右足蹴りくるよ」
「バカが」
男の蹴りが来る前に鳩尾に一撃を入れる
「かはっ」
ドサッ
「くそ!」
剣術部部員の2人はCADを、操作して魔法を放とうとする
「馬鹿野郎!(くそ、間に合わない!)」
すると達也が右手を突き出したと同時に魔法が解体される
「(あれは、俺が前世で使ってた魔法解体(マジックキャンセル)に似てるな、いやそれよりも先にあっちが優先か)」
「昂樹は右を頼む」
「了解」
2人は一気に懐に入り気絶させる
「此方第二小体育館。逮捕者一名、その他の3名怪我をしているので担架もよろしくお願いします」
次回は12話ではなく「吹雪の能力紹介」を投稿します。テスト期間で全く時間がなくかけないのでこのような形にしようかなと思います。
よろしくおねがいします!
今回評価が上がり緑バーから黄色バーまで上がりました!
これからも投稿頑張っていくのでよろしくおねがいします!