「冒険の書1 幽霊に怯える主人公の 呪術廻戦 続けますか? それともセーブをしますか?」 作:ブラックマッハ
あれから俺はオカルト分野を徹底的に調べては、現場に行ったがやはり、バカな俺では全く理解が出来ない。
当たり前だが全く幽霊がいる気配を感じたりしないのだ。
そして俺の肉体に害は与えたりはしなかった。
全くの手掛かりの無さに俺のやっている事は、正しいのかを考えるようになる。
真夏にしか起きない現象だったり真冬にしか起きない幽霊の研究を繰り返した。
勿論オカルト動画を撮っているサイトがあったら絶対見るようにしているが、見なくても分かる。生放送以外は幽霊が居なかったことの証拠となるのだからな。
だって編集が出来る。つまり生き残ったって事だ。
「はぁ幽霊とか居たりしないのかよ?」
「幽霊ね。いるんじゃないの?」
「居てほしいね。居ないと俺が無駄にした時間がありまくるぞ。で、アンタ誰なんだよ」
俺は、たまたま近くにいる相手に話かけた。
「僕?五条悟!! で、どれだけ幽霊調べるのに時間を使ったの?」
「今は中学二年生だから8年間は時間を使っている」
本当に無駄な時間だ。勿論学校では友達作りは全力で取り組んだ。ジムでボクシングの技術を学びながら生きて来た。とはいえ、電車に乗って旅に出たお金がなくなったのだ。
それにしても何故この男に敬語を使おうと思わないのだろうか。俺より年上だって分かるのだけどな。
「ふうん、あっそそれで後悔してるの?後悔してるようには見えないけど」
「後悔はないさ。ただ払った代償がデカすぎる。それだけなんだ。でも楽しかったよう。本当にさ」
出会いは、なかったけど、沢山の冒険が出来た事がとても楽しかったんだ。もう幽霊と出会うのは諦め時だけどこの思い出を忘れないで生きて行こう。
「でも諦めるのは、早いんじゃないの。だって僕呪術師だし」
「ありがとうな、お兄さん、元気出た。やっぱり幽霊探すの諦めない。だから呪術師さんよ、又会おうぜ」
俺はそう言って、
「ヤッホー今日も沢山良い事があったぞ」
呪術師って何処かで聞いた記憶があるけど忘れようと、それにしても五条お兄さんは、余程幽霊が好きなんだろうな。
五条ね、何処かで聞いたような、イナズマイレブンか!!
俺はそう思ったが、サッカーにしては、いくらなんでも無理があるような気がする。だってこの世界必殺技がないのだから仕方がないだろう。
まぁ呪術師は幽霊と戦いたい組織の事だって分かって一安心だな。
もう一度幽霊共に言う。
(見ろ幽霊……この筋肉を……いつでもかかってこい。俺は幽霊と戦うまでは死なない……現れるまで諦めない。……だから早く現れていいんだぜ)