ベルとヘスティアは怪物祭に出ている屋台を食べまわっていた。
「美味しいですね。神様」
「うん♪うん♪本当に美味しいね♪」
ヘスティアはベルとデートみたいな事が出来て上機嫌であったが、ベルは逆に少し不機嫌になっていた。
「どうしたんだいベル君?何か嫌な事があった?」
ヘスティアがベルに尋ねた。
「・・・何かさっきから嫌な視線を感じるんです」
「視線?」
「ええ。この前の時にもこれとまんま同じ視線を感じたんです。その時は少しイライラもあって殺気を出したんですけど、余計に見られるようになって・・・ハァァァ・・・」
ベルは大きな溜め息を吐いた。その時だった。
「うわぁぁぁぁぁ!!!モ、モンスターだぁぁ!!!」
「・・・何!?」
闘技場の入り口から大きな白色の猿『シルバーバック』が現れ、シルバーバックはヘスティアを見ていた。
「べ、ベル君。何か僕の方を向いてないかい?」
「知り合いですか?」
「ぼ、僕にモンスターの知り合いなんていないよ!?ってき、来た!!」
『グォォォォォォォォォ!!!』
シルバーバックはヘスティアに襲い掛かったが
「初手スペシウム光線」
『グォォォォォォ!!?』
ベルは手首を十字に重ねてシルバーバックに向けた。そこから青白い分厚い光線が出てシルバーバックに直撃し、悲鳴を上げ木っ端微塵になった。
「・・・・え?何あれ?」
「スペシウム光線」
「いや、そのいかにも当たり前の事を言われても」
「そんな事は今はどうでもいいので、この調子だと他にもモンスターが逃げたと思いますし、ちょっと行って来ます」
ベルは召喚陣から誰かを召喚して他の場所に向かった。それから少し時間が経って場所は変わり、とある広間でロキファミリアのメンバーである。アイズ、ティオネ、ティオナが地面から現れた口のついた植物型モンスター『食人花』3匹と戦っていた。レフィーヤも魔法で撃退しようとしたが、食人花の不意打ちの触手攻撃に横腹をやられてダウンしていた。
「大丈夫ですか!?ミィシャポーションを!!」
「わ、わかった!!」
ギルドの受付嬢のエイナとミィシャがレフィーヤの応急処置をしていたが、突如食人花がエイナ達に目標を変えて襲い掛かったその時!!
「「「待てぇい!!!」」」
声が響いた。そして声した方にモンスターやアイズ達は視線を向けた。そこにはベルと黒の革ジャンを着た男と薄茶色の革ジャンを着た男がいた。
「ベル?」
「ベル君!?」
ベルを知っているアイズは首を傾げ、エイナは少し驚いていた。
「行きますよ!!2人とも!!」
「おう!任せとけ!!556行くぜ!!」
「ああ!!ベル、撃!!」
3人は横に並んで変身ポーズを取った。
「「蒸着!!!」」
「癒着!!」
みなみにだが、蒸着とは、金属や酸化物などを蒸発させて、素材の表面に付着させる表面処理あるいは薄膜を形成する方法の一種の事で、癒着は本来離れているべきものがくっつくこと。好ましくない状態として批判的に用いる事が多く、悪い意味で使われる事がある。
「「宇宙刑事ギャバン!!」」
「宇宙探偵556!!!」
「「「「「「・・・・(ん?1人だけ違う?)」」」」」」
アイズ達はベル達が変身した姿を見てそう思った。それはそうだ。ベルと撃は全身が鎧(コンバットスーツ)に包まれているのに対して、556は頭だけしか無いのだ。
「どりゃあぁ!!!!スパイラルキック!!!」
「喰らえ!!レーザーゼットビーム!!」
「556オリジナルミネラルキック!!」
『『『kyaaaaaa!!!!』』』
ベル達はそれぞれ技を打っていたが、1人だけ何かしょぼい技を打っていた。そしてベル達は武器を取り出した。
「「レーザーブレイド!!!」」
「レーザー竹刀!!」
「「「「「「・・・・(締まりがないな)」」」」」」
ベル達は剣と竹刀にエネルギーを溜め、食人花に必殺技を喰らわせた。
「「ギャバンダイナミック!!!!」」
「556オーガニック!!!」
『『『kyaaaaaa!!!!』』』
やっぱり556だけ締まりがない。だが、竹刀にも関わらず、食人花を綺麗に真っ二つに切る事が出来た。不思議である。そして斬られた食人花は大爆発を起こした。
「「「「「「!?」」」」」」
一体何処に爆発する要素があるのかは突っ込んだら負けである。
「よっしゃぁ!!!」
「やりましたね撃さん、556さん!!」
「フハハハハハハハハ!!!」
何処かテンションが高い3人と爆発の要素に6人は戸惑っていた。因みにだが、さっきの爆発で近くにあった建物が崩壊したので弁償する事になったのは言うまでも無い。
次回、召喚されるのは
「フハハハハハハハ!!!ビバ21世紀!!」
To Be Continued