召喚士ベル・クラネル   作:サンバガラス

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3話 いざオラリオへ

 

14歳となったベルは相棒のイーブイと共に荷物の準備をしていた。

 

「ふーー。これで大丈夫かな?服よし、食料よし、お金よし、と」

 

「イブィ?」

 

イーブイはベルの背中を不思議そうに見ていた。所でなぜベルが荷物の準備をしているのかと言うと、オラリオを偵察と修行のためである。ベルはアルフィア、ザルド、召喚した人達によって鍛えられて、そこそこ強くなり、最後の仕上げにダンジョン攻略をする事になった。ぶっちゃけた話、ベルの召喚士の力が有ればオラリオのダンジョンを攻略するなど朝飯前である。そして荷物を準備し終えたベルは荷物を持って外に出た。外に出るとアルフィア達がベルを見送りにいた。

 

「ベル、お前なら大丈夫だと思うが、頑張れよ」

 

「うん。頑張るよ、ザルド叔父さん」

 

「月に一回はこっちに連絡はしろ」

 

「分かっているってお義母さん」

 

「女関係には気をつけるんじゃよ」

 

「それはお爺ちゃんでしょ」

 

そんな会話をしてベルは召喚陣をだした。

 

「召喚!!チョコボ!!」

 

「クエ!!!」

 

召喚したのはダチョウ程の大きさで、黄色の羽毛を生やした大きな鳥。クリスタルの世界ではアイドルのモンスターチョコボである。

 

「よろしくチョコボ」

 

「クエ!!」

 

ベルとイーブイはチョコボに乗ってオラリオへと向かった。それから3日間、ベルはチョコボを走らせ、巨大な街に着いたのだ。

 

「デカい。ここがオラリオ・・・」

 

ベルはチョコボから降りて検問所に向かった。

 

「次の方どうぞーー」

 

「はい」

 

一旦チョコボを召喚陣で帰らせてから検問の人の検査を受け、ベルは無事オラリオに入る事が出来たのだが、イーブイについて質問されていた。

 

「えっーと。それはモンスターですか?」

 

「いいえ。狐です」

 

「イブィ!?」

 

狐で誤魔化そうとした。

 

「いや、どう見ても狐じゃ無いですよね?変な鳴き声ですし」

 

「いや、狐なんですよ。僕のいた所の狐はこんな感じです」

 

「イブィ!!」

 

イーブイは怒ってベルの頬に爪を立てていた。その後色々とあったが、何とか誤魔化す事が出来た。

 

「ご、ごめんってイーブイ」

 

「ブィ!!」

 

イーブイは不機嫌になってそっぽ向いた。取り敢えず、ベルはダンジョンに入る為、ファミリアを探したのだが、

 

「失せろ!!ここはガキの来る所じゃねぇ!!」

 

「掃除係ぐらいなら雇ってやっても良いぜ」

 

「持参金ぐらい持って来たら話は聞いてやるよ」

 

などの暴言を吐かれ、どのファミリアもベルを受け入れてはくれなかった。その中でも、とあるファミリアの男が

 

「そのモンスターを俺にくれたらファミリアに入れてやっても良いんだぜ?」

 

と言った際には、

 

「お前、もう一度言ってみろ」

 

うひまぜんぺひた(すみませんでした)!!!」

 

ベルはボコボコにして、更にカツアゲをしていた。そんなこんなでベルはため息を吐いた。

 

「何処も入れたく無いとは・・・」

 

「イブィ・・・」

 

その時だった。ベルの前に1人の少女?が現れた。

 

「やあ、やあ、そこの少年。ファミリアを探しているのかい?」

 

「そうですが・・・貴方は?」

 

「僕かい?僕は竈の女神ヘスティアさ!!」

 

女神の名を聞いたベルは何かを思い出したかのように手を叩いた。

 

「ヘスティア・・・もしかして」

 

「どうだい僕の偉大さを知ったかい?」

 

「引きこもりの女神様ですよね!!」

 

「はっ倒すぞ!!!!」

 





次回、召喚されるのは

「メイドガイ渾身のご奉仕の始まりだ!!」

To Be Continued
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