次の日、ベルは教会を出て、イーブイと共にギルドに向かった。ファミリアに入り、これでダンジョンに行けるようになったが、最後にギルドに登録しないといけなかった。早速、朝イチで向かった。しかし朝イチだと言うのにギルドの中は10以上の冒険者がいた。ベルは順番が来るまで待った。
「次の方どうぞ」
ベルは呼ばれて受付に行くとそこにはハーフエルフの女性が受付の人であった。
「本日はどの様なご用件でしょうか?」
「えっと、冒険者の登録をしに来ました」
「わかりました。ではこの紙にお名前、種族、年齢、レベル、所属ファミリアをご記入してください」
ベルは受付の人に紙を貰い、空白の項目欄に記入して出した。
「これで良いですか?」
「えーーと、ベル・クラネル、ヒューマン、14歳、レベル1、ヘスティアファミリアこれで間違いないでしょうか?」
「はい。大丈夫です。何か不備でもありますか?」
「いいえ不備はありません。・・・はい!只今をもちまして、ベル・クラネルさんをオラリオの冒険者として登録します。宜しいですか?」
「お願いします」
ベルは無事、冒険者として登録する事が出来た。
「分かりました。これより私、エイナ・チュールがベル・クラネルさんの攻略アドバイザーとして担当することになります。以後お見知りおきを」
それからベルはエイナから3時間程度の授業があった。主に冒険者の基本知識、出現するモンスター、ダンジョン内の環境、などであった。
「以上が冒険者必須知識です。もし分からない事があればいつでもお聞きください」
「は、はい・・・」
「イブィ?」
エイナの授業は意外と厳しく、ベルは久しぶりに少しやつれ、イーブイは不思議そうにベルを見ていた。それからベルとイーブイはダンジョンに入った。
「ここがダンジョンか・・・よし誰も見てないと、召喚!!チョコボ!!」
「クエッ!!」
ベルはチョコボを召喚して一緒にダンジョン内を探索した。因みにイーブイはチョコボの頭に乗っかっている。
「仲良いね君達」
「イブィ♪」
「クエッ♪」
そして探索していると
「・・・!!敵意!!」
ベルは敵意を感じ、ナイフを構え、チョコボ、イーブイも戦闘態勢にはいった。そしてベル達の目の壁が崩れてそこから上層のモンスターゴブリンが出現した。
「グゥゥゥ!!!」
ゴブリンはベル達を見つけるとすぐ様襲い掛かったが、
「ほい」
「グギャ!?」
ベルは襲い掛かったゴブリンの腕を掴み、そのまま地面に叩きつけ、怯んだ隙にナイフで脊髄部分を切り裂いた。脊髄を切り裂かれたゴブリンは魔石を落とし灰となって消えた。
「・・・これがダンジョンのモンスター」
そして次々とゴブリンが現れ、ベル達を襲った。
「クエッッ!!!」
「「「グギャァァァ!!!」」」
チョコボは脚部の爪でゴブリン達を倒していき、
「イブィ!!!」
「「「グギャァァァ!!!」」」
イーブイは噛みつき、体当たり、いあいぎりで倒し、
「どりゃぁぁ!!」
ベルはゴブリンの首や心臓などの即死部分を積極的に狙いゴブリンの群れを倒していった。
「・・・あらかた倒し終わった。お疲れ様」
「イブィ!!」
「クエッ!!」
イーブイ達は疲れている様子もなく元気で溢れていた。
「よし。今日はここまで」
「イブィ!?」
「クエッ!?」
イーブイ達は満足していない様子でベルを見ていた。
「駄目だよ。今日はダンジョンはどんな感じかを確かめてるために入ったんだから。明日から本格的に探索だからね」
「イブィ・・・」
「クエ・・・」
しょんぼりていた。そしてチョコボを帰してからベルはギルドに向かい今日のゴブリンの魔石を換金して本拠地に帰ったが、そこには血塗れのコガラシがいたのは言うまでも無い。