召喚士ベル・クラネル   作:サンバガラス

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6話 ミノタウロスとファイターの技

 

あれから半月後、今日も今日とてダンジョンで探索である。そして今日はエイナに内緒で5階層に来ていた。

 

「さて来てはいいものの、景色は相変わらず変わらない」

 

「クエ」

 

ベルに同意したのかチョコボが鳴いた。

 

「でも、モンスターがいない・・・何かあるな」

 

ベルが違和感を感じたその時だった。

 

「ブモォォォォォォ!!!!」

 

「「「!!!」」」

 

何とミノタウロスが現れた。それを見たベルはニヤリと笑った。

 

「相手にしては問題無いな」

 

「クエッ!!」

 

「イブィ!!」

 

チョコボ達が戦闘態勢に入ったが、ベルが止めた。

 

「手出し無用。僕1人で相手する」

 

そう言うとチョコボ達はベルの邪魔にならない様にその場を離れた。

 

「久しぶりに、素手で闘おうかな。さぁ!!掛かって来い!!」

 

「ブモォォォォォォォォォォォ!!!」

 

ベルとミノタウロスが戦いを始めた。その数分前、同じ5階層では金髪の美少女が走っていた。名はアイズ・ヴァレンシュタイン。所属は二大派閥の一つロキファミリアである。アイズは遠征の帰りに出会したミノタウロスうちの1匹を逃してしまい追いかけていたのであった。

 

「・・・一体何処に行ったんだろう?早く見つけないと(でも思ったより冒険がいない。これなら被害も)」

 

その時だった。

 

『ブモォォォォォォ!!!!』

 

「ミノタウロスの鳴き声!!」

 

アイズがミノタウロスの鳴き声がした場所に向かうとそこには

 

「波動拳ッ!!!!」

 

『ブモウッッ!!!??』

 

ベルの手から青色の何か出て、それがミノタウロスに当たり、吹き飛んだ。

 

「・・・何あれ?」

 

アイズはその光景を見ていた。

 

『ブモオォ!!!』

 

「遅い!!遅い!!」

 

ベルはミノタウロスの連続攻撃を交わしつつ、ミノタウロスの腕を掴んだ。

 

「背負い投げ!!」

 

『ブモッ!?』

 

ミノタウロスは背中を強打して反応がおくれしまい、

 

「竜巻旋風脚!!」

 

連続回転蹴りの追撃で、更にダメージを受けてしまいフラフラの状態になってしまった。

 

「止め!!昇龍拳!!!」

 

『ブモォ!!ブモォォォ!!』

 

ミノタウロスはベルの昇龍拳を喰らい、灰となって消えた。そしてベルは腕を組み、傾いたポーズをとっていた。

 

「昇龍拳を打ち破らぬ限り、貴様に勝ち目は無い!!」

 

なんて言葉を言っていた。

 

「くぅぅぅ!!カッコいいセリフ!!やっぱり良いよねリュウ師匠の技は!!」

 

それをアイズは遠くから見ていた。

 

「・・・あの子、強い」

 

その時だった。

 

「クエ!!」

 

「イブィ!!」

 

「いぇーーい。無事勝ったよ」

 

「・・・モンスター!!」

 

アイズはベルに近付いたチョコボ達に気付いた。

 

「じゃあ帰ろうか」

 

「クエ!!」

 

ベルはチョコボに乗り、帰っていった。

 

「・・・調教(テイム)したモンスターを操っている。・・・何なのあの子」

 

アイズの中でベルに対する疑問が増えていた。

 

 





次回、召喚されるのは

「やらないか」

To Be Continued
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