召喚士ベル・クラネル   作:サンバガラス

7 / 10

この小説のベルはキレると口が悪くなります


7話 凶狼(ヴァナルガンド)ウッホ!いい男(阿部高和)

 

次の日の夜。ベルは豊穣の女主人という店でご飯を食べていた。

 

「くっーー!!うんま!!」

 

「イブィ!!」

 

2人は喜んでいた。すると店員のシルが話しかけて来た。

 

「どうです?楽しまれてますか?」

 

「はい。美味しいですよ」

 

「ブィ!!」

 

「それは良かったです。イーブイちゃんも喜んでくれて」

 

シルはお客を見ていた。

 

「このお店色んな人が来て面白いでしょ。沢山の人がいると沢山の発見があって、私つい目を輝かせてしまうんです!!」

 

「へぇ」

 

「私知らない人と触れ合うのが趣味と言うか、心が疼くと言うのか」

 

「独特ですね」

 

ベルがシルに言っていた、その時だった。

 

「にゃぁん!!ご予約のがお客様御来店にゃん!!」

 

店員のアーニャが扉を開けた。そこから美男美女の様々な種族の集団が入って来たのだ。すると周りが騒めき始めた。

 

『おおっ!えれぇ上玉!』

 

『バカッ!エンブレムを見ろ!ロキ・ファミリアだぞ!!』

 

『げぇ!!マジかよ!!』

 

そしてロキ・ファミリアの主神ロキが宴の挨拶を行っていた。

 

「皆ダンジョン遠征ご苦労さん!!今日は宴や!!思う存分飲めぇぇぇぇ!!」

 

『『『おおお!!!』』』

 

ロキ・ファミリアが飲み始め、盛り上がっていた。

 

「盛り上がってますね」

 

「ええ。ロキ・ファミリア様はうちのお得意様なんです」

 

「へーー」

 

それからしばらくするとロキファミリアの幹部の1人凶狼(ヴァナルガンド)の二つ名を持つベートが話し始めた。

 

「たく!!昨日の遠征の帰りはダルかったな!!」

 

「何?どうしたの急に」

 

またまた幹部の1人大切断(アマゾン)の二つ名を持つティオナがベートにダルそうに聞いた。

 

「あれだ。17階層で大量出現したミノタウロスの群れの何匹かを逃して、結局5階層まで行く羽目になったんだよ」

 

「・・・(あれ、この人達が逃してしまって5階層に来てたのか)」

 

ベルは静かに聞いていた。

 

「たくよ、結局レベルの雑魚がいなかった良かったものの、何でわざわざ行かなきゃならなかったんだよ」

 

と何とも責任感が感じられない事を言っているベートに副団長であるリヴェリアが止めた。

 

「いい加減にしろ。そもそも17階層でミノタウロスを逃したのは我々の不手際だ。そしてそのせいで他の冒険者が死んだらどうする。恥を知れ」

 

「雑魚を雑魚と言って何が悪い!!」

 

酔いのせいなのか止まる事をしないベートと発言に苛つく者がいた。

 

「・・・シルさん。イーブイを頼みます」

 

「ベルさん?」

 

ベルである。ベートの責任を感じれない事に腹を立てたベルはベートに近付いた。

 

「あ?何だテメェ?」

 

「いや、さっきからベラベラとうるさいんで、黙ってくれませんか、責任も取れない駄犬」

 

喧嘩を売っていた。

 

「おい、もう一度言ってみろ」

 

「聞こえなかったんですか?これは大変だ!!耳鼻科に行く事をお勧めしますよ」

 

わざとらしくベートを煽り、そしてついにベートはキレた。

 

「そうかよ・・・死にてぇんだな!!!」

 

ベートは立ち上がり、ベルの顔面目掛けてハイキックをお見舞いしようとしたが、

 

「・・・レベル5とはいえ、こんな速度か・・・」

 

「な!?」

 

『『『!?』』』

 

ベルはすでにベートの後ろに回り、攻撃を避けていた。その事にベート、ロキファミリアは驚いていた。ベートはすぐさま距離を取ったが、既に遅かった。

 

「お仕置きが必要だな!!変態秘技!!フライング亀甲縛り!!」

 

ベルはロープを投げた。すると投げたロープは物凄い速さで生き物如く動き、ベートを亀甲縛りにした。

 

「な、何だこれ!?」

 

ベートは困惑している所にベルはすかさず召喚した。

 

「召喚!!阿部さん!!」

 

そして出て来たのは男前で青色の工場着を来た男が現れた。突然現れた男に酒場の全員が驚いていた。

 

「阿部さんどうぞ!!」

 

「おっ!!中々だな」

 

阿部さんはベートを担ぎ、店の裏路地に連れて行った。

 

「テメェ!!こんな所に連れて来てなnって何ツナギのホックを外してんだ!?」

 

「やらないか」

 

「やらないか?・・・お、おいまさか!?や、やめろ!!!」

 

「男は度胸!何でもためしてみるのさ」

 

会話がなってない。ベートは未だ亀甲縛りから抜け出せていなかった。阿部さんは慣れた手付きで亀甲縛りを崩さずに器用にベートのズボンを脱がしていた。

 

「ズボンを脱がすんじゃねぇ!!殺すぞ!!」

 

かなり焦っている様だ。

 

「ところで俺の金●を見てくれこいつをどう思う?」

 

「凄く大き・・・って何言わせるんだ!?」

 

「でかいのは分かったからさ、このままじゃ収まりがつかないんだよな」

 

「ウオオオオオオ!!!ヤメロォォォォォ!!」

 

ベートの抵抗虚しく、

 

 

 

 

「アッーーーーーーーーーーーーー♂」

 

 

オラリオにベートの叫びがこだましたのであった。

 

 





次回、召喚されるのは

「ぽよ!!」

To Be Continued
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。