IS×PM   作:本棚の一冊

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Geminiの仕様が変わったので初投稿です


17話 『狐雨』大パニック

「一夏、今日の特訓はよく頑張ったな。でも、これで終わりじゃないぞ。放課後は今日行った回避訓練の拡張メニューをシャルルに頼んである。しっかり食らいついていけよ」

俺が一夏の背中をポンと軽く叩くと、一夏は少し申し訳なさそうな顔をしてシャルルに向き直った。

 

「なぁシャルル……俺の特訓のせいで、お前の貴重な時間を取らせちまって本当に悪い。シャルル自身の訓練だってあるだろ?」

気まずそうに頭を掻く一夏だったが、シャルルは少しも嫌な顔をせず、ふわりと優しい笑みを浮かべた。

「あはは、全然問題ないよ、一夏。僕のことは気にしなくていいから、さぁ、始めようか!」

 

こうして、俺たちの意図をまだ知らない一夏とシャルルによる、放課後の『秘密の特訓』がスタートした。一夏の底抜けの素直さがあれば、シャルルの弾幕訓練にもすぐに適応していくだろう。

 

一方、俺は二人と別れて練習場へと向かっていた。これから行われる、生徒会メンバーとの1対3の地獄の特訓。……だが、俺の足取りが重いのはその過酷さのせいだけではなかった。

 

練習場に集まった更識楯無会長、不仏虚先輩、本音ちゃん、そして簪さんの4人を前に、俺は今にも魂が抜けそうな、この世の終わりみたいなげんなりした顔で専用端末を差し出した。

 

「……特訓を始める前に、L社から新しいE.G.O装備が届いたので、そのデザインを共有しておきます。今後、訓練で使うことになるので……」

「あら、新しい装備? 見せて見せて!」

興味津々で端末を覗き込んだ生徒会の面々だったが、画面に映し出された画像を見た瞬間、練習場に沈黙が訪れ――次の瞬間、大爆発のような大爆笑が沸き起こった。

 

「あはははは! 何これ、凄すぎるわ〇〇君!!」

楯無会長は涙を流しながらお腹を抱えて笑い転げ、いつも冷静な虚先輩すら「ぶっ……!」と吹き出して肩を激しく震わせている。

 

それもそのはずだ。画面に表示されているのは、抽出チームの歪んだセンスの結晶。

 

『狐雨』: 完全にレインコートを着た狐の着ぐるみ姿。しかも頭頂部にはあざとくピコピコと動く「狐耳」が生えている。

 

『白雪姫の林檎』: 鮮やかな赤色をしたお姫様用のフリフリドレス。そこに不気味な緑色の茨の蔦がこれでもかと絡みついたデザイン。

 

これを男子高校生である俺が纏い、IS学園の空を縦横無尽に駆け巡るのだ。狂気という他ないし、もはや戦闘訓練ではなく、ただの公開羞恥プレイ(辱め)でしかない。

 

「あはは! 〇〇君、今度は魔女からお姫様と着ぐるみにクラスチェンジなのね!? 期待を裏切らないわぁ!」

「……〇〇、あなたの会社の抽出チームというのは、お前を精神的に抹殺しようとしているのか……?」

会長と虚先輩の容赦のない笑い声が突き刺さり、俺の精神ゲージは特訓を始める前だというのにガリガリと削られていく。

 

そんな中、じっと画面を見つめていた本音ちゃんが、ぽつりと呟いた。

「……でも、この『狐雨』ってやつ、レインコートを着た狐の着ぐるみ姿に、狐耳まで生えてて……私のIS専用機も、こういうデザインがいいなー……」

 

「本音ちゃん……!」

その純粋で濁りのない本音の言葉は、大爆笑の渦の中で精神的致命傷を負っていた俺にとって、唯一の救いだった。

 

「だ、そうですよ、会長。笑ってないで、本音ちゃんを見習って少しは支給品の機能美ってやつを理解してください」

俺が真っ赤な顔をしてムキになって言い返すと、簪さんも手元でクスクスと笑いながら、どこか興味深そうにそのトンチキな衣装データの数値を分析し始めるのだった。

 

「……じゃあ、とりあえず性能テストをさせてもらいますよ。笑うなら笑えばいいです」

 

半ばヤケクソ気味に宣言し、俺は真新しい指輪のインターフェースを操作した。

指定した指の動きを入力すると、空間が僅かに歪み、俺の身体を新たなE.G.Oが包み込む。

 

視界の端で揺れる、黄色いフードの端。頭頂部にはピコピコと無駄に自己主張する『狐耳』。そして全身を覆うのは、どこからどう見ても安物のビニール製レインコートだった。

だが、俺にとっての最大の問題はそこではない。右手に握らされた『武器』だ。

 

「……なぁ、本気で聞いていいか?」

俺は右手に握ったそれを、ゆっくりと目の高さに持ち上げた。

「骨がひしゃげて、所々ビニールが破れた『ただのゴミ傘』なんだけど。これをどう使えって言うんだよ! 相手をこれで叩けってか!? 抽出チームの奴ら、絶対に俺の命を軽く見てるだろ!」

 

悲痛な叫びを上げる俺をよそに、生徒会の面々は再び腹を抱えて笑い転げている。

俺は大きなため息をつきながら、HUDに表示された『狐雨』の特記事項に目を通した。

 

【特記事項:本E.G.Oを着用した職員の周辺には、重く淀んだ『憂鬱な雨』が降り注ぎます。周囲の者は、精神の摩耗を防ぐために傘やレインコートの準備を怠らないでください】

 

「……憂鬱な雨?」

俺がその文面を読み上げた直後だった。

屋内であるはずの練習場の上空に、突如としてどす黒い雨雲が立ち込め、シトシトと冷たい雨が降り始めたのだ。肌に触れるだけで、どうしようもなく気分が落ち込み、世の中の全てが嫌になるような、ひどく重たい雨。

 

「わっ、本当に雨が……! なにこれ、すっごく冷たい……」

IS『ミステリアス・レイヤーズ』を展開し、空中に浮遊していた楯無会長が、不思議そうに手のひらで雨粒を受け止めている。その顔にはまだ、からかうような笑みが残っていた。

 

(……ちょっと、試してみるか)

俺は破れたビニール傘を逆さに向け、そこに『憂鬱な雨』の水をたっぷりと溜め込んだ。そして、大鎌を振るう要領で手首をスナップさせ、浮遊している会長に向けて不意打ち気味にその水をバシャッと浴びせた。

 

「きゃっ!? ちょっと〇〇君、いくら笑われたからって水掛け論は――」

抗議しようとした会長の言葉が、ふっつりと途切れた。

ISのエネルギーシールドは物理的な雨粒を弾いたはずだった。だが、E.G.Oがもたらす『憂鬱の概念』そのものは、装甲を容易くすり抜けて彼女の精神に直撃したらしい。

 

ミステリアス・レイヤーズの推進力がプツンと切れ、会長は力なくグラウンドに降り立つと、そのままズルズルと膝から崩れ落ちた。

 

「……もう、嫌」

「えっ?」

「もう嫌だ……。やりたくない……」

 

うわ言のようにつぶやきながら、会長は体育座りになり、膝に顔を埋めた。

あの常に余裕に満ち、妖艶な笑みを絶やさない完全無欠の生徒会長の姿はどこにもない。そこには、ただ限界を迎えた年相応の少女がいた。

 

「どうして私ばっかり、こんなに働かなきゃいけないの……。明日の各国の代表との会議、絶対にまた理不尽な要求でせっつかれるし……。学園の予算委員会の調整だって、全然終わってないのに……」

ぽろぽろと涙をこぼし、地面を指でなぞりながら、彼女はこれまでにないほどネガティブな不平不満を垂れ流し始めた。

 

「私だって普通の女の子みたいに遊びたいのに……。誰も私の苦労なんて分かってくれない……。生徒会長って、すっごく大変なんだから……。誰か、誰か私をうんと甘やかして癒してよぉ……」

 

わぁぁん、と子供のように泣きじゃくり、駄々をこね始める生徒会長。

そのあまりにも衝撃的な光景に、練習場は水を打ったように静まり返った。

 

「ね、姉さん……!?」

真っ先に金切り声を上げたのは、妹の簪さんだった。彼女は目を見開き、信じられないものを見るような顔で、震える手で姉を指差している。

「か、会長……!? 嘘でしょ、あの鋼のメンタルを持つ会長が、こんな、ただの駄々っ子みたいに……!?」

虚先輩も激しく動揺し、隣にいる本音ちゃんに至っては口をポカンと開けて固まっていた。

 

「……マジかよ」

俺自身もドン引きしながら、急いで『狐雨』の使用例と詳細データをスクロールした。

 

【使用例1:同業者に向けて傘を射出することで、オートで対象を追従し、憂鬱の雨から精神を保護します】

【使用例2:出力を最大まで上げた状態では、降り注ぐ雨が止み、代わりに周囲の敵を焼き尽くす眩しい陽光を放ちます】

 

(なるほど……基本は、対象の精神に直接干渉して『憂鬱状態』に陥らせる、広範囲デバフ用の概念兵器ってことか)

 

物理的な破壊力ではなく、戦意そのものを根本からへし折る凶悪な装備。L社の兵器が、ISの物理装甲では防げないことを証明する形になってしまった。

俺は慌てて指輪を操作し、E.G.Oの装備を解除した。途端に雨雲が晴れ、重苦しい空気は霧散していく。

 

しかし――。

 

「うぅ……ぐすっ……〇〇君のばかぁ……私だって、本当は毎日いっぱいいっぱいなんだからぁ……」

一度決壊してしまった感情のダムは、そう簡単には元に戻らないらしい。雨が止んでもなお、会長は俺の足元にすがりつくようにして、涙目で上目遣いをしてくる。

 

(……やってしまった)

 

L社の技術の恐ろしさを痛感すると同時に、俺の肩にはとてつもなく重い十字架が乗しかかっていた。

この幼児退行し、日頃のストレスを全開にして甘えモードに入ってしまった更識楯無を、全力で励まし、慰め、元の完璧な生徒会長に戻すという『最高難易度の任務』が、今ここから始まろうとしていた。

 

「狐雨」がもたらす精神へのデバフが、まさかここまで凶悪だとは思いもしなかった。

物理的な装甲を無視して、対象の心に直接「憂鬱」と「絶望」を叩き込む装備。その結果、目の前には完全に幼児退行して泣きじゃくる最強の生徒会長の姿があった。

 

「ね、姉さんは……普段から色んなことを完璧にこなしすぎてるんです。だから、その……張り詰めていた糸が、一気に切れた結果なのかもしれないです……」

オロオロとしながらも、簪さんは俺を擁護するようにそう言ってくれた。

「そうね。……もっと、私や周りの人間を頼ってくれればいいのに」

「会長……」

虚先輩と本音ちゃんも、心配そうに会長の背中を撫でている。

 

こうして、仕事は一旦すべて放り出し、子供のように泣きじゃくる更識楯無を慰め、元の生徒会長に戻すための『大作戦』が幕を開けた。

 

役割分担は即座に決まった。

簪さんは会長の好物やリラックスできるアイテムを自室や購買から調達。虚先輩と本音ちゃんは横に寄り添って全力で励まし役。そして俺は、食堂の調理場を借りて、彼女を癒すための甘いものや手料理を急遽作ることになった。

 

「食堂に移動するぞ、会長。立てるか?」

俺が声をかけると、座り込んでいた会長は涙目のまま両手を広げてきた。

「……歩けない。おんぶしてぇ……」

「……はいはい。今日だけですからね」

 

仕方なく背中を向けてしゃがむと、彼女は俺の背中にぴとっと張り付いてきた。そのまま立ち上がると、会長は少し機嫌が良くなったのか、俺の背中で「えへへ……」と、普段の妖艶さとは無縁の、ふにゃっとしただらしない笑顔を浮かべていた。

 

食堂へ向かう道すがら、俺は端末を操作して山田先生と織斑先生にも連絡を入れた。

『同じ学生だけじゃなく、大人である先生から慰められたり、話を聞いてもらうことも必要だと思います。力を貸してください』

そう事情を伝えると、二人の先生は快く食堂での合流を承諾してくれた。

 

食堂へと向かう廊下は、学園内でも特に人通りが多い場所だ。

その真ん中を、俺が生徒会長を背負い、その横を虚先輩と本音ちゃんが甲斐甲斐しく付き添って歩くという光景は、もはや「異様」の一言に尽きた。

 

普段、絶対的なカリスマとして君臨し、近寄りがたいオーラを放っている更識楯無が、俺の背中でふにゃふにゃとだらしない笑顔を浮かべている。

その光景を目撃した生徒たちは、あまりの衝撃に立ち止まり、まるで時が止まったかのように静まり返った。

 

IS学園において、俺と一夏は希少な男子生徒だ。一夏は無自覚なタラシとして既に有名だが、俺は「L社の保安要員」という得体の知れない立ち位置。

そんな俺が、先日も山田先生との熱愛疑惑(※冤罪)で学園を騒がせたばかりだというのに、今度は更識楯無までもが俺に攻略(おんぶ)されている――。

 

廊下のあちこちから、ひそひそ話が漏れ聞こえてくる。

 

「ねえ、見た? あれって、会長が攻略されたの? それとも会長が〇〇を攻略したの?」

「いや、あんなだらしない会長、初めて見たわ……もしかして、〇〇って実は隠れた魔性なんじゃない?」

 

男子生徒の数が極端に少ないこの学園において、俺という存在のイレギュラーさは際立っている。

そんな男が、学園の最高権力者である生徒会長を背負って歩いているという事実は、生徒たちの間で「会長攻略説」と「会長による攻略説」という二つの勢力争いを生み出し、瞬く間に学園のゴシップとして拡散されていった。

 

俺の背中にいる楯無会長は、周囲の視線などどこ吹く風といった様子で、俺の首に腕を絡ませて「んふふ……〇〇君、背中あったかい……」と完全に夢見心地だ。

 

「……あの、虚先輩。俺は今、会長を運んでいるだけなんですが」

「ふふ、まあいいじゃない。〇〇君の背中は、会長の専用シートってことで」

 

虚先輩が茶化すように笑うと、背中の会長がさらに「専用シート……えへへ……」と満足げに身を預けてくる。

このまま食堂まで運べば、学園の噂話はさらに加速し、俺の「保安要員」としての平穏な(?)学園生活は、完全に崩壊のカウントダウンへ入ったことを俺は悟った。

 

(……頼むから、明日になったら昨日の記憶ごとこの事態を忘れていてくれ……!)

 

俺は、周囲の好奇の視線を背中に突き刺されながら、一日でも早くこの「拷問」が終わることを願いつつ、食堂への長い廊下を突き進むしかなかった。

 

数十分後、IS学園の食堂の一角には、極めて奇妙な光景が広がっていた。

 

「だーかーらぁ! 予算委員会の連中ったら、いつもいつも文句ばっかりでさぁー!」

「うんうん、そうよね。楯無はよくやってるわ。えらいえらい」

「会長の言う通りです! 悪いのは全部、無茶ぶりしてくる大人たちです!」

 

テーブルの真ん中には、ジュースしか飲んでいないのに完全に酔っ払いと化した楯無会長。それを、織斑先生と山田先生、そして生徒会役員たちが全力で甘やかし、全肯定して慰めている。

そして俺は、「ホットケーキ食べたい! 今すぐここで焼いて!」という会長の理不尽な要求に応え、テーブルの端にホットプレートを持ち込み、ひたすらホットケーキを焼き続ける係になっていた。

 

「はい、シロップ多め。火傷しないように気をつけてくださいね」

「んふふー、〇〇君の焼いたホットケーキ、おいしーい……」

 

周囲のテーブルにいる一般生徒たちは、泣きながら愚痴る最強の生徒会長と、彼女をチヤホヤする学園のトップ層、そしてなぜかホットプレートで粉物を焼き続けるL社関係者の男というカオスな光景に、言葉を失ってフリーズしていた。

 

やがて、泣いて、愚痴って、ホットケーキを平らげた会長は、すーっと静かな寝息を立て始めた。泣き疲れて眠ってしまったのだ。

 

「……とりあえず、今日は解散にしましょうか」

山田先生がホッと息をつく。

虚先輩が手慣れた様子で眠る会長をおんぶし、それぞれが自室へと戻っていく。あとは明日、目覚めた会長が元の姿に戻ってくれていることを、その場にいた全員が心から祈っていた。

 

ホットプレートなどの食事の跡を片付けながら、俺はふと思う。

(……あんなに完璧に見える会長でも、人知れず重いものを背負ってたんだな)

シャルルも、一夏も、先生たちも。皆それぞれに苦労し、何かを抱えながら生きている。それを改めて痛感する夜だった。

日報と、先生との会話

 

自室の防護室に戻った俺は、L社への日報の入力作業に取り掛かった。

本日の戦闘訓練記録に加えて、『狐雨』の運用に関する重要な一文を太字で追記する。

 

【重要事項】『狐雨』を展開する際、傘に溜まった水をむやみに他人にぶつけないこと。対象の精神に深刻な憂鬱状態と幼児退行を引き起こす危険性あり。

 

日報を送信し終えたところで、山田先生にコーヒーを淹れて手渡した。

「先生、今日は急な呼び出しだったのに、付き合ってくれてありがとうございました」

「ううん、気にしないで。私も、楯無さんが心の中で少しずつ限界を迎えていたことに気づいてあげられなかったから……」

コーヒーカップを両手で包み込みながら、山田先生は少し申し訳なさそうに微笑んだ。

「でも、この一件で、彼女が少しでも周りの人を頼って甘えることを覚えてくれればいいんですけどね」

「ええ。そうですね」

 

温かなコーヒーの香りに包まれながら、俺たちは静かな夜の時間を共有した。

 

翌朝、学園の廊下で楯無生徒会長とすれ違った。

「あら〇〇君、おはよう。今日も良い天気ね」

いつものように扇子を口元に当て、妖艶で完璧な笑みを浮かべる彼女の姿に、俺は心底ホッとした。

 

「おはようございます、会長。……その、昨日は色々と」

「ええ、昨日は『色々と』お世話になったわね。……ふにゃっとした笑顔で背負われたこととか、ジュースで酔っ払ったこととか、ぜーんぶ、きっちり記憶にあるわよ」

笑顔のまま、しかし目が一切笑っていない会長に、俺は冷や汗をかいた。

 

「……あー、その」

「というわけで、生徒会長権限で通達します」

パチン、と扇子を閉じ、会長は俺の鼻先にそれをビシッと突きつけた。

 

「今後の特訓において、『狐雨』の使用を一切禁止します。……いいね?」

「……はい。そりゃそうですよね」

俺は一切の反論を放棄し、深く、深く頷くのだった。




精神-45の世界
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