昔昔、ある所に男子高校生が一人フラフラと帰り道を辿っていたそうな、
信号で放心状態になっている、もはや人ではなく人形にしか見えないこの少年は、この後トラックに引かれて…
「ちょっと待ってください。いくらなんでもありきたり過ぎませんか?もっと理不尽にとか、もっとド派手な死に方の方がいいと思うのですが……?」
「ゴチャゴチャ言わないで、だって信号機見ながら「ニヤァ」てしてたからあまりにもおかしくて、可哀想だったから転生させてあげようかと思って。」
「デモ、女神様。他の時空の女神様達が馬鹿みたいに転生させるもんだからもういい転生先なんか残ってませんよ。」
「ん〜そうね。この世界はどうかしら?」
…トラックに引かれたと思って、目を覚ましたら、なんか神々しい物が目の前にチカチカと、少し怖いけど、話しかけてみるか、、
「あの〜、」
女神「あぁ、もう君、転生先決まっちゃったから、もう30秒位したらテレポートされるから待ってなさい……。」
おぉ!もしやこれが属にゆう転生なのだろうか?俺が知っているのだと何か主人公補正的なスキルを貰える的なアレがあると思うんだけど……
「あ、あの〜。」
女神「なんだ、何か用か?」
「あの、何か主人公補正的なスキルとか…そういうのは?」
女神「ないぞ、何を言っておる。」ドンッ!!
「え、いやちょ…」
ピュンッ!!
パァァァァ……
「あ、ちょっとまって!確かに転生系物馬鹿にしてたけどー!!こんな仕打ちないでしょ!どうせなんか死に戻りとか苦しい奴だよなこれ!なんか言ったらど……」
シュンッ……
女神「行ったの。」
「うるさかったですね。あの人」
「んん、……」
「ダイジョーブですかぁ?」
「はっ!!」
「母さん!だからベットの下は掃除しなくていいって言ったでしょ!もう。」
……え?何処ここ。
「あ、起きましたか、ダイジョブですか?汗、凄いですね。」
誰だこいつ、見たことないキャラのコスプレだな。
ん?
ひょろっ、ひょろ……
「う、動くしっぽの付け物!凝ったコスプレイヤーだ!」
「コスプレ?イアー?何それ?美味しいの?」
「うわ、久々に聞いた。煽り以外で使う人は初めてだけどね。」
「それより、ここが何処が……あ」
「? どうしたの?」
そうだー確か転生したんじゃなかったっけ?あれ、なんでこんな記憶が曖昧なんだろう。
ピロン♪
スキル 《記憶具現転移》を習得しました。
「うわっ!なんだこれ?!」
「へぇー。見たことないスキルだね。」
「スキル?そうか、やはりこの世界にも超人的パワーなどが存在しているようだ。ちなみに、このスキル以外は何があるのかね。」
「ん?何言ってるの?雄が持てるスキルは一つだけじゃん。そんなことも忘れてるの?」
「お、雄?いやてか今さらっと変なこといってたな。」
「ちなみに、私の名前は、イエスタ。よろしくね。」
「いや聞いてない。なんだよここ。やべぇ世界じゃない?」
続くかも…
続かないかもね。