仮面ライダープラント   作:ダイヤモンドリリー

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処女作初投稿です。
学生の拙い文章ですが楽しんでもらえると嬉しいです。


希望の芽吹き

「仕事も終わったしさっさと帰るか。」

 

荷物を助手席に詰め込み、家へと向かい車を走らせる男。

 

彼、花道凛は庭師である。

 

花の多く咲いているとある町で生まれた凛の側には、いつも花があった。

 

父は、花の品種改良や栽培などをする町の大手企業に勤めており、母は花屋を営んでいた。

 

そんな環境で育った凛は、両親と同じように、花や植物に関われる仕事をするために、庭師を志し、そして大成した。

 

仕事を始めて数ヶ月。こんな日常がずっと続いていくのだと信じて疑っていなかった。

 

いつも通り家へと帰り、車庫へと車を入れようとする凛。

 

しかし、日常というものは、いつも、急に崩れるものである。

 

 

 

 

突如、地震が起こる。

 

「最近地震が多いな…ってなんだ⁉︎」

 

地面が割れ裂け目から植物のようなものが生えてくる。そしてそれらは集まり、重なり、人型となる。

 

そして遅くはあるが我が家である花屋に近づいているではないか。

 

「い、家には入らせない!」

 

荷物の中から高枝鋏を取り出しながら車を降りた凛は謎の人型に向かって突きつける。

 

今家には母がいるはずだ。やつらが人を襲うかはまだわからないが、家に入れるわけにはいかない。

 

「なっ、弾かれ...ぐっ!!!」

 

しかしすぐに鋏は弾き飛ばされ、凛も店の中へと突き飛ばされる。

 

「凛!大丈夫かい!」

 

「母さん!奥に隠れt「あんたがこっちにきなさい!」

 

母に引きずられて奥に連れ込まれる凛。

 

「母さんなんなんだあいつら」

 

「母さんにわかると思うのかい?まぁ知っているけれど」

 

「知ってるのか⁉︎だったら「今は話をしている場合じゃないでしょう。これをつけなさい」

 

何かを渡してくる母。

 

「これは...いったいなんだ?」

 

「『プラントドライバー』だよ。これとこいつがあればやつらに対抗できる」

 

ドライバーを凛の腰に当て、ベルトにさせながらもう一つ渡してくる。

 

「これは...土の入った試験管...か?」

 

「こいつにはある植物の種が入っているんだ。これをベルトの中心のスロットにさして右についているレバーを上下させるんだ。そうすりゃやつらに対抗できるようになる。」

 

「対抗...って戦うのか⁉︎できるわけないだろ!」

 

「大丈夫だよ。戦い方は植物が教えてくれる。さっさとやりな!」

 

言われるがままベルトに試験官を装填する凛。

 

「何がなんだかわかんねぇが...やってやる!」

 

勢いよくレバーを上下させると、ポンプを模した機構から液体が出てきて試験管を満たす。

 

直後、試験管から三つ葉のクローバーのようなものが生え、ベルトからは植物のようなものが飛び出し凛の体を包んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「体が変わった...」

 

植物に包まれた凛は鏡を見てつぶやく。

 

その体は緑の植物のようなもので作られた鎧で覆われていた。

 

「家から出て行け‼︎」

 

中に入っていた一体を蹴飛ばし外に追い出す。

 

「すごいなこのパワー。これならやつらを...いける!」

 

腰についていた2本の鋏を取り外し構え、謎の人型に立ち向かう。

 

やつらは突然現れた謎の存在、凛を敵とみなし襲いかかってくる。

 

「戦い方は大体わかった」

 

人型は十体ほどいた。けれど、生まれたばかりのそいつらは凛の鋏によって散らされ一体ずつ数を減らしていく。

 

そして5分ほど斬りつけていった後、残っていたのは最後の一体だけだった。

 

「こいつだけ他のやつよりも硬いな」

 

よく見るとそいつは他のやつらとは違い、体の各所に桜の花のような模様があり、胸の10の花の模様の内、9つは色がなく、1つだけ色のついた花のある敵だった。

 

「他のやつとは違うってわけか。だったらこっちで行ってみるか」

 

凛は腰についていたもう一つの物を取り出し、展開させる。

 

それは高枝鋏であった。桜の花の敵は殴る蹴るしかしてきていない。そんなやつから、距離を離しつつ攻撃ができるだろう。

 

しかし、何度も何度も鋏を突き出し、斬りつけるがやつは怯みこそするがなかなか倒せない。

 

「必殺技でケリをつけるか。確か...レバーをもう一度上下してっと」

 

直後試験管に別の液体が充填され、高枝鋏にエネルギーが溜まり始める。

 

「とりゃあ!」

 

鋏をやつに突き刺す凛。そしてやつに突き刺さっている鋏を思い切り蹴り抜いた。限界を迎えたのか、やつは少しずつ枯れ果て、崩れ落ち、風に流れて消えていった。

 

「倒せた...のか。なんとかなるもんだな。ってなんだろうあれ」

 

ふと視線を下すと、何か小さいものが落ちているのを見つけ、拾い上げた。

 

「これは...植物の種か?やつが落としていったのか」

 

こうして初めての戦闘は終わりを迎えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ところで元に戻るにはどうすりゃあいいんだ?これ抜けば戻るのかなぁ」

 

戦い方は教えてくれても、それ以外は教えてくれないらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日常は突然崩れ落ちた。

 

いつ日常が戻ってくるのかは、誰も知らない。

 

 

count the seeds

現在、凛の使える希望の種は

・三つ葉のクローバー

・???




1958文字は少ないんですかね。
もう少し文字数を増やしたいなぁ。

次回は説明が長くなるかも。
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