メカゴジラシティ召喚   作:アメコミ限界オタク

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無双シーンで一話まるごと使うつもりが、秒殺過ぎてほとんど持たなかった。
ロウリア国軍はもっと気合いだせ、戦闘シーンを持たせろ(無茶ぶり)


第六話 ガンダム無双

王国軍10万の前に、突如として天から降りてきた空を舞う巨人、ガンダムヴァルチャー。

 

その手にあるのは巨人にふさわしい大砲サイズの銃。ワイバーンを殲滅したのはその銃による攻撃だ。

 

大地に立ったその巨人は、ロウリア王国軍騎兵隊の前に立ちはだかる。

 

ロウリア指揮官は魔法通信で全軍に命令を下し、虎の子の大砲全門をヴァルチャーへ向ける。

 

ヴァルチャーに向かって大砲を撃ち続ける。ヴァルチャーは無防備なまま、砲弾を受けるが、GN粒子を浸透させて強化された超硬化ナノメタル複合装甲には掠り傷程度の損傷すら与えられ無い。

 

 

 

 

「文明のレベルが違いすぎる」

 

コクピットの中で敵軍の攻撃を観察して、俺はそう呟いた。敵の攻撃はGNフィールドを使うまでもなく、ナノメタル装甲だけで簡単に防げている。

 

相手の技術力はどれだけ高く見積もっても精々が中世レベルの技術。相手の使う大砲だけ中世時代にしては頭ひとつ高い技術を持つのに対して、俺の扱うガンダムヴァルチャーは宇宙人から技術提供を受けて何世紀分もの技術革新が進んだ時代の兵器だ。テクノロジーの差は何百年どころか、下手すれば何千年単位で差がある。

 

どう転んでもここから先はガンダムによる一方的な虐殺になるだろう。

 

しかし、あの連中は町を攻撃した。平和に暮らしていただけの人たちをな。

 

「なら仕方ないよな」

 

誰かに言い訳するように、自分の行いを正当化して割り切ると、俺はビームライフルを軍隊へ向ける。そして敵の中心に狙いをつけ、トリガーを引く。

 

 

 

 

120ミリ口径ビームライフルから放たれた圧縮粒子は寸分違わず、狙い通りに敵軍のど真ん中に命中。

同口径のプロトン粒子弾のおよそ20倍の威力を持つ粒子ビームが炸裂し、たった一撃で100人以上の敵が死に、その数倍の敵が負傷する。

 

敵もガンダムの攻撃の威力に動揺しているらしく、前方の兵士はとにかく後ろへ逃げようとし、後方の兵士は勇敢にも突撃しようして下がろうとする者と前に出ようとする者がぶつかって大混乱に陥っている。

 

混乱してる敵軍に向かって、容赦なくトリガーを引き続ける。

 

粒子ビーム弾が連続で放たれ、その一発一発が100人以上の敵軍を葬り、その数倍の敵を負傷させる。

 

「……………。」

 

ポチポチポチポチ。

 

トリガーを無言で引きまくる。

 

動く相手は撃ち、動かない相手には消滅するまで更に撃ちこむ。

 

そうして10分ほどビームライフルを撃ち続けていると、クレーターだらけの荒野には辛うじて残った死体の残骸と血痕が転がる地獄絵図となっていた。

 

町の方へ振り返れば、亜人や少数の人間が俺を……というよりもガンダムを見上げて、恐ろしいものを見る、というよりも大きな存在に敬意を払うような目をしていた。

 

「初めまして戦友の皆さん!お目にかかれて光栄です!」

 

コクピットブロックを開けて、ワイヤーラダーを使って地面に降りる。一応助けたんだから、いきなり攻撃されてぶっ殺される心配はないはず。……ないよな?

 

戦々恐々としながらワイヤーラダーを伝って地面に降りる。

そうすると亜人の兵士が数人、町からやってくる。先頭に立っているひとりが違う装備を着ているのは、多分そいつが隊長なのか、あるいは貴族などの偉い身分なんだろう。

 

「こちらはクワトイネ公国、西部方面騎士団団長モイジだ、此度の戦における日本国と貴官の応援を感謝する」

 

言葉が通じるのは録画した映像で分かっていたが、ちょっとよく分からない単語が出てきたな。

 

日本国だと?

 

日本という国は、とっくの昔にゴジラの攻撃で滅んでいるはずだ。

 

国として存在しているはずがない。

 

どういうことなんだ?

 

「日本国……いいえ、俺はナノメタルシティからあなた方を救いに来た」

 

「なのめたるしてぃ?失礼ながら、そのような国の存在は聞いたこともない。

あの鋼鉄の巨人も、なのめたるしてぃの兵器なのでしょうか?」

 

猫なのか犬なのかは分からないが、ケモミミの男、モイジはガンダムに興味津々のようだ。

 

「そうです、あの機体もナノメタルシティ製の兵器です。名前はガンダム。ガンダム・ヴァルチャーです」

 

「ガンダムヴァルチャー!あれがあの鋼鉄の巨人の名前なのですね!」

 

興奮しているモイジに、俺はガンダムについて軽く説明をする。

やたらと眼がキラキラしてるなこの男。全身傷だらけなのに大丈夫なんだろうか。

 

「ヴァルチャーは鳥よりも遥かに自由に空を飛び、先ほどのように大砲以上の攻撃力、そして無敵に近い防御力を持つ、現時点で我がナノメタルシティの誇る最強の兵器です。」

 

「あ、あの!! あのガンダムという兵器に触ってみてもよろしいでしょうか!?」

 

「こ、こら!!恩人に向かって無礼だぞ!!」

 

モイジの横にいるネコミミの女騎士、俺と同い年くらいの少女が非常に興奮した様子で割り込んでくる。 兵器というのは軍事機密の塊だ。それに触らせろ!というのが失礼であることはモイジも承知なんだろう。

だけどなぜだろう。このネコミミ女騎士の俺とガンダムヴァルチャーを見つめる瞳は、異常な熱狂を感じる。

 

「いえいえ、大丈夫ですよ。どうぞお好きなだけ触ってみてください」

 

「やったーー!ありがとうございます!!」

 

ネコミミ女騎士がガンダムの表面をペタペタ触っていると、騎士たちの一部や町の住人の一部、主に小さな男の子たちが羨ましそうな目でガンダムとそれに触る女騎士を見ていた。

 

「……他にも触りたい方がいるなら、ご自由にどうぞ」

 

そういうと男の子たちが大挙してガンダムに押し寄せた。

 

モイジ達騎士団からもナノメタルシティについて質問責めにあっているしで、しばらくは帰れそうにないな。

 

 

 





少年
名無しの主人公。
日本国原作のギムの悲劇に介入した結果はまだわからない。
武力自体は最強無敵なので苦戦することはない。
ナノメタルシティの存在と力を知らしめる。

モイジ
原作死亡キャラ。原作だと妻子諸とも悲惨な末路を遂げているが今作だと少年の武力介入の結果、余裕で生き残った。
ナノメタルシティの存在とその力を知る。

セイエイ
本作のオリキャラ。多分ヒロイン枠。
ガンダムに触り放題。良かったね。








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