THE 異世界防衛軍 〜この素晴らしい英雄たちに祝福を!〜   作:EDF!!!

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きっと一般人からすればとんでも無い量の訓練をしてるんでしょうね。
まぁタンクに轢かれたりビルから落ちても無傷な時点で・・・(コンコンこんな夜更けに誰だ?


6 EDF式訓練

「ん?俺のスキルを教えて欲しい?」

 

「お願いだ!頼む!」

 

カエルをしばき倒した次の日、ギルドで4人と合流してすぐにカズマにこんな事を頼まれた。

 

幸い今の時間帯は他に冒険者はいないから他所にスキルが漏れるとかは考えなくて良いな。

とは言えいきなり過ぎでは?と思ったので経緯を教えて欲しいと頼んだ。

 

 

話を聞いたところ、俺より先にギルドへ集まっていたカズマ、アクア、めぐみん、エアレイダーはスキルについての話をしていたようだ。

この世界でのスキルはレベルを上げてカードから習得可能なスキルを選択して覚えていくようだが、カズマの職業である冒険者は誰かにスキルを教えてもらうことが可能だという。しかもすべてのスキルが習得可能らしい。かなり選択の幅が広くて良い・・・言い換えれば器用貧乏という事か?

ところが、身近にはまともなスキルを教えられる人間はいない。めぐみんは爆裂魔法しか無いし、アクアは宴会芸スキルとかいう謎のスキルを教えてくるし、エアレイダーに至っては爆発物が無いと意味をなさないものばかりだったらしく、もう当てになるのは俺だけらしい。

そう言えばスキルの確認してなかったな・・・そう思いカードを取り出して確認する。

 

「ストームの職業は確かガンナーでしたね。一体どんなスキルなんでしょうか?」

 

「あっそれは私も気になるわね。カード見せなさい。」

 

めぐみんとアクアが俺の手からカードをひったくって確認する。

 

「えーっと目につくのは『射程及び弾速向上』に「リロード速度向上』・・・あと『重量増加に対する移動速度の向上』ぐらいですかね。」

 

それを聞いてカズマは絶望の表情を見せる。この職業は遠距離攻撃ができなければ意味をなさないスキルが多いのだ。と言っても弓矢やボウガンが使えれば問題なさそうだが。

 

「アッアッア・・・」

 

カズマは膝をつき項垂れてしまった。

そんなに期待していたのか・・・なんか申し訳ないな。

 

「でも新しいスキルは覚えてないんですね。どうしてですか?」

 

・・・ヤッベェ完全に忘れてた。

 

「あー・・・強力な装備が多いから迂闊に取らないようにしてるんだ。」

 

「忘れてただけでしょう・・・」ハァー

 

ソンナコトナイヨー(^^;)

 

「武器・・・そうだ!!」

 

項垂れていたカズマが突然生き返ったように立ち上がると俺の方をキラキラした目で見つめてくる。

 

「カ、カズマ?いきなりどうしたんだ?」

 

「頼む、ストーム!俺に銃を貸してくれ!!」

 

すると再び手を合わせ頭を下げてきた。

銃を貸せ・・・だと?また無茶なことを言う。第一素人には・・・いや待てよ?俺も元は民間人だ。それに初めて銃を使った給養員や科学者でもコロニストが相手でも戦うことができるんだ。訓練すれば多少は使えるようになるか。それに俺も一周目は軍曹から直前に渡されたPA-11とグラントM31でどうにか生き延びることができた。訓練さえすればカズマでも使えるようになるかもしれない。そうすればこのパーティの戦力は大幅に上昇するだろう。

 

「わかった。ただし条件がある。」

 

「まじかよ・・・因みにどんな条件?」

 

「簡単な話だ。訓練はEDFのやり方でやらせてもらうからな。」

 

「それぐらいなら良いよ。」

 

よし、それじゃぁ早速始めよう。

 

 

 

 

「おぉーこれがEDFのアーマーか・・・思っていた以上に動きやすいな。」

 

「そいつは防御と可動域のバランスがいいんだ。フェンサーなんかは可動域が狭くなっているらしい。」

 

「まぁそれは置いといて、まずはこれだ。」つPA-11LSL

 

「そいつはPA-11の改良型でダメージと精度が上昇している。素人でも簡単に扱うことができる。レーザーサイトと2倍スコープが最初から搭載されているのも大きいな。」

 

「あれ?M4A1じゃないのか?」

 

「M4A1?あぁ、それはEDFにアメリカ軍が吸収される前に装備していたやつのことだな。M4A1をEDFが改良したものがPA-11だ。」

 

「なんかすごいことを聞いたような気がするけど聞かなかったことにしよう。」

 

「?それじゃぁ早速始めよう。」

 

「はい!」

 

「それが安全装置で、セミとフルで切り替えることができる。構え方はストックを肩につけてスコープを覗く。後はセーフティを解除して引き金を引く。簡単だろ?まずはセミオートでマトを狙ってみよう。」

 

ターンターンターンターン マト<ピギャァ

 

「スジがいいな、次はフルオートだ。」

 

ツタタタタタタタタタターン マト<ウワァァァァ!

 

「お見事。初めて銃を撃った感想は?」パチパチ

 

「・・・・・・銃は重いし、肩と手が痛い。」プルプル

 

「ハハハ、最初はそんなもんだよ。少しずつ慣れていけばいい。」

 

「他にも言いたいことはあるけど今日はここまでにしておこう。他にも覚えることはたくさんある。」

 

「訓練時以外はマガジンを抜いてチャンバーからも弾を抜くこと。熟練兵はともかく新兵は操作ミスで誤射するなんてことがザラにあるから気をつけるように。」ヒエッ

 

「それじゃぁ最後に・・・筋トレと走り込みだな。」    ・・・エッ?

 

「銃が重い?筋力が足りないということだ。今後はもっと重い銃も教えるつもりだ。それぐらいで重いって言ってるうちは話にならないぞ。」

 

「」(・・;)

 

「大丈夫だ、しっかり鍛えればローリングでガードレールから大型トラックまで吹き飛ばせるようになる。さぁ行くぞ!」ガシッ

 

「あぁ!待って!まだ心の準備が!ていうかどうやったらトラックを吹き飛ばせるのさ!マッテハナシヲキイテ!・・・・・」ズリズリ

 

今までで一番筋のいいやつかもしれない。今後が楽しみだ。イヒヒッ

 

 

その後ギルドの食堂で灰色になったカズマをなんとか復活させようと四苦八苦するアクアの姿があったそうな。




次回!キャベツ乱獲!
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