THE 異世界防衛軍 〜この素晴らしい英雄たちに祝福を!〜 作:EDF!!!
「まだ二人は見つからないのか?」
「はい。EDFの総力を上げて捜索していますが・・・情報は一つも・・・。」
「やはり大尉達に話を聞かなければいけないか・・・。」
「しかし・・・未だにストーム2〜4の意識が回復しません。恐らく、ストーム1の自宅で何かあったのでしょう。」
「そうか・・・」
以上ストーム1が居なくなった地球からお送り致しました。
「何かいうことはあるかカズマ?」
「大変申し訳ございませんでした。」セイザ
何故こうなってるかって?それはちょっと時を遡る。
訓練を終えて数日後、俺がギルドに来るとアクアの羽衣を持って高笑いしているカズマと早く返してと懇願するアクアが鬼ごっこをしていた。
・・・いや何やってんのマジで。窃盗スキルでやったんだろうけどなんでも盗めるんだな。
しばらくするとカズマが外に羽衣を放り投げた。それをみたアクアが「キャァァァァァァァァァ!?!?」と悲鳴をあげながら追いかけている。
ため息をついて周りを見渡すと興奮しているダクネスとなんか涙目のクリスが居た。
因みにダクネスとクリスは昨日カエルを吹き飛ばしている時に接触した。なんでもダクネスをこのパーティーに入れて欲しいとクリスが頼んできたのだ。
カズマは渋っていたようだが他の3人に入れましょう!と言われ押し切られ、パーティー入りが決まった。
で、そのクリスにスティールを教わったんだろうが・・・んちょっと待て?あいつクリス関係でやらかしてなかったか?
「どうしたんだクリス?さっきから涙目だが?」
気になって俺が尋ねると、横にいるダクネスが口を開いた。
「うむ、クリスはカズマにパンツを剥がれた挙句、有り金を全て毟られて落ち込んでいるだけだ」
「oh・・・」
おいおいカズマ、お前ってやつは。
ちょっとお灸を添えないといけないな。
「ちょっ!?あんた何口走ってんだ!?まぁ間違ってないけども、待ってくれ話を聞いてくれ、ストーム!めぐみん!エアレイダー!」
「カズマ、そこに座れ。」ハイ?
「す、わ、れ!」アッハイ
そして今に至る。
「それは俺でなくクリスに言え。」
「すいませんでした。」土下座
「大丈夫大丈夫!公の場でパンツ脱がされたくらいでめそめそしてちゃだめだよね!有り金も失っちゃったし、ちょっと私は稼ぎのいいクエストにでも出てくるよ!!」
気持ちを切り替えたらしいクリスが声を大きくしてそう言うとカズマは俺達だけではなく、周囲の冒険者達の鋭い視線も一身に浴びることになった。
これで少しは反省してくれればいいが・・・無理だろうなー。
宣言通り、クリスがクエストに出てしばらくした頃、
『緊急クエスト!緊急クエスト!!街の中にいる冒険者各員は、至急冒険者ギルドに集まってください!!繰り返します……』
突然大声で鳴り響いたアナウンスに、俺とエアレイダーはすかさず反応し席を立ち上がった。
この時期のイベントは・・・あ!アレか!
「エアレイダー!」
「分かってる!」
「え?ちょっ、ストーム1?エアレイダー?どこへ……」
めぐみんの話も聞かず俺たちはギルドの外を目指す。
「カァズゥマァァァァァァ……!!!あんたよくも、ぎゃっ!?」
ギルドを出る際、出入り口で羽衣を持ったアクアにぶつかった気がするがそれどころではない。
街中には慌てふためく一般市民が何処かへ避難しようとしているのが見える。
だがそんなことには気にせず二人は街の外に駆け出していく。
「この時期といえば!」
「一攫千金のチャンスの!」
『『キャベツ狩りだァァァァァァァ!!!!』』
門を出てしばらくしたところで二人は立ち止まった。レーダーを見る限りキャベツはかなりの数がいるらしく、赤矢印が大量にあった。
「流石にまだ距離があるな。」
「それなら今のうちにビークルだしときましょう。」
エアレイダーが、ネグリング自走ミサイルと書いてある発煙筒を取り出して手頃な場所に投げる。
それじゃあ俺は移動用のビークルでも出すか。
使う武器はMLRA-TWとEXレーダー支援システム、これで遠距離からキャベツをボトボト落とせるってわけだ。
ついでにセントリーガンもエアレイダーに渡しておこう。無論ZEXR-GUNである。
そうこうしてると、ビークルが届く。
ズドンズドン!
『もう一台あるぞ。すぐに持って来てやる!』
通信機から輸送機ノーブルから気持ちのいい声が聞こえてくる。
俺が要請したのはフリージャータイプA・・・なんとタイヤが無い。所謂エアバイクである。
タイヤがなくなったため特に草原等での走破性が向上し、EDFの謎技術により水上の走行も可能である。機関銃の威力もZと比べ向上している。
・・・が、耐久度こそ減らないもののガードレール等に当たった際に弾き飛ばされる為街で運転する際は注意が必要である。
まぁここにはそんなものないので問題ないが。
「それじゃぁ始めますか!」
「こっちも準備オッケーだよ!」
「ミサイル・・・発射ァァ!!」シュバババババババババ!!
カズマ視点
「何?って、言ってなかった?キャベツよキャベツ。」
多くの冒険者達と正門へ向かう途中、何が起こったのか尋ねた俺に対しアクアはそう答えた。
「は?キャベツってなんだ?モンスターの名前か?」
「知らないのですか?緑で丸くて食べられるものです。」
「あぁ、シャキシャキの歯ごたえがあって炒めたりするとおいしい野菜のことだ。」
めぐみんとダクネスが丁寧に説明してくれたが、んなことは知っている。
ギルドは俺達に農作業でもやらせようってのか?
考えている内に正門の外へと到着した。
すると、少し先にさっきで飛び出していったストームとエアレイダーの姿があった。
そこには・・・・・・・・・
「ヒャッハー!!キャベツがボトボト落ちるぜ!!」シュババババババババ!!
「この大型ミサイルを喰らいなさい!!」ズバババババババ!!
「」
一心不乱に攻撃をする二人の姿があった。
ストームは大きめの箱みたいなものを担いでミサイル?を撃っている。その近くには・・・エアバイク?のようなものがある。エアレイダーに至っては自走式ミサイル砲に乗ってミサイルを撃っている。しかもセントリーガンのおまけ付きである。
・・・流石にやりすぎではないか?と思っていると、
「ミサイル残弾なし!空軍に攻撃要請するからみんな離れて!」
と、ビークルから降りたエアレイダーがそう叫んだ。その声を聞いて、周りにいた冒険者たちが素直に後ろに引いていく。どうやらミサイルが切れたようだ。しかし空軍?そんなものが存在するのか?すると『ターゲット確認!』
と間髪入れずに、聞こえた見知らぬ男の声。
それはエアレイダーの無線機器から発せられていた。
え?何?機銃?
驚く暇もなく、上空に轟音を立てて高速で現れたのは世界観完全無視の攻撃機。
しかも3機が横一列になって、俺達の方へ向かってくるキャベツの群れのど真ん中を横切るような進路で向かってきている。
もうすでに嫌な予感しかしないんだが。
『機銃掃射開始!』
すると同時に三機の攻撃機から機銃掃射が始まった。
放たれたたくさんの弾丸はキャベツを正確に打ち抜き土煙を巻き上げながらキャベツの群れを横切る。攻撃範囲内にいたほとんどのキャベツはボトボトと地面に落ちていった。と同時にエアレイダーの無線機器から声が聞こえる。
『攻撃終了だ。一旦離脱する。』
「やるじゃないストーム1!!」
「おぉ・・・・・・!あの召喚獣も凄い!かっこいい!!」
「な、何だあれは?魔獣か?見たこともないが・・・」
アクアとめぐみんが囃し立てる中、ダクネスを含めた他の冒険者たちは皆、口を開いて呆然と立ち尽くしている。
そりゃ初めて見ればこうなるだろうよ・・・。それにしてもなぁ。
俺はすぐにエアレイダーに小声で話しかける。
「な、なぁ。何でキャベツ獲るだけの為にわざわざ攻撃機を呼んだんだ?」
「そりゃぁこっちの方が早いに決まってるからじゃない。」
キャベツのために攻撃機を要請する軍がいてたまるか!と思ったがまだまだキャベツは残っている。
だいぶ数は少なくなったといってもまだ100匹近くは居るだろうか?
何が起こったのかわからないといった風に慌てた様子ではあるが、相変わらずこちらへ向かってきている。
その間にもストームによるミサイル攻撃によってバンバン落とされているが。
するとストームが「よし、あらかた落ちたし回収ついでに焼いてくるわ。」
と言い、エアバイクに乗りキャベツに突貫していった。
・・・もうやだこの人達(褒め言葉
ストーム視点
BGM(3分クッキング)
さて、ほとんど片付いたのでキャベツの回収を始めましょう。機銃をばら撒きながらキャベツの群れに突っ込み、そのまま群れを突っ切ればキャベツを大量に回収することができます。
近くのキャベツを粗方回収し終わったら、火炎放射器αを取り出します。
火炎放射器αは、火炎放射器というカテゴリの中で最も射程が長く、炎も広範囲に広がる為雑魚を一気に焼くのに丁度良い武器です。唯一の欠点は弾速が遅いことでしょうか・・・。
それでは早速始めましょう。この前の検証で試した通り、型落ち(ハード帯以下)の火炎放射器でも炎が当たるとボトボトとキャベツが落ちていきます。
落ちたキャベツに火を当てると瞬く間に火が通ってしまうのでやめましょう。
それが終わったのならまたバイクで回収しましょう。
他の冒険者の分もあるので今日はここまでにしておきましょう。それでは。
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(*´꒳`*)「あーガードレール飛び越えてくれるの楽でいいわー」
4.1
:(;゙゚'ω゚'):「ぬあぁァァ!ガードレール邪魔じゃぁァァ!」
みんなそうなるよね?
後しばらく憎きテスト期間に入ったので更新遅くなります。