どうやらSCPと言うのになったらしい   作:YY:10-0-1-2

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 おまたせしました。最新話です。


ファイル36 その男、不運と踊っちまったのさ

 

 今日はクロステストは休みである。

 休み…なんと素晴らしいことか。何回か休んだりはしたがこれ程までに清々しい気分で休めるというのは幸運なんだと思う。

 

 よし。これからは最低で週1でもいいから休める期間を貰おう。てか要求しよう。

 

 

 その時、腹の音が鳴り響いた。今日は朝から何も食べていない。

 一応、作ってはいるのだがそれだけじゃ足りない気がする。仕方がない、財団の飯を少しだけ貰って食堂で食うか。

 

 財団の食堂は大きく、SCPのひとつ、はてしないピザボックスが置いてある。

 椅子も多く、座り心地がいいキャスター付きの椅子がほとんど。

 

 あくまで食堂なので普通の職員も多くいる。充実していると言えるのだ。

 

 立ち上がって服を着替えて外に出る。

 

 

 自由に財団を歩けるって中々凄いことだとは思う。うん。きっとそうだ。

 

 そう思いつつ、食堂へと歩いていき…ふと、声が聞こえた。

 

 「どいてどいてどいてどいてぇ〜〜!!」

 

 

 目の前を見ると、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()の姿が。

 

 え、ナイフとフォーク??

 

 そのまま男性は俺の横を通り…ナイフとフォークは俺の頭にぶっ刺さった。

 凄い勢いで飛んできてたので結構深くまで刺さってしまい、そのままバタンと俺は倒れた。

 

 あ〜これはアレだ。死ぬ感じのやつだ。

 

 

 

 

 

 ……なんて日だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ■

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ご、ごめんね…?大丈夫…?」

 「…これが大丈夫に見えると思います?」

 「いや、喋ってるし…」

 

 その男の人はオドオドしながら倒れている俺に喋りかけていた。

 頭に刺さっているナイフとフォークを取る。うわぁ、血だらけ…もうこれは使えませんな…

 

 それよりもだ。

 

 「なんでナイフとフォークに追いかけられていたんですか?なんかの異常性?」

 「ま、まぁ…ね?」

 「……とりあえず食堂に行きましょうか…」

 

 

 …食堂に着いたので、椅子に座り、飯を食べつつ話を進める。

 

 この白衣を着た男性は博士で、名前はジェラルド博士と言うらしい。なんでも、超が付くほどの……いや、究極の不幸体質らしく、これまでで最低でも63回以上負傷しているらしい。

 

 

 え、63回…?

 

 

 …そしてこの人が自動車とか電車とかバスとか、さらには原付や自転車。セグウェイなどに乗ると、なぜか人を殺せるものになるらしい。

 

 実際に、原付で町中を走ったら荒野になったらしいし、ジェラルド博士がDクラス職員を満載したスクールバスを近くのサイトまで運転した時はバスが()()()

 …本人はカースタントの域で済んだが同乗のDクラス職員は全員死亡。

 

 

 下手したらこの人、他のSCPよりもSCPしてない?

 

 それらに襲われるのに、なぜか生き残る頑丈性も持ち合わせている。

 

 「他にも…物凄いデカイ車にSCP-682(クソトカゲ)を乗せて僕に運転させて殺させるとか言う計画を立てて来たんだよ…?ほんとに最悪だよ」

 「…そりゃ…大変ですね」

 「キャスター付きの椅子に座るのも困難だし……」

 「何故に?」

 「爆発するから」

 

 うーん……納☆得

 

 

 もしかして、この人エージェント向きなのでは?

 

 むしろ、色んなものを乗せれば壊せるとか言う最強の兵器じゃないかこの人?

 

 

 「あ〜あ…こんな体質無くなればいいのに…そうすれば僕が痛い思いしなくて済むのに……」

 

 確かに痛い思いしなくて済むだろうけどね…ていうかここ何なんだホントに。

 

 ショットガンをぶっ放す人もいれば、不死身になる人もいるし、俺とは違う吸血鬼を殺した人いるし、こういう不幸体質の人いるし、吸血鬼フェチの人もいる。

 

 …SCPよりここの職員の方が異常なのでは……?

 

 

 「あ、そうだ…僕もお腹空いたな…さっきのでペコペコだし」

 「…今度はスプーンが飛んできたりしませんよね?」

 「あはは…まさか〜……まさかね?」

 

 

 やめてくれ急に不安そうな顔をしないでくれ、俺まで不安になってきた。

 

 なんとかスプーンは飛んでこなかった。フォークの破片(なぜ壊れたかは知らん)は目に刺さりかけたが。

 

 この人ほんとに大丈夫なんだろうな?

 

 「はぁ……疲れたし座ろ……あ」

 「そうっすね。なんとかな…あ」

 

 

 

 椅子に座った瞬間、大爆発を起こしたのは言わずもがなだ。





 後書きの方が何かと楽しい。


ジェラルド博士の人事ファイル
http://scp-jp.wikidot.com/dr-gerald-s-personnel-file

SCP-666-J ジェラルド博士の運転スキル
http://scp-jp.wikidot.com/scp-666-j

SCPのリクエストはこちらから!

優磨への質問はこちらから!

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SCP解説のコーナー!

優磨「今日はジェラルド博士を解説していくぞ」

ジェラルド「え、僕!?」

アイリス「うん、そうだよ。ところで新人さんなんだよね?」

優磨「あぁ。最近入ってきたばかりらしいな、主に神経科学、物理学、量子力学の分野に長けている」

ジェラルド「えへへ…言われるとなんかムズ痒いね……」

優磨「経験があまり無いから、今は研究助手として働いている」

アイリス「へ〜」

ジェラルド「まぁ、散々な目に遭ってばかりだけど…」

アイリス「散々な目って……何があったの?」

ジェラルド「実験では負傷しかしてないんだ。僕も覚えてないけど、確か63回以上は負傷してるね……火がつく。踏みつけられる。数階建ての高さからコンクリートに叩きつけられる。撃たれる。数台の車両に轢かれる。切られる。記憶喪失になるとか…最悪なものでSCPによって、自分の事をアヒルだと思い込んだこともある」

優磨「改めて聞くと酷ぇな…」

ジェラルド「まぁね。少なくとも、財団の保険制度はすばらしいよ…」

アイリス「は、はぁ……それは…なんと言えば?」

優磨「ご愁傷さま?」

アイリス「なのかな…?ところで優磨」

優磨「なんや?」

アイリス「職員からの質問があってさ、仮面ライダーかウルトラマン、どっちが好き?」

優磨「特撮モノか…仮面ライダーはよく見てたな」

アイリス「世代は?」

優磨「よく見てたのはW(ダブル)OOO(オーズ)かな。俺が生まれた時には(ブレイド)がやってたな」

アイリス「私も今度見てみようかな?」

優磨「いいな。俺ももう1回見てみようかな。質問ありがとな」

てめぇらの好きな展開教えやがれぇぇ!

  • よっしゃ優磨ロリコンルート行こうぜ!
  • 戦え、戦えのエレンっぽいルート
  • 平和が1番ッ!これ至高!
  • 財団裏切って好き勝手やろうぜ!
  • 展 開 な ん て ね ぇ よ
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