どうやらSCPと言うのになったらしい   作:YY:10-0-1-2

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 リア友に「ファンアートとか貰ってないの?」と聞かれました。持ってたら自慢しとるんだわ…。という訳でファンアートちょ〜うだい♡


 さて気を取り直して今回の話は〜!
 財団の人気者、およびSCPを巻き込んだSCPのお話!


 ハナバーナさん、リクエストありがとうございます!
 そして皆様、毎度のことながら多くのリクエストありがとうございます!
 励みになってます!これからもよろしくお願いします!



 ※注意
 今回の話では皆のIQがめちゃくちゃ低くなっています。
 それもこれも、全部作者のせいなんだ!許してくれ!それが許せる方はこのまま下にスクロールするんだ!

 追記、SCP解説のコーナーを忘れていた俺の姿にはお笑いだったぜ。


ファイル44 その男、賢き者へ

 

 皆。部屋の前に変な彫像が置いてあったらどうする?

 

 俺は困るね。うん。

 

 「ナニコレ…?」

 

 俺は彫刻を拾い、テーブルの上へと置いた。

 本を読んでいる猿の姿をした彫像…かな?そして彫像の底には筆記体で「最も賢きものへ」と彫られている。

 

 最も賢きものへ?

 

 …ダメだ。意図が分からん。

 

 「どうしたの優磨?」

 「いや、なんでもない。ご飯持ってくる」

 「一緒に行く〜!」

 「oh……分かった」

 

 シガーロスが俺を不思議そうに見つめていたので、彫像をそのままにしておき、ご飯を食べようとシガーロスと共に移動した。

 

 もちろん、細心の注意は払ったよ?

 

 

 で、帰ってきてからが問題だった。

 

 「…部屋、俺掃除したっけ?」

 

 戻ってくると、埃も塵も…もはや汚いの欠片すらない綺麗な部屋になっていた。

 すると、シガーロスが大声を上げてベッドへ駆け寄った。

 

 「私が描いたやつ、全部なくなってる!」

 「まさ…………ほんまや」

 

 綺麗さっぱり何もなし。

 シガーロスが涙目になりながら探している。

 

 まぁまぁと俺は言って、ペンを取り出す。

 

 「また描けばい………インクねぇんだけど?」

 

 ペンを見ると、インクが空っぽ。綺麗さっぱり無くなっていた。

 そして、机の上に置いてあった勉強道具…その中のノートが白紙になっていた。

 

 さすがの俺も眉をぴくぴくと動かしながらも教科書をパラパラと捲る。

 

 全て、白紙になっていた。

 

 「こいつかァァ!こいつの仕業かァァ!」

 

 俺は青筋を立てながら彫像へと向かう。

 すると、何故か地面に油が塗ってあり、それを踏んでしまったことで俺はツルッと行ってしまった。

 

 「あっ」

 

 思いっきり地面に頭を打ち、バタバタと足を動かしながら頭を抑える。

 

 

 「優磨?!」

 「こんの…!!」

 

 俺は頭を抑えながら彫像を睨みつける。

 多分SCPだろう。シガーロスが油なんぞばら撒かないし。

 

 「やっほ〜ってどうしたの?」

 

 部屋に入ってきたのはアイリス。なんで入れるんだと不思議でたまらないがいいや。

 

 「こいつ…油…殺す!」

 「ちょっと待って断片的すぎてわかんないどゆこと?」

 

 アイリスが汗を流しながらそう言う。

 俺が事の顛末を話すとクククッといたずらっぽい笑みを浮かべた。

 

 「それで、頭を打って…?」

 「…多分タンコブ出来た」

 

 頭を擦りながら俺が言う。

 痛ってぇ……それもこれも全部あいつのせいだろう。

 

 伝書使が報告書も持ってきてくれたのでそれを読む。

 

 

 SCP-050。『最も賢きものへ』

 オブジェクトクラスはEuclid。

 

 こいつの特性は、有益な事象と迷惑な事象の両方を引き起こすらしい。

 

 コイツを所有しているやつの部屋は完璧な清掃を施され磨き上げられ、事務書類はファイルに整理され、ゴミ箱は空っぽになり、全体的に室内は片づけられると…。

 

 迷惑な事象の方は所有者に対する罠を仕掛ける傾向があること。

 

 

 …圧倒的迷惑の方が強いんだが?

 

 

 「だから油を…やっぱぶっ壊す?」

 「SCPだから壊せないんじゃない?」

 

 大当たり。壊せないらしいムカつく。

 

 でも、特にこれといった特徴はねぇな。持ってるだけ不便というか…。

 

 「兎にも角にも、こんなもん要らないな…ソフィア博士に連絡するか…」

 「うん、それがいいよ。きっと」

 

 すると、ドアがガチャリと開く。

 

 そこに投げ込まれたのは……()()()であった。

 

 

 

 「…!??」

 

 俺はアイリスを抱え持ち、手首を噛みちぎって血の壁を目の前に立てる。

 そして、シガーロスの前へと向かい、さらに2つ目の壁を作る。

 

 …自分で見て思うが、状況判断力も動きも洗練されてきたものだ。

 ズキズキとは痛むけど。

 

 だが、手榴弾は爆発せずに落ちている。

 

 「…?」

 「引っかかったね優磨君〜」

 

 血の壁を体内に戻し、ドアの方を見る。

 そこには、とても見覚えのあるネックレスをかけている…

 

 「ブライトォ…」

 「ついに博士とも呼ばなくなったね君」

 

 キレ気味になる俺。

 

 「というか、手榴弾はマジで洒落になりませんからやめろください…」

 「きみ手榴弾で自爆してたじゃん」

 

 

 今思えばここからが始まりだったのだろう…。

 

 

 最悪のSCPイタズラ合戦は…

 

 

 

 

 

 ■

 

 

 

 

 次の日。

 起きると机の上から彫像は無くなっていたのでホッとしたのだが…。

 

 今度はカインが部屋へ来た。

 

 「どうすればブライト博士を驚かせられると思います?」

 「おまえは何を言っているんだ?」

 

 カイン、お前がそんなこと言うとは思わなかったよ。

 

 「ブライト博士は何に弱いんでしょうか…」

 「知らね。とりあえず剣でも投げ込んでおけば?」

 

 おいちょっと待て。なんでそんな「その手があったか」みたいな顔してんの君?ねぇ、おい。

 

 

 

 

 

 

 ■

 

 

 

 

 

 

 やりやがったな。あの馬鹿。

 

 「ちょいと優磨君お話がね?」

 「嫌です。行きたく(逝きたく)ありません」

 

 ブライト博士が部屋の扉をこじ開けようとしているのでそれをなんとか抑えている。

 

 すると、今度は何やら大騒ぎになったようで、ソフィア博士がめちゃくちゃ汗を垂らしながら部屋の前まで来た。

 

 「何やってんすか」

 「…カインが大暴れしてるわ」

 

 

 …?????

 頭おかしくなっちまったのか?カインが大暴れってどゆこと?

 

 「分からないわ。でも取り乱してるわ」

 「カインが取り乱すのめちゃくちゃすぎません?」

 

 

 現場に向かうと、大暴れ…というより、冷静に座っているカインの姿が。

 

 「やられたよ…優磨君」

 「何が?」

 「…コンドラキ博士の幻想蝶に踊らされてしまった…」

 

 おまえは何を言っているんだ(2回目)

 

 

 

 

 

 

 ■

 

 

 

 

 

 

 ライツ博士がウキウキしながら部屋へ入ってきた。

 

 「何してんすか?」

 「実はね、コンドラキ博士にイタズラしてみたの!」

 

 俺はもう頭を抱えそうになった。

 

 「どんなイタズラしたんすか…?」

 「え?部屋にバケツ仕掛けて、扉を開けた瞬間に緑色の液体をドバッと!」

 「タチ悪いなアンタ!!」

 

 

 ちなみに液体は偽物だったそうだ。

 コンドラキ博士が今どうしてるかは知らないけど、南無三。

 

 こうして、所有権はライツ博士へ移ったらしい。

 

 

 

 

 

 

 ■

 

 

 

 

 

 

 ライツ博士が涙目で部屋に滑り込んできた。

 今度は何やらかしたんだろうか…。

 

 「なんですか今度は?」

 「酷いのよ!ライト*1ったら、私にパイ投げしてきたのよ!」

 

 どないしてんだここは。

 

 みんなしてIQ下がってないか?

 

 「それで、どうしたんですか?」

 「…彫像の所有権が取られた」

 

 

 良かったですね。

 持ってても意味無いよあんなの。

 

 

 俺はライト博士にもう永遠に持っていてくださいと伝えた。

 

 

 

 

 ■

 

 

 

 

 「…ハァァァ…」

 

 これで終わっただろ。

 もう永遠にライト博士が持っててくれ。なぜこんなに俺の周りでイタズラ合戦が起きるんだよ。

 

 どうなってんだよ全く。

 

 すると、ソフィア博士が入ってきた。

 

 「優磨」

 「今度はなんですか…」

 「所有権がライト博士から、アイリスへ変わったわ」

 

 

 …。

 

 「ちなみに何やらかしたんですか」

 「写真を使って、ライト博士のスカートを誰も見てないところで下げて…」

 

 もうええわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最終的に、俺はアイリスに向かってトマトを投げつけたことにより、俺の所へ戻ってきやがった。

 

 

 どうしてこんな…こんな…。

 

 「なんだコイツ、ミーム汚染でも起こしてるんじゃねぇだろうな?」

 

 それも、IQも共に低くなるような。

 

 「いいかい、シガーロス。何があってもイタズラしようとしないようにな」

 「うん。分かったよ…」

 

 なんだ、シガーロス。そんなビックリしたような顔をして。

 シガーロスの視線を追って後ろを振り返ると。

 

 「くぁwせdrftgyふじこlp」

 「うわ、ほんとにめちゃくちゃトラウマになってんじゃん」

 

 ライト博士がアベルの持っているブレードを模した木の板を持っていた。

 

 俺は口から泡を出して昏倒したらしい。

 あんの博士………。

 

 

 

 

 

 ■

 

 

 

 

 

 

 あのイタズラ合戦があってから、2週間経過したんだが、これと言ったイタズラはもう無くなったらしい。

 

 よかったわ…。

 1番心臓に来たのは手榴弾……いや、ブレードだろうな。絶対。

 

 

 「優磨、もう大丈夫?」

 「あぁ…大丈夫だ」

 

 頭と胃が一時期痛くなった時もあったが何とかなったな。

 すると、ソフィア博士が部屋へ来た。

 

 「優磨君」

 「はいなんすか?」

 

 すると、パイ投げを食らった。

 

 「イタズラねこれ」

 

 

 イタズラはもう懲り懲りだわ。

*1
ソフィア・ライト博士





 話を進める事にIQが下がっていく…。
 そして、次回、新章の始まりです。

SCP-050 最も賢きものへ
http://scp-jp.wikidot.com/scp-050

SCPのリクエストはこちらから!

優磨への質問はこちらから!

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SCP解説のコーナー

アイリス「作者のやらかしがあったね」

優磨「すべて作者が悪い」

ガッツ「ゴメンネ……ほんとにゴメンネ……」

アイリス「気を取り直して、今回のSCPはSCP-050『最も賢きものへ』だよ!」

優磨「コイツの特性は1つ。シンプルなものだ」

アイリス「うん。有難い現象と悪い現象の2つが起きるんだよね」

優磨「お陰様で『所有者は入室時にオフィス内を厳重にチェックすべきです。』とか書かれる始末だしな」

アイリス「そして、財団内イタズラ合戦を引き起こした張本人(?)でもあるよ!」

優磨「ブライト博士からイングリッシュ博士、アイゼンドルフ博士、コンドラキ博士…さらにはSCP-732やライト博士が参戦してる」

アイリス「しかも、イタズラとはいえ、SCP使ってるしね…」

優磨「なにより、ブライト博士が一泡吹かされたのもあるしな」

アイリス「そんなにとんでもない事だったんだ」

優磨「カインも参戦してるしな…」

アイリス「今回はここまで!」

優磨「次回も楽しみに」
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