特化にしたいので極振りしてみた、と言うゲーマー達の話 作:ウィンド
サマーとペインの戦いから時を戻し、ロキがイベントマップに転移された所まで遡る。
「ここが専用マップか、初イベントだから出し惜しみはしないぜ!『キャンサー・覚醒』!」
ロキはキャンサーを呼び出した。
「ガニィ!」
「先ずは、崖か壁のある所に行こう、俺等の力活かす為にもな」
数分歩くと目的地である、崖が広がった場所に出た。
「良い感じの場所だな」
「ガニィ」
そんなロキとキャンサーの背後に二人の女性プレイヤーが茂みに隠れていた。
「あれは、テイムモンスターかしら・・・」
「彼はあんな所で何をしているんでしょう・・・」
「分かりませんわ、でも壁際に追いやればこちらが有利、やりますわよ!」
「はい!お姉様!」
二人はロキを倒す為に茂みから飛び出した。
「『飛撃』」
その瞬間、ロキのスキルが放たれ槍使いの方のプレイヤーが消滅した。
「お姉様!?」
「キャンサー、『蟹ノ鉄槌』!」
「ガニィ!」
「ぁ・・・」
キャンサーが鋏を叩きつけ、片手剣使いのプレイヤーも消滅した。
「やるならバレない様にしないと、な?」
「ガニィ」
「それじゃあ始めるか、キャンサー、『ヌシの絆』岩壁ノ支配者、連刃、赫怒ノ甲羅を共有!」
「ンガアニィ!」
キャンサー
Lv11
HP 85/85
MP 55/55
【STR 120】
【VIT 128】
【AGI 103】
【DEX 71】
【INT 46】
スキル
【覚醒】【休眠】【ヌシの絆】【挟む】【蟹ノ鉄槌】
【岩砕き】【ロックブラスト】
※〔【岩壁ノ支配者】【連刃】【赫怒ノ甲羅】〕
「準備は整った、行くぞキャンサー!」
「ガニィ!」
ロキとキャンサーは岩壁ノ支配者の効果で壁を地面の様にして歩き出す。
「キャンサー、取り敢えず辺り一面に『ロックブラスト』!」
「ガニィ!ガニガニィ!」
キャンサーは森に向かって闇雲にロックブラストを打ち込む。
「そんじゃ俺も、『飛撃』!からの『投擲』!」
ロキは飛撃を飛ばした後、インベントリから鉄球を取り出しては投擲で投げ、飛撃のクールタイムが終わればまた飛撃を繰り返していた、すると如何だろうか、木々は薙ぎ倒されてそこら中に土煙が舞っていた。
「「「ギャアアアアア!!!」」」
森中から何か聞こえるが聞かなかった事にしよう。
そしてお馴染みの広場では
「ちょっ、あの双剣使いもやばくね・・・」
「何で壁に立ってんだよ・・・」」
「リスポーンしたプレイヤーも速攻でやられてるし・・・」
「てか、地形変わってやがるし・・・」
「ゲームじゃなきゃ死人が出てるなこれ・・・」
サマーの異常さを見た矢先のこれである、見てる側は顔面蒼白である。
そしてある程度のポイント稼ぎという名の破壊活動を行ったロキは一旦、その場を離れて壁を歩きながら移動していた。
「よし、ある程度稼げたな、鉄球作ってくれたイズさんにも感謝だな」
「ガニィ!」
するとロキは三人組のプレイヤーの姿を確認した、向こうもロキの姿を確認したのこ向かって来ていた。
「キャンサー、一回降りるぞ」
「ガニィ」
そしてロキとキャンサーは飛び降りた、ロキのVITでも安全な高さだった為、ダメージは受けなかった。
「先程は
「「おう!」」
三人一列になってロキに向かって突っ込んで来る。
「キャンサー」
「ガニッ!」
「ぐわっ!」
キャンサーの一撃で一人消滅した。
「「弟!?」」
「どこ見てんだ?」
そして残った二人はロキが仕留めた。
「おのれ、またしてm・・・」
「連刃が発動してるからスキルを使うまでもないな」
「ガニ」
連刃は全ての攻撃が対象なので一太刀は勿論、拳を振るう事でも常に発動するのである。
「にしてもこのイベント、レベル全く上がらねえのな、まあ上がったら上がったで上位と差が開きそうだが・・・」
このイベントはバトルロワイヤルで戦闘重視の内容だが、初めてのイベントと言う事もあり、参加してないプレイヤーと差が出来ない様、経験値は上がらない仕組みとなっている。
「まあ今のレベルならそこそこ行けるだろ」
『さあ!残り後一時間どら〜、現在の順位は、こちらどら〜!』
空中に順位が表示される。
一位 ペイン
二位 サマー
三位 ドレッド
四位 メイプル
五位 ミィ
六位 ロキ
七位 コウ
八位 ソラ
九位 ドラグ
十位 カスミ
十一位 シン
十二位 マルクス
十三位 クロム
十四位 ミザリー
十五位 フレデリカ
『因みに、一位のペインさんと二位のサマーさん、それから七位のコウさんと八位のソラさんはそれぞれ同率どら〜』
「六位か、まあまあって所かな、にしても流石はサマーだな、一位の奴と同率とはな・・・おっ兄貴もいるじゃん」
『なお、今から一位から五位までのプレイヤーを倒すとポイントの三割が譲り渡されるよ、五人の位置情報はマップに表示されるどら〜!』
「俺は六位だから反映されないか、なんか助かったと言うか、がっかりと言うか・・・まっやる事変わらんし、このまま行くぞキャンサー!」
「ンガニィ!」
「なら、俺の相手をして貰おうか?」
ロキの前に体よりも大きな大斧を持ったプレイヤーが現れた。
「お前は・・・」
「九位のドラグってもんだ、お前はロキだろ?さっき自分で六位って言ってたしな」
「何で俺と?さっきのアナウンスを聞いたなら俺と戦っても通常のポイントしか入らないぞ?」
「釣れねぇ事言うなよ、俺等順位中間組はもうどう足掻いても順位が変動は難しい、ならいっそ所構わずやった方が楽しいだろ?」
「上位五人の誰かを倒せば良いだろ?」
「そん中の二人は身内でよ、サマーはさっき見かけたがあの速さじゃ追いつけねぇ、四位のメイプルって奴も遠目で見たがVIT硬すぎでヤバそうだし」
「要は勝てる相手居ないから手頃に狩れそうな俺のとこに来たと?」
「失礼だな!?偶々見かけたから声かけただけだ!」
「どっちでも良いよ、戦ってやっても良いけどさ、当たったら死ぬぞ?(まあ俺もだけど・・・)」
ロキの極振りされたSTRでは並のVITなら一撃でやられてしまう、だがその反面、VITがない為、相手のSTR次第では一撃でやられてしまうのだ。
「良いぜ!寧ろそん位スリルがねぇとな!」
「『飛撃』!」
「おわっ!いきなりかよ!?」
「キャンサー、『岩砕き』!」
「ガニィ!」
キャンサーが一撃をドラグに入れるが、武器を使い防いだが体が青く光って、光が消えた。
「何だ!?VITが減少!?」
「おっ五割を引いたのか」
「成る程、確率で下がるって訳か!」
「だったらこれはどうだ、『投擲』!」
「『パワーアックス』!」
鉄球を投げたロキ、対するドラグはそれをスキルで相殺した。
「おいおい、こりゃ投擲の威力じゃねぇだろ?どんだけ馬鹿力なんだよ(いや、あれは投擲じゃねえ、鉄球が複数のヒット判定が出ていた、スキルか?それともあの鉄球に何か仕掛けが・・・)」
「その言葉、そっくりそのまま返してやるよ(あれ防げるのかよ、さてどうするか、あまり使う訳にもいかないけど、ここは
「次で決めてやる!『地割り』!」
読んで字の如く、地面を割る程の威力の攻撃がロキに迫る。
「(ヤバッこの攻撃は耐えれ・・・いや、確か!)キャンサー、『休眠』!」
ロキはキャンサーを戻してその攻撃を自ら受けた、その衝撃で土煙が舞う。
「自分から受けた?それとも躱すつもりだったのか?」
「『ディアブルスラッシュ』!」
「がっ!?なん、だと・・・」
突如、背後からの一撃を受けて、ドラグは耐えきれず消滅した。
「危なかった、このスキル直前まで忘れてたわ、無かったら完全にやられてたな・・・」
スキル【再生力】
1日一度だけ、致死ダメージを受けてもHPを1残して生き残れる。
「咄嗟にディアブル使っちまったけど、あれなら使う必要なかったな」
ロキ:Lv26
HP 40/40
MP 32/32
【STR 175〈+70〉】
【VIT 0】
【AGI 0〈+15〉】
【DEX 0】
【INT 0】
装備
頭【岩壁マフラー:再生力】
体【岩壁ジャケット:赫怒ノ甲羅】
右手【岩壁ノ双鋏:連刃】
左手【岩壁ノ双鋏:連刃】
足【岩壁ジーンズ:甲殻ノ装甲】
靴【岩壁ブーツ:岩壁ノ支配者】
装飾品 【絆の架け橋】【空欄】【空欄】
スキル
【双剣の心得 Ⅴ】【ダブルスラッシュ】【投擲】
【飛撃】【パワースラッシュ】【トリプルスラッシュ】
【土魔法 Ⅲ】【闇魔法 Ⅳ】【
【体術】【MPカット 小】【MP回復速度強化 小】
【MP強化 小】【筋力強化 中】【ディアブル Ⅲ】
スキル【ディアブル Ⅲ】
STRが高い程威力が上がる、熟練度によってスキルや追加効果を獲得。
取得条件:STR150以上で対象、【双剣の心得 Ⅴ】と【闇魔法 Ⅲ】を取得した状態でレベルアップする。
「偶々上げた闇魔法でこんな代物が手に入るとはな、サマーのゲイルも多分この系統だな」
ロキは気を取り直して、キャンサーを再び呼び出した後、また先程の様に壁を歩き、投擲や飛撃のラッシュを行い、見事六位をキープしてイベントを終えたのである。
ロキのディアブルを採用に伴ってサマーのステータスにもゲイルを追加する事になりました。
スキル【ゲイル】
AGIが高い程威力が上がる、熟練度によってスキルや追加効果を獲得。
取得条件:AGI150以上で対象、【魔法の心得 Ⅴ】と【風魔法 Ⅲ】を取得した状態でレベルアップする。
極振りするならどっち?
-
STR(攻撃力)
-
VIT(防御力)
-
AGI(素早さ)
-
DEX(器用さ)
-
INT(知能)
-
HP(体力)
-
MP(魔力)
-
いやちゃんと考えて振るよ