スレを立てられない!   作:一途一

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凄い面白かったので二次創作を書かせて頂きます!

段々とオリジナル作品のシナリオに近づける様にしたいですね!

更新は不定期です。


転生者、スレを立てられない。

山の中で一台の車が山を駆け降りていた。

 

攻撃ヘリに追いかけられながら。

 

何とか逃げて来たが、目の前には崖が。

 

やばい。どうするーー

 

 

 

 

 

約10分前…

 

 

目が覚めると、山の中にいた。

 

それより、僕は誰だ?顔も性別も分からない。

 

あ、付いてるから男だ。

 

隣には車がある。

 

どうやら僕はこれに乗っていた様だ。

 

多分木にぶつかって止まったらしい。

 

窓ガラスは割れているが、車体は意外と無事だ。

 

これ使って山を降りろって事か?

 

それにしても、やけに古い車だな。

 

四つの丸いヘッドライトが特徴な車だ。

 

そんなこんなで考えていると、ヘリのローターの音が聞こえて来た。

 

「おっ?お迎えなのか?」

 

段々と近づいて来て、シルエットが露わになる。

 

「あれ、あんなごっついの救助ヘリだったかな?」

 

丸い操縦室の様な物が前に二つ付いたヘリだった。

 

こちらに頭を向けてくる。

 

翼の様な物に付いたミサイルが発射された。

 

「嘘っ!?」

 

全速力で避けようと、横に飛び込む。ミサイルはどうやら外れたらしく、

元の僕がいた場所にクレーターを残していた。

 

反射的に車に乗り込む。

 

差しっぱなしだったキーを回し、エンジンを掛ける。

 

ブルルルルン…というエンジン音がした後、アクセルを押した。

 

木をへし折り、前に進む。

 

ミサイルを付近撃ち込まれながらも、爆風を避けながら進む。

 

僕一体何したんだ!

 

もうそろそろ麓だろうか。そう思った時目の前に現れたのは、崖だった。

 

止まろうとブレーキを踏むが、止まる事が出来ない。

 

拙い。このままでは崖から落ちて車ごとぺちゃんこだ。

 

 

そのまま死ぬ?そんな事出来っこない。

 

記憶喪失していてもそれだけは嫌だと思った。

 

 

瞬間、体が動いた。

 

崖から落ちる直前、何かボタンを押し、ハンドルを限界まで切る。

 

車体は回転し、崖を飛んで行く。目の前にはヘリの姿が。

 

その時、ハンドルに付いている“射撃”ボタンを押した。

 

 

「fu⚪︎k you!」

 

 

ざまあ見ろ!

ヘリは操縦席が破壊され、落ちていく。

 

 

僕の乗っている車も落ちて行く。

 

 

「僕は一体誰だったんだろうな…」

 

 

その言葉を最後に、意識が途切れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《α-1より各局。追跡中のミル24ハインド撃墜されたし。現場へ向かう。》

 

《了解。》

 

 

◇◆◇◆

 

 

目が覚めた。

 

「知らない天井だ…」

 

目が覚めた時言ってみたいセリフTOP10が口を突いて出てしまった。

 

「お、起きたみたいだな。」

 

そこには無精髭が生えた眼鏡の掛けたおじさんがいた。

 

 

 

出来るなら美少女に起こされたかった…

 

 

「意識も戻ったようだし、私がここにいる必要は無いね。護衛が外にいるから、もしもの時は彼らを呼んでね。」

 

 

そう言っておじさんは出て行ってしまった。誰だ?あの人。

 

 

 

そしてもう一つ気になることが。

 

なんか空中に画面が浮いてるんですけど。

 

画面の左上には、『転生者スレ』と書いてある。

 

 

試しに立てて見ようかと思ったが《ERROR》としか出てこない。

 

このままではただ視界を邪魔するだけである。

 

暫く弄っていると、過去ログを開く事が出来た。

 

スレ名は、

 

 

『【悲報】新人警官ワイ、勤務1日目で銀行強盗に遭遇』だ。

 

 

いかにもありそうなスレ名だ。ログを読んでみると、興味深い事が分かった。

 

 

この人は警察官で、機関銃で襲われている所だったらしい。

 

僕は攻撃ヘリに襲われたから僕の方が凄い(謎マウント)

 

 

どうやら映像ログもあるようだ。

 

これは何の映像だろうか。

 

 

 

 

あの警官はつるはしを持っている。(つるはし?)

 

そのまま走って、股間にずぶり。

 

 

自分のタマが(命とムスコ)震え上がるのを感じた。

 

 

当時のスレ民もそんな感じなのだったんだろう。

 

他にもこのスレ主が立てたスレが沢山幾つかある。

 

今度見てみよう。

 

 

 

数分経ち、随分と身なりのいい人が病室に入って来た。

 

「初めまして。貴方がハインドを撃墜した人ですね?」

 

「は、はい。」

 

「貴方には、警察に所属してもらいます。」

 

うむ、何も聞かなかったぞ。

 

「聞いていますか?」

 

「え、もう一度言ってくれませんか?」

 

「貴方には警察官になって貰います。」

 

「拒否権は?」

 

「ありますけど…外見てみて下さい。拒否出来なくなりますよ。」

 

「え?」

 

「身なりの良い人の護衛がカーテンを開ける。」

 

 

外の駐車場には、無惨にもパトカー色に塗装された相棒(運転歴1分30秒)が。

 

かっこいいと思っていた黒色が上半分だけ見事に白色に染まっている。

 

赤色灯は付いていないが、とんでもない事になっている。

 

 

「貴方が警察官にならない限り、これは押収品としてうちで管理する事になります。」

 

「赤色灯は情けで付けないでおいています。」

 

「ぐっ…卑怯な…」

 

「これだけ貴方にはなって貰わないと困るんですよ。」

 

一息ついて、

 

「警察官になって頂けますか?」

 

 

しょうがない。

 

 

「分かりました…」

 

 

 

記憶喪失の男、警察官になる。

 

 

「名前はどうしますか?今の貴方は記憶喪失で情報も無いので名前が分かりません。」

 

「じゃあ、適当に付けとこうかな。」

 

 

 

「名前は四丸白黒(しまるはっこく)で。」

 

 

理由はあの車のヘッドライトが四つなのと、白黒に塗り替えられていたからだ。

 

 

 

 

 

なにはともあれ、あのツルハシ金的警官と同じ職業になってしまったのである。

 

 

レールは、平行から動き出していた。

 

 

 

 

 

◇◆◇◆

 

 

勤務場所は街の外れの警察署だった。

 

 

「えー、今日から働いて貰う事になった四丸白黒君です。」

 

「お願いします。」

 

 

「それでは、質問はありますか?」

 

「所持してる銃器は?」

 

「性別は?」

 

「好きなタイプは?」

 

 

碌な質問が無い。

 

「えー、所持してる武器はパトカー。性別は男。好きなタイプは突破力のある人です。」

 

「「「「「「男!?!?!?!?」」」」」」

 

 

「え、そんなに見えないですかね?」

 

 

「見えない。」

 

「ゴフッ…性癖が変わってしまう…」

 

「oh…」

 

 

そんなに僕が男じゃ駄目なのか。

 

 

「取り敢えず。宜しくお願いします。」

 

 

そう言って席に着く。あっちから欲望にまみれた声が聞こえた気もするが、気のせいだろう。

 

 

ここから僕の新生活(?)が始まる!

 

 

《えー、坡座見町付近で立て籠もり事件発生。至急応援されたし。》

 

 

「お前ら!任務だ!動け!」

 

 

どうやら立て籠もり事件が起こったらしい。

 

最初に味わった事よりは楽そうである。

 

やってやるぜ!(フラグ)

 

 

 

 

◇◆◇◆

 

 

重機関銃に粉々にされる周りのパトカー達。

 

ブローニングM2重機関銃には手も出ないらしい。

 

まさかの複数犯(重機関銃複数持ち)だとは思わなかった。

 

車体に付いている機関銃は射角が通らない。

 

どうにかして無力化しないと。

 

 

後部座席のMG34(トランクに入ってた)を手に取り、車を盾にして応戦する。

 

変にこの銃は手に馴染む。

 

だが火力不足だ。

 

どうにかして状況を改善しないと。

 

 

機関銃手は四人居る。この内誰かが一人マガジンを使い切れば隙が生まれる。

 

音が一つ鳴り止んだ。顔を車から少し出して狙う。

 

MG34が火を吹く。これでも第二次世界大戦で活躍した名機関銃。

相手の一人は肉塊となった。

 

他の奴らもそのまま勢いに任せて倒す。

 

これで機関銃手はやり終わったと思う。

 

すると無線が。

 

 

《本部から四丸へ。単独で突入されたし。》

 

死ねって事ですね。分かります。

 

《署の特殊部隊員はあれで全てです。特攻してどうにか制圧して下さい。》

 

もう特攻って言ってるよ。

 

《行 っ て く だ さ い。》

 

「分かりました…」

 

もうやるしか無い。

 

 

ドアをぶち破って突入して機関銃を乱射する。

 

「Fooooooooooo!」

 

これだとこっちが悪者になっているみたいである。

 

だが意外にもこれが効いたみたいで、数人倒す事が出来た。

 

そんな調子で打ちまくっていると、弾が切れてしまった。

 

残っているのは拳銃と警棒のみ。

 

僕はあのツルハシ警官と違って拳銃は割と出来る方である。

 

練習する時に全弾的の股間の部分に当たったのは秘密だ。

 

拳銃を持って階段を駆け上がり、最上階である三階まで上がる。

 

ドアを突入した時と同じ様にぶち破って突入する。

 

「警察だ!大人しく投降しろ!」

 

中に入るが、誰も居ない。

 

もう逃げたのか?

 

いや、気配を感じる。

 

 

後ろだ。

 

 

 

拳銃を乱射し、相手に撃つ隙を与えない。

 

 

そして、決着はついた。

 

 

相手は、股間を押さえながら涙目でこちらを見ながら気絶した。

 

 

 

 

 

 

 

警官人生最初の事件で、あの警官と同じ轍を踏んでしまったと思った四丸だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




どうでしたでしょうか?

これは原作のおつまみ程度に見て頂けると幸いです。
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