どうしてもパチモン感が拭えないようなカーレースゲームが世界中で盛り上がっており、その結果開かれた世界大会で優勝した経験者にボコされるVtuberがいるらしい。
私だぁ……
「マァーリトカァートーーナイーン」
「イェェェイ!」「いえーい」「FOOOOO!」
「どーも、最近珈琲と紅茶と緑茶と麦茶を1:1:1:1で割って飲むことにハマってる姫水シスイさんでーす」
「同僚の趣味が理解できないッ……!」「冒涜ってレベルじゃないよ!」「流石の私でもそれはやったことがないですよ!?」
:引かれてて草
:多くない……?
メイリィ:Σ(゚д゚lll)
むぅ、案外やってみたら美味しいというのに、視聴者や同僚たちはその素晴らしさに気づいてくれないみたいで残念だ。
……いや、まだ試していないからそんなことを言っているだけだろうし、いっそなこと無理やりにでも飲ませればワンチャンあるか。
「嫌な予感がしたから進めるよ!おはこんゴールデン!2日早く参上したのはこの私!金の人だよ!」
「おいーっす!最近のメイ水事情にドキドキを隠せない乙女の土の人です!」「ちょっ!」
「えっ、土の人あとで詳しく!……っと、今宵もあなたに愛を囁くサキュバスの月の人です」
:ほほう?
システィ:レンちゃんメイ水について詳しく!
:私、気になります!
「えぇ〜求められているようですし、どうしよっかなぁ〜!」
「や、やめて……やめて……」
「……昨晩はお楽しみでしたね!」
「ばかぁぁぁぁっ!」
:バラされてて草
:【朗報】メイ水てえてえ
システィ:(//∇//)
ま、まずい!このままじゃ私が酷い目にあってしまう!
ここは無理矢理にでも話題を晒しに行かないと……!
「あーっ!なんか私唐突にレースがしたいなー!」
「え?そう?私はまだ「レースが、したいですね!」」
「確かに!私もレースがしたいな!」
:強引すぎて草
:あっさり乗っかる金ちゃんよ
システィ:ライラちゃんェ……
「……はい、それじゃあ今回は画面に写っている通りマリトカートで遊んでいきたいと思います」
「一体マリカーの9はいつになったら出るのかしらね」
「おっと、マリカーでもマリ○の方はNGですよ!」
:DLCが強すぎる
:そのうち8の進化版が来そう
:長すぎィ!
実際問題某天堂は8をあとどれくらい擦るんだろうか。
ニカニカ動画で流行った淫なんたらや何時ぞやの号泣議員くらいには擦っているんじゃなかろうか。
「そして今回はチーム線ということで事前にタッグを組んできました」
「私と水の人、月の人と金の人の組み合わせで別れちゃいましたねー」
「……ふぅ、対戦ありがとうございました」
「諦めるの早くない!?」
:草
:諦めんなよ!
:世界大会優勝者が相手にならねぇ?
「そう言えば金の人、先月のの世界大会優勝おめでと」
「ありがとう!なんとか勝ててよかったよ!」
「月の人も惜しかったですねー!」
「あとちょっとだったのだけれど……来年こそは私が世界最強の座を頂くわ!」
「臨むところだよ!」
「わーお、この2人にボコられる心境はどうですか水の人?」
「最悪」
「あらばっさり」
:相変わらず土の人に当たり強いな
:ツンツンしてるシスイさんに絡み続けるレンさん……実質土水?
メイリィ:(c" ತ,_ತ)
「それじゃあ早速対戦の方初めて行きましょう。今回はキャラ、カート、ステージの全てがランダムの150ccで12レース走っていきます」
「キャラとカードランダムとか基本的にやらないからちょっと緊張するわね」
「私は結構やってるから問題ないかな」
「私も問題ありません。慣れちゃってるので」
「ま、月の人がんば」
「え!?慣れてないのもしかして私だけ!?」
:おもろ
:1人だけ慣れてないのは草なんよ
:まあ月の人だし
そうこうしているうちに一レース目が始まろうとしていた。
私のキャラは緑色の恐竜を模したキャラクターで、カードの構成は加速力が高めのカートになっている。
「やった、いつも使ってるカートとほとんど変わらない構築は引きました」
「おっ、やりますね。これは私たちのチーム勝ちましたね」
「そうかもーー私のいつも通りのカスタムをたまたま私が引いていなければ!」
「「!!??」」
「あっ、始まった!?」
メイリィ:(´Д` )
:いけぇぇぇ!
:うおぉぉぉぁ!
レースが始まったので一気に前進するボタンを押して一気に一位へと躍り出る。
スタート時そのままの勢いでコースを進み、最初のアイテムを二つ獲得することができた。
「……まあまあってところですね」
「おっと、赤を封じてきたね。じゃあこれはどうだ!」
「え?どこに投げて……っていたっ!?」
「ま、まさか跳ね返りを利用して!」
「お見事と言ったところね。それじゃあ……私も!」
「まずっ!月の人もできるんですね……!」
システィ:どうやってるのそれ!?
2人からの攻撃を喰らってまんまとトップの座を奪われてしまった。
しかしやられたばかりではいられないと必死にコントローラーを握りしめて2人のキャラを追いかけるのだが……
「通れ、赤甲羅!」
「残念、ガードだよ!」
「ならば青甲羅ならどうですか?」
「はいクラクション!」
「っ!ここ!赤甲羅!」
「じゃあ私が防いじゃうわね」
「緑の跳ね返りで防ぐとか、変態か何かなんですかねぇ……」
:控えめに言って変態
:頭おかしい
システィ:先輩でも真似できなさそう
結局何度か攻撃を仕掛けても距離は一向に縮まらず、むしろ後半の方には半周近い差があの2人とそれ以外の間に開いてしまいーー
「ゴールっ!」
「あとちょっと足りなかったわね……」
「あやぁ、お強いですね。そうは思いませんか、水の人」
「2人ともさすが世界ランカーと言ったところですね。ちょっと勝ち目が見えないのおかしくありません?」
:圧勝で草
:稀に見る光景
:視聴者参加型で人が集まらない理由
配信のコメント欄では怒涛の赤コメの如く月金2人に関する内容のコメントが流れていることからも、この2人はやはりプレイングスキルが異常だということがはっきりわかる。
「さて、このあと残り11レースあるんですよね。それもこの2人を相手にして」
「わぁ……私たちこれ一勝できないまま終わるんじゃ…………」
「「…………」」
「ふふっ、覚悟は決まった?」「2人とも、次のレースが始まっちゃうよ?」
「「ヤメロー!シニタクナーイ!」」
結局この日月の人と金の人は12連勝を決めて視聴者をドン引きさせたのであった。
これはちょっとのお話
「……はぁ、それで?」
「もう、何度も言ってるじゃないですか。スイちゃんにVtuberとして活動してほしいって」
「……だから、無理だって。この話はもう持ちかけないで」
「えー、スイちゃんとメイちゃんの2人が並ぶ姿が見たかったのになー」
「…………どの口が」
「え?何か言いました?」
「……何も」
「そうですか。それじゃあ、今日のところはこれで失礼しますね。それじゃあ、また次にする時に会いましょう」
「…………」
・姫水シスイ
マリカーの実力は事務所内Vの中では上位なのだが、今回は相手が悪く12連敗。この日以降跳ね返ってくる甲羅にすごい恐怖心を覚えるようになった。
・月の人
マリカーの実力は変態。慣れないカスタムで苦戦するかと思いきやそんなことはなく安定して2位だった。最近の同僚の趣味にちょっと引いてる。
・金の人
マリカーの実力は計測不可能。今回は謎の力が働いたかのように普段使ってるカスタムをランダムで引き当ててしまった結果圧勝したが、結局他のカードでも圧勝した。
・土の人
マリカーの実力はシスイよりやや下手気味。メイシスを強く推しており、推しのためならどんなことでもやらかす。多分そのうち深掘りされる。
短くて薄っぺらい文章しか書けない病にかかっています。今週中に治したいので1年後に評価付与お願いします(?)
もし書くとするならこんな番外
-
セブンデイズの成り立ち
-
水の人の受難
-
メイリィについて
-
4期生と先輩方
-
番外編なんかねえよ