雑に配信するVtuber   作:一汎人

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【雑談配信】性な癖を語る会【#セブンデイズ】

 

 チームのリーダーの頭がちょっと酷いことになっているせいで大体話がややこしい方向に進みがちなグループに所属しているVtuberがいるらしい。

 

 私だ。

 

「どうもみなさんこんばんは。セブンデイズのリーダー、日向(ヒムカイ)導夜(ドウヤ)です!」

「おいっす! セブンデイズサブリーダーの土の人です!」

「はいどーも、水の人です」

「セブンデイズの火の人だ」

「ちょーっと、後半2人組みー? 盛り上がってないんじゃないか?」

「もっと上げていきましょうよ! ウェーイ!」

「「…………」」

 

 :心なしか死んだ目をしている気がする

 :これは酷い

 メイリィ:(^O^)

 

 いや、まあ……うん。

 流石に配信内容が配信内容だからまあ盛り上がりにくいと言いますか、なんと言いますか…………

 

「まあ約2名ほど気乗りしていませんが! 早速今日はメンバーが胸の内に秘めてる性癖を曝け出していこうとおもいます!」

「いつにも増して生き生きとしているな」

「実はオタクの火の人と総受けの水の人、それからこの後くる初心な月の人の性癖が聞けるんだぞ。興奮するに決まってるだろ」

「刺すぞ」

 

 :怖え

 :火の人ブチギレ案件

 ヨカゼ:ドウヤの兄さん逃げて超逃げて

 

 うわぁ……なんていうか本当に酷い配信だ。

 しかもこれが男同士の話ならともかく、最終的にセブンデイズ全員がするというのだから、男女問わずそういう話をするって……本当うちのリーダー頭おかしいんじゃない? 

 

「因みにですが、もし嘘をついた場合には社長から貰ったメンバーの性癖の情報が晒されます」

「「社長もグルだと!?」」

 

 :草

 :オンドゥルルラギッタンディスカー! 

 :社長ェ

 

 いつかはやりかねない人だとは思っていたけど、まさかよりにもよって今日のこの企画でやってくるか……! 

 配信が終わったら一発顔を殴らないと気が済まない……! 

 

「あとは、性癖ってさっき言ったけど、別に好きな人のタイプとかでも大丈夫だからな」

「ほう、成る程な。だが日の人、自分でこのような催しを開いておいて、まさか自分の業を曝け出さずに逃げようだなんて考えてはいないだろうな?」

「まさか! むしろ性癖を存分に語るために来てるんだぜ?」

「…………そ、そうか」

 

 キョウコ:恐ろしい人ですね

 :ドン引きしてて草

 :てか同期組来すぎじゃね? 

 

「それじゃあ早速初めていきましょう。最初は誰からにする?」

「んー、ここは言い出しっぺの法則で日の人からでいいんじゃないですかねー?」

「そうだな。ここはぜひ主催者様にお手本を見せてもらおうか」

「オッケー、それじゃあ語るぜ?」

 

「まあ性癖っていうか、興奮するものって言ったらそれはもう裸エプロン一択だろ。それも着慣れた様子で誘惑するようにしているよりも、着慣れていない初心なのが恥じらいながらいるのがベスト。そんで持ってそのまま料理だったり掃除だったりを赤面しながら必死にこなして、最後の最後に夜寝室で……な? そういうのって本当堪らないって感じだろ?」

「うわぁ」「キモいな」

「想像以上ですねっと。あ、次は私がいきまーす!」

「え? まだ語り足りな「次いきまーす」」

 

 :キモスギィ

 :これ消されない? 

 :ナイスキャンセル

 

 いやまあ、正直前々から言ってるし確か日の人のスマホのロック画面前に見せてもらった時は裸エプロンのキャラの画像(月の人作)だったからまあそんな気はしたけど、なんていうか……すごい。

 

「私は前々から言ってる通り、女の子同士がいちゃついてるのが大好きなんですよ。もう見てるだけでご飯が進みますね。しかもその百合百合しい関係が甘酸っぱく焦ったいものとかは見てて和みますが、それよりももっと深く、もっと爛れた相互依存のような関係が本当にいいんですよ! あとは完全に受け攻めが分かれているのとかもいいですよね!」

「お、おう?」「わかる」

「火の人!?」

「あとは奴隷系とかも捨て難いですね。奴隷という境遇においても気高くあろうとしていたり、世界に絶望して諦め切った表情をしていたりとともかくこう、捗りますね!」

「…………土の人」

「なんですか?」

「金輪際私に近寄らないで」

「そんなっ!」

 

 :残当

 アリス:ちょっとうちの娘によくないかなって

 メイリィ:(♯ ゚д゚)

 

「確かに百合というものが素晴らしいというのは認めよう。しかし、これは百合や男女間での交際、引いてはBLなどにも共通して言えることだが、大切なのはお互いがお互いの方を想い合い、愛し合っていること。それこそが重要なのではないだろうか。これを性癖と呼んでいいかはわからないが、少なくとも私は断言しよう。純愛こそ正義、と」

「おー」

「流石セブンデイズの数少ない良心ですね。優等生のような回答お見事。……因みに1番の推しCPは何ですか?」

「当然アリ水だが?」

「は?」

「あ?」

「ちょっ、勝手に人のこと話題に出さないでもらえます!? 大体、あの2人とは何もありませんから!」

 

 :ほう? 

 :良かろう戦争だ

 アリス:そんな! 私とは遊びだったのね! 

 メイリィ:(´;Д;`)

 

 本当にあの2人とはそう言った関係じゃない。

 アリスは配信外でよく遊んだり休日一緒に買い物に出かけたりするだけだし、メイリィは……ともかく、そう言った関係じゃない! 

 そのようなことを伝えるために反論しようとした次の瞬間、ピロンという音と共にザットコードに乱入者が現れた。

 

「面白そうな話をしているじゃない」

「聞き捨てならないね、その言葉」

「ようやく終わったー!」

 

「おや、3人ともお疲れ」

「来てもらってすぐに言うのもあれだが、一応自己紹介を頼む」

「おっと、そうだね。やあみんな、木の人だよ」

「明日は憂鬱? 違うわよね。だって私がいるんだもの。月の人です」

「おはこんゴールデン! 唯一の固定挨拶待ちの金の人だよ!」

 

 :来たぁ

 :増えてしまった

 :マータ混沌としちゃった

 

「それで、聞き捨てならないとは何のことだ? 木の人」

「ああ、さっきの2人の会話についてだよ。2人は特定のCPしか認めてないみたいだけど、僕から言わせれば2人に定めるだけでナンセンスと言わざるを得ない」

「何だと?」

「ハーレム……そう、ハーレムこそ素晴らしい。そうは思わないかい?」

「馬鹿な、ハーレムなど所詮はまやかし。平等に愛を注ぐことが不可能な以上誰かは報われないものが出てしまう。そんなものを認めろと言うのか」

「そうですよ! 第一、水の人にそんな甲斐性があるはずないじゃないですか!」

「……え? 何で私急に貶されたんですか?」

「ハッ、確かに水の人にそのような甲斐性はないだろうね。だけど忘れたのかい? 水の人が総受けだということを」.

「……っ!? まさか!」

「そんな……それは!」

「ちょっと!? 何で私の話ばっかりしてるんですか!? ああもう、次金の人話してください!」

「えっ、私?」

 

 アリス:シェアという発想はなかった

 メイリィ:( ゚д゚)

 システィ:成る程……

 

「うーん、とは言っても性癖かー……」

「あー、アレだ。恋バナの延長線上にあるものと考えて気楽に答えていいぞ。好きな人のタイプみたいな感じでな」

「それじゃあ、私にマリカーで勝てる人とかかなぁ?」

「「「「「「どこにも居ねえわ」」」」」」

「酷くない?」

 

 :酷いのは金の人の実力定期

 :何人のプロの心をへし折った? 

 :ガチモンの強者のセリフで草

 

「後は月の人と水の人か」

「……そうね、悪いけど先に行かせてもらうわね」

「あっまってずるい」

「はいいきまーす。とは言っても、私の性癖は……その……さ、鎖骨のあたりってとてもえっちだと思うの」

「あー、確かにそうですね。わかります。浮き出ているのを見てると興奮しますよね」

「ああ、月の人や土の人の言うとおり結構興奮するな」

 

 :わかる

 :鎖骨フェチだったか

 :一般性癖が来て草

 

「さあ、それじゃあ最後に残った水の人お願いします」

「いったいどんなセリフが飛び出てくるんだろうね」

「好きな人でもいいが、とにかく教えてくれ」

「早く教えてよー!」

「私、気になりますってな」

「ふぅ、だからトリは避けたかったのよ。ごめんなさい」

 

 :ドキドキ

 メイリィ:(*^_^*)

 

「うっ、うぅ……き、今日の配信はここまで!」

「晒すぞ?」

「耳責めるよ?」

「今言いますから! えっと……その……」

 

 アリス:えっ、なにこの生き物可愛すぎる

 :日の人と土の人の圧が強い

 :かわいそうは可愛い

 

「別に好きな人のタイプでもいいんだよね?」

「うん、そのはずだよ」

「別に言いにくいことであればそれでもいいだろう」

 

「じ、じゃあ好きなタイプは…………落ち着いていて、優しくて、どこか変わっていて、ずっとそばにいてくれる人…………です」

 

「あら〜」「可愛らしいな」「くぅ〜っ」「それってつまり!」「熱いね」「いいものを見せてもらった」

 

 メイリィ:(//∇//)

 :てえてえ

 :これはそう言うことでよろしいか? 

 

「う、うるさい! あと別にメイリィのことじゃないから!」

「あれあれ? 別にメイリィとは誰も一言も言ってませんよ?」

「──っ!?」

「墓穴を掘ったな……すまない、ちょっと離席する」

「あー、尊みの波動を感じて火の人が逝ってしまったか」

「き、今日はもう終わりです! わたっ! 私はもうか、帰る!」

 

「……あー、逃げちゃった」

「まあ、もういい時間だから今日はもう終わろうか」

「そうだな……よし、ここまで付き合ってくれてありがとうな!」

「チャンネル登録と高評価、ツブヤイターのフォローよろしくお願いします!」

「三人組期間は終わったけど、これからもメンバーで集まっていろんなことをするよ!」

「それじゃあ、お疲れ!」





・水の人
今回の被害者。と言うか大体の場合において被害者になっていることが多い。セブンデイズの7人の中で1番いじられやすいポジションにいる。この後…………はい。

・金の人
別にそう言ったことに興味があまりないお年頃。マリカーでは持ち前のプレイングスキルで数多のプレイヤーの心をへし折った経歴を持つ。良心兼アホの子。

・木の人
ハーレム擁護派のように見えるが、別にハーレム自体はどうでも良く、どんな形でも幸せならOK的な思考。今回は総愛されがそうだと感じた模様。

・火の人
純愛至上主義者。痛いのは抜けないし曇らせは認めない。増してNTRなんてものを見た日には戦争が起こる。良心。

・月の人
鎖骨フェチの人。なおキャラ設定の割には実は下の話に耐性がないので、メンバーからいじられやすい。なおもっと上がいるので大抵何とかなっている。アホの子。

・土の人
百合がとにかく大好き。焦ったい百合を見ているとやらしい関係にしてきますとばかりに色々な行動を取る。というか取った。それはそれとして奴隷とか首輪とかいいよねという思考を持っている。邪悪。

・日の人
女の子が恥じらう姿がいいんじゃんと言う一般性癖持ち。なお本番では遮られてしまったが、他にも手ブラジーンズや前回パーカーなども好物である。尚1番の性癖は曇らせの模様。邪悪。

・セブンデイズ
素面でこのようなことを言い合えるくらいには低俗かつ仲良しなグループである。色々友情が崩壊しそうになるような話があったが、なんだかんだ大丈夫である。

もし書くとするならこんな番外

  • セブンデイズの成り立ち
  • 水の人の受難
  • メイリィについて
  • 4期生と先輩方
  • 番外編なんかねえよ
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