なぜか一人はぶられているフード野郎のエペソロ配信を見ていると自然と涙を流してしまうような心優しいVtuberがどうやらいるらしい。
私のことだ。
「ぷっ……くくっ……可哀想なヨカゼ」
「だっ、ダメですよ笑っちゃ……ふふっ」
「そういう響子さんも笑ってるじゃないですか……くくっ」
「ピピピピッ」
:どうして耐久配信なんてバカな真似をしたんだ
:二日目突入してるってマ?
ヨカゼ:お の れ 絶 許
「絶対許す、ということらしいので気にせず笑って行きましょう姫水シスイです」
「そうだね、それはもう盛大に笑っちゃおうアリス・カツラギだよ」
「何をどうすればあんなに長引くんでしょうか五十鈴響子です」
「ピーピッピーピピピピーッ!」
:流れるような自己紹介、俺じゃ見逃しちゃうね
:ぬるっと始まったな
「さてさて、今回やるゲームはなんなのかな?」
「今回やるのはこのぷよぷよテトリス4をこの面子でやっていきます」
「3はどこに行ったんでしょうか……?」
「この世界線にはあるから大丈夫」
:おお、メタイメタイ
:世界線とは
:ギャグキャラなら何を言ってもいいという風潮
はて? アリスは一体何を言っているんだろうか?
「……まあ、それはさておきどのルールで遊ぶの?」
「今作で追加されたランダムぷよテトで、50勝した人が出たら終わりです」
「成る程、50勝ですか……」
「「50勝!?」」「ピィーッ!?」
:やばすぎて草
:何故耐久配信みたいなことをするのか、これがわからない
:しかも事前説明なしという
「ああ、ちゃんとマネージャーに確認はとっているので大丈夫です」
「明日休みなのってそういう……?」
「図りましたね……」
「…………ポロロン」
「っ……そ、それじゃあ早速やっていきましょう」
「え、何今の」
:始まってしまうか
:これ体力持つか?
:がんばえー!
「最初は……おっと、普通のぷよテトですね」
「私とシスイさんがぷよぷよ、アリスさんとメイリィさんがテトリスですね」
「どちらかといえばテトリスの方が得意だから助かった……」
「……はい、10連鎖」
「まだです! 7連鎖……!」
「なかなかやりますね……ですが、これで決める!」
「くっ、やられました……!」
「ぎゃあああああっ!」「ピィィィィィィっ!!??」
:頂上決戦で草
:この2人早すぎでは?
:異次元の戦い
私と響子さんはよくパズルゲームを配信で扱っているからか、異常に連鎖を組み上げるのが早くなっているんだよね。
多分最強のCPUを完封できるんじゃないかな?
「どんどん行くよ、次は……フィーバー!」
「成る程……これは」
「「私の1番得意なルール!」」
「あっ……」
:メイリィとアリスの霊圧が消えた
:ヤムチャしやがって
:クォレハ酷い
「覚悟! 8連鎖です!」
「これは……間に合った! カウンターの8連鎖!」
「返してきましたか……こちらもギリギリ間に合いました。6連鎖! そして……フィーバー!」
「……こっちもフィーバー入りまーす」
:長スギィ!
:既に十五分経過してるってマ?
:まだ2戦目なんですが
「これ、私たちいる意味あるー?」
「……ピィー」
「えっ? 今どこからか笛音が……」
「油断しましたね? 今です!」
「しまっ! ……間に合わなかった……!」
「ふぅ──ーっ、私の勝ちです」
:おおおおおお!
:888888
:やっと終わった
「次は……これなら戦える! ビックバンルール!」
「ですがこれは私たちも得意な分野」
「そう簡単に終わらな「ピッ」……まさか」
は、背後から笛の音が……
「ひいっ!? み、耳を触るのはやめっ……!」
「直接妨害しに行ってる!?」
「その手がありましたか……!」
「響子ちゃん!?」
:草ァ
:さすがメイリィ! 俺たちにできないことをへいぜんとやってのける!
:そこに痺れる憧れるゥ!
「はぁっ、はぁつ……よ、49勝目……!」
「妨害を受けてなおここまでとは。恐れ入りました」
「私まだ一勝しかできてないってどういうことなの???」
「ピィーッ」
:次で決着か
:長かった配信もようやく終わる
:誰もアリスとメイリィの勝ちを予想しないの草
「最後は……全員テトリスですか」
「腕がなりますねー……」
「ま、まだなんとかなるやつだ」
「そういえば、ヨカゼ君はまだ配信続けてるんですかね?」
「もうそろそろで終わりそうですね」
「まだ続けてたんだ。あっ、テトリス」
「では私も」「じゃあ私も」
「ピィーっ」
「ちょっ、だからやめっ!」
「今のうち! もう一回テトリス!」
「まだ、やれる! テトリス! そして……Tスピン!」
「……いえ、これでチェックです。テトリス! そしてテトリス!」
「くぅっ!? 負けたーっ!」
「……ピィ」
「あっ、あっ! め、メイリィィィィィィッ!」
:おおおおおお!
:久々に聞いた気がする
:おめでとう!
ヨカゼ:やっと終わった……ガク
「……はい、というわけでぷよテトをやりましたがどうでしたか?」
「そうですね……またやりたいですね」
「ウッソォ!? ……んー、やるなら次はヨカゼのアホも巻き込もう」
「「賛成」」
「じゃあ満場一致で……首を洗っていろよ」
ヨカゼ:解せぬ
:首……ドコ?
:草
「あれ? そういえば、メイリィさんはどちらへ?」
「……縛って放置してますねー」
「えっ? 束縛と放置プレイを同時に? やるねぇ」
「何がですか!? ……こほん、それじゃあ今日はこの辺でお開きとしましょう。えー、よろしければ高評価、チャンネル登録とツブヤイターのフォローもよろしくお願いします」
「FAも待ってるよ! えっちぃのもばっちこい!」
「それはシスイさんだけでいいですね」
「なんでぇ!? ……そ、それじゃあまた来週お会いしましょう!」
「お疲れ様ー!」
:乙
:お疲れ
:草、乙
・姫水シスイ
パズルゲームをやり込みすぎた結果恐ろしいまでの実力を手にした。その結果外的要因さえなければ苦手な対CPU戦でも危なげなく勝利できる。
尚蛇足だが、この後メイリィの拘束を解くとメイリィから逆に拘束される羽目になったそうな。
・メイリィ
なんと驚異の0勝である。これはパズルゲームが苦手なのではなく、単純に相手が悪いだけだった。尚今回は4人でやったからこの戦績だが、シスイとタイマンでやり合ったら番外戦術を使って確実に勝てる。
・アリス・カツラギ
今回の話における最大の被害者。事前に配信が長くなるかもしれないことは伝えられたが、ここまで長くなるとは聞いていなかったそうな。1人だけこの連敗地獄から逃れやがったフードを絶対に許さないという強い意志を持つ。
・五十鈴響子
多分同期組の中で1番シスイと関わりが薄いキャラ。あらゆるゲームにおいて謎の強さを誇っている。ちなみにメイリィの妨害を喰らっているシスイと互角な理由はその音声に意識を集中させていたからだそうな。
どんどんクオリティが下がっていくのでそろそろ打ち切ります。
お品書き
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シスイさんの素晴らしい1日
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3期の先輩は後輩たちを可愛がりたいそう
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フード、新品になるってよ
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アリス「酒ッ!飲まずにはいられないッ!」