16日目の夜   作:gh0sttimes

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第1話 子供

「裕也? 仕事は終わった?」

僕がレミリアお嬢様の部屋の掃除をしている中、お姉ちゃんの声が耳を触れた。

僕は十六夜裕也。

5歳でお姉ちゃんの仕事を手伝っている。

僕はぱぱっと片付けを済ませ、お姉ちゃんの声に答えた。

「終わったでしゅ!」

僕はお姉ちゃんやレミリアお嬢様からしばしば舌足らずだと言われる。

「私に似て仕事が早いわね・・・ それじゃ、行きましょ。」

「はい!」

お姉ちゃんについていき、廊下に出るとレミリアお嬢様がいた。

今日も綺麗な銀髪と整った顔立ちをしている。

「あっ。裕也。」

僕の名前を呼ぶと、こちらに近寄ってくる。

「何でしゅ?」

そう聞くとお嬢様は顔を赤くしてそっぽを向いてしまった。

「ちょっと私の部屋に来なさい・・・」

レミリアお嬢様の言葉の意味を察したのか、お姉ちゃんは少し笑っていた。

ーーーーーー レミリアお嬢様に付いていくと、そこは彼女の部屋だった。

「裕也。今日は一緒に寝ましょう。」

レミリアお嬢様は恥ずかしそうにそう言う。

「わかりました」

僕も恥ずかしくなりながら返事をした。

その後、僕たちは同じベッドに入った。

すると、彼女は僕のことを抱きしめてきた。

僕はそのまま眠りについた・・・

 

翌日の朝、目を覚ますと、お姉ちゃんの姿はなかった。

先に起きているのかな・・・

僕はそんなことを思いながら、元気よく挨拶をする。

「あら。裕也。昨日はよく眠れたかしら?」

お嬢様は上品に笑う。

「はい!」

僕は笑顔で答える。

「それは良かったわ。」

お嬢様も微笑む。

そして、僕は自分の分のロールパンを頬張った。

美味しい。

ふと横を見ると、お嬢様がこちらを見てニコニコしている。

「どうしましたか?」

気になって聞いてみる。

「いえ。なんでもないわよ」

お嬢様はまたニコッと笑い、食事に戻った。

なんだろう? 僕は気にせず食事を続けた。

「ごちそうさまでした」

そう言って席を立つと、お嬢様が話しかけてくる。

「ねえ。今日は何をするの?」

「えっと・・・」

正直いつもどおりのことをやるとしか考えてなかった・・・

「特に決めてませんけど・・・」

「なら私の遊び相手になりなさい!」

「わかりました」

そうして、僕達は中庭に出た。

「じゃあ、鬼ごっこをしましょう!」

「いいですよ!」

こうして僕達の1日が始まった。

僕とお嬢様は中庭を走り回る。

「捕まえたっ!」

そう言いながら、お嬢様が僕を捕まえる。

「捕まっちゃいましたね・・・」

「じゃあ次は隠れんぼにしましょう!」

「はい!わかりました!」

2人で屋敷の中に入り、隠れられる場所を探す。

「ここなんてどうかしら?」

そう言われて入った場所は書斎のようなところだった。

「良いですね!」

「じゃあいくわよ?数えるから隠れなさい!」

「はいっ!」

そうして始まった隠れんぼ。

でもなかなか見つからない・・・ しばらくして、僕が本棚の裏に隠れていると、扉が開いた音が聞こえた。

「誰かいるのかしら?」

そう言いながら入ってきたのはお嬢様だった。

まずい!見つかっちゃう! そう思って息を殺していたら、お嬢様は僕の方に向かって歩いてきた。

バレちゃったかなぁ・・・ そう思っているとお嬢様は僕の目の前に立った。

「裕也?見つけたわよ?」

そう言うと、お嬢様は僕を抱き上げた。

「裕也はかくれんぼが上手ね」

「ありがとうございます」

その後、2人でしばらく遊んだあと、昼食の時間になった。

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