翌日、いつもどおり起き、朝食を食べると、お姉ちゃんに話しかける。
「今日はどこにいくんでしゅか?」
「そうねぇ・・・なら人里に行きましょうか。」
「わかった!」
そう言って、2人で支度をして、家を出る。
「あら。裕也君」
門の前を通りかかった時、美鈴お姉ちゃんに声をかけられた。
「おはようございましゅ!」
「おはようございます。どこかへ行かれるんですか?」
「これから人里に行くところです」
「そうなんですか。お気をつけてくださいね」
「ありがとうございます」
「ありがとうございます」
僕とお姉ちゃんはお礼を言うと、人里へと向かった。
ーーーーーー 人里に着いた僕とお姉ちゃんは、道中で早苗お姉ちゃんに会った。
「裕也くーん!」
早苗お姉ちゃんは僕に抱きついてきた。
「こらっ。裕也が困ってるでしょ」
お姉ちゃんは少し怒ったように言う。
「あはは。すみません。裕也君は可愛いなと思いまして」
「もう。しょうがないですね」
そう言いながらも、お姉ちゃんの顔は笑顔だった。
ーーーーーー それから僕たちは3人で人里の中を見て回った。
色々なお店があって面白かった。
そして、今は昼食を食べているところだ。
「美味しい!」
僕はハンバーグを食べていた。とてもジューシーで肉汁が溢れ出てくる。
「そうね。美味しいわね」
お姉ちゃん達も満足しているようだ。
その後は本屋に行って絵本を買ってもらったり、お団子を買ったりした。
楽しい時間はあっという間に過ぎていった。
ーーーーーー 午後4時頃、僕達は紅魔館へと帰ってきた。
「ただいま戻りました」
お姉ちゃんが玄関でそう言った。
そういうと、レミリアお嬢様が出迎えてくれた。
「おかえりなさい。どう?楽しかったかしら?」
「はい!とっても楽しかったでしゅ!また行きたいでしゅ!」
僕は笑顔で言う。
「そう。良かったわ。」
レミリアお嬢様も笑顔になった。
「それじゃあ僕は部屋に戻ります」
「ええ。お疲れさま」
僕はそう言って、自分の部屋に戻ろうとする。すると、お姉ちゃんに呼び止められた。
「何でしゅ?」
「ちょっと手伝ってほしいことがあるんだけど・・・」
「わかったでしゅ。」
こうして僕はお姉ちゃんに連れられ、キッチンに向かった。
キッチンに着くとお姉ちゃんが話し始めた。
「今日は夕食を作るのを手伝ってほしいの」
「わかったでしゅ。」
そうして、僕は料理を手伝うことになった。
「お姉ちゃん。何をすればいいでちゅか?」
「そうね・・・サラダを作ってもらえる?」
「うん!」
そうして僕はお手伝いを始めた。
まず最初にレタスをちぎっていく作業だ。
「いっぱい食べて大きくなってちょうだい」
お姉ちゃんはそんなことを言う。
「ありがとうございましゅ」
僕も笑顔になって答える。
次にトマトを切る・・・
「痛い!」
指を切ってしまった。
血が出てくる・・・
「大丈夫?裕也?」
「うぅ・・・」
涙が出てきた。
「とりあえず、絆創膏を持ってくるわ。」
お姉ちゃんはそう言って、救急箱を取りに行った。
数分後、お姉ちゃんは戻ってきた。
「これでよし。もう大丈夫よ」
「本当にありがとうございます」
その後、お姉ちゃんに教えてもらいながら、なんとか完成した。
「完成しました!」
僕はそう言いながら、出来上がったものをお皿に移していく。
「ありがとう。助かったわ」
そう言いながら、お姉ちゃんは僕の頭を撫でてくれる。
「いえ。こちらこそ手伝わせてくれてありがとございましゅ」
僕は笑顔で答えた。ーーーーーー 食事の時間になり、僕はお姉ちゃんに呼ばれて食堂へ向かった。
そこにはたくさんの料理があった。
「おお〜!」
僕は思わず声を上げる。
「裕也はハンバーグが好きみたいだから、ハンバーグにしてみたの」
お姉ちゃんはそう説明してくれた。
「そうなんでしゅか!?いただきましゅ!」
僕は早速ハンバーグを食べる。
「美味しい!」
「そう?それはよかったわ」
お姉ちゃんはとても嬉しそうだ。
「今日はありがとうございました!」
「良いのよ。気にしないで」
「はいっ!」
僕とお姉ちゃんは笑い合った。