淫魔「やっぱ人間」竜族「そらもう」吸血鬼「人間よ」魔獣族「一番好き」天使「救って差し上げましょう♡」 作:お便器
ていうか早く夏終わってくれ秋が恋しい
1:名無しの既婚者魔族
交尾終わりの掃除
2:名無しの既婚者魔族
それはね、全魔族やるべきこと
3:名無しの既婚者魔族
マージでそう
4:名無しの既婚者魔族
これでワイを愛してくれたんやな……♡って思ってついついねっとり舐めしゃぶる
5:名無しの既婚者魔族
散々出してもうくたくたに萎えてるのしゃぶるとくたくた煮の野菜なみに味わい深い
6:名無しの既婚者魔族
汁っ気とか熱さとかしゃぶりやすさとかもう満点
星3つです!!!!!!!!
7:名無しの既婚者魔族
チューボーですよならぬチンポですよ
8:名無しの既婚者魔族
タマも隅々までな、労わってあげような
9:名無しの既婚者魔族
そんで口の中で硬くなってくるの感じるとどうよ
もう頭ん中ぐちゃぐちゃになる
10:名無しの既婚者魔族
交尾交尾交尾交尾交尾交尾妊娠妊娠妊娠交尾交尾交尾
11:名無しの既婚者魔族
大変申し訳ございませんもう卵子食べられちゃってます……♡
エロ蹲踞でお詫びいたします……♡
12:名無しの既婚者魔族
大変申し訳ございません子宮みっちり詰まってるので慈悲乞い土下座いたします……♡
13:名無しの既婚者魔族
大変申し訳ございません幸せアクメし過ぎて脳みそぐちゃぐちゃなんです……♡お口でお許し下さい……♡
14:名無しの既婚者魔族
チンポモーターだろこれ
15:名無しの既婚者魔族
安心してな、私の卵ならたくさんある
う゛♡(ムリュ)
16:名無しの既婚者魔族
それぜったい別の卵やん
17:名無しの既婚者魔族
お前頭ハーピー?
18:名無しの既婚者魔族
卵出るとこみてて……♡ぅ゛♡
19:名無しの既婚者魔族
貴重なハーピーの産卵シーン
20:名無しの既婚者魔族
出来立てほやほやほかほかの卵をガニ股で出すときもちえ〜〜〜〜♡♡
それを旦那くんに応援してもらいながら見られると潮10回吹ける
21:名無しの既婚者魔族
種族自体少ないのにぽこぽこ産卵するせいで貴重でもなんでもないぞ
22:名無しの既婚者魔族
一回の交尾で何回産卵するんだ言ってみろ
23:名無しの既婚者魔族
交尾前のイチャイチャで一回
ベロチューしながらねっとりセクハラタッチで一回
交尾して奥まで注いでもらった後にも一回だろ?
事後に3個ぐらいひり出して……10回?
24:名無しの既婚者魔族
卵パック一つ分出してるのかたまげたなぁ…
鶏卵家でもやってらっしゃる?
25:名無しの既婚者魔族
あ、お尻舐められながらだと興奮しすぎて4個出る
一回四つん這いで舐められた時ヤバかった(こなみ)
お陰でお尻の穴も性感帯になりましたね……
26:名無しの既婚者魔族
草
27:名無しの既婚者魔族
ハーピー族にとっては大事なことなんでね
卵の出しやすさってのは
28:名無しの既婚者魔族
大事……まぁ大事か
29:名無しの既婚者魔族
そう言われるとなんも言えなくなるんだよなぁ
30:名無しの既婚者魔族
そういやお前ら自分から掃除するって言う?
それとも夫からの方?
31:名無しの既婚者魔族
ワイは自分からやね、ちな淫魔
掃除しながらぐぷぐぷ舐め回すと腰がくがくさせて可愛いんじゃ
32:名無しの既婚者魔族
ワイも自分派、ちなインキュバス
蕩けた顔が凄くそそるやで
33:名無しの既婚者魔族
ワイ悪魔族、同意
ちっちゃくしたゲボかわショタ夫を愛でるの止められねぇんだワ
34:名無しの既婚者魔族
ワイ奉仕族
そらもうワイのことタオル扱いよ
35:名無しの既婚者魔族
タオル扱いなのか(困惑)
36:名無しの既婚者魔族
掃除して?って優しい言葉で言ってくれるのに半勃ちでビンタしてくれるしおっぱいも雑に揉んでくれる
この時生を実感し過ぎてもう産まれて良かったってなる
37:名無しの既婚者魔族
ワイ淫魔、それはそれでわかりみ
わかってあげられるよ〜〜〜〜
38:名無しの既婚者魔族
雑に揉まれるってそれこそワイの身体に興奮してくれてるってことやんね?
もうそれだけでプシャる
39:名無しの既婚者魔族
あ〜〜〜〜それはわかる
興奮してくれてると思うとじわぁ〜〜〜♡って脳みそから幸せが溢れてくる
40:名無しの既婚者魔族
汗だくであからんだ身体が迫ってきてよ?
熱っぽい身体が密着した状態で好き、愛してるなんて言われた日にゃもう
ワイは……ワイは………
41:名無しの既婚者魔族
ふぅ゛〜〜〜〜〜〜〜……♡想像するだけでやっべ♡
もう腰ヘコとまんね♡
子供達寝静まったら旦那くんと子作りすんべ……♡♡
42:名無しの既婚者魔族
>>41 すーぐ発情する
ねとねとのキス、舌だけ出して絡めあわせるベロチューは絶対外せない毎日やる
43:名無しの既婚者魔族
その状態で好き好き言いながらオホるの止まらん
44:名無しの既婚者魔族
ちゅるれろれろぉ♡ぉ゛〜〜〜〜〜♡♡好き♡イグ♡ってなる
45:名無しの既婚者魔族
ワイドワーフ、対面座位でそれやるとマジでトぶ
毎日やってる
46:名無しの既婚者魔族
対面座位ええなぁ〜〜〜〜〜……
47:名無しの既婚者魔族
あれな〜〜〜
一回やってみてぇんだけどワイのドスケベボディがデカすぎるが故に……
48:名無しの既婚者魔族
意外と何とでもなるで?ちな淫魔
49:名無しの既婚者魔族
そマ?
50:名無しの既婚者魔族
旦那くんは食われてる感じがしていいらしいし
重くない?って聞いたらこの重さと柔らかさがそそる、って
流石に動くのはワイやし体重かけすぎないよう気をつけてるけどな
51:名無しの既婚者魔族
おほ〜〜〜〜〜♡嬉しいこと言うね
52:名無しの既婚者魔族
そらこの身体ぜーんぶ愛しい愛しい旦那くんのために育てに育てた自慢のムチムチボディや……♡
でも褒められると嬉しくて背筋の甘い迸りがとまらんしデカケツねっとり揉まれるしベロチューが捗る捗る……
53:名無しの既婚者魔族
もうそこまでいくとさ
前後不覚にならん?
54:名無しの既婚者魔族
なる
脳みその記憶にはちゃんと保存されてるけどその時はもうぐちゃぐちゃで気持ち良くて蕩けてお互いに繁殖してる
55:名無しの既婚者魔族
繁殖♡交尾♡繁殖♡
56:名無しの既婚者魔族
ワイ竜族、爵位持ってるし貴族としての矜持だとか誇りはちゃんと自覚してるっていうのに求められると一匹の牝になってまうねん……
繁殖交尾ほんとダメになる……
ごめん竜族の皆……会議にはいけません
いまベッドルームにいます
大好きな大好きな旦那くんと一緒に愛情たっぷり交尾で後継者を作ってます、もう三人産んですくすく育ってて可愛い子供達を更に増やしてます
独り身のお前らと一緒に煽りあってたあの頃が恋しいけど、でも……
今は少しだけ、牝になります
今夜も愛を育む子作りで旦那くんに受精確定♡着床必至♡種付けプレスで孕ませてもらうから……
57:名無しの既婚者魔族
草
58:名無しの既婚者魔族
これ見た竜族の皆憤死するで
59:名無しの既婚者魔族
あんな奴ら憤死させとけばええねん
既婚者の体験談ためになる……それに比べて未婚の奴らカスや
それによ〜〜〜……一日の仕事も昼間で終わるし、可愛い娘に授乳したあと旦那くんとイチャイチャする時間が最優先
60:名無しの既婚者魔族
どれだけ社会地位高かろうとも所詮はヒトメスヒトオスの妻なのでね
61:名無しの既婚者魔族
それはね、そう
62:名無しの既婚者魔族
まぁワイがいなくとも優秀な奴らがおるしな〜……
ワイがするのは決裁ぐらいやし
それはそれとして
64:名無しの既婚者魔族
なんや?
65:名無しの既婚者魔族
最近また出産してな
めちゃくちゃ可愛い四女ちゃんや【写真】
66:名無しの既婚者魔族
お゛〜〜〜〜〜〜♡かわよ頬ぷにっぷに
67:名無しの既婚者魔族
寝てる四女ちゃんと一歳の三女ちゃんが並んで寝てるのヤバいぐらいに可愛いし
それを見てしー!しー!って長女ちゃんと次女ちゃんがやっててついつい頬が緩んでな……
68:名無しの既婚者魔族
子供達の愛おしさやべーよな
産まれてきてくれてありがとう……って感じだ
69:名無しの既婚者魔族
ワイ将、娘ちゃん抱っこしたときマジで泣いちゃった
旦那くんとワイから産まれてきてくれてありがとう……そんな気持ちでぐっちゃぐちゃよ
70:名無しの既婚者魔族
ワイの血と旦那くんの血が入ってるんやぞ?
ワイが毎晩毎晩愛し合って出来た結晶やぞ?
生誕したときに泣いちゃうぐらいに可愛くて愛おしいに決まっとる
71:名無しの既婚者魔族
ワイは泣かへんかったなぁ
いや嘘、旦那くんが涙ぐみながら抱っこしてるの見てこんな尊さを間近で浴びて泣いてもうたわ
名画みたいな光景で神々しくさえ思えてな……
72:名無しの既婚者魔族
パパの顔しとるの愛おしすぎ
マジでそれだけで画になる
73:名無しの既婚者魔族
ほんにな……
子供自慢になってもうたな、スレチスマソ
74:名無しの既婚者魔族
ええんやで
75:名無しの既婚者魔族
ここにいる奴らはそんな穴の狭い女じゃねぇからな安心しな
76:名無しの既婚者魔族
いやワイの穴はキツキツだが?
77:名無しの既婚者魔族
締まりの話は誰もしてないんだよなぁ
78:名無しの既婚者魔族
はいはい話戻せー
スレの趣旨を忘れるなー
79:名無しの既婚者魔族
こういう話してると逸れがち
80:名無しの既婚者魔族
んじゃま流れ変えるためにワイが話すか
ちなワイインキュバス、相方の淫魔と一緒になってムッチムチのお肉に旦那ちゃんに溺れてもらうのがたまらない
尚最近旦那ちゃんもエロいことにノリノリになってきて生やした物ぶるぶる震わせながらエロ蹲踞されて沸点があっという間に到達
このヒトメスっ゛……♡♡ってなって酒池肉林
81:名無しの既婚者魔族
爛れてるねぇ〜〜〜〜〜〜
82:名無しの既婚者魔族
ヒトがエロ蹲踞してくんのやばない?
そんなんされたらもう即襲うわ
83:名無しの既婚者魔族
もーねやばいマジで
しかもさピースしながらその間に口元置いてから、れろぉ〜〜〜〜♡て舌上下に動かしてもうね
舐めやがってっ゛♡♡てなる、なった
84:名無しの既婚者魔族
それどちらかというと舐めるポーズなんよな
85:名無しの既婚者魔族
煽られたので淫魔ちゃんとワイのお股サンドイッチでしっかりヒトメスちゃんの顔面ぐっちゃぐちゃにしたったわガハハ!!
まぁワイも淫魔ちゃんも興奮しすぎて5回はプシャったけど
しかもその後穴の具合確かめるように仲良く手マンされてオホイキしまくった
煽られた時に何としても負かしてやると意気込んで襲ったのに勝てませんでした
終わる頃にはベッドの上で淫魔ちゃんと仲良くひっくり返ってました
二人がかりで負けましだっ゛!!!!
86:名無しの既婚者魔族
雑魚過ぎて草
ワイの戦績見てみろ
73601戦1分73600敗(内10出産)
87:名無しの既婚者魔族
>>86人のこと言えない戦績してて草
負け癖ついてますよ
88:名無しの既婚者魔族
>>87
赤得でアクメ癖が常についてる
>>63
マイクロビキニ着せてやってみたらどうなるのっと
89:名無しの既婚者魔族
>>88
そらもうあれよ
ワイも淫魔ちゃんも我を失って翌朝無惨な姿で発見される
90:名無しの既婚者魔族
うーん脳みそ子宮!w
91:名無しの既婚者魔族
オマエラ過激過ぎるので少しはストレート投げろ
かくいう私は恋人繋ぎスパイダー騎乗位ですよ
ちな吸血鬼族、ケツぶるんぶるん震いながら腰下ろすと旦那くんが蕩けてふやける
92:名無しの既婚者魔族
ワイメイド、同意
尚お加減いかがですか〜?♡て言いたいけど「ん゛♡お゛っ゛♡」てベッド軋ませながらオホってます
すまん勝てん、旦那様の雄々しい部分には決して……
93:名無しの既婚者魔族
奉仕族にありがちなこと:雑魚イキしがち
スパイダー騎乗位やってる時のさ
ケツおっも……♡て言われるのめちゃくちゃ好きなんよな
94:名無しの既婚者魔族
貶してるとかじゃなくて明らかにこの重量感がたまらないって感じでな
分かるよ
95:名無しの既婚者魔族
その状態でお尻叩かれたり揉まれると子宮がぞわぞわする
96:名無しの既婚者魔族
そんなことされたら出ちゃう……(ムリュムリュムリュ)
97:名無しの既婚者魔族
それなんか別のもん出てない?
98:名無しの既婚者魔族
うーん卵が出てますね、ほかほかのが
目玉焼きにすんべ
99:名無しの既婚者魔族
朝飯作る時間過ぎてますよ
実際無駄排卵はする
100:名無しの既婚者魔族
着床はさせずとも
卵子を献上して簡単に受精させちゃう雑魚卵子持ちのみなさん
101:名無しの既婚者魔族
だって旦那くんの精子相手見つからないの可哀想だし……
ワイの卵子もぷちゅぷちゅされたがってるから……
102:名無しの既婚者魔族
子宮が婚活会場になっとるって
103:名無しの既婚者魔族
魔法で子宮の中たまーに見るけどこれでもかってぐらいに群がってて卵子ちゃん負けないでってなるけど大体ぼこぼこにされてる
104:名無しの既婚者魔族
卵子ちゃんは敗北主義者
だって生産者が敗北したがりなんだもんよ
105:名無しの既婚者魔族
私の卵子ちゃん負けないでっ゛♡あっ゛♡あ゛〜〜〜〜……♡♡
106:名無しの既婚者魔族
受精♡(1年ぶり♡例年に比べ至高へ至る出来具合の受精卵)
107:名無しの既婚者魔族
>>106
どっかのワインメーカーみたいな表現やめろ
しかし……うーん確かに雑魚過ぎるな
旦那くんに頼んで鍛えてもらうか
108:名無しの既婚者魔族
どこを?
109:名無しの既婚者魔族
そらもう穴っぽこを
110:名無しの既婚者魔族
何百何千何万使われた穴を鍛える……?
弱いところ全部把握されてるのに……?
絶対鍛えるどころか旦那くんに鍛えてる最中負かされるって分かってるのに……?
111:名無しの既婚者魔族
は?負けないが?
呆気なくアクメ迎える旦那くん専用お嫁ボディ♡孕みたがり♡排卵癖のあるクソ雑魚卵巣♡だけど負けるわけがない
負けないっ……♡♡
負けないから……♡♡
112:名無しの既婚者魔族
即堕ち2コマ
だけどな……実際負けない……負けてないんだ……
だって終わる頃にはベッドで二人して抱き合って寝てるから……
113:名無しの既婚者魔族
まぁぶっちゃけ敗北云々より気持ちよーく愛し合えるのがいっちゃんええ
114:名無しの既婚者魔族
それはね、そう
115:名無しの既婚者魔族
そうなるとねやっぱ正常位なんすよね
116:名無しの既婚者魔族
スタンダードかつお互いに向き合って睦言を言い合える
117:名無しの既婚者魔族
恋人繋ぎで湿度高めの交尾もいいし
だいしゅきホールドで密着しあうのもいい
118:名無しの既婚者魔族
孕ませて♡っていうと凄く興奮してくれるんだよね……
119:名無しの既婚者魔族
ねちっこくいやらしー言葉で煽るのも良いんよ
そん時は耳元で囁くとマジで効く
120:名無しの既婚者魔族
あー……♡今日はねちねちやろっかな……
もわもわ汗だく♡あんまり動き激しくない子作りしたくなっちゃった
121:名無しの既婚者魔族
初心に帰ってイチャイチャするやつやるか……♡
122:名無しの既婚者魔族
今日の子作り献立はしっとり恋人繋ぎねとねと交尾にいたします
123:名無しの既婚者魔族
星!!!!!!三つです!!!!!!!!
124:名無しの既婚者魔族
評価下すの早過ぎる
125:名無しの既婚者魔族
私の穴は韋駄天なので
126:名無しの既婚者魔族
それ絶対早漏やん……
既婚者魔族
魔界におけるカーストトップ。大好きな伴侶とイチャイチャしてる勝ち組。大体どの家庭も10人目までは毎年産む。お前ら産みすぎ。ベビーブームを起こすな。
10人目を産んだ後は大体どの家庭も着床しないようにしてる。それはそれとして夜の生活は欠かさずやってる。因みに着床させない期間については子宮休めとも言われてる。
長女が成人するぐらいの年齢に差し掛かると「子供……作ろっか♡」となって再開する。
家庭によっては一夫多妻だったり一夫二妻だったりするが子宮休めはどこも必ず実施してる。
因みに夜の方はうるさくなるため夫婦の寝室は防音魔法でしっかりと営みが聞こえないよう配慮されてるものの、娘達はお母さんとお父さんがプロレスごっこしてるのわかってますよ。
──とある教皇の話をしよう。
類稀なる才能と勤勉さから魔術師とさえ呼ばれた彼はあまりに特出した事からある噂が囁かれた。
悪魔──淫魔という説もある──と契約し、魂を売ったことでその才を思うがままにしたこと、という説である。事実、彼は教皇という立場でありながら天文学者であり、数学者であった。
秀でた才能を妬む者や叡智が綴られた本を誰にも見せなかった事から悪魔と契りを交わした者と囁かれていた。
彼が成し遂げた逸話の中でも目に引くことがある。
魔界で彼は著名人であることと繋がりのある事実であり、それは偉業と呼ばれるに値するような出来事でもあった。
インキュバスを牝にさせた──という話である。
裏付ける証拠として、彼が教皇の座に君臨してから牡の淫魔であった彼らを一人残らず愛でたために眠る淑女達の被害がめっきり減った、という。それに呼応するように──インキュバスは変貌を遂げた。淫魔族とよく似た牡好みのする身体付きに。
全ては愛しい人の子を産むために──
──『インキュバスの歴史』から引用
「猊下、どうですかな?」
「ふむ……いや、私には過ぎた令嬢ですな。私もこの歳だ、ただの老いぼれの死際を看取らせるのは些か気が引ける。どれ、私めの知り合いに丁度良い男がいる。私が話をしておこう」
歳を重ねるごとにそういった話が湧いて出てくることにため息が溢れる。
聖職者として、そういった色恋ごとは無いようにしてきた、それが当たり前だったのもあってこのような話を持ってこられるたびに辟易とする。
それに彼が言ったように、もういい歳だ。
後継者たる弟子も育っているし、腐敗した教会を是正するのに尽力した。今更、妾だのなんだなという話はまっぴらだった。
「──相変わらずだね、君。折角の機会だというのに」
「さて? なんのことかね」
語りかけるような声。ゆったりと腰掛ける彼に投げ掛けられる美声。
雷の浴びた空間がじじ、という歪な音を立ててある者が現れる。
すらりと伸びた四肢。まっさらな処女雪のような、一点の曇りさえない白肌。どこまでも深く、深い闇の底めいた昏い髪はボブカットに切り揃えられていて。整った目鼻立ちが嫌でも目につき、あまりにも現実離れしている美しさは誰もが息を呑んでしまうだろう。
女性とも、男性とも取れる中性的な顔立ち。
人の常識では考えられない、摂理を無視したような現象であるのにも関わらず、彼は至って平然としていた。
「だって彼、君に娘を何とかしてでも当てがいたそうにしていたじゃないか? ねぇ? ふふふ……君程の立場なら妾になりたい子は掃いて捨てるほどいるだろうに」
スレンダーながらむっちりとしたような、出るところは出ている女体を揺らし、豊満に実った乳房を背後から押し当てる。
娼婦がしなだれかかって誘惑するように。秋波を送られながらも彼は平然としていた。
「妾なぞいらんよ。妻も女も持つな、とそう教え育てられたからね。主に誓いを立てたその日から、ね」
「ふふ……教皇という肩書きを持ちながら夢魔達と懇意にしている癖によく言うよ」
「まぁそれもそうだ」
くく、と意地悪そうな笑みを湛えた。
それを皮切りに背後にいた悪魔は老いた彼の前に来たかと思えば、そのまま対面座位のように座り込んだ。
皺がある顔を愛おしそうに撫でさすりながら彼の瞳をじぃ、と覗き込んでいる。
「巷じゃ君のことを魔術師だの、悪魔に魂を売った教皇だの言われてるみたいだけど?」
「事実に対して一々目くじら立てて否定する事は愚かだと思っている性分でね」
「ふぅん? 本音は?」
「君たちインキュバス……夢魔達がお痛を過ぎた罰もあるが……それは建前だ。本音は君を、君たちを気に入ったから、という理由じゃ不服かな、メリディアナ?」
「あっ……♡」
──さて、彼の事の顛末。教皇の彼は契約した悪魔に死期を訪ねた。若くない身体、残った寿命をどう扱うか計算するために。
悪魔は「ミサを行ってはならない。旅路は幽世へと続く道になる」と答えたらしい。
彼は悪魔の忠告を無視して聖地にて敬虔なる信徒達のためにミサを企画したものの──亡くなった。予言通りになった。彼の亡骸は埋葬され、彼の存在は歴史の人物として刻まれた。
そう、表向きは彼が亡くなったこととなっている。
実際は聖地へ辿り着く前に彼は忽然と姿を消したのである。
醜聞にもなると恐れた教会側がそうストーリーをでっち上げて教皇は死んだ、ということにしたのだ。
滞在していた教会の奥。
彼がいたという痕跡が僅かに残っている一室。今も当時のまま保管されている室内。数少ない痕跡のうち、書き残してあった羊皮紙には自らが死ぬと言う予言がそう遠くないうちに訪れるという文字と、愛しのメリディアナと書きかけの文字がまばらに広がっていた。
部屋にはポメグラネートの香りが染み付いていたこともあって、彼は悪魔に魅入られ冥府に連れて行かれたとも噂された。
行方知れずになる前、彼は「頃合いだな」と何かを察するように呟いていたと言う。
──それから若いインキュバスが……牝の魔族が増えていったのは言うまでもない。