淫魔「やっぱ人間」竜族「そらもう」吸血鬼「人間よ」魔獣族「一番好き」天使「救って差し上げましょう♡」 作:お便器
むかし、あるところにたいそう貧しい少女がいた。彼女は天涯孤独の身であり、住むところも食べるものも着替えるものもなかった。数刻前に親切な人からもらったひとかけらのパンと彼女が着ている服だけが彼女に残された唯一のものであった。
ああしかし、彼女はとても良い心の持ち主だった。貧しさを抱えながら誰かに寄り添う。綺麗で純真で、曇りもない。見返りを求めることもない善意だけは確かにあった。肌身離さず、この世を呪うこともない善き心である。
さて行く宛もなく彼女が道を歩いていると、ほんのり赤い空の下に出た。数瞬ほど前は青い空であり、ありえない現象だったものの彼女は特段気にすることなく歩き始めた。
すると、おなかを空かせた魔獣族に出会った。彼女は見たこともない大きな耳に、大きく引き締まった身体、そのくせ出るところは豊満でたっぷりとした肉体。胃袋の大きさからして腹の足しにもならないようなものであったが、ためらいもなく魔獣族にひとかけらのパンを渡した。魔獣族は呆然としていたが、ぺこりと頭を下げてまた歩き出した。今度は肌着を着ていない淫魔族に出会う。淫魔族の身体を覆い隠すには足りない、せいぜい隠すにしても爆乳の片方しか隠せない大きさだったが彼女は親切に着ているフードを差し出した。淫魔族は渡されたフードと少女を交互に見ていたものの、どうぞ使ってくださいと一声かけた後にまた歩き出す。すると、薄着のドワーフ族がいた。
彼女は着ているワンピースをドワーフ族に与えると、少しブカブカであったが着るには問題ないぐらいの大きさだった。そのままドワーフ族に着させると、寒いからね、気をつけてね。と自分より歳下だと思っている彼女を気遣いながら、礼を言われる前に歩き出す。そうしているとそれを見ていた奉仕族が現れ、彼女に土下座で懇願した。さては下着が欲しいのですね?いいでしょう、と斜め上の自問自答をした彼女は嫌がりもせずに下着さえも奉仕族に渡してしまった。下着を渡された奉仕族はほかほかのそれを目をかっ開いて見ていた。
やがて、着るものも食べるものも失ってしまった彼女が羞恥に染まる身体を僅かにでも隠すように手で覆い、誰かに見つかりませんようにと祈りつつ歩き出すと、とすん、と何かに当たった。目線を下げていたために何かに当たったかと思い顔を上げれば彼女が助けた魔族達が彼女を取り囲むように立っていた。
魔獣族が少女の矮躯を持ち上げ、淫魔族は小さな唇を奪い、ねちっこく太腿を撫でさするドワーフ族と婢女のように少女の下半身に顔を埋める奉仕族。
そのまま四人に連れ去られて、見たこともない豪華な屋敷に招かれた。その後の少女は──大きく膨らんだお腹を抱えて。これでもかというぐらいに甘やかして愛でてくる四人の妻孕ませて。天涯孤独の身から一転して子供達と幸せに囲まれる生活を送ったとさ。
──魔族童話から出典「星の魔族」
1:魔王
やる
2:獣王だぞ
わおーん
3:白濁褐色
へーい
4:旦那様専用便器
にゃーん
5:貴方の隣に姉系悪魔族
あー
6:歯型まみれの尻尾竜
がおー
7:麗しき森の民
やる気ある?
8:白濁褐色
あるかないかと聞かれたら
9:旦那様専用便器
答えなくてもわかんでしょ
10:魔界チスイコウモリ
旦那くんの血吸ってきていい?
11:麗しき森の民
おいこら新婚を良いことに惚気るな
12:魔界チスイコウモリ
えぇ……
13:歯型まみれの尻尾竜
これ惚気判定になるん?
14:白濁褐色
お前のヒットボックスデカすぎだろ
デケェのは耳年増って呼ばれる耳だけにしとけ
15:麗しき森の民
は?
16:旦那様専用便器
独り身耳長族、敗北!w
17:麗しき森の民
キレそう
今から子持ちの奴らの住宅前で全裸オホ声マンズリして尊厳捨ててきてええか?
18:魔王
こいついつも全裸オホ声マンズリで脅迫してくるな
種族全体の尊厳に関わってくるからやめーや
19:貴方の隣に姉系悪魔族
お前そもそも尊厳かなぐり捨ててるやん
20:麗しき森の民
私はやりたくなかった、こんな惨めな思いをするぐらいなら長なんてやりたくなかった……
妹達はどんどん結婚して離れていくってのに私の家族じゃ唯一の未婚、妹達に「お姉ちゃんなんで結婚しないの?」って無邪気なナイフで腑を抉られる
妹達が仲良さそうに人間とイチャイチャしてるのを口の端から血流して見るだけの生活
気が狂う
21:歯型まみれの尻尾竜
あーあー……
22:貴方の隣に姉系悪魔族
ごめんて
23:旦那様専用便器
お詫びにハメ撮りやろうか?
24:麗しき森の民
内容による
25:旦那様専用便器
蕩けるぐらいに優しいキスをしてくれる旦那様にメロメロ♡全細胞歓喜の震撼♡全力子作り交尾で卵子食べられちゃいました♡
26:白濁褐色
一昔前のAVタイトルやん
27:麗しき森の民
結合部ドアップアングルある?
ついでに種付けしてる所も
28:旦那様専用便器
あるよ
ちゃんと引き抜いた後に溢れるところも
29:麗しき森の民
ぐう有能
今日のオカズにするから早く送ってやくめでしょ
30:魔王
うーんこの
31:麗しき森の民
独身時代は皆こうして過ごしてたろ
32:貴方の隣に姉系悪魔族
それはそう
33:魔界チスイコウモリ
毎日のように仕事がてらハメ撮りを漁ってました
34:獣王だぞ
仕事はしろ
35:貴方の隣に姉系悪魔族
そういやハーロットは?
36:淫蕩大好きドスケベ教授
いまずっ゛♡
37:魔王
おい会議中にパコるな
38:淫蕩大好きドスケベ教授
ぉ゛〜〜〜〜〜そこキクっ゛♡♡
いぐいぐいぐっ゛♡いぐっ♡
39:麗しき森の民
オホイキ決めるなバカ
40:魔界チスイコウモリ
すぐハメるんだから
41:歯型まみれの尻尾竜
淫魔族ってそうなの?
42:白濁褐色
まぁリリス様がそうやったみたいやし……
43:旦那様専用便器
リリス様今何してんのかな
44:歯型まみれの尻尾竜
そらもう伏魔殿で伏魔殿よ
45:貴方の隣に姉系悪魔族
伏魔殿はセックスか何かだと思ってらっしゃる?
46:魔王
たまに生存報告で映像送られてくるけどまぁパコってる
47:魔界チスイコウモリ
もう何代っていう前の遠い遠い祖先様だけど今日もきっと元気に騎乗位してるだろうしチン嗅ぎも恥垢掃除も大好きで旦那様大好き♡匂いフェチお母さんって感じ
一回謁見の機会あったけど可愛いお人だったんだけどなぁ……
ただ性癖が強すぎる、原初の母犬ってそういう……
48:白濁褐色
そらね、ハーロットもこうなるよね
49:淫蕩大好きドスケベ教授
ふーっ゛♡ふーっ゛……♡♡
ちょ、ちょっ゛♡まっ゛♡ぁ゛っ゛♡♡
50:獣王だぞ
あーもう一回戦始まったよ……
51:魔王
んむ……♡んむ……♡
52:旦那様専用便器
魔王様?
あの、何やってるんですか?
53:魔王
パパにおしゃぶりつけてもらって頭なでなでしてもらってた
ストレス-100
54:貴方の隣に姉系悪魔族
赤ちゃんプレイは会議終わってからにしてもろて
そういやウロちゃんおるやん
55:歯型まみれの尻尾竜
ぴーすぴーす復帰しました
12人子供産んだしそろそろ仕事しなきゃなーって
56:麗しき森の民
産みすぎ
お前何年ハネムーンやってたんだよ
57:歯型まみれの尻尾竜
いやぁついついね?
可愛い娘達に囲まれて旦那くんと過ごしてるとさぁ、お腹が寂しくなっておねだりし続けてたらこうなった
58:旦那様専用便器
あーね?
59:獣王だぞ
その気持ちは分からんでもない
60:歯型まみれの尻尾竜
こうね……日々日々育っていく結晶が育っていくのを感じるとね
やっぱね?
61:麗しき森の民
未経験で今も血涙流しながら唇から血垂れ流してるんだけどワイ帰ってええ?
62:魔王
帰るな
63:麗しき森の民
拷問だろこれ
64:貴方の隣に姉系悪魔族
そういやアレ、非モテ代表合コン進捗どうなん
65:魔王
一応吸血鬼族の方がようやく全員成立になったから次はエルフ族の予定じゃ
66:白濁褐色
おおー
67:旦那様専用便器
でも今回成立したの、大分奇跡的というか……稀なケースなのでデータとしては使えなさそうなんですよね
やっぱ子爵とか男爵が強いんですよ、これまでの傾向を見るに
68:麗しき森の民
侯爵とか伯爵以上の爵位は……?
69:魔王
2〜3回試みたっちゃ試みたけど全員撃沈
爵位たけーとダメなんかなぁやっぱ
70:麗しき森の民
爵位ってなに?足枷?
難易度設定でいうところのベリーハードとか生存不可とかマストダイとかそんなかんじ?
71:魔王
そうではない……と言いたいところじゃけど
データや参加者の意見を見るにどうもそうっぽくてのぉ……
72:魔界チスイコウモリ
そマ?
ワイ結婚したの奇跡?
73:白濁褐色
吸血鬼族で大公クラスっていうの考えると奇跡
74:魔界チスイコウモリ
いえーい!!!!!!!!!!!
75:麗しき森の民
うわうっざ
76:魔界チスイコウモリ
ある夏の日に熱中症で倒れてた人間君をマジで下心無しに介抱した善意が自分に返ってきたんだよな
77:貴方の隣に姉系悪魔族
下心無しマ?
78:魔界チスイコウモリ
マ
でもスケベなことはその後しこたました
79:麗しき森の民
グッがギギギギギギ
80:旦那様専用便器
耳長族が人語話せなくなっちゃった
81:麗しき森の民
研究にかこつけてどうせスケベなことしたんだろ
82:魔界チスイコウモリ
はい
83:麗しき森の民
バカカスアホマヌケ
84:歯型まみれの尻尾竜
ミジンコ並みの罵倒しか言えなくなっちゃった
85:魔界チスイコウモリ
夏の蝉が鳴いてる真昼間……屋敷の中で全身全霊の交尾乞いをしたらよ、人間君がすんごいエロい顔で迫って押し倒されてよそのままずっぷり
好き好き言ってたら愛してるって言い返されてだいしゅきホールドで同時イキ
髄液全部多幸感置き換わったみたいになって脳みそじゃぶじゃぶよ
流石のワイも走馬灯見えたね
86:麗しき森の民
カスアホ
お前のこと仲間だと思ってた
魔王様と同じで三人で……ワイら結婚できねぇけどズッ友だョって……
87:魔王
これはな……好きな人ができると誰でもこうなるんじゃ
88:麗しき森の民
【声にならないエルフ語】
89:歯型まみれの尻尾竜
なんて?
90:白濁褐色
エルフ語でゴミカスクソクソクソクソって言ってる
91:麗しき森の民
【濁音混じりのエルフ語】
92:旦那様専用便器
もうやだ!!!!!皆きらい!!!!!!!
だって
93:獣王だぞ
うーん幼児退行したな
94:麗しき森の民
【涙声でキレてるエルフ語】
95:白濁褐色
えーっと……聞きづらいな
これから人間界に行ってこのデッケェディルドでマンホジして尊厳捨ててやる!!!!そんでエルフ族長なんてやめてやる!!!!!だって
96:魔王
まてまてまて
97:淫蕩大好きドスケベ教授
ちょっとイクっ゛♡
98:貴方の隣に姉系悪魔族
こんな状況でちょっとイクな!!!!!!!!
99:麗しき森の民
【啜り泣くエルフ語】
100:獣王だぞ
もうダークエルフに土下座して頼み込んでエルフ族の代表になってもらうって呟いてるぞ
101:魔界チスイコウモリ
悪かったって……
つい最近撮った写真やるからこれで許してくれや
【薬指に歯型が付いてる人間に乱暴に乳房を揉まれて蕩けた顔を浮かべる吸血鬼】
102:麗しき森の民
すんすん……
103:白濁褐色
お……?
104:魔王
落ち着いたか?
105:麗しき森の民
もっとちょうだい……
106:旦那様専用便器
ほら
【ガニ股で仰け反りながら潮吹きを人間の顔面にぶちまけてる写真】
107:麗しき森の民
恋人繋ぎとかイチャイチャしてるのがいい……
108:旦那様専用便器
こいつ……
109:歯型まみれの尻尾竜
げんきんなやつだなぁほんとに……
【恋人繋ぎスパイダー騎乗位でデカケツ振ってる写真】
110:貴方の隣に姉系悪魔族
こういうのでいいんだろ?
【小さな人間を抱き締めながらベロキスしあってる写真】
111:麗しき森の民
……ふぅ
112:魔王
やったか……?
113:麗しき森の民
落ち着いた
114:白濁褐色
お前の気持ちも分かるけどさぁ……
これ会議毎にやってるのやめな?
115:獣王だぞ
見苦しい駄々こねはもうやめろよ
見ていて痛々しいしな
116:魔王
あっばか
117:麗しき森の民
【引き攣った声の後に甲高いような涙声から放たれるエルフ語】
118:魔界チスイコウモリ
旦那くんの血吸ってきていい?
119:貴方の隣に姉系悪魔族
火に油注ぐなバカ!!!!!!!!
120:淫蕩大好きドスケベ教授
ぃ゛っっぐぅ゛っ゛♡ぉっ゛♡……ぉ゛〜〜〜〜〜〜……♡♡
121:麗しき森の民
【びえええええといった泣き声に混じる言葉なのかどうかもわからない声】
122:魔王
ああもう終わり!!!!!!解散じゃ!!!!!!!
123:旦那様専用便器
いつもこんなんですよね
124:歯型まみれの尻尾竜
懐かしい感じがするな〜この喧騒
125:貴方の隣に姉系悪魔族
こいつ既婚者になったから高みの見物してやがる
126:淫蕩大好きドスケベ教授
はぁ〜〜〜〜〜〜……♡♡気持ちよかったぁ゛……♡♡
あれ会議終わり?
127:獣王だぞ
エルフが泣き喚いてな
128:魔界チスイコウモリ
血美味しい〜〜〜〜〜♡♡♡♡
大好きな人の血ってやっぱワインよりも極上なんだわ……
129:白濁褐色
マイペースだよなぁ
130:淫蕩大好きドスケベ教授
んじゃ〜〜〜もいっぱつヤってこよ♡
エルフちゃん見る?♡
131:麗しき森の民……
ぐず……見る……
132:歯型まみれの尻尾竜
見るんかい
133:貴方の隣に姉系悪魔族
次から泣き喚かれてもいいようにスケベ写真用意しといてやるか……
リリス
魔族の祖。全ての母。原初にして原点の種族。
気高い淑女。母性愛に満ちた美女。太陽のような快活とした笑顔が似合うかとおもえば、月のような美しさと静謐さを内包した人物。
妙齢の艶やかさ、官能的な雰囲気を漂わせつつも幼さが残るような無垢さがあったりと印象が会うたびに変わる不思議な魅力を放つ女性。
楽園を追放されてからは今の夫と出会い、彼に愛を誓った。それが全ての始まりであり、魔界の生誕であった。
偉大な人物であり、魔族であれば誰もが尊敬する母。
しかし当人は尊敬されようとも夫を抱きしめて自分はそんな大層な者ではない、という。
──世にいる人と魔族の夫婦と同じであり続けている。昔も。今も。
性癖がバカ強い。夫の匂いが何よりも好き。
性欲も鬼強い。時間という時間がない伏魔殿では繋がっていない時間が当人達が分からなくなるぐらいに続いてるほどで際限ない愛を求めて埋めてもらっている。