淫魔「やっぱ人間」竜族「そらもう」吸血鬼「人間よ」魔獣族「一番好き」天使「救って差し上げましょう♡」 作:お便器
1:名無しの魔族がお送りします
はぁ〜〜〜〜〜好きです♡
2:名無しの魔族がお送りします
なんだコイツ!?
3:名無しの魔族がお送りします
なんかやべーやつだな
4:名無しの魔族がお送りします
ここのチャンネルは魔族しかいないはずだが……?
5:名無しの魔族がお送りします
おっと申し遅れました……
かつて天使だったモノです
6:名無しの魔族がお送りします
あっ……
7:名無しの魔族がお送りします
羽真っ暗で草
8:名無しの魔族がお送りします
過去形で色々と悟るものがある
9:名無しの魔族がお送りします
堕天使はやべー奴らしかいない
10:名無しの魔族がお送りします
まぁワイらの流れてる血に混じってるであろうルシファー様でさえあの体たらくと言うか……
11:名無しの魔族がお送りします
ケツ穴狂いなんだよなぁ
12:名無しの魔族がお送りします
たまーに掲示板に出没しては爆弾投下してどっか行く
13:名無しの魔族がお送りします
アナルシファーだろ……
14:名無しの魔族がお送りします
んで、堕天使さんはなんでスレ立てを……?
15:名無しの魔族がお送りします
いえですね、尊くないですかヒト族も魔族も
ヒト族同士も可愛くて愛おしいし
ヒトと魔族が身悶えするようなあつ〜い恋を育むのも愛おしくてずっと見ていたい……
その思いを共有したくてですね
16:名無しの魔族がお送りします
あ〜ね?
17:名無しの魔族がお送りします
カプ厨っぽい言動してるけど大丈夫そ?
18:名無しの魔族がお送りします
言動自体は天使だな〜って感じ
19:名無しの魔族がお送りします
カプ厨……確かによくそう言われますね
何だったら観葉植物になって幸せな家庭をずっと見ていたいと思いますよ、ええ
20:名無しの魔族がお送りします
自覚はあるのね
21:名無しの魔族がお送りします
主に直談判して円満家庭の壁にしてくださいと懇願したこともあります
22:名無しの魔族がお送りします
草
23:名無しの魔族がお送りします
こういう奴どっかで見たことあんだよな……
24:名無しの魔族がお送りします
因みに天使時代は何をしてらっしゃったので?
25:名無しの魔族がお送りします
え、私ですか?
26:名無しの魔族がお送りします
あんさん以外誰がいるっちゅうねん
27:名無しの魔族がお送りします
そらそうよ
28:名無しの魔族がお送りします
うーん特には……?
29:名無しの魔族がお送りします
特にないマジ?
30:名無しの魔族がお送りします
天使だったんだし救済!救済!救済!
してたんちゃうん?
31:名無しの魔族がお送りします
いえ、私はそっちの部隊ではなかったので……
殆ど天界でしたよ活動していたのは
32:名無しの魔族がお送りします
んなことある……?
33:名無しの魔族がお送りします
まぁ実働部隊はエンジェルが殆どだろうしな……
34:名無しの魔族がお送りします
まぁそれに……
何と言うか、仲間の皆さんは私の事苦手だったようですし
35:名無しの魔族がお送りします
え
36:名無しの魔族がお送りします
んなことある……?
37:名無しの魔族がお送りします
因みに階級は?
どんなもんだったんで?
38:名無しの魔族がお送りします
熾天使でしたね
40:名無しの魔族がお送りします
WTF
41:名無しの魔族がお送りします
は?
42:名無しの魔族がお送りします
ちょっと待って
神に直談判ってマジの神の御前に立つこと許された天使?
43:名無しの魔族がお送りします
ええ、はい
44:名無しの魔族がお送りします
わぁ…………(失禁)
45:名無しの魔族がお送りします
え、え
46:名無しの魔族がお送りします
じ、十二天使の一柱でした……?
47:名無しの魔族がお送りします
はい
今はしがない堕天使ですが
48:名無しの魔族がお送りします
しがないってどこの部分だよ
49:名無しの魔族がお送りします
えーっと十二天使の一柱で堕天使……?
なんかもう誰なのか分かりたくないけど分かっちゃった気がするなこれ……
50:名無しの魔族がお送りします
貴女とよく仕事していたのはラファエル様ですか?
51:名無しの魔族がお送りします
はいそうですよ
視姦妄想マンズリ大好きラファエルちゃんの相方でした
52:名無しの魔族がお送りします
なんかスゲーパワーワードでたな
53:名無しの魔族がお送りします
視姦妄想……?マンズリ……?
54:名無しの魔族がお送りします
よく視察というか、下界を見る時に可愛いヒト族に視姦されるのを想像しながら乳首とクリこねくり回してオホ声上げてたんですよしかもその時大体全裸で……
55:名無しの魔族がお送りします
偉大な大天使の性癖が暴露されてて草
56:名無しの魔族がお送りします
草
57:名無しの魔族がお送りします
こっちはヒト族の営み見たいっていうのによく真横できったない声上げられるもんだから推し活……もとい仕事の邪魔になってましたよ
58:名無しの魔族がお送りします
大草原
59:名無しの魔族がお送りします
質問いいですか?
60:名無しの魔族がお送りします
はいどうぞ
私で良ければお答えしますよ
61:名無しの魔族がお送りします
貴女は癒す者と呼ばれてましたか?
62:名無しの魔族がお送りします
正確には霊魂を癒し慰める者、ですね
63:名無しの魔族がお送りします
あ〜……………(頭を抱える)
64:名無しの魔族がお送りします
貴女邪視持ってたりします?もしくは魔眼とか
65:名無しの魔族がお送りします
はい持ってますよ
この目を持ってるから仲間の皆さんが遠巻きにされていたというか……まぁ、はい、そんな感じです
66:名無しの魔族がお送りします
もしかして:サリエル様
67:名無しの魔族がお送りします
様なんてつけなくていいですよ〜
私そこまで高尚な天使でもなければ堕天使ですので〜
68:名無しの魔族がお送りします
うわぁ当たっちゃったよ……
69:名無しの魔族がお送りします
十二天使かつ堕天使で魔眼持ち、ラファエル様の相方ってなりゃそうだよな……
70:名無しの魔族がお送りします
最近は専らかつて運命操作した子が漸く邂逅したようでそれを眺めてます
71:名無しの魔族がお送りします
運命操作??????????
72:名無しの魔族がお送りします
ええ、はい
ある時は戦火によって引き裂かれてしまったカップルだとか
ある時は身分差によって結ばれることがなかった者達
またある時は敵国同士のため……
またまたある時は……家族であったがために許されぬ恋心を抱いていたり……
73:名無しの魔族がお送りします
そういった悲恋を見ては思ったのですよ
幸せになって欲しい、と
なので、はい♡
やりましたよ♡
運命を弄るのは私の得意分野ですから♡
74:名無しの魔族がお送りします
やってることのスケールとかヤバさがとんでもないんですけどあのあのあのあの
75:名無しの魔族がお送りします
そういった者達の魂を掬っては来世で出会うよう仕向けて
出会った時に前世の記憶が蘇るよう仕込んで
あ〜〜〜〜〜……♡運命の邂逅になったとき……♡最愛の人とまた巡り会えたのを見ると羽が疼いて疼いて……♡胸がキュンキュンしちゃうんです……♡
76:名無しの魔族がお送りします
おいこいつやべーぞ!!!!
77:名無しの魔族がお送りします
前世悲恋で悲しいね……
せや!運命引き合わせて幸せにしたろ!
そうはならんやろ
78:名無しの魔族がお送りします
なっとるやろがい!!!!
79:名無しの魔族がお送りします
やってることが天使だこれ……
80:名無しの魔族がお送りします
ただ少しやりすぎちゃって……
この人が運命の人ですよ〜って教えたりとか、魂を引き合わせて細工を仕込んだところまでは良かったんですけどその辺りから主に見つかってこてこてに怒られちゃいましてね
81:名無しの魔族がお送りします
あ、あの
82:名無しの魔族がお送りします
サリエル様?
83:名無しの魔族がお送りします
その後に月で暫く反省してなさいって言われて……何年経ったかわからないぐらい経ちましたね〜〜
84:名無しの魔族がお送りします
いやそりゃそうなりますわ……
85:名無しの魔族がお送りします
でもでも推しがどんどんと出会って愛し合ってるのを見てもう多幸感ドバドバです
86:名無しの魔族がお送りします
これは堕天使だし幽閉されるのも残当だな……
87:名無しの魔族がお送りします
一人で寂しくありません……?
88:名無しの魔族がお送りします
いえ、さっきも言ったように推しが幸せそうに暮らしてるのを見るだけで過ごせるので寂しいとか思った事ないですね
強いて言うならそういった家庭の壁とか観葉植物になりたいな〜ぐらいで……
89:名無しの魔族がお送りします
ガチだ……
90:名無しの魔族がお送りします
あっっっ!!!!!ちょっと落ちます!!!!
すっごい良いとこ入ったみたいなので!!!!!!
91:名無しの魔族がお送りします
落ちた?
92:名無しの魔族がお送りします
完全に落ちたな
接続切れてる
93:名無しの魔族がお送りします
……なんか嵐のような人だったな
94:名無しの魔族がお送りします
あの独善さは確かに天使だし良かれと思ってやってるのがなぁ……
95:名無しの魔族がお送りします
悪意のない善良さというか、マジで本人善意でやってるのがね……
96:名無しの魔族がお送りします
他の堕天使もこんな感じなんかね
97:名無しの魔族がお送りします
流石にじゃない?
桜が咲き誇る春の始まりの日。
はっ、と息が止まる気がした。
初めて会った一人の女性。
背の高く、若いながらも妖艶さや色気をたっぷりと溢れ返させている。
魔族であると一目見て分かる。
けれども、けれども。
何だろうか。高鳴りが。
止まらない。
なぜか酷く懐かしくて。遠く褪せた記憶で見た面影がある。
初めて会ったのに。ずっと会えていなかった、愛しい人だと……心の奥から、本能から訴えかけてくるような感覚。
声をかけようとして、はく、と声にならない息が溢れた。
初めまして?
ありきたりがすぎるし、今の自分の様子がおかしいと客観的に見ても思う。
明らかな挙動不審だ。
しかし彼女も少し様相がおかしかった。
唇を震わせて……ゆっくりと手で覆った。
「……○○……?」
知らない名だった。西洋でありそうな、カタカナの名であった。
けれども酷く聞き覚えのあった名前で。
その名を呼ばれてふと、記憶が蘇った。
ライラックが咲き誇る花畑で。
二人で逢瀬の場と決めていた風景が自然と思い浮かんだ。どうして今の今まで忘れていたんだろう。
かつての彼女と、桜並木に佇む彼女の姿と重なって──
あるべきところに、すとんと、落ち着いた。
それでいて──漸く会えた、そう強く思った。
気がつけば走り出して。
彼女を掻き抱いていた。
思い出した、思い出したんだ。
前世で確かに、確かに……お互いに想いあっていた。
最愛の人で、自分たちの恋は許されざるものと世界に引き裂かれてしまった。
ただの一介の村人でしかなかった自分と、領主の娘だった彼女。
お互いに恋心を持っていて。
けれども──戦火に巻き込まれてそれは叶わなかった。
身分差もあった。不安定な状況もあった。
様々な要因が重なった、その時代ではありふれた情勢に過ぎなかった。有象無象の一部でしかなかった。
抗えない時代の流れで、この世を恨む事もあった。でも命尽きるその瞬間も思っていた。どうか、どうか……願わくば、来世では幸せになって欲しいと願った。彼女の幸福だけを願っていた。
それが、今。
濁流のように流れてくる記憶と、彼女と僅かに過ごした幸せだった時間。
それが奇跡と言っても良くて。
ああ、確かにいる。この腕の中に。
大好きで恋焦がれていた彼女が。彼女の名前が自然と溢れでて何度も何度も呼び掛ける。
「☆☆……っ」
「っっ……ぐすっ……あいたかったっ…… あい゛だがっだ……」
涙声が響いて。泣いてしまう。
ああ、ああ。良かった。
本当に良かった。
神様、ありがとうございます。
涙腺が壊れてしまってるようだ。
「んずっ…………へへ……♡」
「……はは……涙、とまんないや……」
波と鼻水でぐちゃぐちゃになってるけど構わない。
お互いに顔を濡らして顔を寄せ合う。
前世ではいつもこっちが屈んでキスしていたけど、今回は彼女が屈んで唇を寄せてくれて。
初めてのキスは少ししょっぱくて、ロマンチックとは程遠かったけれど。でも、良かったんだ。
────ああ、神様。ありがとう。
ライラックの花言葉
初恋、恋の芽生え、青春の思い出
河津桜の花言葉
純潔、思いを託します
サリエル
堕天使の一人。邪視を持っていたり運命を司る天使、魂の裁定をする天使だった。
恋愛が大好きでヒト同士も好きだしヒトと魔族の恋愛も大好物なカプ厨。
運命のことを人間に教えたり、悲恋を遂げてしまった魂を来世では幸せに暮らして欲しいと思い運命を操作するだけでなく前世の記憶を呼び起こすよう細工して引き合わせたりしたために神からコラッてされて月に幽閉された。
邪視を保有しているかつ、運命に干渉出来る概念魔法を有しているために危険視され魔界行きにならず一人で月に暮らしている。
普段は目隠しをしている。