【百合百合か】アサルトリリィの世界に死神代行(消失編時)の力で介入するってよ【挟まらないようにせねば…(´•ω•)】   作:ストライカーシグマ5

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前回のお話!単騎先行しちゃう夢結ちゃん!がヒュージの中にたくさんのCHARMを見つけてルナトラっちゃう!

止めに入る我らがイッチ、しかし暴れ回って手が付けられない!

なんやかんやで梨璃ちゃんの説得でルナトラ解除した夢結ちゃんでシュッツエンゲルアタックで大勝利!


【閑話休題】真の非番の1日【箸休め】

side真

 

休み、それは労働者に対する正当な報酬のひとつ

 

休み、それは自分を労い体を癒す日

 

つまり俺が何を言いたいかと言うと

 

真 「やっほう!!非番最高!!」

 

そう!!俺にもやっと非番が回ってきたのである。いやね?そりゃ被害や犠牲を抑える為には戦いますよ、でもね?疲れるんです。ただでさえ年頃の女の子に囲まれてて…正直心が休まる暇がない!!スレの人達は好きかっていうが…俺だって男なの!だから今日は何でも屋真ちゃんはおやすみです。そして俺がやることと言えば1つ!いや、2つだな

 

真 「って訳で俺市街地行ってきます!」

 

高松「あ、ああ。存分に羽を伸ばすと言い」

 

真 「はーい!いやっほう!」

 

そんなこんなで俺は今日1日平和に過ごすんや…ヒュージが出なければ。出てきたら怒り200%で消すけど

 

 

 

 

side亜羅椰

 

なんなのもう、亜羅椰は怒っていた。最近アールヴヘイムではある人物で盛り上がっていた

 

亜羅椰「鈴村真…ねぇ?」

 

噂は昔から聞いていた。がその人物が現れたのは数週間前の話、なんでも入学式当日に脱走したヒュージを討伐に出た夢結、梨璃、楓と共に百合ヶ丘に来たそうだ

 

亜羅椰「天葉様も樟美も依奈様もあいつの話ばっかりじゃない」

 

キーッ!とハンカチを噛む。自分には全然靡いてくれないのに

 

亜羅椰「確かに!顔はいいわよ?人柄もいいわ!そこは否定しない!」

 

亜羅椰はレズだと思われがちだが実はバイだ。が今までタイプの男が居なく決まって女の子が標的になってしまう、ただそれだけだった

 

亜羅椰「タイプでもないしぃ」

 

そんな事を考えていると私服の真が前を通り過ぎる、どうやら校舎を出るようだ

 

亜羅椰「…!(きっと外に出て手軽な女の子を捕まえて食っちまうわけね!ならその瞬間を捉えて幻滅させてやりますわ!)」

 

しかし1人では証拠としては薄い、自分で言うのもなんだが亜羅椰は戦闘面では信用されていても素行はそこまででもない。樟美か壱当たりを捕まえて追うかと思った瞬間ちびっこくエビフライのようなおさげをした二水が目に入る。これは好機と二水に近付く

 

亜羅椰「ごきげんよう二水さん」

 

二水「へ?あ、亜羅椰さん?ご、ごきげんよう」

 

とジリジリと下がっていく二水、そんな二水の手を掴む

 

亜羅椰「実は二水さんにお願いがあるのよ」

 

二水「お、お願いですか?」

 

亜羅椰「そう、実は今しがた真様が校舎を出てったの。それでね後を追いかけようと思って」

 

二水「はあ…それと私がどう…?」

 

亜羅椰「一緒に行って欲しいのよ」

 

二水「真さんの後を尾行するんですか!?」

 

亜羅椰「し!声が大きいわ!」

 

二水「もごもご!」

 

口を塞ぎ周りを見る、良かった誰にも気づかれてないようだ

 

亜羅椰「あの人は今注目の的でしょう?そんな人の1日を密着すればきっと良い記事を書けるはずよ」

 

二水は一瞬考え首を縦に振る

 

亜羅椰「そう来なくっちゃ!さ!行くわよ!」

 

二水「え。えぇ!?外出届は…」

 

亜羅椰「んなもん後で私がどうにかしてやるわよ!」

 

 

 

 

side真

 

いやしかし市街地に来るの久しぶりだなぁ…おっちゃんたち元気かなぁ。しかし電車なんて古風だよな、まぁ道路とかはヒュージにぶち壊されてるからある意味これが最適解なのやもしれん

 

真 「何食べっかなぁ〜♪」

 

俺の目的、それは食べ歩きである。死神化するとカロリーの消費が激しく戦闘後はめっちゃ食う。具体的に言うとD.Gray-manのアレンぐらい食べる。この2年間で1番金を消費したのが食事と言っても過言では無い

 

 

 

 

side亜羅椰 二水

 

亜羅椰「ナニ食べる…ですって!?」

 

二水「いや、普通に食事の事だと思いますけど…」

 

真に見つからないようにあとを着いてきた二人、真の独り言がギリ聞こえる

 

二水「あ、降りるみたいですよ」

 

亜羅椰「ここは…市街地ね…きっと女の子を食っちまう気よ!」

 

二水「んなアホな」

 

 

 

side真

 

真 「まずは〜」

 

コロッケ…いや!カツサンド!おっちゃんのカツサンドだな!イクゾ-!デッデッデデ-カ-ン

 

真 「おっちゃーん!」

 

おっちゃん「お!!真ちゃん!!元気してたか!?」

 

バシバシと俺の背中を叩いてくるおっちゃん。ち、ちょっといたい(´;ω;`)

 

真 「元気元気!おっちゃんカツサンド!」

 

おっちゃん「おう!前にやってなかったからな!いくつだ?」

 

真 「うーん10個!」

 

おっちゃん「よ、よく食うな真ちゃん…よしわかった!腕によりをかけるぜ!」

 

奥に入って行くおっちゃん。楽しみだなぁ〜今度皆にも買ってやろ

 

おっちゃん「はいお待ち!」

 

真 「ありがとうおっちゃん!はいお代」

 

おっちゃん「いいっていいって!」

 

真 「だーめ!はい!」

 

とお金を押し付ける。ちゃんと払わないとな、どこも大変なんだから

 

おっちゃん「…じゃあこいつはオマケだ!」

 

そう言って口になにか捩じ込まれる…うまっ

 

真 「うふぁい!んふふ〜」

 

おっちゃん「真ちゃんが食べてくれると宣伝になるから助かるぜ」

 

焼き鳥だこれ!やったぜ!

 

真 「おっふぁん!まふぁふえー!」

 

焼き鳥を食べきり歩き出す。おっちゃんのカツサンド上手いんだよねぇ〜

 

真 「あぐあぐ…」

 

俺が食べ歩きしている理由はもうひとつ、宣伝目的だ。少しでもお店の宣伝をする事で周りの人へアピールすることで売上アップ!俺も美味しいの食べられて一石二鳥というわけだ!

 

 

 

 

side亜羅椰 二水

 

二水「あのカツサンド美味しそうです〜」

 

亜羅椰「買ってあげるわよそれぐらい」

 

真の動きを見ながらカツサンドを買いに店に入る二人

 

おっちゃん「らっしゃい!お!百合ヶ丘のリリィちゃんじゃないか?お使いかい?」

 

二水「いえ!カツサンドをお願いします!」

 

おっちゃん「お!早速真ちゃんの宣伝効果が出てるねぇ」

 

亜羅椰「あの、あの人の事知ってるんですか?」

 

おっちゃん「真ちゃんは2ヶ月前ぐらいにふらっとやってきてな。最初は避難民かなぁと思ったんだが急に何でも屋をやるとか言ってビラ配っててよ」

 

二水「何でも屋?」

 

おっちゃん「そう、お金を貰えば猫探しや部屋の掃除、あと屋根の修理とかもやってたな…はい、おまちどうさん!」

 

二水「わーありがとうございます!」

 

亜羅椰「ありがとうございます」

 

おっちゃん「なぁに、普段守ってもらってるからな!まぁこんなもんじゃ大した礼にもならんが」

 

亜羅椰「お代はおいくらかしら?」

 

おっちゃん「いらんいらん!」

 

二水「え!それはだめですよぅ!」

 

おっちゃん「気にしになさんな、それに真ちゃんにいつか百合ヶ丘の生徒が来たら美味しいものご馳走してやってくれって言われてるからな!」

 

亜羅椰「ですが」

 

おっちゃん「俺に真ちゃんとの約束破らせんでくれ」

 

亜羅椰「…では頂戴致します」

 

お店を出てカツサンドを1口

 

二水「おいひぃですぅー」

 

亜羅椰「本当…衣もくどくないしパンもふわふわ、ソースとキャベツがいい感じに噛み合ってていいわね」

 

 

 

side真

 

真 「ごっそーさん!」

 

美味しゅーございました!んじゃ

 

真 「次はーコロッケ!」

 

この坂を〜登ったところにぃ〜ありますのは老舗のお惣菜屋さん!俺のイチオシは〜

 

真 「おばちゃーん!」

 

おばちゃん「あら!真ちゃんじゃないかい!今日はどうしたんだい?」

 

真 「非番になったからみんなの顔見がてら食べ歩きしてんだ」

 

おばちゃん「そうかい!じゃあアレをご所望だね?」

 

真 「ふっふっふ…おばちゃん分かってるねぇ」

 

おばちゃん「この道40年を舐めちゃいけないよ!すぐ用意するからね!何個だい?」

 

真 「うーん10個!」

 

そう言っておばちゃんは横のガラス張りの部屋に移動する

 

おばちゃん「今日のジャガイモはいいのが入ってねぇ〜」

 

真 「よっしゃ!」

 

おばちゃんが衣をつけ油に投入する。うーんいい音、腹が減る

 

おばちゃん「はい!出来たよ!」

 

真 「ありがとう!美味そう〜!」

 

まずは1個そのまま〜…っ〜!これだよ!

 

真 「うまぁ〜」

 

おばちゃん「ハッハッハ!真ちゃんは本当に美味しそうに食べてくれるねぇ!」

 

真 「美味しいからね!」

 

おばちゃん「作りがいがあるねぇ」

 

真 「んじゃおばちゃん!またね!」

 

おばちゃん「はいよ!今度は彼女でも連れてきな!」

 

真 「あははーできる訳」

 

おばちゃん…悲しいものを見る目やめてくれる?美味しいコロッケが不味くなる…(´・ω・)ま、まぁ気を取り直していっただっきまーす

 

真 「うまぁい」

 

天葉「何が美味いの?」

 

真 「そりゃこのコロッケですよ…って天葉ちゃん?」

 

びっくりした。いつの間にか後ろを取られていた

 

真 「何してんの?」

 

天葉「樟美とデート♪」

 

樟美「も、もう…天葉姉様ったら…おはようございます」

 

真 「おはよー樟美ちゃん」

 

優しい笑顔だねぇ〜癒される。そうだ

 

真 「良かったらコロッケ食べない?」

 

天葉「え?いいの?」

 

樟美「悪いですよ」

 

真 「いいのいいの、はいどうぞ」

 

コロッケを渡す。二人は一瞬見合って恐る恐る口に入れる…あ、そっか〜百合ヶ丘はお嬢様学校だもんな。食べ歩きとかあんまりしないのか

 

真 「どうよ?」

 

天葉「美味しい!」

 

樟美「本当に…衣もサクサクで中のジャガイモもふわふわ…でもこの食感…玉ねぎ、ですか?」

 

真 「さすが樟美ちゃん!おばちゃんのコロッケにはみじん切りの玉ねぎが入ってんだよ」

 

天葉「ご馳走様!」

 

ってぇ説明してる間に食べちゃったよこの子

 

真 「天葉ちゃん、口にソースついてる」

 

天葉「え?」

 

真 「あー動くな、取るから」

 

ハンカチで口元拭う。よしキレイ

 

真 「はい、取れた」

 

天葉「あ、ありがとう…」

 

真 「どういたしまして」

 

…あれ?これ百合に挟まってるってやつでは?ゆっくりと樟美ちゃんの方を見る、が樟美ちゃんはコロッケを真剣に分析しているようだ。ホッ…

 

樟美「今度やってみようかな」

 

真 「中身知りたきゃあそこの惣菜屋さんに行ってみるといい。俺の名前出せばきっと教えてくれるよ」

 

樟美「分かりました。ありがとうございます」

 

真 「じゃ、俺は行くところあるから〜」

 

天葉「じゃあねー」

 

900:一般転生社畜 ID:ntk/Zw6rR

君はギルティ

 

901:一般転生社畜 ID:gO5etqDAy

口元拭うのはくすみんの役目ダルォ!?

 

902:代行擬赤目 ID:sinigamiredeye

スミマセン…でも気になっちゃって

 

904:一般転生社畜 ID:xS01ECAHA

てか樟美ちゃんあんまり嫉妬してなかったな

 

906:一般転生社畜 ID:DQdYwrXxK

あれでない?コロッケの分析してたからでしょ

 

907:一般転生社畜 ID:Qc6zPaEDi

流石百合ヶ丘の料理長

 

908:一般転生社畜 ID:KcLChd3IK

コロッケパーティになりそう(小並感)

 

910:一般転生社畜 ID:Hb49Td81b

そんでイッチも呼ばれるんやろ

 

912:一般転生社畜 ID:Fl7iJ5V9p

憎い…憎いぃぃい!!

 

913:代行擬赤目 ID:sinigamiredeye

えぇ…怖…

 

 

 

そのうち大嫉妬団とか作らないよな…?

 

 

 

 

 

 

side 亜羅椰 二水

 

二水「今度はコロッケですか」

 

亜羅椰「本当に食べ歩きするだけ…?」

 

二水「あ!天葉様と樟美さんです!」

 

亜羅椰「デートね…」

 

二水「お惣菜屋さん入りましたね…」

 

亜羅椰「行くわよ」

 

二水「え?行くんですか!」

 

亜羅椰「コロッケ、食べたいんでしょ?お腹鳴ってたわよ」

 

顔を赤くする二水

 

二水「さっきのカツサンドで火がついちゃって…」

 

亜羅椰「まぁ気持ちはわかるわよ」

 

と2人でおばちゃんの惣菜屋に入る

 

亜羅椰「ごきげんよう天葉様、樟美」

 

二水「ごきげんよう」

 

天葉「あれ?亜羅椰と、確か…」

 

樟美「二水さん?」

 

珍しい組み合わせに目を点にする2人

 

天葉「なんで二人で?」

 

亜羅椰「えーと」

 

二水「今真さんを尾行中なんです」

 

天葉 樟美「は?」

 

何を言ってるんだという顔をする2人。亜羅椰は(自分の策略を隠して)内容を話すと

 

天葉「それだけ?本当に?」

 

樟美「じー」

 

疑いの目で見る天葉と樟美

 

樟美「亜羅椰ちゃん何かしでかそうとしてるから監視の為について行きませんか?姉様」

 

天葉「そうね、アールヴヘイムの評価にも関わってくるし」

 

亜羅椰「(くっ!監視が着くのは予想外よ!あ、でも樟美と天葉様に見られてるなんて…興奮するわ〜)」

 

これはこれでよしとなったらしい

 

 

 

side真

 

真 「コロッケは…あと2個、うんちゃんとあるな」

 

紙袋の中を確認し目的の場所に向かう。今日はいるかねぇ〜

 

真 「おーい、来たぞ〜」

 

と電柱の前で呼びかける。すると

 

? 『あ!お兄ちゃん!来てくれたんだ!』

 

と半透明の男の子が電柱の影からぬっと出てくる。それやめようね?俺しか見えてないから逆にびっくりするよ

 

真 「約束したろ?今度来るって」

 

男の子『うん!』

 

真 「そしてはいこれ」

 

そう言って紙袋からコロッケを取り出す

 

男の子『わぁ!おばちゃんのコロッケだ!』

 

真 「前に食べたいって言ってたろ?」

 

男の子『うん!…でも僕ユウレイだから…』

 

ふっふっふ、その辺は心配ご無用!

 

真 「これをこうして…」

 

BLEACHの世界での能力の1つに、完現術(フルブリング)と言うものがある。物質に宿った魂を引き出し、使役する能力の総称だ。

一護の力を継承した俺はあの時銀城空吾から与えられた完現術が一護自身の基本性能を上げたというのを思い出しならば戦闘面の力を取られたが完現術自体は使えるのでは無いのか?という結論にたどり着いた

俺はコロッケからコロッケの「魂」を引き抜き男の子に渡す

 

真 「ほら、食べてみ?」

 

男の子『う、うん!』

 

コロッケから取り出した魂を口に運ぶ男の子、すると

 

男の子『おばちゃんのコロッケの味だ!』

 

真 「凄いだろー」

 

男の子『うん!』

 

 

 

side亜羅椰 二水 天葉 樟美

 

亜羅椰「1人で…なんか喋ってません?」

 

天葉「そ、そうだね…」

 

物陰から電柱の前で楽しそうに1人で喋っている真を見ている4人

 

二水「な、何もいませんよね?猫とか…」

 

樟美「い、いないよ?」

 

天葉「まさか、幽霊見えてる?とか?」

 

亜羅椰「天葉様、それはさすがに…」

 

と思考をめぐらせている所を1人の女性が通り過ぎる

 

 

 

side真

 

真 「美味かったか?」

 

男の子『うん!ありがとうお兄ちゃん!』

 

真 「どういたしまして、これはここに置いとくな」

 

と魂を抜き取ったコロッケを電柱の根元に置く

 

? 「それ…」

 

声の方に振り向くと女性がびっくりした顔でコロッケを見ている。この人か

 

真 「こんにちは」

 

女性「こ、こんにちは…あ、あの何故そのコロッケを…」

 

真 「…ここで亡くなった子があそこのおばちゃんのコロッケが好きだったって聞いて」

 

女性「そう…ですか」

 

暗い顔をする女性

 

男の子『お母さん…』

 

真 「…あの」

 

女性「はい?」

 

真 「これ、良かったら食べて下さい」

 

残った1つを女性に渡す

 

女性「え、でも…」

 

真 「俺は沢山食べたんで、貰ってくれると助かります」

 

コロッケを受け取る女性、が

 

女性「…ありがたいんですが、食べられないんです。どうしてもあの子の顔が浮かんで…」

 

と泣き出し崩れ落ちてしまう女性

 

男の子『お母さん!』

 

駆け寄る男の子、だけどその声は届かない

 

女性「あの時私がお使いなんて頼まなければあの子は死なずに済んだのに…!」

 

男の子『違うよ!僕が行くって言ったから!』

 

女性「うっ…うう…」

 

真 「…おばちゃん、すごく心配してました。事故以来あのお店に行ってないんですよね?」

 

無言の母親。元々おばちゃんに相談されこの場所に来たんだ、それで男の子の霊を見つけた。この子はまだやり残したことがあるんだと俺はそう思って魂葬を見送ったんだ

 

真 「…他人の俺が言うのもなんですけど…きっとお子さんお母さんが泣いてるところなんて見たくないと思います」

 

男の子『お母さん…僕お母さんには笑ってて欲しいよ…』

 

真 「お母さんには笑ってて欲しいって言ってますよ」

 

女性「え?」

 

男の子『お兄ちゃん…?』

 

真 「君の言いたいこと、俺が全部伝える。だから好きなように話して」

 

男の子『…お母さん、ごめんなさい。僕があの時お使いに行くってわがまま言ったから』

 

真 「お母さん、ごめんなさい。僕があの時お使いに行くってわがまま言ったから」

 

女性「っ!」

 

男の子『僕がコロッケ食べたいって言ったせいでお母さんを泣かせたんだ』

 

真 「僕がコロッケ食べたいって言ったせいでお母さんを泣かせたんだ」

 

女性「そんな事ないわ!」

 

男の子『お母さん。僕はもう死んじゃったけどお母さんはいっぱいいっぱい長生きしてね、約束だよ?すぐにこっちに来たらお口に梅干しだよ』

 

真 「お母さん。僕はもう死んじゃったけどお母さんはいっぱいいっぱい長生きしてね、約束だよ?約束破ったらお口に梅干しだよ」

 

女性「それ…本当にあの子が…?あの子…梅干しが苦手で…約束破ったら梅干し食べさせるって…」

 

溢れ出す涙、俺はただ見守ることしか出来ない。これはこの人自身の問題なんだから

 

女性「…分かったわ。約束、する…頑張って生きるわ」

 

そう言って手に持っていたコロッケを小さく1口食べる

 

女性「うん…美味しい…美味しいわ」

 

男の子『うん!』

 

女性はコロッケを全て食べ立ち上がる

 

女性「ありがとう、息子の声を届けてくれて」

 

真 「…前に進めそうですか?」

 

女性「ええ、私はあの子の母親。それはあの子がいなくても変わらない…だったらあの子に恥ずかしくないように生きてみるわ。そう約束したもの」

 

女性の横を見ると男の子が手に触れる。すると男の子の体が光り出す

 

真 「…もう、いいのか?」

 

男の子『ありがとうお兄ちゃん。僕の声をお母さんに届けてくれて』

 

真 「心残りもうないか?」

 

男の子『うん!』

 

徐々に形を失い光になり空に飛んでいく

 

男の子『バイバイ、お母さん』

 

女性「!…ええ、ばいばい」

 

空耳だったのかもしれない、けど女性にはあの男の子の声が…俺なんかの代弁じゃなくて…ちゃんとあの子の声で届いたんだと思う

 

女性「お世話になりました」

 

真 「いえ、そんな…」

 

女性「今度…あのコロッケを買いに行きますって伝えて貰えますか?」

 

真 「…はい、必ず」

 

女性はお辞儀をして来た道を戻っていく…

 

930:一般転生社畜 ID:c2kOi/YpE

前に進めるといいな(´・ω・`)

 

931:一般転生社畜 ID:WNauN7/RW

イッチ、おつかれ

 

933:一般転生社畜 ID:65WzC1GxY

しかし完現術で食べ物を与えるとは考えたな

 

934:一般転生社畜 ID:jvyPhk2Mp

魂を取り出すとは

 

935:代行擬赤目 ID:sinigamiredeye

銀城がウイスキーから魂を抜き取ってたの思い出したんで行けるかなーって思って

 

937:一般転生社畜 ID:lE/p74tGP

あー原作にあったなそんなの

 

939:一般転生社畜 ID:STiT3IiMS

イッチの世界、虚は出ないが悪影響を及ぼすかもだしな

 

941:一般転生社畜 ID:6mXM/Lqf+

さっさと魂葬しちゃわない当たりチョコラテだよ

 

943:一般転生社畜 ID:dXbKonZpc

それがイッチの優しさやで。ワイは好き

 

945:一般転生社畜 ID:FO8Gts3pe

百合に挟まるけどな!

 

 

 

 

この人達は上げて落とすの得意だな…しっかし

 

真 「…いつまで見てる気?」

 

天葉「…ご、ごめん…その、声かけずらくて」

 

と物陰から天葉ちゃん、樟美ちゃん、二水ちゃん、亜羅椰ちゃんが出てくる

 

二水「あ、あの…今のって…」

 

真 「内緒にしてくれよ?」

 

亜羅椰「じゃあ本当に見えて…?」

 

真 「まぁな…って樟美ちゃん?そんな泣かないでも」

 

ぐすぐすしてる樟美ちゃん、あ、あわわ…

 

真 「ほ、ほらこれで涙拭いて」

 

ハンカチを渡して涙を拭わせる

 

樟美「さっきの方のお子さんは…成仏出来たんですか?」

 

真 「…うん、笑顔で行ったよ」

 

天葉ちゃんが抱きしめて頭を撫でる。こういうのをてぇてぇ?って言うのか?まぁそれはともかく

 

真 「んで?天葉ちゃんと樟美ちゃんはともかく二水ちゃんと亜羅椰ちゃんはなんで俺をつけてきた訳?」

 

二水「密着取材をしてたんです。真さん今は話題の人ですから」

 

真 「んなもんして楽しいの…?」

 

二水「はい!カツサンド美味しかったです!コロッケも!」

 

真 「あ、行ったのね?亜羅椰ちゃんも?」

 

亜羅椰「ええ、美味しかったわ。来て正解だった」

 

真 「それはそれは…んで?本音は?」

 

亜羅椰「弱みを握ってやろうと…あ」

 

やっぱりな。俺の直感(E-)が囁いてたぜ。うわぁ天葉ちゃんが鬼の形相だよ…

 

天葉「ふーん?やっぱりくだらないこと考えてたんだ?」

 

あーあ、やっちゃった(ゾルダン感)

 

その後道端でお説教された亜羅椰ちゃんを尻目に二水ちゃんに美味いもんマップを作ってリリィ新聞にしてもらいましたとさ。後外出届出してなくて2人とも怒られたとさ。ちゃんちゃん

 

 

 

つづく




箸休めと言ったな?あれは嘘だ。だいぶBLEACHっぽい感じに出来たと思います

次回 【俺が遅い!?】キンモクセイ【俺がSlowly!?】

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