【百合百合か】アサルトリリィの世界に死神代行(消失編時)の力で介入するってよ【挟まらないようにせねば…(´•ω•)】   作:ストライカーシグマ5

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⚠今回のお話と次のお話はかなりオリジナル設定が入ってきます。と言っても敵とそれに関しての伏線を張るみたいな感じです。ヒュージを見てこいつ絶対こういうの出てきてもおかしくねぇよなって思って書きました。それではストーリーをどうぞ


【あげません】スミレ【あげません!!】

side梨璃

 

閑 「おめでとう、梨璃さん」

 

梨璃「ありがとう、閑さん」

 

 

梨璃「で何が?」

 

閑 「あなたのレギオンが正式に発足したんでしょ?」

 

梨璃「あっうん、お姉様のレギオンだけど。さっき申請が正式に受理されたって。相変わらずよく知ってるね」

 

閑 「ええ、で?部隊名は?」

 

そうレギオンには部隊名が付く。と言っても本来は学校側がつけたレギオン名にわかりやすい名前を付けるというもの、例えばアールヴヘイムは今でこそそちらの方が知名度が高いが元は田中壱を中心としたメンバーで構成された「壱盤隊」

 

梨璃「えっ?ああ。まだちゃんと決めてないからお姉様やみんなと相談しなきゃ」

 

 

 

side真 梨璃 夢結 二水 楓 ミリアム 神琳 雨嘉 梅 鶴紗 美鈴

 

梨璃「うん?」

 

生徒会に言い渡されたレギオンルームに向かうとそこには一柳隊・控え室と書かれている

 

梨璃「一柳…隊?」

 

二水「一柳隊ですよね?」

 

楓 「一柳隊ですわ?」

 

ミリアム「一柳隊じゃな」

 

神琳「一柳隊だと思ってました」

 

雨嘉「一柳だよね?」

 

梨璃「私達白井隊では?」

 

鶴紗「どっちでもいい。だから一柳隊でいい」

 

梅 「もう一柳隊で覚えちゃったよ」

 

夢結「じゃあ一柳隊で問題ないわね」

 

美鈴「まぁ一柳隊でいいんじゃないかな?」

 

梨璃「えー!?」

 

とりあえずレギオンルームに入ると中では真がせっせと家具やカーテンなどの取り付けをしていた

 

真 「お?ちっと早いな、悪いけどバタバタしてるぞ」

 

あー忙しい忙しい…そもそもなんで新レギオン出来るだけでカーテンとか付け直すの?まぁその特色で中のリフォームするらしいが

 

真 「よし!完成!一柳隊のレギオンルームの出来上がり」

 

梨璃「真さんまで〜!」

 

え、どしたん?

 

神琳「実は…」

 

かくかくしかじかまるまるうまうま…なるほどね

 

梨璃「で…でも!これじゃ私がリーダーみたいじゃないですか」

 

楓 「私はちっともかまいませんが」

 

ミリアム「梨璃の働きで出来たようなもんじゃからな」

 

梅 「梨璃はリリィとしてもまだちょっと頼りないけどな」

 

夢結「まだまだよ。もちろん梨璃の足りないところは私が補います。責任を持って」

 

梨璃「よかった~ですよね…わあっ!」

 

梨璃ちゃんの目の前にCHARMが伸びる

 

夢結「つまりいつでも私が見張っているということよ!たるんでいたら私が責任を持って突っつくから覚悟なさい!」

 

梨璃「は、はい!」

 

美鈴「…あー夢結?」

 

夢結「?なんでしょうお姉様」

 

美鈴「後ろ見てご覧」

 

真 「い、いだい…」

 

はい、さっきCHARMを変形させた時に俺の肋におもっくそぶつかってたんだ…痛い…痛いィィ!!

 

楓 「くっ…なんて羨ましい」

 

鶴紗「リーダーを突っつきたいのか?」

 

両手にドーナツを持っている鶴紗ちゃんが突っ込む、いや多分だが違うでしょ

 

雨嘉「百合ヶ丘のレギオンってどこもこんななの?」

 

神琳「そうでもないと言いたいところだけど…結構自由よね」

 

二水「ともかくこうして9人揃った今ならノインヴェルト戦術だって可能なんですよ!」

 

ミリアム「理屈の上ではそうじゃな」

 

梨璃「それって…これだよね?」

 

二水「うん?何ですか?」

 

梨璃ちゃんが長細い筒を取り出す。なんぞそれ

 

楓 「ノインヴェルト戦術に使う特殊弾ですわね」

 

二水「うわ〜!実物は始めてみました!」

 

梅 「それな。無茶苦茶高いらしいゾ」

 

え?マジで?

 

夢結「ノインヴェルトとは9つの世界という意味よ。マギスフィアを9つの世界に模した9本のチャームを通し成長させヒュージに向け放つの。それはどんなヒュージも一撃で倒すわ」

 

9人での連携技って事か。俺なんて月牙天衝しかないモンニ!泣きそう

 

 

〜市街地跡〜

 

 

梨璃「ここで見学ですか?」

 

天葉「私達の戦闘を見学するなら特等席でしょ?」

 

とやってきたのはヒュージとの戦闘で廃墟となっている場所。そろそろヒュージも現れるらしい

 

依奈「あの夢結がシルトのために骨折りするなら協力したくもなるでしょ」

 

天葉「うふふ。夢結をこんなにかわいくしちゃうなんてあなた一体何者なの?」

 

梨璃「えっ?私はただの新米リリィで…」

 

とちょっかいかける天葉ちゃん、あのー後ろで樟美ちゃんがムスッとしてまっせ

 

夢結「ありがとう天葉」

 

と少し大きめの声でお礼を言う夢結ちゃん、あれか?シルトはあげません…あげません!(迫真)ってこと?

 

天葉「気にしないで、貸しだから」

 

依奈「ノインヴェルト戦術が見たいんでしょ?お見せする間もなく倒しちゃったらごめんなさいね」

 

真 「まぁ倒せるならそれに超したことないでしょ。高いんだろ?ナインワールド弾」

 

依奈「ノインヴェルト弾よ、高いわ。すごく」

 

真 「コスパ悪ぃ…俺倒そうか?」

 

亜羅椰「それじゃ意味ないじゃない…」

 

それはそう。アールヴヘイムの面々はCHARMをもって戦闘態勢に入る。俺も死神化しとくか

 

夢結「時に梨璃、貴方のレアスキルはなんだったかわかったの?」

 

梨璃「え?あれからは何も…私にレアスキルなんてないんじゃないですか?」

 

とほっぺをかいてる梨璃ちゃん、それとは対照的に何かを考える様子の夢結ちゃん

 

祀 『レアスキル・カリスマ。類稀なる統率力を発揮する支援と支配のスキル』

 

その言葉を思い出す夢結

 

夢結「そう。気にすることはないわ。何であれ私のルナティックトランサーに比べれば…」

 

梨璃「いけません!そういうの!そんな風に自分に言うの…お姉様は何をしたって素敵です!」

 

真 「そーそー、夢結ちゃんのメンヘラトランサーなんてまだ可愛い方だよ」

 

夢結「メ、メンヘラ…」

 

真 「あいつ(・・・)に比べれば全然な…」

 

梨璃「あいつ?」

 

真 「…俺さ、体の中にバケモノ飼ってんのよ。すげー怖いバケモノ、もうヒュージなんて目じゃないぐらいのね」

 

梨璃「…も、もう!真さん!ふざけてるんですか?」

 

真 「…あ、バレた?」

 

夢結「(…?今一瞬…気の所為?)」

 

美鈴「…」

 

ま、信じる訳無いわな。この世界は(ホロウ)なんて居ない…それに居たとしても見えないしな。まぁそんなの知ったところで俺の中の虚(・・・・・)なんて梨璃ちゃん達には関係ないし…いつかはこいつと腹割って話さないといけないけど…話せるかな?いや…絶対戦いになるでしょ…モッピー知ってるよ…んあ?

 

依奈『私達に陽動を仕掛けた!?』

 

亜羅椰『ヒュージのくせにこざかしいじゃない!』

 

戦闘を開始していたアールヴヘイムの通信が聞こえる。押されてるな…なんか変

 

 

梅 「押されてるな。アールヴヘイム」

 

夢結「ええ、あのヒュージリリィをまるで恐れていない」

 

真 「これ以上押されそうなら出る」

 

亜羅椰『こいつ!戦いに慣れてる!?』

 

天葉『アールヴヘイムはこれより上陸中のヒュージにノインヴェルト戦術を仕掛ける!』

 

宣言と共に天葉ちゃんのCHARMからノインヴェルト弾が発射され次々とパスが繋がっていく

 

二水「ノインヴェルト戦術はその威力と引き換えにリリィのマギとチャームを激しく消耗させる文字通りの諸刃の剣です!」

 

亜羅椰『不肖遠藤亜羅椰!フィニッシュショット決めさせてもらいます!』

 

亜羅椰ちゃんが最後の一撃を決める為繋がったノインヴェルト弾をヒュージにたたき落とす…!

 

天葉『何!?』

 

壱『フィニッシュショットを止めた!?』

 

ノインヴェルト弾が光の壁に遮られヒュージに到達しない…まずいな

 

ミリアム「なんじゃー!?」

 

天葉『こんにゃろー!』

 

ノインヴェルト弾にCHARMを振り下ろし強引に光の壁を破壊する、がそれと同時にCHARMが粉々に砕け散る

 

真 「天葉ちゃん、こっからは交代だ」

 

瞬歩で天葉ちゃんの元に飛び抱え樟美ちゃんの元に届ける

 

真 「アールヴヘイムのメンバー聞こえてたな?ここからは俺が引き継ぐから撤退してくれ」

 

天葉「…くっ!不本意ですがアールヴヘイムは撤退します」

 

そうそう隊長として正しい判断だ、さて

 

真 「硬そうだな、お前」

 

どんなもんか試してやるよ

 

 

side梨璃 夢結 二水 楓 ミリアム 神琳 雨嘉 梅 鶴紗 美鈴

 

楓 「アールヴヘイムがノインヴェルトを使って仕損じるなんて…」

 

信じられないものを見たような声を出す楓。それもそのはず、アールヴヘイムは百合ヶ丘において最強のレギオン。そのアールヴヘイムがノインヴェルトを用いても倒せなかった、がここで猪一に動きだした者がいる

 

楓 「あっ!梨璃さん!」

 

梨璃「あのヒュージまだ動いてます!」

 

CHARMを持ち飛び出す梨璃

 

梨璃「黙って見てたりしたらお姉様に突っつかれちゃいますから!」

 

美鈴「…わかった、皆インカムは繋いでおくように。僕はここから全体を見る」

 

楓 「どさくさ紛れに一柳隊の初陣ですわね」

 

 

ドカァァアン

 

と爆音が鳴り響く。そちらに一斉に振り向くと触手の1つを月牙天衝で切り落としていた真がいた

 

真 『まぁまぁ硬いけど…斬れ無い程じゃなさそうだ』

 

斬月を肩に乗せ

 

真 『あと何本あるか知らないけど全部ぶった斬ってやるよ』

 

ヒャッハーと今にも言いそうな勢い

 

楓 「…もうあの方だけでよろしくなくて?」

 

一同「それは言っちゃいけない」

 

 

 

side 高松

 

〜理事長室〜

 

高松「ヒュージがノインヴェルトを無効化するとはな。損害は?」

 

史房「人的被害はありません。ただチャームが半壊6に全損1これだけでも甚大な損害です。アールヴヘイムは当面戦力外となるでしょう」

 

帰還したアールヴヘイムと現場の美鈴からの報告を伝える史房

 

高松「リリィが無事なら何より。バックアップは?」

 

史房「非公式に戦闘に居合わせていた鈴村君と一柳隊が一時的に引き継いでいます」

 

高松「一柳隊?結成されたばかりじゃな」

 

史房「はい。実力者は多いものの何せ個性派揃いなのでレギオンとして機能するのはまだ先かと、今は時間稼ぎで精いっぱいでしょう」

 

 

 

 

 

 

side真 梨璃 夢結 二水 楓 ミリアム 神琳 雨嘉 梅 鶴紗 美鈴

 

真 「ひーふーみーよーいつーむー…まだ結構あるな」

 

触手を数えてげんなりする俺、その後ろから梨璃ちゃんと夢結ちゃんが近付いてくる

 

夢結「古い傷のあるヒュージ…これもレストア?」

 

真 「だろうな。気をつけろよ、こいつ硬いし…あとなんか変な気配がする」

 

夢結「ええ、わかったわ。行くわよ梨璃」

 

梨璃「は、はい!」

 

そう言って飛び上がる

 

夢結「練習通り合わせて!」

 

梨璃「は、はい!」

 

2人が同時に斬りかかりヒュージが真っ二つに割れる。…なんだ?何か光ってる…

 

梨璃「あれは…CHARM?」

 

夢結「あれ…私の…ダインスレイフ…?」

 

真 「は!?」

 

ダインスレイフって昔夢結ちゃんが使ってたって言う奴か!?なんでそんなもの…っ!?

 

真 「全員距離を取れ!!あいつなんかするぞ!!」

 

割れたと思ったヒュージの体が急に膨張し卵のようになる。あれって…まさか!?

 

真 「不味い不味い不味い!!」

 

梅 「何か知ってんのか!?」

 

梅ちゃんに答えてる暇はない!!今の状態ならまだ!!

 

真 「月牙天衝!!!」

 

最大威力の月牙天衝をヒュージの卵に向けて放つ。頼む間に合ってくれ!!

 

神琳「っ!なんて威力…!」

 

皆にも風やらが影響するがそんなこと言ってられない!!

 

真 「いけぇぇ!!」

 

月牙天衝が卵にぶつかるその瞬間卵が凝縮し一気に弾け飛ぶ

 

楓 「何が起こってますの!?」

 

二水「前が見えません〜!」

 

ミリアム「何が起こっとる!?」

 

真 「二水ちゃん!鷹の目であそこを見てくれ!!何かあればお教えてくれ!!」

 

二水「へ!?は、はい!」

 

レアスキルを使い先程のヒュージの卵があった場所を確認してもらう

 

二水「え…なに…あれ…」

 

真 「何が見える!?」

 

二水「わ、分かりません…でも…何かが動いてます!」

 

真 「!全員物陰に隠れろ!!縛道の八十一!「断空」!!」

 

特大サイズの断空を張り攻撃に備える。俺の予想が正しければ…!!

 

楓 「今度はなんですの!?」

 

断空にビームのようなものが当たりバチバチと閃光を放つ。くっ!持つか!?

 

真 「はぁぁぁ!!」

 

ひび割れていく断空を見て持たないと判断。ビームに向かって月牙を撃つ。ビームは断空により減衰していた為月牙で真っ二つに裂ける

 

真 「…」

 

ビームが放たれた方向を見る。そこは土煙が舞っていたが次第に納まっていく

 

真 「…おいおい…ふざけんなよ…」

 

最悪だ…まさか嫌な予感がこんなふうに当たるなんて

 

雨嘉「何…あれ…ヒュージなの?」

 

そう、そこには先程まで居たヒュージとは形状が全く異なる形に変貌していた。人間のような形を持ち背中には大型のスラスターのようなもの、肩には丸いシールドのような物が。頭部と背面にオレンジ色のクリスタルのようなものが光っている。そしてその手には夢結ちゃんのダインスレイフが握られている

 

真 「ざけんなよ…全部壊した筈だろ…」

 

そう、その姿はこの世界にはあるはずが無いモノ、いや俺が1年前お台場で全て壊した(・・・・・・・・・・・・)のだからあるにはあった。だけど

 

梨璃「…綺麗」

 

真 「なんでお前がここにいる(・・・・・)

 

ある世界で人類を救済するために作られたあるもの。だが救済とは名ばかりの人の命を食い尽くす諸刃の剣

 

真 「ファフナー…マーク・レゾン」

 

つづく

 

 

 




その力は人類を守る為の剣だった。だがその剣は今人類に向けられている、なぜ?それは人を守る事に絶望したから

次回 【誠実】スミレ2【小さな幸せ】









敵の姿を知りたい方はGoogle先生に マークレゾンって入れると出ますよ
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