【百合百合か】アサルトリリィの世界に死神代行(消失編時)の力で介入するってよ【挟まらないようにせねば…(´•ω•)】   作:ストライカーシグマ5

17 / 61
前回のお話!1つ一柳隊結成!やったぜ!梨璃ちゃん大勝利!

2つ!レギオンって事はノインヴェルト戦術を覚えましょう!てなわけでアールヴヘイムの戦闘を見に来たよ!

3つ!どっこいアールヴヘイムがノインヴェルト使っても倒せなかったヒュージ!リフレクターとか聞いてねぇ!ならぶった斬りに行きます!え?ヒュージ変形?しかもファフナー!?そしてザルヴァトールモデル!?ウッソだろお前


【誠実】スミレ2【小さな幸せ】

side真 梨璃 夢結 二水 楓 ミリアム 神琳 雨嘉 梅 鶴紗

 

130:一般転生社畜 ID:cozdqSWqP

おいおいおいおい

 

131:一般転生社畜 ID:fCN2Vsf5Q

ファフナー!?

 

133:一般転生社畜 ID:JATRF+pUT

うっせやろ…

 

134:一般転生社畜 ID:mWPzL/3iJ

1年前全部ぶっ壊したじゃん…

 

135:一般転生社畜 ID:IPYUWYpfT

まさかあの時壊しきれてなかったのか!?

 

136:代行擬赤目 ID:sinigamiredeye

いや、あの時全部壊しました…つまり

 

138:一般転生社畜 ID:jmkilUAkS

ヒュージが残骸から読み取ったってことか

 

139:一般転生社畜 ID:DbZPxSH7H

それって今後出てくるって事!?

 

140:一般転生社畜 ID:UMSSj6pWP

それが本当だったらかなりまずいぞ!普通の…量産型のファフナーならまだしもあの時のだってエインヘリアルモデルばっかだったろ!?しかも目の前のはザルヴァトールモデルだぞ!!

 

142:一般転生社畜 ID:cGZ/nXT52

「理性」が目の前にいて「存在」と「虚無」そして「全能」が残ってるとかイッチ世界壊れすぎて草

 

145:一般転生社畜 ID:h6zFzRngJ

草じゃねぇよ!今はともかく目の前の敵に集中しろ!

 

147:一般転生社畜 ID:9WSxYZeRp

つってもこいつケイ素4人組でも手に余るんだぞ

 

148:一般転生社畜 ID:VSN+e97cr

あの時だって卍解してやっとだったろ

 

149:一般転生社畜 ID:K+owUmdY3

使うしかないか?

 

151:一般転生社畜 ID:dw7VmWDMO

だけどあの時と違って相手は1機、なおかつあいつ(・・・)は居ない

 

152:一般転生社畜 ID:26i8FHIcH

始解フルパワーで行けるか?

 

153:一般転生社畜 ID:QuKrv2L/u

弱点とかないのかよ

 

155:一般転生社畜 ID:qXrQz/3Ax

ザルヴァトールモデルの弱点…というかこいつらのシリーズは強い分同化現象の進行度がめっさ早いってのぐらいだろ…

 

157:一般転生社畜 ID:7LUP1tQNz

人が乗ってるわけじゃないから無理やんけ!

 

159:一般転生社畜 ID:yybrIUVmt

イッチどうにかするんや!

 

 

どうにかしろって言われてもな…!いくらダウンサイズしたファフナーつっても10mはある…それにダインスレイフって…!

 

真 「マークレゾン…!いいか皆!よく聞け!あいつには近づくな!!俺がやる!援護だけ頼む!」

 

鶴紗「は?何言ってんの、あれはヒュージなんだろ。なら私達が戦うに決まってる」

 

真 「ヒュージ、で済めばいいんだけどな…!」

 

神琳「それはどういう」

 

真 「動くぞ!」

 

あの方向…鶴紗ちゃんか!レゾンがダインスレイフを自分のサイズに巨大化させ飛ぶ

 

鶴紗「近寄るなって言われて近づかれたらどうにもなんない…!」

 

レゾンの一撃を避けCHARMを振り下ろす鶴紗ちゃん、だが

 

鶴紗「なっ!?」

 

鶴紗ちゃんのCHARMはエネルギーシールドシステム「イージス」により本体に届かなかった。背中のスラスターが展開している…やっぱレゾンそのまんまかよ!

 

鶴紗「ヤバっ」

 

弾かれたことで無防備になる鶴紗ちゃん

 

梨璃「鶴紗さん!!」

 

梅 「やらせないゾ!」

 

縮地で加速し鶴紗ちゃんを掴んでレゾンから離れる梅ちゃん、それでいい

 

真 「テメェの相手は俺だって言ってんだろ」

 

背後に周り斬月を振り下ろす。「イージス」が向きを変え俺の方に展開しやがった

 

真 「かってぇなぁ!!」

 

なら瞬歩で後ろに回れば!

 

真 「いいっ!?」

 

ダインスレイフを鼻先に向けられ思わず仰け反る。ダインスレイフの先端からビームが出る、クソッタレ!

 

真 「ざっけんなよマジで!!」

 

一旦距離を取り梨璃ちゃん達の元に飛ぶ

 

楓 「あの変なのは一体なんですの!?何か知っていますわね?!」

 

真 「それは後、とりあえず皆2人か3人に別れて動き回ってくれ。さっき見た通りあいつはシールドを張ってくるしそれにダインスレイフの先端からビーム撃ってくるから…おい夢結ちゃん?聞いてるか?」

 

レゾンが持つダインスレイフを見つめて動かない夢結ちゃん

 

真 「おい、夢結ちゃん?夢結ちゃーん?」

 

ダメだ、全然反応しねぇ…

 

真 「梨璃ちゃん、夢結ちゃんを連れて下がってくれ。このままじゃ足でまといだ」

 

梅 「!あいつ動くゾ!」

 

ダインスレイフを持った腕がこちらに向く。不味いな…

 

真 「縛道の八十一「断空」!」

 

断空じゃ時間稼ぎにしかならないけどやらないよりマシか!

 

二水「待ってください!あれを!」

 

ダインスレイフを持たないもう一方の腕が空に掲げられる。待て待て待て!?

 

真 「ルガーランス(それ)はダメだろ!?」

 

またとんでもないもの作ってんじゃねぇぞ!?

 

真 「早く離れろ!!」

 

梨璃「お姉様!!」

 

後ろを振り向くと座り込んでしまっている夢結ちゃん、どうしたんだよ!

 

ミリアム「撃ってくるぞ!!」

 

ちっ!間に合うか!?

 

梨璃「えっ!?」

 

梨璃ちゃんと夢結ちゃんを抱え飛ぶ、ダメか!こうなったら

 

真 「梨璃ちゃんごめん!」

 

梨璃「へ!?」

 

梨璃ちゃんを楓ちゃんにシューッ!その後直ぐに夢結ちゃんも梅ちゃんにシューッ!超エキサイティン!とか言ってる場合じゃねぇ!断空もう持たないか!

 

真 「くっ!」

 

斬月を盾がわりにし衝撃を受けるしかない!受ける体制を取った瞬間断空が砕け衝撃波が飛んでくる。ぐぬぅ!!

 

真 「こん…ちくしょうめ…!」

 

足元の霊子を固め踏ん張るが…あ、ダメですねこれ…あ〜れ〜

 

真 「がっ!?」

 

壁に衝突し口を切り吐き出す

 

夢結「あ…」

 

 

side 夢結

 

夢結の視線の先には壁に激突し吐血した真、そして無慈悲にルガーランスを真に向け投げるマークレゾン

 

夢結「やめ」

 

ルガーランスは真のいる場所に突き刺さり土煙と衝撃波を作り出し一帯のものを吹き飛ばす

 

夢結「うっ…」

 

直ぐに意識を取り戻す夢結

 

夢結「梨璃…皆…どこ…?」

 

周りには誰もいなく目の前には深く突き刺さったルガーランス、それを見て夢結は錯覚してしまう。そのルガーランスが自分のダインスレイフ(・・・・・・・・・・)で真に刺さってしまったのだと

 

夢結「あ…あぁ…あぁぁぁぁあ!!!!」

 

精神が不安定になりレアスキル「ルナティックトランサー」が強制発動してしまう

 

 

 

side美鈴

 

美鈴「この感じ…まさか夢結…?」

 

夢結のマギの変動を感じ取る美鈴、だが自分はCHARMも無く戦うことも出来ない。歯を食いしばる美鈴、その口から赤い鮮血が滴る

 

 

 

 

 

side真 梨璃 二水 楓 ミリアム 神琳 雨嘉 梅 鶴紗

 

梨璃「…うっ」

 

先程の衝撃で意識を失っていた梨璃が目を覚ますと夢結が「ルナティックトランサー」を使いマークレゾンに接近しているところだった。だがマークレゾンは全身からホーミングレーザーを放ち夢結を近寄らせない。ホーミングレーザーが全身を掠めている

 

梨璃「お姉様!」

 

雨嘉「夢結様何て戦い方…」

 

ミリアム「あれじゃ近寄れんぞ」

 

梅 「かわいいシルトを放って何やってんだ!」

 

神琳「夢結様ルナティックトランサーを…」

 

真 「アイエエ!?夢結ちゃん!?ルナトラ!?ルナトラナンデエエ!?」

 

鶴紗「は!?」

 

ばっと一斉にこっちを見る、え?なんですか?

 

二水「い、生きてる!?」

 

真 「え?酷くない?殺さないでよ」

 

楓 「あのバカでかい剣が刺さったはずじゃ…」

 

真 「いや、あんなの避けたけど」

 

梅 「…じゃあその傷は?」

 

真 「避けたけど破片で切った」

 

しかも目の上切ったから血が止まらねぇ…右腕もちっと斬ったし袖も破けちゃったし

 

真 「で、なんで夢結ちゃんルナティックトランサー使ってんの…」

 

梅 「十中八九お前のせいだゾ」

 

Why!?

 

雨嘉「多分真さんがやられたと思って精神が不安定になって…」

 

楓 「ルナティックトランサーが発動してしまったのでしょうね」

 

それってつまり俺がさっさと姿表さなかったせい?

 

真 「…俺のせいじゃん!!」

 

梅 「そういったゾ」

 

真 「じゃあ止めて来るわ」

 

梨璃「私も行きます!」

 

楓 「梨璃さん!今の夢結様は…」

 

俺と梨璃ちゃんは同時に夢結ちゃんの元に飛ぶ

 

 

 

side 真 梨璃 夢結

 

レゾンのホーミングレーザーを空中で避け地面に着地する夢結

 

梨璃「お姉様!」

 

飛んできた梨璃にCHARMを振り下ろす夢結、が

 

真 「それはちょっとやりすぎだな!」

 

斬月で俺が受け止める。重っ

 

梨璃「お姉様!引いてください!傷だらけじゃないですか!」

 

ギシギシとCHARMと斬月が擦れ火花を散らしている。このッ

 

真 「いい加減にしろっ!」

 

CHARMを弾き上げ蹴り飛ばす

 

梨璃「私なら大丈夫です…梅様やみんなが助けてくれたんです」

 

そう言って抱きしめる梨璃ちゃん

 

真 「俺のせいでこうなったんだよな、ごめん。でも俺は大丈夫、生きてるよ」

 

少しづつ落ち着きを取り戻す夢結ちゃん

 

真 「梨璃ちゃん」

 

梨璃「はい、お姉様ここを離れましょう」

 

夢結「駄目…あのダインスレイフは私とお姉様の!」

 

…そうか、あの時のダインスレイフは今思い返せば美鈴ちゃんが最後持ってたっけ…それだけ2人の思い出があるんだ、そんなもので俺を殺したと思ったら暴走もするわな

 

夢結「だから…!」

 

梨璃「お姉様!」

 

レゾンがレーザーを放つ、させると思ってんのか?

 

真 「梨璃ちゃん、行って」

 

調子にのんじゃねぇぞ

 

真 「その程度で殺れるともってんのか?」

 

断空で梨璃ちゃん達を守り剣圧で弾き飛ばす

 

梨璃「ちょっと待っててもらえま…あいったー!」

 

今コケたろ!?か、カッコつかねぇ…

 

 

 

side 真 二水 楓 ミリアム 神琳 雨嘉 梅 鶴紗

 

雨嘉「待ってろって?」

 

神琳「持ちこたえろという意味でしょうね」

 

え、そうなのか?

 

真 「っと」

 

さっきはファフナーが出てきたから動揺したけど

 

真 「1機なら問題ねぇよ」

 

月牙でホーミングレーザーを掻き消す

 

梅 「人使いが荒いゾ、うちのリーダーは」

 

ミリアム「どうする?わしらも他のレギオンと交代するか?」

 

楓 「ご冗談でしょ!リーダーの死守命令は絶対ですわ!」

 

と二水ちゃんを背負って飛んでくる楓ちゃん、面倒見がいいね…

 

二水「そこまでは言ってないと思いますけど楓さんに賛成です!」

 

真 「…よく見ろ、あの青い炎」

 

神琳「あのヒュージはCHARMを扱いきれずマギの炎で自らを焼いているわ、夢結様が復帰するなら勝機はあります」

 

いくらマークレゾンのガワを持ってて能力もあっても所詮はヒュージ、って事はやりようはある。と言っても至近距離で月牙ぶっぱなすだけなんですけどね?

 

 

 

side 梨璃 夢結

 

夢結「ヒュージからもたらされたマギの知識。それがヒュージに対抗する力を人に与えた…リリィも人がヒュージ化した姿といわれている…リリィだけがマギに操られることなく自分の心を保つという。その一点を除いて…それだけがリリィとヒュージとを決定的に分け隔てる」

 

梨璃「お姉様…」

 

夢結「見ないで…梨璃…私を見ないで…」

 

工場の跡地のようなところで座り込む2人、夢結の手に梨璃は手を重ねる

 

夢結「ルナティックトランサーはとてもレアスキルなんて呼べるものじゃない。こんなものただの呪いよ…憎い…何もかも憎くなる。憎しみにのみ込まれて周りにあるものを傷つけずにはいられなくなる。呪われているのよ…私は」

 

頭を押え絞り出すように声を出す

 

夢結「美鈴様をあんなふうにしたのは私だわ、私のせいで…あのダインスレイフで…そして彼も殺そうとした!!」

 

梨璃「お姉様!しっかりしてください!」

 

夢結「嫌よ!私もヒュージと何も変わらない」

 

梨璃「夢結様!」

 

梨璃「嫌!来ないで」

 

梨璃を振り解こうとする夢結、梨璃は強く抱きしめる

 

梨璃「こっち向いてください!美鈴様はヒュージと戦ったんです!お姉様のせいじゃありません!」

 

夢結「そんなの梨璃に分かるわけない!」

 

梨璃「分かります!お姉様がこんなに思っている人を手にかけるはずないじゃないですか!」

 

記憶が曖昧になり混乱しいつの間にか美鈴を自分の手で殺したかのように話す夢結

 

夢結「私には…あなたを守れない!シュッツエンゲルになる資格もない!」

 

とうとう泣き崩れてしまう夢結

 

夢結「一人でいたかったわけじゃない…一人でしかいられなかっただけよ…私には何の価値もない…」

 

梨璃「お姉様とシュッツエンゲルになれて私すごく嬉しかったんですよ!」

 

夢結「分からない…私には分からないわ。あなたの気持ちなんて…私に愛されるのが嬉しいなんて…」

 

梨璃「美鈴様だってきっと私と同じです!」

 

夢結「あなたに何が分かるのよ!」

 

梨璃「分からないけど分かります!」

 

力を少し抜く、けれど絶対に離さない

 

梨璃「お姉様がルナティックトランサーを発動したらまた私が止めます。何度でも止めます。何をしても止めます。たとえ刺してでも…だから…」

 

梨璃の気持ちが伝わり涙が止まる

 

夢結「ありがとう…梨璃…」

 

梨璃「はい!お姉様!」

 

 

 

 

side真 梨璃 夢結 二水 楓 ミリアム 神琳 雨嘉 梅 鶴紗

 

真 「ウゼェんだよ、消えろ!」

 

「イージス」に向けて月牙を連続で叩き込む。この程度じゃダメか!でもな!

 

 

真 「雨嘉ちゃん!神琳ちゃん!足元!」

 

雨嘉「はい!」

 

神琳「心得ています!」

 

正面から俺が攻撃している間に雨嘉ちゃんと神琳ちゃんに足元を攻撃してもらい体勢を崩させ

 

真 「寝っ転がってろ!!」

 

ダメ押しの月牙天衝で押し倒す。倒れた衝撃でダインスレイフを放り投げ地面に突き刺さり元のサイズに戻る

 

真 「っしゃオラァ!」

 

ゼェゼェ…と、とりあえず攻撃止まった…あー良かった!マークニヒトじゃなくて!!虚無玉とか虚無ドーナッツとかワイヤーないから!!寝かせりゃ時間稼ぎぐらいは出来る!

 

楓 「本当に押し倒してしまいましたわ…」

 

おい、なんだその呆れた言い方。俺頑張ったんだけど

 

真 「んな事よりダインスレイフ!」

 

梅 「あのダインスレイフ絶対取り戻す!」

 

楓 「無論です。ヒュージがCHARMを使うなんてあり得ませんわ!」

 

梅ちゃんがダインスレイフの元に飛び引き抜こうとするがかなりの勢いで刺さったのかなかなか抜けない

 

梅 「あ!クソッ!」

 

1人じゃ無理か!そう思い俺が動こうとした時には既に楓ちゃんと鶴紗ちゃんが梅ちゃんの元にたどり着いていた

 

梅 「お前ら…」

 

楓 「急ぎましてよ!」

 

立ち上がろうとするレゾン、が顔面にミリアムちゃんがCHARMを振り下ろす

 

ミリアム「わしも目立ちたい!」

 

え、そんな理由!?

 

二水「わ、私も行かなくちゃ…」

 

踏ん切りがつかないのか竦んでいる二水、が

 

梨璃「待って!」

 

夢結「待ちなさい!」

 

梨璃「二水ちゃんはそこにいて!」

 

と戦線に復帰する2人

 

真 「そのままもっかい寝とけ!!」

 

月牙天衝を足元に放ち大地を削る。レゾンは急になくなった地面で滑り地響きを起こす

 

梅 楓 鶴紗「抜けた!!」

 

今の振動でダインスレイフが抜け梅ちゃん達がこっちに戻ってくる

 

梅「 は~…取り返したぞ」

 

楓 「死守命令果たしましたわ」

 

とダインスレイフに寄りかかる梅ちゃん、おちかれ

 

梨璃「これがあのヒュージに…」

 

梅 「これやっぱり夢結が使ってたダインスレイフだな。傷に見覚えがある」

 

まじか、よく覚えてんな…

 

雨嘉「あいつまだ動いてる」

 

真 「なんだかんだ目に見えたダメージ与えてないからなぁ」

 

さっきもコケさせただけだし…しょうがねぇ卍解使うか?

 

梨璃「あの!私達でやってみませんか?」

 

楓 「何をです?」

 

梨璃「ノインヴェルト戦術です」

 

そう言って取り出したのはノインヴェルト弾、あーあれか…ダインスレイフ抜けてるからさっきのシールドは突破出来る…か?いや「イージス」を破壊しないとか

 

梨璃「梅様、最初お願いできますか?私だといきなり失敗しちゃいそうで」

 

梅 「あはは、人使いが荒いぞ。うちのリーダーは」

 

と弾丸を受け取る梅ちゃん、まぁなんだかんだでこなすからな

 

楓 「問題はあのシールドをどうするか、ですわね」

 

梅 「せっかくノインヴェルト撃っても防がれちゃなぁ」

 

真 「じゃあそこは俺がやるわ、皆はノインヴェルトに集中してくれ」

 

神琳「…一応お聞きしますが、どうされるおつもりで?」

 

ん?そんなもの決まってるじゃないの

 

真 「ゼロ距離で月牙ぶち込んでぶっ壊す」

 

まぁそうだよねみたいな目で見ないでくれる?バッキャロウ!1を極めれば最強なんだよ!

 

梅 「おし、じゃあそっちは真に任せるとして梅の相手は…」

 

と弾丸越しに二水ちゃんを見て

 

二水「へっ?わ…私ですか!?無理です無理です!」

 

梅 「ほんじゃふーみんが撃って」

 

と弾丸を弾く、あのそれ高いんだよな?あ…弾丸が二水ちゃんのグングニルの装填口に収まる

 

二水「ぎゃー!何するんですか!何を撃つんですか!?まさかヒュージですか!?」

 

梅 「梅をだよ、ほら撃て!」

 

二水「えええっ!?気は確かですか梅様!?」

 

慌てふてめく二水ちゃん。それじゃ、まぁ

 

真 「一気に片付けるぜ」

 

 

 

 

side真

 

レゾンが立ち上がりルガーランスを俺に向ける

 

真 「来いよ、レゾン。テメェのルガーランスの威力が上か俺の月牙天衝が上か比べようぜ?」

 

ルガーランスが左右に開閉し超電磁砲が発射される

 

真 「月牙…天衝!!」

 

月牙と超電磁砲がぶつかり火花を散らす

 

真 「っけぇ!!」

 

月牙が超電磁砲を真っ二つに割きながら進む、が月牙天衝が段々と減衰していく。ちっ!連発しすぎて大気中の霊子が減ってたか!ルガーランスに届く前に月牙と超電磁砲が消滅する

 

真 「だったら俺の霊力上げて撃つだけだ」

 

斬月に俺の霊力を喰わせ月牙を巨大化させる

 

 

side梨璃 夢結 二水 楓 ミリアム 神琳 雨嘉 梅 鶴紗

 

梅 「はは!アイツは本当にデタラメだナ!さあこいふーみん!」

 

二水「私人を撃つ訓練なんてしてま」

 

梅 「いいから撃て!」

 

二水「はいぃぃ!!」

 

と引き金を引く。グングニルの砲身から圧縮したマギスフィアが梅に向かって発射される

 

二水「ひぃぃ!」

 

マギスフィアは梅のCHARMに衝突する

 

梅 「感じるぞ。これが二水のマギか!じゃあ次は…」

 

雨嘉「え!?私!?」

 

梅 「わんわん!CHARMだせ!」

 

とダッシュし雨嘉に向かっていく。雨嘉のCHARMにぶつける

 

雨嘉「梅様!近くありません?」

 

梅 「前に夢結と梨璃がやってたんだ。こうすればパスは外れないだろ!」

 

雨嘉「こんなの教本にない…!」

 

雨嘉にマギスフィアが移る、するとミリアムが

 

ミリアム「よっし!わしによこすのじゃ!」

 

と自身のCHARMを雨嘉のCHARMに振り下ろし

 

雨嘉「そんなにがっつかないで!」

 

マギスフィアを移動させる

 

ミリアム「ちゃんと狙うんじゃぞ!鶴紗!」

 

次は鶴紗にマギスフィアを渡す

 

鶴紗「斬っちゃったらごめん…ほらよ!神琳」

 

神琳「もっと優しく扱えません?」

 

続いて神琳へ

 

神琳「気をつけて。思った以上に刺激的ですよ!」

 

楓 「望むところですわ!」

 

楓に繋がる

 

楓 「うふふ!私の気持ち受け止めてくださいな梨璃さん!」

 

と梨璃に向かってかけ出す

 

梨璃「み、皆のだよね!?」

 

と梨璃のグングニルにぶつける、がグングニルの刃がへし折れてマギスフィアが頭上に飛んでしまう

 

楓 「私の愛が強すぎましたわ!?」

 

夢結「いえ!限界よ!無理もないわ!」

 

飛んだマギスフィアに向かっていく夢結

 

夢結「梨璃!いらっしゃい!」

 

梨璃「お姉様!!」

 

 

 

 

 

side真 梨璃 夢結 二水 楓 ミリアム 神琳 雨嘉 梅 鶴紗

 

なにやってんのあの面白レズ

 

真 「っと!動くんじゃねぇ!!」

 

ルガーランスと鍔迫り合い、このクソが!ミツヒロみたいにめんどくさい奴が!!ペットは飼い主に似るってか!?まぁミツヒロ居ませんけどね!!ってそろそろフィニッシュ来そうだな!

 

真 「まずはそのでっぱりぶった斬らせて貰うぞ」

 

瞬歩で後ろに周り斬月を振り上げる、それを感知していたレゾンは直ぐにルガーランスを横に振るう。そんなもん

 

真 「読んでるっての!!」

 

斬月で受け流しそのまま回転、イージスの発生器を掴んで

 

真 「これが俺がテメェにやる「祝福」だ!!!」

 

月牙天衝を発生器の根元に叩き込む。月牙が発生器が壊れ「イージス」が壊れる、まだだ!!

 

真 「ぐっ!」

 

うおっ!振り回すんじゃねぇ!!こうなったら…!!

 

真 「決めろよ!!梨璃ちゃん!夢結ちゃん!」

 

斬月を逆手に持ち

 

真 「月牙天衝!!」

 

胸から頭部にかけて月牙を撃ち込む。クソッ変な体勢で撃ったから表面だけか!!でも

 

真 「見えたぞ!コアだ!」

 

2人が空中で抱き合い折れたグングニルとブリューナクを重ねる

 

夢結「行くわよ!このまま!」

 

梨璃「はい!」

 

夢結「大丈夫。できるわ」

 

梨璃「はい!」

 

2人でCHARMを振り上げ

 

梨璃 夢結「やぁー!!」

 

165:一般転生社畜 ID:aOhDiW81K

いけ!ゆゆりり!

 

166:一般転生社畜 ID:8dtDeyqmb

お姉様!あれをやるわ!

 

168:一般転生社畜 ID:NmzVm0gHl

よくってよ!

 

169:一般転生社畜 ID:Uk1N8HCFy

スーパーイナズママギスフィアシュート!!

 

170:一般転生社畜 ID:RaHlZA430

ダサァ!

 

171:一般転生社畜 ID:i54qTTJNx

フィニッシュは必殺技で決まりだ!

 

172:一般転生社畜 ID:34q6VC5qD

ゴ-ンゴ-ン次なんてない。敗者に相応しいエンディングを見せてやる…!

 

174:一般転生社畜 ID:+fflsyzBN

ハイパークリティカルスパーキング!

 

175:一般転生社畜 ID:eB9hKsMDn

それ処刑用ゥ!

 

176:大前田のパパンID:previous age2 No.2

なんなんだこいつらのテンション…

 

 

夢結「梨璃…あなたを信じているわ…」

 

梨璃「お姉様…」

 

コアにマギスフィアが直撃しレゾンは稼働を停止する。んだけどさぁ!

 

真 「いや!いい感じのところ悪いけどこいつ爆発するぞ!?」

 

ええい!

 

真 「悪い、抱えるぞ!」

 

2人を抱え瞬歩で跳ぶ

 

楓 「梨璃さん!」

 

梅 「夢結!」

 

真 「はい、お届け」

 

そんな心配そうな声出しなさんな

 

梨璃「ありがとうございます!」

 

夢結「…ありがとう」

 

真 「おう、しっかり決めたな」

 

あーしんどかった。まさかレゾンが出てくるとは…後で説明しなきゃだよなぁ…どーしよ…まぁとりあえず

 

真 「俺らの勝ちだな」

 

楓 「当然ですわ!一柳隊の初陣ですもの!」

 

はいはい

 

神琳「いい滑りだしね」

 

雨嘉「うん」

 

ミリアム「わしがおるんじゃ!当たり前じゃ!」

 

鶴紗「いや、お前大して役に立ってないだろ」

 

ミリアム「なんじゃと!?」

 

真 「はいはい、そこまで。ちゃんとミリアムちゃん活躍してたよ、大丈夫」

 

フフンと胸を張るミリアムちゃん。うわチョロ

 

二水「でもでも凄いです!初の戦闘でしかも見たことの無いヒュージを撃破したんですから!」

 

梅 「ダインスレイフも取り戻したしナ」

 

おつかれさん。ん?誰だ俺の残った左袖を引っ張るのは…

 

真 「夢結ちゃん?どうした?」

 

夢結「その…ごめん、なさい…」

 

真 「え、なんで?謝られるような事してないでしょ」

 

夢結「私が動けなかったせいで貴方に怪我を負わせてしまった…」

 

真 「いや、これは俺の不注意だから」

 

レゾンの力を測り間違えたからの結果だし。これぐらいならすぐ治るし

 

真 「そんな落ち込まないでいいって」

 

夢結「…」

 

真 「いや、ほら!俺頑丈だし!あれぐらいなんてことないから!」

 

梨璃「でも真さん今回無茶し過ぎです!」

 

え?そう?

 

真 「そんなことないと思うけど」

 

右手を取られて

 

梨璃「こんなに酷い怪我して!」

 

真 「いや、直ぐに治るから大丈夫だって!」

 

梨璃「だとしても!傷は癒えても心は癒えません!」

 

夢結「…そうね、貴方は平気でも皆が心配する。それだけは覚えておいて」

 

…そっか、今まで俺は1人だったから心配なんてされないって思ってた。でも今は違う、周りに色んなヤツらがいる。俺は皆を守りたい、でもそれで俺が傷付いたら皆が悲しむのか

 

真 「…うん、今度から気をつける」

 

 

 

 

side真 百由 依奈 壱 樟美 亜羅椰

 

真 「呼ばれてとび出てジャジャジャジャーン」

 

レゾンとの戦闘を終えた俺達は百合ヶ丘に戻っていた。一柳隊の面々は初のレギオンとしての戦闘を終え電池が切れたように自室に戻って寝てしまったようだ。致し方無し

 

依奈「ごめん百由!色々忙しい時にCHARM壊しちゃって」

 

と百由ちゃんの横でケーキを口元に差し出す依奈ちゃん。自動餌やり器かな?

 

依奈「あーん」

 

真 「で、なんで呼んだの?」

 

百由「ひょれふぁふぁいふとのふぇんふぉうへ」

 

ええい、口のもの無くしてから喋りなさいよ。お上品じゃなくてよ

 

百由「CHARMを操ってノインヴェルトを無効化するなんてとんだヒュージもいたもんだわ!」

 

壱 「ほんとすいません…これもどうぞ」

 

と壱ちゃんもケーキを差し出す。それをばくっと食べもぐもぐする

 

真 「皆は怪我ない?」

 

樟美「はい。天葉姉様も大丈夫です」

 

亜羅椰「でもCHARMが半壊してるから当分戦えないのよねぇ〜」

 

真 「ノインヴェルトってそんな負担かかんだ」

 

百由「私達リリィにとっての切札だからねぇ〜」

 

依奈「それよりあのヒュージ、私達が撤退した後で姿を変えたって聞いたわ」

 

百由「これね」

 

ディスプレイに俺と鍔迫り合いするマークレゾンが映る。え?誰が撮ったの?

 

亜羅椰「なんでこのデカさのやつと鍔迫り合いしてるのよ…」

 

真 「クッソ重いぞあれ、耐えるので精一杯」

 

亜羅椰「そういう話じゃない」

 

え?

 

依奈「それに貴方、あれの対処を知ってるような動きしてるじゃない」

 

うへぇ鋭い…どう誤魔化すかな…ん?

 

真 「百由ちゃんなんか鳴ってるぞ」

 

百由「あら本当…理事長代行?何かしら…はい」

 

高松『真島君、すまないがそこに鈴村君は居るかね?』

 

百由「はい、いますけど…」

 

高松『理事長室に来るよう言ってくれ、至急だ』

 

あ、ふーん何となく察したわ。ここは

 

真 「てことで呼ばれてしまったので行かなくてはならないすまない本当にすまない。すまなすぎてすまない」

 

超早口で喋る。高松のオッサン、ナイス!足早に部屋を出る、ズズムーラワゴンはクールに去るぜ

 

百由「(だけど…ヒュージの能力が拡大したのは本当にCHARMのせいだけなのかな?そもそも契約がなければ使えないCHARMをなぜヒュージが操ったのか…真君もなんか知ってそうなのよねぇ〜)」

 

 

 

side真

 

真 「失礼します」

 

高松「入りたまえ」

 

扉を開け中に入る、そこには高松のオッサン1人だけしか居なかった

 

真 「お付きの史房ちゃんは?」

 

高松「時間が時間なのでな、上がらせたよ。それに君も彼女らがいる方が何かと喋りにくかろう」

 

わかってんねオッサン

 

高松「で、あのヒュージの件だが」

 

真 「デスヨネ-…あれはファフナーと言う人型機動兵器を模したヒュージです」

 

高松「人型機動兵器?」

 

真 「はい」

 

高松「それも君の世界の話か?」

 

真 「はい。それは一旦置いとくとしてあのファフナー…俺は勝手にF型って呼んでるんですけど…あれが現れたのは1年前…御台場迎撃戦の時です」

 

高松「なに?御台場迎撃戦には百合ヶ丘のリリィも出ている。盤匠谷君や白井君が…似た様なものなら何故分からない?」

 

真 「そりゃそうですよ」

 

だって

 

真 「あれはリリィの目に入る前に俺が跡形もなく全部ぶっ壊したんで…というかあれを作ったやつと戦ってるうちに壊したというか…」

 

高松「ヒュージを作る!?G.E.H.E.N.A.のような事を…」

 

真 「G.E.H.E.N.A.(あのカス共)程じゃないんですけどね…まぁそいつは俺がぶっ倒したんですけど…生憎海に落ちちゃって…」

 

高松「ではその者がまだ生きていてあのF型を作っていると」

 

真 「…いや、多分それはないと思うんですよ。アイツ最後…」

 

あの時のアイツの顔を思い出す。その顔はとても再びあんなヒュージを作る様な顔ではなかったと思う

 

真 「…多分今回のは俺がぶっ壊したヤツの残骸を吸収したレストアってことなんじゃないかなって」

 

高松「…では白井君のダインスレイフは?」

 

真 「そっちは俺にはさっぱり…でも甲州で見かけた時夢結ちゃんCHARM持ってなかったような気がすんだよな…」

 

記憶が正しければだけど。んー確か美鈴ちゃんが使ってたような…んー?

 

高松「…話は大体わかった。君は今後あれは増えると思うか?」

 

真 「…いや、多分ないと思います。今日戦ったマークレゾン…あれはかなり特殊な部類のファフナーなんで」

 

あんなのゴロゴロ居られたら溜まったもんじゃねぇわ。ただ怖いのが

 

真 「ザルヴァトールモデル(あの種類)まだ後3機居るんだよなぁ…」

 

うーやめやめ、噂すると出てくるから…(フラグ)

 

真 「てわけであれが又出てくるのは限りなく低いと思ってもらって多分大丈夫かなと」

 

高松「…そうか、わかった。では今回のあのF型はどこかのG.E.H.E.N.A.の施設から脱走したヒュージが進化した、なぜ君が分かるのかはG.E.H.E.N.A.の施設でたまたま似た様なもののデータを見た。そういう事にしておこう」

 

真 「了解です。要件はこれで終わりですか?」

 

高松「ああ、下がってくれて構わん。すまないな」

 

真 「気にしないでください。じゃあ」

 

高松「そうだ、君に言っておくことがある」

 

なんだ?百合に挟まるなって?ごめんなさい

 

高松「君の迅速な対応のおかげでリリィの被害が軽微で済んだ。礼を言う」

 

真 「あーえー…どういたしまして」

 

むずがゆ!

 

 

つづく

 

 

 




次回はあの子が新たに出てきます!パパってイッチを呼ばせて混沌作ってやろうか?(愉悦)

次回 【なんだよ…】フリージア【結構当たんじゃねぇか…】

コロコロ鉛筆(作者)ラブコメ書くってよ

  • 梨璃ちゃん、結婚します!?
  • 夢結と結梨と動物園デート
  • 美鈴の秘密の特訓♡(ポロリはないよ)
  • ふーみんに振り回される1日
  • 楓様の付き添いパーチィ
  • のじゃロリ百由様と喧嘩するってよ
  • 神琳、風邪を引くの巻
  • 雨嘉さん、右腕兼メイドになる
  • たづまいと猫の旅

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。