【百合百合か】アサルトリリィの世界に死神代行(消失編時)の力で介入するってよ【挟まらないようにせねば…(´•ω•)】   作:ストライカーシグマ5

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前回のお話!1つ!やっべぇ敵!マークレゾン が 現れた!

2つ!なんとそのマークレゾンが夢結ちゃんの元愛機のダインスレイフを使って強襲する!え?レゾンとダインスレイフの掛け合わせ?死ぬる

3つ!始解のフルパワーとノインヴェルトを併用し何とか撃破!え?まだまだザルヴァトールモデルいる?死ぬっちゅうねん!!


【なんだよ…】フリージア【結構当たんじゃねぇか…】

side?

 

荒れる海の中1隻の船が浮かんでいた。がその船は何かに襲われ沈没する

 

 

 

 

side真 梨璃 夢結 美鈴 二水 楓 ミリアム 神琳 雨嘉 梅 鶴紗

 

楓 「まったく派手にやらかしてくれたものね」

 

梨璃「昨日って戦闘ありましたっけ?」

 

海岸付近で警備中の一柳隊とアールヴヘイムの代打バッターの俺。まて俺1人でアールヴヘイム分の働き出来るわけねぇダルォ!?

 

二水「いえ。昨日は何もなかったはずです」

 

ミリアム「共食いでもしたんじゃろか」

 

臭いに顔をゆがめ鼻を抑える二水ちゃん。まぁ独特な臭いだな

 

二水「ヒュージを形づくるのは全てマギの力だからヒュージはものを食べたりしないはずです」

 

神琳「マギを失えばヒュージは巨体を維持できずその場で崩壊するはずよ」

 

へーそうなんだ

 

神琳「軟組織は一晩もあれば無機質にまで分解され骨格も数日で…」

 

鶴紗「それがまさに今」

 

雨嘉「この臭い…まだマシな方」

 

んーじゃあ月牙で全部ぶっ飛ばす?

 

美鈴「君はこの辺一帯を更地にする気か?」

 

真 「え?ダメ?」

 

夢結「ダメに決まってるでしょう…全く…」

 

えーなんで?臭いし残骸あるだけで邪魔じゃん…

 

夢結「百由に聞かせたらブチギレるわよ」

 

あー…

 

真 「想像出来る…」

 

なんなら色んな工具やら失敗作のCHARMの部品やらを持って追い回されそう(小並感)

 

梨璃「?」

 

真 「どした梨璃ちゃん」

 

梨璃「なんでしょうこれ」

 

ん?なんじゃこのバカでかい繭みたいなの…

 

真 「梨璃ちゃん!?」

 

何突っつこうとしてんの!?

 

真 「!?」

 

梨璃「わ!?」

 

今梨璃ちゃんのCHARMが反応したような…?

 

二水「梨璃さーん、どうかしましたか〜?」

 

梨璃「あ、二水ちゃん。今CHARMが」

 

え?どうした二水ちゃん、そんなびっくりして

 

二水「え!?り、梨璃さん!?」

 

梨璃「え?どうしたの二水ちゃん」

 

二水が俺達の後ろを指して

 

二水「梨璃さん…う、後ろ!」

 

振り向く俺達、それと同時に梨璃ちゃんに何かが抱きつく

 

梨璃「え!?ひゃあ!?」

 

真 「はい!?」

 

梨璃ちゃんに抱きついたのは全裸の女の子だった。女の子が口を開くと

 

梅 「なんでこんなところに人がいんだ?」

 

? 「くしゅん!」

 

梨璃「うひゃあ!」

 

と盛大にくしゃみをする。あーもう!とりあえず代行証の中になんかあったよな…えーとどれだっけ…これ…は空飛ぶ時に使う羽のやつ…これは…携帯用義骸…これは…伝令神機…あったあった!

 

真 「梨璃ちゃん、これとりあえずかけて上げて」

 

と俺が渡したのは「天踏絢」と言う霊子兵装番「四楓院家」の家宝の1つ。なんであるのかは…まぁ追々

 

 

 

〜百合ヶ丘・医務室〜

 

あの子を連れて百合ヶ丘に戻った俺達。あの子は今医務室で眠りについている。

 

夢結「できることはしたわ梨璃。行きましょう」

 

梨璃「あの…私もう少しここにいてもいいですか?」

 

自分が助けた為かかなり気になっている様子の梨璃ちゃん

 

夢結「わかったわ」

 

180:一般転生社畜 ID:mk1VugOy1

保護したか…

 

182:一般転生社畜 ID:ukNQvY95x

こっからだよなぁ…

 

183:代行擬赤目 ID:sinigamiredeye

あ、この子誰だか知ってるんですか?

 

185:一般転生社畜 ID:KEUAaJYHv

あーまぁ…うん

 

186:一般転生社畜 ID:T8b/s9SLA

なぁイッチ

 

188:代行擬赤目 ID:sinigamiredeye

はい?

 

190:一般転生社畜 ID:nyhYJXoyA

その子がもし…もし死に向かう運命だったら…お前さんはどうする?助けるのか?未来が変わったとしても

 

191:代行擬赤目 ID:sinigamiredeye

当たり前です。誰かが死んでもいい未来なんてあるはずがない

 

192:一般転生社畜 ID:oIZ1o8QZO

…イッチは本当にチョコラテやなぁ

 

194:一般転生社畜 ID:eSyKMrGY3

そんなイッチだからいいんだけどな

 

 

とりあえずこの子関連でなんか起きるんだな…まぁそれは流れを見るしかない。その前に…

 

真 「あのーこの誰か俺の顔の手当してくれ…」

 

さっき保護した女の子の時にやられた傷が痛む。なんなら俺顔梅干しみたいになってない?

 

鶴紗「自業自得だ」

 

ミリアム「じゃな」

 

美鈴「全くだ。言葉には気をつけた方がいい」

 

真 「なんで!?」

 

梅 「お前ってたまにデリカシーがどっか行くよナ」

 

 

〜回想〜

 

真 「梨璃ちゃん、これとりあえずかけてあげて」

 

天踏絢を渡し梨璃ちゃんは女の子にそれをかける。これでとりあえず大丈夫か…ん?

 

真 「なに?」

 

楓 「…いえ、幼気な少女の裸を見てもなんのアクションもないな、と」

 

真 「は?」

 

楓 「もしかしてコッチのけが…」

 

真 「ざけんな!?ちゃんと女の子が好きだわ!!」

 

なんだ、ちょっとほっとした顔して!もしかして俺ゲイとか思われてんのか!?

 

真 「ガキの裸なんぞ見てもなんとも思わんわ」

 

鶴紗「は?差別か?」

 

ミリアム「聞き捨てならんな?」

 

真 「ええ…幼児体型に何を求めろって…?」

 

それがダメだったのか鶴紗ちゃんとミリアムちゃんのCHARMが顔面にぶつかる

 

真 「いだァ!!」

 

雨嘉「鶴紗!?ミリアム!?」

 

神琳「流石にそれは…」

 

美鈴「全く…立てるかい?」

 

真 「あいあんと…」

 

と美鈴ちゃんの手を取って立とうとした瞬間

 

真 「え」

 

手を離され後頭部を思いっきりぶつける

 

真 「いっっっったぁぁぁい!!!」

 

ふぉー!!痛い!痛い!!痛いぃぃ!!!(イザーク感)

 

美鈴「おや、手が滑った。済まないね」

 

夢結「お姉様…」

 

ナンデ…ドオシテ…あ、ふーん

 

真 「誰も胸の話はしてないぞ」

 

追撃くらいました。なんだよ…結構当たんじゃねぇか…

 

〜回想終了〜

 

真 「いや、本当にごめんなさい…」

 

鶴紗「…流石にCHARM投げるのはやりすぎた」

 

ミリアム「じゃの…」

 

真 「成長期なんだから気にするな。きっと年相応になるって」

 

楓 「もう黙った方がよろしいんじゃなくって?」

 

神琳「ですね」

 

とわざとらしく腕組みをする2人…気の所為?マウント取りに行ってない?

 

 

 

 

side梨璃 美鈴

 

美鈴「気になるかい?」

 

梨璃「美鈴様…授業の方はいいんですか?」

 

美鈴「ああ、僕はもう必要な単位は取ってるからね。時間はかなり融通が効くんだ」

 

とウインクする美鈴

 

祀 「こんなところで何をしているの?ごきげんよう梨璃さん」

 

梨璃「あ、ごきげんよう…えと」

 

祀 「2年の秦 祀よ」

 

美鈴「祀は夢結のルームメイトなんだ」

 

梨璃「そ、そうなんですか!?失礼しました!」

 

祀 「夢結から何も聞いてない?」

 

梨璃「はい。何も」

 

祀 「はあ…ま、予想どおりだわ」

 

美鈴「相変わらず多くを語らないというか…不器用というか…」

 

くすくす笑う美鈴とはぁと肩を竦める祀

 

祀 「ふーんこの子ね?」

 

窓越しに先程助けた少女を見る祀

 

祀 「とはいえそうでなくてもあなた結構な有名人なのよ?もっぱらゴシップ的な意味だけど」

 

梨璃「はぁ…」

 

よくわかっていない梨璃、やれやれと首を振る美鈴

 

祀 「あっこんなところにいないであなたも入って?美鈴様も」

 

祀に促され中に入り椅子にかける梨璃と美鈴

 

梨璃「あの。祀様はどうして?」

 

祀 「言い忘れていたけど私も生徒会の役員なの。といっても代理なんだけど」

 

 

美鈴「…(生徒会が出てくる、か。まぁそうだよね)」

 

 

 

 

side 真 夢結 二水 楓 ミリアム 神琳 雨嘉 梅 鶴紗

 

楓 「帰ってきませんわね梨璃さん」

 

夢結「自分が助けたから世話を焼きたいのでしょう。責任感の強い子だから」

 

30分ぐらい経つが梨璃ちゃんと美鈴ちゃんは帰ってこない

 

夢結「気になるならあなたも行けばどうなの?」

 

楓 「治療室はおしゃべり禁止なんですのよ。せっかく梨璃さんといたところで黙ったままどうしろと?」

 

真 鶴紗「見舞えよ」

 

梅 「意外だナ~黙っていてもできることはありますわ。とか何とか言うかと思ってたのに」

 

楓 「なるほど!その手がありましたわ!」

 

ミリアム「あるか!」

 

楓ちゃんはブレねぇな…あ、梨璃ちゃん帰ってきた

 

梨璃「あっお姉様ー!」

 

夢結「梨璃どうしたの?そんなに慌てて。あの子が目を覚ましたの?」

 

となんか抱えて夢結ちゃんの元に来る梨璃ちゃん

 

梨璃「いえ。まだ寝てます。ぐっすり。私お姉様に戦術理論の講義で教えてほしいことがあったんですけど…」

 

とここでチャイムが鳴り響く

 

梨璃「ああ~間に合わなかった!これから講義なんです!ごきげんようお姉様」

 

とバタバタと嵐のように過ぎ去る梨璃ちゃん。ほかの面々も自分の授業に向かう

 

梅 「夢結は授業ないんだっけ?」

 

夢結「取れる単位は1年生の時に全部取ってしまったから」

 

マジかよ詰め込みすぎだろ

 

梅 「あっそ、じゃーなー」

 

と俺と夢結ちゃんだけが残される

 

夢結「…貴方は?」

 

真 「俺も今日は暇だなぁ…」

 

今日は調理場当番じゃないし。修復する箇所も昨日終えちゃったし

 

真 「ん?それ」

 

さっき梨璃ちゃんが持ってた教本だ

 

梨璃「まったく…そそっかしいんだから」

 

と言う割には嬉しそうじゃない。この妹馬鹿め

 

真 「紅茶のおかわりいる?」

 

夢結「ええ、お願い」

 

かしこまっ!☆

 

 

 

 

side真 梨璃

 

あの後夢結ちゃんにおかわりを入れなんとなく気になったから例の女の子の元に俺、参上!(デッデッデ-デデデ)した。まぁ寝てるんだけどさ

 

真 「(いつか、この子に何かが起きる…そんなのは絶対俺がさせない)」

 

スレットの反応を見た感じ何かとてつもないことが起きるのは明らかな雰囲気だった

 

真 「…はぁ、覚悟決めとかなきゃなぁ…」

 

まぁやれるだけやりますか

 

梨璃「あれ?真さん?」

 

真 「講義は終わったのか?」

 

梨璃「はい!」

 

逆側に座って教材を広げる

 

梨璃「あれ?えっと…あの教本どこやったっけ?」

 

と慌てながら何かを探している梨璃ちゃん

 

? 「へっぷし!」

 

真 「うおっ!」

 

誰だ!びっくりした…ああ、起きたのね

 

梨璃「具合はどう?気分は?どこから来たの?名前は?年はいくつ?」

 

いや、合コンの質問になってってねぇ?

 

真 「梨璃ちゃん?そんな一気に聞かんでも…」

 

梨璃「あ、そっか…急に言われても分からないよね、ごめんね。私一柳梨璃」

 

? 「り、り…ふふ…ふふ…」

 

え、笑う要素ある?顔真っ赤だし…ってどこ向いてんねん

 

梨璃「えっ?何でそっち向いちゃうの?いいでしょ。笑ってる顔見せてよ」

 

真 「あんまりがっつかないの」

 

200:一般転生社畜 ID:+1eyplzEv

ああ^〜心がぴょんぴょんするんじゃあ〜

 

201:一般転生社畜 ID:MzyibgD+n

やっぱり百合は最高だぜ!!

 

202:代行擬赤目 ID:sinigamiredeye

うっわキッショ

 

203:一般転生社畜 ID:hA+L5ZjaJ

おい、言葉を選べよイッチ

 

205:一般転生社畜 ID:k59BbIJ37

こいつらがキショいなら俺らもキショいんだゾォ!?

 

207:代行擬赤目 ID:sinigamiredeye

いや、尊いってのは賛同しますけど…最近思ったんすけど皆さん過剰に反応しすぎじゃないです?

 

209:一般転生社畜 ID:3Sgg3anNH

うるせぇ!!こちとらむっさい男ばっかの世界なんだよォ!!

 

210:一般転生社畜 ID:WdXby4vng

そうだそうだ。なんなら周りまともに人間居ないし

 

212:一般転生社畜 ID:2fu1GN9DR

俺なんて拳王を名乗らされてるゾ

 

214:一般転生社畜 ID:76tJXFLa5

未来が弟に殺されるの確定してるじゃないですかヤダー

 

 

え、世紀末に行ってるの?辛くね?199X年かよ

 

 

梨璃「え?指輪が…」

 

梨璃ちゃんが女の子の手に触れると梨璃ちゃんの指輪が光る。これってつまり…

 

梨璃「これ、私のマギじゃない…」

 

祀 「そう、その子はリリィよ」

 

といつの間にか現れたのは祀ちゃんとマッドサイエンティストの百由ちゃん

 

梨璃「祀様…と百由様」

 

百由「ごきげんよう梨璃。ちょうどさっき結果が出たところでね。保有マギの値を示すスキラー数値は50ちょっと、心許ないけどリリィはリリィね」

 

確かスキラー数値って50が最低値だったよな

 

梨璃「スキラー数値50って…私がリリィに受かった時の数値と一緒です」

 

百由「あら奇遇ね」

 

…本当に偶然か?それになんかそれ以外の意図を感じる

 

真 「なぁ」

 

祀 「あ、ごめんなさい。はいもしもし」

 

俺が聞こうとした時祀ちゃんのケータイがなる

 

祀 「はい、はい…分かりました、伝えます。真君、急いで理事長しっかりに行ってくれるかしら?」

 

真 「え?また?今回はまじで心当たりないぞ…」

 

祀 「いえ、今回はそういう類では無いみたい」

 

あ、ふーん(察し)面倒臭い事ね。おk把握

 

真 「って訳だから俺は行くな」

 

よっこいせっと…ん?

 

? 「う…う!」

 

あの、なんで俺の服掴むんですか…

 

梨璃「だ、ダメだよ」

 

と梨璃ちゃんが離させようとする。あーいいよ

 

真 「用が終わったら戻ってくるから皆の言うことちゃんと聞くんだぞ」

 

ぐりぐりと頭を撫でる。すると握っていた手が離れる

 

真 「じゃ行ってくるわ」

 

まじで何で呼ばれるかわかんねぇけど…あ!もしかしてラーメン用のでかい寸胴買ったのバレた?やっだぁラーメン作って持ってかなきゃ(使命感)

 

 

 

side真

 

真 「鈴村です。入りまーす」

 

カチコミの時間ダオラァ!!と部屋を蹴破る(普通に開ける)すると史房ちゃんが口に指を立てて静かにするように促してくる。よく見ると高松のオッサンが何かと喋ってる。これエヴァのゼーレみたいだな

 

? 『時に高松君。先日そちらに保護された民間人のことだが』

 

真 「…あれ誰?」

 

史房ちゃんに近付いて確認してみる。まぁ大体の予想は付いてるけど

 

史房「安全保障審査委員会の方達です」

 

真 「へぇ…誰?」

 

史房「読んで字の如し」

 

真 「…要は頭でっかちの集団?」

 

史房「…」

 

おい、目を合わせろ生徒会長

 

高松「あ~該当する者はおりますがそれが何か?」

 

長官『民間人がヒュージとの戦闘に巻き込まれたというのなら対外的な問題になる前に我々には身柄を引き受ける用意がある』

 

高松「せっかくですがお気遣いはご無用です。彼女はリリィであると判明しました」

 

長官『ほう、リリィとな』

 

副長官『君達の手を煩わせるには及ばん。提案を受け入れてはどうだ?』

 

高松「ご存じのとおり当学院には対ヒュージ防衛戦以外にもリリィの保護という役割があります。そのため学院には独自の自治権が認められております」

 

長官『リリィ一人がどれだけの戦力になるか。そのリリィを1カ所に集中させかつシビリアンコントロールを受けることもなく自治などと…それがどれだけ危険視されているかはもちろん君も知っているだろう』

 

高松「もちろんです。関係各所にそれを認めさせるための苦労は筆舌に尽くしがたいものがありました」

 

真 「…絶対ただの建前だよな、口先だけの能無し」

 

長官『誰だ!』

 

真 「あ、やべ」

 

口に出てた?うんうんと頷く史房ちゃん。oh......ヤッチマッタナ

 

高松「これこれ、鈴村君」

 

副長官『鈴村…?貴様まさか』

 

長官『…高松君。彼共々我らに任せる気は無いかね?』

 

真 「嫌に決まってんじゃん。誰がお前らなんぞに協力するか」

 

だったらまた放浪の旅人やるわ。それに

 

真 「裏でコソコソするしか出来ない奴らなんかになんで俺が協力すると思ってんの?馬鹿なの?」

 

副長官『貴様!さっきから黙って聞いていれば!!』

 

真 「いや、黙ってないじゃん。それ静かに聞いてた人の言葉ゾ」

 

高松「まぁ待ちたまえ、鈴村君。この学院が預かるのは年端もいかぬ子供ばかり。その彼女達をヒュージ殲滅の矢面に立たせる我々もまた危険なのではありますまいか?」

 

副長官『今のは問題発言として記録されるぞ』

 

高松「少なくともリリィが人間の敵になるなどあり得ないことです」

 

長官『リリィ第一世代としての君の見解は承知している。だが過度な思い入れは判断を誤ることになる』

 

高松「一つお聞かせ願いたいのだが彼女に興味を示しているのはどこの誰ですかな?」

 

副長官『質問の意味が分かり兼ねるが?』

 

長官『君には関係の無いことだ』

 

真 「へぇ?そういや昼過ぎぐらいからこの辺じゃ見かけない人間を見かけましたよ。理事長代行」

 

高松「ほう」

 

真 「とっ捕まえてきますね」

 

副長官『っ!』

 

高松「なぜ反応されるのですか?関係ないならば無関心のはずだが?」

 

副長官『ヒッ』

 

長官『待て、また日を改める』

 

と言って切れる

 

高松「はぁ…すまなかったのう。付き合わせてしまって」

 

真 「とか言ってわざと俺呼んだんでしょ?」

 

尻尾出させる為に

 

高松「なんの事やら…出江君も済まなかったな」

 

史房「いえ。生徒会長としての権利ですから。それよりお聞かせ願えますか?理事長代行が彼女をどのようにお考えなのかを」

 

 

 

side真 梨璃

 

梨璃「あっ!いっけない!明日の実技の練習忘れてた!」

 

と立ち上がる梨璃、そのまま部屋を出ようとするが

 

? 「りり」

 

梨璃「えっ?あの…大丈夫だよ。また来るから」

 

? 「りり、いかない」

 

いやいやと梨璃に縋り付く

 

祀 「梨璃さんはもう行かなくちゃいけないの。代わりに私で我慢して」

 

とひょこっと祀が出てくるが

 

? 「ない!いー!」

 

と嫌がられてしまい

 

祀 「ああ…ハートブレイク…」

 

真 「どったの」

 

そんなタイミングで帰ってきた真

 

梨璃「実は…」

 

と説明を受けた俺

 

真 「なるほどね…とりあえず練習行きな。俺が見とくから」

 

? 「りり…いかない!」

 

真 「はぁ…いいか?梨璃ちゃんには梨璃ちゃんのやらなきゃいけないことがある。それを邪魔するのはダメ」

 

? 「う〜!」

 

真 「唸ってもダメです」

 

全くこの子は…

 

祀 「なんか…意外ね。君なら居ればいいとか言いそうなのに」

 

真 「それは自分にやることがなかったらだろ。梨璃ちゃんは課題をやるんだ、優先順位は決めなきゃ」

 

甘やかすだけじゃダメだしな

 

梨璃「あの…私いた方がいいんでしょうか?」

 

祀 「じゃあこうしましょう。梨璃さんは当面この子のお世話係になって。あなたの学業やレギオンのことは学院側からフォローしてもらうわ、どうしても手が回らない時は真君にも手伝ってもらうから」

 

真 「なにそれ聞いてない」

 

梨璃「そんな…そこまでしてもらわなくても」

 

祀 「この子のことは理事長代行直々に任されているのよ。梨璃さんがいてくれれば私も安心だしレギオンの人達には私から伝えておくから」

 

梨璃「あ、いえ…それは私から言わせてください」

 

 

 

 

 

side真 梨璃 夢結 二水 楓 ミリアム 神琳 雨嘉 梅 鶴紗 美鈴

 

レギオンの控え室に入りことの次第を説明する梨璃ちゃん

 

神琳「差し出がましいようですが梨璃さん、少し入れ込みすぎでは?」

 

梨璃「あの子にだって家族や大切な友達がどこかにいるんです!それを思い出せないって自分の全部がなくなっちゃったのと同じだと思うんです!だから…せめて一緒にいてあげたくて」

 

楓 「だとしてもそれが梨璃さんの役割である必然性のないことは分かってらっしゃいます?」

 

梨璃「それは…そうなのかもしれないけど」

 

と言葉に詰まる梨璃ちゃん。今回に関しては俺は口を挟む気は無い、自分で決めて自分でどうにかする。そうしなければ人間ってのは成長しないからな

 

夢結「あなたは一柳隊のリーダーよ。その穴は誰にも埋め合わせることはできません」

 

と厳しい言葉を使う夢結ちゃん、でもぉ?

 

夢結「埋められないものは埋まりません…が、それでも何とかするしかないでしょう。心配しないで梨璃」

 

ほらな、これだから甘々姉は…美鈴ちゃんも肩すくめてるし

 

梨璃「は…はい!ありがとうございます。私のわがままで…」

 

夢結「わがままではないわ。それは思いやりよ。堂々となさい」

 

美鈴「レギオンは僕が何とかする、可愛いノルンの為だしね」

 

神琳「こんな時代だもの。誰だって身近な誰かが傷ついているわ」

 

雨嘉「手の届くところにいるなら手を伸ばしたいよね」

 

梅 「そうだ、梅はうらやましいゾ」

 

鶴紗「気持ちは分かる」

 

楓 「私だって異論ございませんわ」

 

ミリアム「なんでも申してみぃ!」

 

二水「お手伝いします!」

 

梨璃「みんな…ありがとうございます。じゃあ行ってきます!」

 

そう言って出ていってしまう梨璃ちゃん

 

夢結「一度言いだしたら聞かなくてそれでいて一度にいくつものことをこなせるほど器用ではないのだから」

 

楓 「本当に退屈しない方ですわ〜」

 

真 「落ち着きがないなぁ…ん?」

 

なんだ?テーブルのカップが揺れてるような…楓ちゃんが足元を覗くと夢結ちゃんが貧乏ゆすりをしている

 

楓 「夢結様…どうかなさいまして?」

 

夢結「何か?」

 

真 「自覚ないんかい」

 

楓 「夢結様…そうは言ったもののどこか落ち着かないのではありません?」

 

夢結「多少…」

 

楓 「胸の内がザワザワと?」

 

夢結「かもしれないわね…」

 

楓 「ささくれがチクチクと痛むような?」

 

夢結「何故それを…」

 

いやそれってさぁ

 

真 楓「夢結ちゃん(様)それはヤキモチじゃね(です)」

 

夢結「ヤキモチ?私が誰に?」

 

楓 「もちろん梨璃さんの大事なあの子に、ですわ」

 

真 「おめーなんでノリノリなんだよ」

 

楓 「ええそりゃもう!一匹狼として仲間からも恐れられた夢結様が梨璃ロスで禁断症状とは。ぷぷ~ですわ」

 

夢結「梨璃ロ…」

 

さらに煽るかのように

 

楓 「ことこのことにかけては私に一日の長がございましてよ~」

 

鶴紗「威張ることか?」

 

真 「だな」

 

夢結「と、ともかく!貴方、梨璃がちゃんとやっているか見張っていて頂戴」

 

真 「ん?まぁ元からあの子を見るように高松のオッサンから言われてるから別にいいけど」

 

んじゃいその「私は今不満よ」と言わんばかりの顔は…

 

真 「とりあえず俺は行くぞ。午後も俺哨戒出なきゃだし」

 

そう言って真が去る

 

鶴紗「…夢結様、ひとつ聞いてもいいですか」

 

夢結「何かしら、梨璃の事なら…」

 

鶴紗「いえ、梨璃じゃないです」

 

夢結「?何かしら」

 

鶴紗「なんで真の事名前で呼ばないんです?」

 

紅茶を吹きかける夢結、その姿を見た美鈴がニコニコとし

 

美鈴「それは僕も聞きたいな、ちゃんと相手の名前は呼ばなきゃダメじゃないか」

 

夢結「そ、それは…」

 

神琳「それは?なんでしょう?」

 

さらに神琳も加わる。助けを求め梅を見るが笑っている

 

夢結「梅ぃ…!」

 

雨嘉「もしかして男の人の名前を呼ぶのが恥ずかしい、とか?」

 

楓 「まさかそんな事…夢結様でしてよ?」

 

有り得ませんわと紅茶を啜りながらちらっと夢結を見ると

 

夢結「し、仕方ないじゃない。男の子が近くに居たことなんてほぼなかったんだから…」

 

と耳を赤くして顔を隠す夢結、それを見た美鈴達は

 

一同「(は?かわよ)」

 

 

 

 

 

つづく




次回は夢梨ちゃんが正式に一柳隊に!

次回【感謝】フリージア2【友情】
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