【百合百合か】アサルトリリィの世界に死神代行(消失編時)の力で介入するってよ【挟まらないようにせねば…(´•ω•)】   作:ストライカーシグマ5

25 / 93
前回のお話!

1つ!意識不明で運び込まれた真!精神世界で斬月に叩き起される!

2つ!梨璃ちゃんを元気づける為に髪飾りを探すらしい!おや?楓ちゃんの様子が…?

3つなんやかんやあって真の精神世界に入った梨璃ちゃんと結梨!でも2人の卍解で叩き出される!


【儚い恋】アネモネ2【見捨てられた】

side真 斬月

 

卍解し手に持った天鎖斬月を振るい周りの霊子を吹き飛ばす

 

斬月「テメェに天鎖斬月()が使いこなせんのか?」

 

真 「さてな、やってみりゃわかんじゃね?」

 

斬月「結果は見えてんだよ!!」

 

黒い月牙が俺に向かってくる。まぁでも

 

真 「使いこなせねぇ?こいつを見てもか?」

 

月牙天衝を片手で叩き割る

 

斬月「テメェ…!」

 

真 「お前なら分かる筈だ、この力は俺1人の力じゃねぇ」

 

この力には護廷十三隊全ての霊力が注ぎ込まれている。だからあの一護にはあれ程の力を出せたんだ、その力を受け継いだ今の俺なら

 

真 「これぐらいの芸当俺でも出来る」

 

斬月「はっ!ならこれならどうだ?」

 

あいつが手を自分の顔の前に翳し虚の仮面を付ける

 

真 「テメッ…虚化はダメだろ!!」

 

斬月「知らねぇなぁ!!」

 

左手の指を俺に向ける。指先に霊力が溜まり放つ、これって

 

真 「俺の中で虚閃なんて撃ってくんなよ!」

 

月牙天衝を放ち虚閃を掻き消すが

 

斬月「ここはテメェの精神世界()なんだぜ?想像すりゃ何でも出来んだよ」

 

自分の持つ白い天鎖斬月で指先を切って虚閃に混ぜ俺に向ける

 

真 「それ…っ!」

 

斬月「ヒャハハハッ!!死ね!!王虚の閃光(グランレイ・セロ)!!」

 

お前十刃じゃねぇじゃん!なんでもありかよ!!

 

真 「クソがっ!!」

 

王虚の閃光が俺に直撃する

 

斬月「ここはお前の知識が全て俺の力になる。お前が覚えているもの全てが俺のものだ、でもテメェは違う。テメェの力ってのはその卍解だけだ、いくら他の死神達の力が入ったってその程度ってこった」

 

 

 

 

 

 

side 夢結 美鈴 二水 楓 ミリアム 神琳 雨嘉 梅 鶴紗

 

楓 「さ~!今日も張り切ってまいりましょう!」

 

とやる気満々の楓、それを他所に

 

ミリアム「急にどうした?」

 

鶴紗「腹でも壊したか」

 

猫と戯れる鶴紗達が妙なものを見る目でみている

 

楓 「千里の道も一歩から、ですわ!」

 

夢結「さっさと始めましょう」

 

こうして3日、4日、5日と日にちが過ぎていくが一向に梨璃の髪飾りは見つからない。天気も下り坂でとうとう雨も降ってくる

 

ミリアム「は~。お湯が骨身にしみるぞい」

 

神琳「ここのところ冷えますものね」

 

お湯に漬かりだらしない声を出す一同

 

二水「明日は真さんが独房から医務室に移されます…」

 

雨嘉「結局見つからないのかな」

 

鶴紗「四つ葉のクローバーだけに」

 

と諦めムード、が

 

壱 「何か探してるの?」

 

と壱が話に入ってくる、一方輪の中に居ない楓はと言うと

 

汐里「楓さん、今夜もですか?」

 

楓 「ええ、ぜひお願いしますわ」

 

となにやら汐里とコソコソと話している

 

壱「そっか。梨璃の髪飾りと代行証をね」

 

樟美「私も手伝いたい」

 

二水「えっ?いいの?」

 

亜羅椰「早く見つけないといつ次のヒュージが現れるか分からないでしょ」

 

壱 「また戦闘があったらもう見つからないかも」

 

とアールヴヘイムの1年も探すのを手伝ってくれる様子

 

神琳「ええ。夢結様達にも話してみましょう」

 

その会話を閑が横目で見るとも知らずかな

 

 

 

side楓

 

夜が深まる中、ある一角の部屋だけ光が着いていた。そこは創作倶楽部と書かれた部屋、その中で楓は何かを作っていた

 

 

 

 

side真 斬月

 

斬月「呆気なかったな、これで」

 

真 「これで、なんだ?」

 

斬月「っ!?」

 

背後から斬り掛かる。ばーかいくら王虚の閃光だからって直線だ。なら避けようはあるっての

 

斬月「そうでなくっちゃなあ!!王よ!」

 

俺の攻撃を斬魄刀で受け止める

 

斬月「少しは楽しませろよ!!」

 

真 「生憎と俺は楽しむ気はねぇよ!!」

 

刃を弾きあげ距離を取り天鎖斬月を振り上げ霊力を食わせる。斬月(あいつ)も同じように斬魄刀を振り上げ

 

斬月「月牙ァ!!」

 

真「天衝ォォ!!」

 

俺と斬月の月牙天衝がぶつかり合う。拮抗し霊圧が食い合う

 

真 「押し切れぇぇ!!」

 

が先に拮抗を崩したのは俺の月牙天衝だった。あいつの月牙天衝の余波の霊子を食い巨大化する

 

斬月「やるじゃねぇか…でもな」

 

あいつは指を立て霊子を凝縮し虚閃を放つ。月牙天衝と虚閃が融合し俺の月牙天衝を壊す

 

真 「ぐっ!?」

 

黒い月牙天衝と虚閃が混ざった斬撃が俺を襲う。なんつぅ威力だよっ…!!天鎖斬月で受け止めるけど

 

真 「ぐはっ!?」

 

斬撃を受け止めきれずの左肩を斬りつけ

 

斬月「終わりだ」

 

目の前に現れ俺に斬魄刀を突き刺す

 

真 「ゴホッ」

 

斬月「なんでテメェが俺に勝てねぇか教えてやろうか?」

 

真 「勝てねぇ…?決めつけんなよ…まだ、終わってねぇ…!」

 

斬月「いいや、終わりだ」

 

斬月が俺の天鎖斬月に触れる。その瞬間天鎖斬月がボロボロと崩れ落ちていく…これは…

 

斬月「テメェには本能がねぇんだよ」

 

真 「本…能…だと?」

 

斬月「俺達の皮を剥ぎ、肉を抉り骨を砕いた神経の奥!原初の階層に刻まれ研ぎ澄まされた殺戮反応だ!!」

 

ふざ…けんな…

 

斬月「俺はテメェが斬月()の力を引き出そうとすればするほど俺の力が強くなる。そうやってテメェの魂を支配しやすくなっていく。でもテメェは斬月()の力を引き出そうとしねぇ…なぜだか分かるか?」

 

俺の髪を掴み

 

斬月「テメェが俺の力を恐れてるからだ!!だから卍解しねぇ!!あのレゾンとか言うヒュージの時だってそうだ!!一度は卍解しようとしたがテメェはそれを辞めた!!何故だ?簡単だよなァ!!テメェは防衛本能で斬月()の力を使うことを恐れたからだ!!」

 

恐れる…

 

斬月「だからテメェは俺に勝てねぇ!!そして」

 

斬魄刀を引き抜こうと力を込める

 

斬月「俺が王になる」

 

 

 

 

side夢結 美鈴 二水 楓 ミリアム 神琳 雨嘉 梅 鶴紗

 

夢結「あ…」

 

夢結が浜辺に着くとそこには百合ヶ丘のリリィが勢揃いしていた

 

夢結「ありがとう。恩に着るわ」

 

天葉「ぷっ…恩に着るっていつの人よ」

 

笑う天葉、その横で壱も吹き出しそうなのを我慢している

 

夢結「ごめんなさい。こんな時どう言えばいいか分からなくて…」

 

天葉「落ち込んでいる梨璃のためにも何とかしたいと思うのは自然なことでしょう。私達は仲間なんだから」

 

梨璃の、結梨の為にこれだけの人が集まってくれた。これならば見つかるかもしれない

 

楓 「ぶえっくし!」

 

雨嘉「ひっ!?」

 

と突如のくしゃみにびっくりする雨嘉

 

雨嘉「いないと思ったら先に来てたんだ」

 

神琳「大丈夫です?」

 

楓 「いえ。おかまいなく…」

 

ずひっと鼻をすする楓

 

天葉「レアスキルを合成させるなら接触式の方が非接触式よりも効率はいいわ」

 

そう言われフェイズトランセンデンス持ち以外が手を繋ぐ

 

天葉「とはいえこんなに大勢でやったことはないけど」

 

鷹の目とテスタメントを発動、それに合わせてミリアムと亜羅椰が

 

ミリアム 亜羅椰「必殺!フェイズトランセンデンス!」

 

増幅したマギを使い鷹の目で目的の物を探す、そして

 

一同「あったぁぁぁ!!」

 

見つけた途端楓が梅に乗っかる

 

楓 「あそこです梅様!」

 

梅 「何だ!?」

 

楓 「レアスキル縮地ですわ!はいよー!」

 

と楓が海を指す

 

梅 「お、おう!うぉぉぉ!!」

 

楓を乗せて海を駈ける梅、目的の場所に近付くと

 

梅 「いっけぇぇ!!楓ェェ!」

 

と投げ飛ばす。くるくる回転し海を割り

 

楓 「みつけましたわァァ!!」

 

と四葉のクローバーの髪飾りを手に取ったどーポーズの楓、そしてずぶ濡れになる

 

楓 梅「ぶえっくしょ!!」

 

タオルに包まり焚き火で温まる2人

 

鶴紗「結局梨璃の髪飾りしか見つけられなかったな」

 

焚き火を続く鶴紗がボソッと呟く

 

神琳「そうですね、あの爆発で塵になってしまったのかも知れません」

 

雨嘉「…仕方ない、のかな…」

 

溜息を着く一同

 

百由「はーいなんか凄いことやってたわね〜」

 

ミリアム「なんじゃ百由様か」

 

百由「ハローぐろっぴ、ごめんね〜間に合わなくって」

 

砂に足を取られ倒れそうになりながら現れた百由

 

百由「聞いたわよ〜梨璃の髪飾り見つかったんですってね?」

 

美鈴「奇跡的に綺麗に残っていたよ」

 

百由「良かったじゃないですかー」

 

美鈴「問題はもう1つの方でね」

 

百由「あー代行証の方ですか」

 

美鈴「ああ、さっきのでは見つけられなくてね」

 

皆が梨璃の髪飾りの方をイメージしていたせいもあるが代行証を見たことの無い生徒もいた

 

百由「そういうのって案外近くにあったりするのよねぇ…この前なんてメガネ探してたら頭にかけてたの忘れてたもの!」

 

ミリアム「それは百由様があれなだけじゃろ…」

 

百由「四徹してたからね!」

 

美鈴「徹夜も程々にね」

 

はーいとメガネをキランとさせる百由、やれやれと首を振るミリアム。ミリアムの髪で遊ぶ猫

 

ミリアム「これ、お主らも遊ぶのやめんか」

 

鶴紗が気を引こうとするがミリアムの髪の方がいいらしく見向きもしない。落ち込む鶴紗の前を一匹の金の目をした黒猫(・・・・・・・・)が前を横切り

 

黒猫「にゃー」

 

と美鈴達を見て鳴く

 

雨嘉「?着いて来いって言ってるのかな」

 

神琳「あら、可愛らしいですね」

 

鶴紗「…なんか変な迫力を感じる気がするんだけど」

 

美鈴「鶴紗もかい?僕も何故だか不思議な気配は感じる」

 

ミリアム「気の所為じゃろ」

 

猫 「にゃー」

 

もう1鳴きして歩き出す黒猫

 

二水「行ってみませんか?猫ってすごく頭いいって言うじゃないですか」

 

美鈴「ふむ、そうだね。行ってみようか」

 

楓 「私と梅様はここで留守番してますわ」

 

梅 「ずぶ濡れだしな」

 

楓 梅「ぶえっくしょい!」

 

百由「2人は私が見てるから行ってらっしゃい」

 

美鈴達は黒猫の後を追って行く。数分歩いた所で黒猫は止まる

 

美鈴「ここは…」

 

二水「あのヒュージの残骸が行き着いた場所ですね…まだ回収が済んでないポイントです〜」

 

黒猫が残骸の上を器用に飛び大きい残骸に乗っかる

 

雨嘉「ここに何かあるの?」

 

神琳「どかしてみましょう」

 

せーので残骸を退かすとそこには

 

二水「あー!これ!!」

 

砂に突き刺さった代行証があった

 

二水「やりました〜!」

 

神琳「まさか本当に猫が見つけるとは…」

 

雨嘉「ありがとう猫ちゃん!…あれ?」

 

雨嘉が振り向くと既に猫は姿を消していた

 

鶴紗「場所だけ教えて消えた?」

 

美鈴「まるで忍者だね」

 

 

 

side ?

 

黒猫は代行証を発見したのを見届け

 

? 「やれやれ、代行証を落とすとは」

 

はぁと溜息を着く

 

? 「まぁあれだけの爆発でよう生きておったわ。それでこそ儂と同じ外から来た者よ(・・・・・・・・・・・)。さて」

 

美鈴達を一瞥して踵を返す

 

? 「儂も戻るとするかのぅ。彼奴にちゅーるをせびりにのぅ」

 

 

 

side梨璃 結梨

 

今日は真さんが独房から医務室に移される日。結局あれ以来真さんの精神世界?の中には入れなかった。真の移動の準備を手伝う私と結梨ちゃん

 

結梨「なんだったんだろうね、あれ」

 

梨璃「私にも分からないよ」

 

でもなんだかあの白い人は

 

結梨「怖かったな、あの白いの」

 

梨璃「え?」

 

結梨「あの白いの…私達に気が付いてた、それなのに真と戦ってるところをわざと見せてたんだ」

 

え!じゃあ

 

梨璃「真さんも?」

 

結梨「それはわかんない」

 

梨璃「そっか…」

 

結局何も出来ないんだね、私

 

結梨「梨璃、元気出せ」

 

梨璃「ありがとう、結梨ちゃん。大丈夫だよ…さっ私達は出てよう」

 

独房を出るとそこには

 

夢結「ごきげんよう、梨璃」

 

梨璃「夢結様…?皆さん…?」

 

どうして…?

 

 

 

side梨璃 夢結 結梨 美鈴 二水 楓 ミリアム 神琳 雨嘉 梅 鶴紗

 

楓 「さ、梨璃さん。これを」

 

梨璃「これ…」

 

と手渡されたのはあの戦闘で無くしたと思ってた四葉のクローバーの髪飾り…

 

楓 「ささっ。いつまでもご覧になってないでさっさとおつけになって」

 

と楓さんに促される、けどこれ…

 

梨璃「これ…どこに売ってたんですか?」

 

楓 「えっ!?」

 

梨璃「私のなくしたのとそっくり」

 

二水「そっくり!?」

 

結梨「くんくん…これ梨璃の匂いしない、でも楓の匂いはする」

 

雨嘉「同じものじゃ…」

 

梨璃「私のは四つ葉の1枚にヒビが入ってたの。でもこれにはないし」

 

楓 「ほほほほ…それはリサーチ不足…」

 

楓さん…?お姉様が後ろで怖い顔してる…なんでだろう?

 

夢結「どういうことかしら?楓さん」

 

楓 「い…いやですわ夢結様。そんな怖い顔して…おほほほほ~…」

 

はぁとなんだか観念したような顔をしてポケットから何かを取り出す楓さん、これって!

 

梨璃「これ…これ私のです!」

 

焦げてめちゃくちゃになっちゃってるけどこれは私がつけていた髪飾りだ

 

汐里「新しいのは楓さんがご自分で作ったんです」

 

二水「汐里さん!?」

 

梅 「どういうことだ?」

 

楓 「…本物は2日目だか3日目だかに浜辺で見つけていましたの。だけどたとえ見つかってもこれでは梨璃さんを余計悲しませるだけだと…」

 

神琳「では今日の昼間見つけたのは…」

 

楓 「あんな大がかりに捜されてはさすがに本物の在処がバレてしまいますから早起きして本物を仕込んでおいたんですの」

 

ミリアム「わしらまで謀ったとわな…」

 

楓 「で私が最初にそれを手にして昨夜できたばかりの偽物とすり替えたという寸法ですわ」

 

雨嘉「楓がそんな手の込んだことを…」

 

楓さんはその場に体育座りして

 

楓 「ええええええええ!梨璃さんや皆さんを欺いたのは紛れもない事実ですわ!煮るなり焼くなり好きになさってくださいまし!バレたらバレたで私一人が全ての責めを負えば済むことですもの!」

 

壱 「思いっきり汐里を巻き込んでるし」

 

汐里「いえ。私は工作室をお貸ししただけで。何をなさっていたかはここで知りました」

 

梅 「楓…お前…」

 

楓 「なんですの…」

 

梅様が神妙な顔してる…お、怒らないで!

 

梅 「お前良い奴だな」

 

梅様がそう言うと周りの皆も頷く。私は思わず楓さんに抱きつく

 

梨璃「ありがとう。楓さん」

 

楓 「ど…どういたしまして」

 

楓さんから貰った髪飾りと壊れてしまった髪飾りを手に取って

 

梨璃「それに皆さんも…楓さんの言うとおりかも。この髪飾りだけだったら私辛いことしか思い出せないかもしれない」

 

あの時の無力な自分、きっとそのことばかりに囚われていたかもしれない

 

梨璃「だけどこっちのもあればみんなの気持ちを感じて嬉しい気持ちになれるから。私にはどっちも本物です」

 

楓 「は…はあ。それはあれですわね。狙いどおりってやつですわね。はは…」

 

夢結「お立ちなさい。私からもお礼を言うわ。ありがとう楓さん」

 

楓 「そんな!私は梨璃さんのためにしたんです。夢結様にまでお礼を言われる筋合いはございませんわ」

 

夢結「シュッツエンゲルとして。姉として言っているの」

 

楓 「あーそれはあれですわね。梨璃さんは私のものよ!渡さないわ。という私への牽制ですわね」

 

夢結「ええ。そのとおりね」

 

楓 「く~っ!認めましたわね!」

 

鶴紗「もうやめとけ。お前はよく戦った」

 

お姉様と楓さん、こんなに仲良くなったんだね…あれ?

 

梨璃「どうしたの?結梨ちゃん」

 

結梨「梨璃、やっと笑ったなって」

 

梨璃「え?」

 

結梨「梨璃、ココ最近笑ってなかった。私のせいで」

 

梨璃「そんな!」

 

結梨「でも、楓の…皆のおかげで梨璃がまた笑ってくれた。ありがとう皆」

 

楓 「リリィ同士が助け合うのは当然ですわ。それにまだ終わりではありません事よ?」

 

楓さんがまたポケットから何かを出す、あれ?それって

 

楓 「ほら、これは貴女の分よ」

 

そう言って私の髪飾りと同じ物を結梨ちゃんに渡す楓さん

 

結梨「え?なんで?」

 

楓 「梨璃さんから前に同じものをねだられたと聞いていましたので、ついでに!作っといてあげましたわ」

 

楓さん…覚えてたんだ

 

結梨「いいの?」

 

楓 「それは貴女の為に作ったのだから当たり前ですわ。私からのリリィになったお祝いです。受け取りなさいな」

 

結梨「…っ」

 

結梨ちゃんが楓さんに抱きつく

 

結梨「ありがとう…楓…皆もありがとう…私ここに…百合ヶ丘に居たい。居てもいいの?」

 

鶴紗「もう結梨はここの生徒だ、そんなふうに思わなくていい。もし何かあっても私達が守る」

 

神琳「ええ、リリィがリリィを守るのは当然ですから」

 

雨嘉「だから結梨、また一緒に居よう?」

 

梅 「そうだゾ、今度梅が猫の会に連れてってやる!皆大人しいいい子ばっかだ!」

 

ミリアム「CHARMの作り方教えてやると言ったじゃろう?ドンと来いじゃ」

 

二水「今度リリィ新聞作るの手伝ってくれるって言ったじゃないですか!」

 

私達一柳隊の、いや百合ヶ丘のリリィの総意なんだと思う

 

美鈴「結梨、君は居ていいんだ。いや、僕達は君にここに居て欲しいんだ」

 

結梨「美鈴…」

 

真 「そういう事だ。お前はもう百合ヶ丘のリリィ、居ちゃダメな理由なんか無い」

 

結梨「えっ?」

 

一斉に声の方に向く、そこには

 

真 「よっ」

 

壁にもたれ掛かりながらこっちに手を振る真さん

 

 

 

side真

 

真 「当たり前…だろうが…」

 

突き刺さった斬魄刀を握り抜けないように力を込める

 

斬月「なんっ!?」

 

掴んだ箇所から斬魄刀が白から黒に塗りつぶされて行く。斬月は柄を離し距離を置く

 

真 「防衛本能…?当たり前だろうが…怖くねぇ戦いなんて無いんだよ」

 

黒く染った斬魄刀、一護が死神の力を無くす前の姿の「天鎖斬月」を腹から引き抜く

 

真 「防衛本能は何も自分の為だけじゃねぇ…誰かを…何かを護りたいって想いなんだよ…」

 

柄を握り締め斬月に鋒を向ける

 

真 「たかが殺戮反応如きにその想いが踏みにじれると思ってんじゃねぇぞ!!」

 

斬月「っ笑わせんな!!想いの力?そんなもんで何が出来るってんだ」

 

斬月が霊圧を固めて放つ技「虚弾(バラ)」を俺に向けて乱射する

 

真 「テメェは俺に言ったな。俺の力はこの卍解の力だけだって」

 

虚弾を天鎖斬月で撃ち落とし

 

真 「だったらテメェも俺の力だろうが」

 

斬月「っ!」

 

掌を向けて

 

斬月「俺の力は俺のモノだ!!テメェ如きの力じゃねぇ!!」

 

王虚の閃光を放つ体制を取る

 

真 「いいや、お前は俺、俺はお前だ」

 

天鎖斬月を空へと向ける。俺の霊力を食わせ巨大化する斬撃、その色は黒と赤が入り交じる

 

真 「俺は皆を守る為なら全部背負って戦う!!痛みも苦しみも…それも俺の1部なんだ!!」

 

斬月「綺麗事しか言えねぇ癖にいきがってんじゃねぇ!!」

 

斬月「王虚の閃光(グランレイ・セロ)!」

 

真「月牙天衝ォォ!!」

 

2つの光がぶつかる。2つの力がぶつかり爆発

 

斬月「ぐっ…!」

 

余波をもろに食らう斬月、俺も相当ダメージを食らう…けどな!!

 

真 「おおぉぉ!!」

 

爆発の中を突っ切り斬月に向かっていく。これで!!

 

真 「終わりだ!!」

 

天鎖斬月を突き刺す。突き刺した刀身に斬月の力が吸い込まれていくのを感じる

 

斬月「はっ…腐ってもテメェはこの世界の王って事か…だがな、俺は諦めた訳じゃねぇ…隙があれば俺はテメェを喰いに行く!覚えておけ!」

 

真 「何時でもこい、何度でも叩き潰してやる」

 

斬月「その強がりがどこまで通じるかみものだなぁ!!」

 

なんだ!?斬月は俺の襟を掴み残った部分が膨らみ

 

斬月「じゃあな!王!」

 

そう言って爆発を起こし俺の意識も刈り取られる

 

真 「…はっ」

 

次に目を開けると知らない天井を見ていた。うーんココドコ?

 

真 「いっつぅぅ!?」

 

ウゴゴゴ…か、身体中痛いぃぃ…なんでぇ…いや、そういや俺あのヒュージの爆発食らったんだったわ…どれぐらい寝てたんだろ…ウォッチ!今何時?バナァァァジィ!!って7日ぁ!?えっ嘘でしょ…俺の記憶が正しければ月末だったはず…ハッハッハ悪い冗談だ!1回寝るか(現実逃避)

 

真 「マジか…1週間て…」

 

460:一般転生社畜 ID:2vWDVxwTe

お!イッチ起きたか!

 

462:一般転生社畜 ID:F4UTga/xH

みんなー!俺らのおもちゃが蘇ったぞ!

 

464:一般転生社畜 ID:KzGrcF7pA

よみがーえーれー(デンデンデデ)

 

465:一般転生社畜 ID:6WWu4RDi5

シャーマンは今出番じゃないです

 

467:代行擬赤目 ID:sinigamiredeye

あのーなんか起きたら1週間経ってたんですけど…嘘っすよね?

 

469:一般転生社畜 ID:gPhnvuhSc

いや、1週間ずっと寝てたで

 

471:一般転生社畜 ID:u7SRxmMDs

心配で夜しか寝れなかった

 

472:一般転生社畜 ID:qQWRp2/cO

普通じゃん(困惑)

 

474:代行擬赤目 ID:sinigamiredeye

あれからどうなったんですか?

 

476:一般転生社畜 ID:I6ht83Iy2

チョコラテライダー イッチ!これまでの出来事!

 

1つ!結梨ちゃん助けた後イッチぶっ倒れて百合ヶ丘に搬入!

 

2つ!自責の念に駆られた梨璃ちゃんと結梨ちゃんがずっと看病(血涙)

 

3つ!一柳隊はこの一週間ずっと無くした梨璃ちゃんの髪飾りを探していた!(推定)

 

多分今その部屋の前で見つけたってしてるはずやで(推定)

 

 

なんでオーズ風なんだろ?なんなら4つあったよな…推定って2つあるし…まぁいいか、とりあえず外見てみますか

 

真 「いてて…」

 

うぐぐ…壁に手をつかないと動けないとは…情けない…扉を開けると目の前には沢山のリリィ達、その中心には梨璃ちゃんや夢結ちゃん、結梨や楓ちゃんがいた

 

 

楓 「ほら、これは貴女の分よ」

 

あれ?梨璃ちゃんと同じ髪飾りだ

 

結梨「え?なんで?」

 

楓 「梨璃さんから前に同じものをねだられたと聞いていましたので、ついでに!作っといてあげましたわ」

 

結梨「いいの?」

 

楓 「それは貴女の為に作ったのだから当たり前ですわ。私からのリリィになったお祝いです。受け取りなさいな」

 

結梨「…っ」

 

結梨が楓ちゃんに抱きつく。あらぁ〜てか今作ったって言ったよな…実はあのお嬢様器用なの?

 

結梨「ありがとう…楓…皆もありがとう…私ここに…百合ヶ丘に居たい。居てもいいの?」

 

鶴紗「もう結梨はここの生徒だ、そんなふうに思わなくていい。もし何かあっても私達が守る」

 

神琳「ええ、リリィがリリィを守るのは当然ですから」

 

雨嘉「だから結梨、また一緒に居よう?」

 

梅 「そうだゾ、今度梅が猫の会に連れてってやる!皆大人しいいい子ばっかだ!」

 

ミリアム「CHARMの作り方教えてやると言ったじゃろう?ドンと来いじゃ」

 

二水「今度リリィ新聞作るの手伝ってくれるって言ったじゃないですか!」

 

美鈴「結梨、君は居ていいんだ。いや、僕達は君にここに居て欲しいんだ」

 

結梨「美鈴…」

 

真 「そういう事だ。お前はもう百合ヶ丘のリリィ、居ちゃダメな理由なんか無い」

 

結梨「えっ?」

 

真 「よっ」

 

side真 梨璃 夢結 結梨 美鈴 二水 楓 ミリアム 神琳 雨嘉 梅 鶴紗

 

え、なんでみんなそんな驚くの…

 

梨璃「真さん…?」

 

真 「おはよう…いやもう昼過ぎてるのか…おそよう」

 

夢結「貴方…いつから」

 

真 「いまさっきだよ、楓ちゃんが結梨に髪飾りあげたところら辺」

 

ええバッチリでしたよ。楓ちゃんの母性を垣間見ましたね

 

結梨「…真!」

 

真 「うおっ!?」

 

結梨が俺に抱きついてくる。いったぁぁぁ!!??

 

結梨「すごい心配した!」

 

真 「アダダダダ!!悪かった!悪かったから!」

 

HA☆NA☆SE!まじ痛いから!!離してくださいお願いします!

 

結梨「…ごめんなさい、私が無理したから真が怪我したんだ」

 

真 「…そう思うなら、もうあんな事はするなよ。お前はもう1人じゃない」

 

結梨「…うん。分かった」

 

美鈴「それを言うなら君もだよ」

 

楓 「全くですわ。こんな大怪我して梨璃さんを心配させて!」

 

鶴紗「私と違ってリジェネレーターがある訳じゃない、そんな死にそうなことはするな」

 

梨璃「そうですよ、真さん。真さんももう1人じゃないんですから」

 

真 「う、うーん。ごめんなさい…」

 

ミリアム「とりあえず神琳と雨嘉にはしっかり謝った方が良いぞ。お主が倒れる時1番近くにいて非常に心配をかけたんじゃぞ」

 

まじで?

 

真 「ごめんな、2人とも」

 

神琳「いえ…ですがあまり気分の良いものではなかったので金輪際ないようにお願いします」

 

雨嘉「あんなに血だらけでどんどん冷たくなってくのはもうこりごり」

 

480:一般転生社畜 ID:bXAQExAQa

そうだゾ、反省しろ

 

482:一般転生社畜 ID:konxJbpy/

背負い込み過ぎ

 

483:一般転生社畜 ID:fUu12Ebue

もっと頼ってほら!

 

484:一般転生社畜 ID:NnpavvbJ8

気楽に行こうぜ

 

485:一般転生社畜 ID:znH/Gd74v

だが百合の間に挟まるのはNG

 

486:一般転生社畜 ID:tentyou

もう遅いッスね

 

488:一般転生社畜 ID:piOwJAerP

俺らの憎しみよ!!届け!

 

490:一般転生社畜 ID:black cat

醜いのぅ

 

492:一般転生社畜 ID:TRBZ77fLz

巻き込まんといて

 

494:一般転生社畜 ID:z0XXPjMuP

全体意見にすな

 

 

ん?今なんか変なの居たような…いででで!!

 

真 「ゆ、結梨!そろそろ離して!マジで痛い!」

 

結梨「う〜!」

 

あっそろそろ意識飛びそう…がくっ

 

夢結「結梨!?そろそろ離さないと…あ…」

 

美鈴「ははは、完全に痛みで意識が無くなってるね」

 

 

 

斬月「んで?その護りたいものにやられた気分はどうだ?」

 

真 「返す言葉もございません…」

 

精神世界で斬月に怒られました

 

 

 

side高松

 

百由「さーて。どっから話したもんですかねー」

 

史房 祀 眞悠里「要点を」

 

と目の前のダインスレイフの前で言われる百由。あんに前置きが長いと言っている

 

百由「じゃあできるだけサラッと言いますが。このダインスレイフの術式は何者かによって書き換えられています」

 

術式を変えられている、ということはつまり使用者の権限が移動していると言うこと

 

百由「書き換えられた術式はヒュージに何らかの影響を与えたと考えられます」

 

高松「CHARMを介してヒュージを?そんなことが可能なのか?」

 

百由「詳しいことはまだ何とも。ただリリィもヒュージもマギを共有している以上根は同じ元々親和性は高いと言えます」

 

高松「確かこのダインスレイフは白井君のものだったな?」

 

百由「ええ。ですが最後の契約者は…」

 

高松「川添君か」

 

百由「はい。回収される前このCHARMを最後に手にしたのは夢結のシュッツエンゲル、川添美鈴様です」

 

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 




次回はダインスレイフの謎を解き明かすお話!え?美鈴ちゃん生きてるやろって?だから上手く合わせんだよ!だからイマジナリー美鈴も見えないからな!!

次回 【自己犠牲は】ユリ【周りを傷つけるんやで】
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。