【百合百合か】アサルトリリィの世界に死神代行(消失編時)の力で介入するってよ【挟まらないようにせねば…(´•ω•)】   作:ストライカーシグマ5

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特に理由は無いがこういう合間で補足ぽいことしときたい侍







【今からでも】アールヴヘイムとやったし一柳隊とも1勝負【入れる保険ありません?】パート1

side真

 

真 「ふいー」

 

今日も今日とて百合ヶ丘の清掃、補修、花に水やりなどをして過ごす俺。いやぁ平和だなぁ…G.E.H.E.N.A.の施設ぶっ壊してまわってたとは思えないぐらい平和だなぁ!

 

真 「闇を祓って~闇を祓って~」

 

やっとあの特型ニヒトとの戦いの爪痕もだいぶ消えた。まだ校舎のガラスだったり校庭のえぐれた所がちょっと残ってるけど…まぁ概ね問題ないので…ヨシッ!

 

真 「あっつくなってきたなぁ〜」

 

なんやかんや普通の学校だともう少しで夏休みだもんな〜

 

真 「流石に長袖辛くなってきた…」

 

補修作業以外の時はこの白いシャツに黒いベスト、下も黒のスラックスにブーツだし…せめてシャツだけでも半袖にしてくんねぇかなぁ…

 

この時俺はこの後起きる事のフラグを建てている事に気付きもしなかった

 

 

side梨璃 夢結 結梨 美鈴 二水 楓 ミリアム 神琳 雨嘉 梅 鶴紗

 

梅 「ん〜」

 

鶴紗「…もぐもぐ」

 

夢結「…」

 

楓 「…(なんですのこの空気)」

 

CHARMの点検で少し遅れた楓が一柳隊のレギオンルームに入ると既に2年生の2人と鶴紗が居た。梅は唸りながら足をばたつかせその横で険しい顔をしながらもドーナツを頬張る鶴紗、逆側の2人がけの椅子に戦術教本を読みながら眉間に皺を寄せている夢結。はてさてどうしようかと思ったところに救世主が現れる

 

梨璃「遅くなりましたー!」

 

と梨璃達がバタバタと入ってくる

 

梨璃「あ、あれ?なんか…空気が、重い…?」

 

楓 「流石梨璃さんですわ!その通りです!なぜどんよりしてるのですか!?」

 

梅 「お?ああ、別に大したことじゃないんだけどナ、3人でちょっと話しをしてたら行き詰まったというか…」

 

雨嘉「どんな内容、なんですか…?」

 

鶴紗「いや、ホント大したことじゃない」

 

梨璃「私達じゃ、お役にたちませんか?お姉様…」

 

と子犬のような瞳で見つめられた夢結は

 

夢結「ほ、本当にちょっとした事よ?」

 

結梨「でも前真が言ってた。簡単な事で悩んでても案外人に聞いた方が解決する事もあるって」

 

夢結「あの人は…はぁ…」

 

全くと頭を振る夢結

 

夢結「…その真に悩まされていたのよ」

 

神琳「真さんに、ですか?」

 

鶴紗「…あの特型ヒュージ、ニヒトって呼んでたヤツ。あれ結局真が倒したでしょ」

 

梨璃「うん」

 

その場に居た梨璃が頷く

 

梅 「あんな強い特型を夢結が来るまで1人で抑え込んでたんだろ?」

 

二水「そうらしいですね、梨璃さんのおかげで私達もノインヴェルトでお手伝い出来ましたけど」

 

夢結「あの時、私と梨璃が居なくてももしかしたら彼はあの特型ヒュージを倒せていたんじゃないか、そんな事をさっき話していたの」

 

神琳「可能性はありますね。まだわたくし達に全力を見せて居ないと思います」

 

鶴紗「あの「卍解」とか言うやつもあの時初めて見たし」

 

梨璃「凄かったんだよ?すっごく早くてヒュージの攻撃もズバズバ斬って届かなかったんだ!」

 

楓 「本人曰くスピード特化と言っていましたが…斬撃の威力も爆発的に上がっているように見えました」

 

夢結「彼はどこまで強いのか、それを話していて3人で考え込んでいたところに貴女達が来たという訳」

 

美鈴「以前アールヴヘイムと戦った時もまだ全然本気ではなかった、というわけだね」

 

夢結「ひゃっ!?…お、お姉様…いらしていたなら声をかけてください」

 

夢結の後ろからにゅっと現れた美鈴は抱きつく、いわゆるあすなろ抱き

 

楓 「…根本的にわたくし達とは違う力を持っていると言っていましたし比べるの自体間違ってると思いますが…」

 

梨璃「…でも、私守ってもらってばっかりです」

 

夢結「梨璃…」

 

梨璃「あの特型の時だって…真さんが守ってくれながら戦ってくれたから生き残れたんです…今度は私が真さんの事を守りたいです!」

 

夢結「梨璃…」

 

梅 「でもナーアイツより強くなるってどれだけ頑張ればいいんだ?梅はその手の訓練苦手だゾ」

 

神琳「と言うより梅様はサボり癖をどうにかなさった方が良いかと」

 

梅 「ハハハ!気が向いたらそうするゾ!」

 

これ絶対やらんやつ…と梅以外のメンバーの心がひとつになる

 

美鈴「ふむ、なら直接戦ってみればいいんじゃないかな?」

 

夢結「直接、ですか?」

 

美鈴「ああ」

 

雨嘉「でも真さんって私達と戦うの、あんまり…」

 

二水「そうですね、リリィと戦いたがらないですからね」

 

そう、真は何故かあまりリリィと戦いたがらない。訓練に付き合ってくれる時も打ち合いの際は避けるかいなすかのどちからが多い

 

雨嘉「でもアールヴヘイムの人達とはやってたよね…?」

 

楓 「アールヴヘイムの方々との模擬戦も最初の方は攻めより受けに回っていましたし」

 

鶴紗「…私達、舐められてる?」

 

雨嘉「鶴紗…?」

 

ドーナツを食べていた手を止めふと零す鶴紗

 

鶴紗「私達と戦わないのは私達があいつより弱いから(・・・・)って事でしょ。弱いものいじめをする趣味は無い、だから戦わないって」

 

神琳「…あら、面白い仮説を立てますね鶴紗さん」

 

ニコッと笑う神琳、が背後には羅刹を思わせる迫力を放つ

 

雨嘉「し、神琳…?」

 

神琳「その仮説が正しければあの方にとってわたくし達は足でまといということですわ。そんなふうに思ってずっと戦われていたとしたら…すごく腹が立ちません?」

 

夢結「…神琳さん、口が過ぎるわよ?」

 

神琳「失礼致しました。ですがこれが本当でしたら夢結様も腸が煮えくり返るのでは?」

 

夢結「…気になるなら本人に直接聞いてみればいいでしょう」

 

梨璃「分かりました!」

 

夢結「え…?」

 

教本から思わず顔を上げる夢結、その目の前に梨璃がやる気満々と言わんばかりの顔で

 

梨璃「真さんに聞いてきますね!」

 

二水「わ、私も行きます〜!」

 

結梨「結梨も行く〜よく分からないけど」

 

ミリアム「お主ら本気か!?」

 

ミリアムのツッコミを聞く前に梨璃と二水、結梨は部屋を飛び出す

 

神琳「あらあら、面白いことになってきましたね」

 

雨嘉「…時々神琳が何処まで計算してるのか怖くなる」

 

 

 

side真

 

真 「で…なーんでまた俺呼び出し食らったのでしょう…」

 

と正座で聖人君爺こと高松のオッサンの前に居る俺(17歳)

 

高松「ふむ、分からないと?」

 

真 「誠に遺憾ながら」

 

高松「ではまず出江君」

 

史房「こちらを見てください」

 

と俺に史房ちゃんがタブレットを見せてくる

 

史房「3日前の事です、あるG.E.H.E.N.A.の施設に百合ヶ丘の特務レギオン「ロスヴァイセ」が向かいました」

 

高松「「ロスヴァイセ」の事は知っているな?」

 

真 「まぁ…ゲヘカス共ぶっ潰し隊でしょ」

 

史房「…百合ヶ丘上層部の命令で動く秘密性の高い任務を請け負うレギオンです」

 

真 「はぁ…でそれと俺が呼ばれた理由は…」

 

高松「ロスヴァイセのリーダーの北河原伊紀(きたがわらいのり)君からの報告でな、自分達が駆けつけた時には施設はほぼ壊滅状態で職員の殆どが拘束されていた。実験されていたリリィ達も意識を取り戻していたそうだ」

 

真 「へー良かったじゃないっすか」

 

史房「問題はここからです。施設のデータは吸い出された痕跡が有り元データは復元不可能に破壊されていたそうです。そして職員の数と名簿の数が合っていないとも」

 

真 「どっかで死んだんじゃないっすか」

 

史房「ええ、G.E.H.E.N.A.の施設ですから研究中のヒュージに殺された可能性もあります。ですが実験されていたと思われるヒュージもコアを破壊されて崩壊が始まっていて周りには人の殺された痕跡もなかった」

 

真 「自分が可愛くて逃げ出したとか」

 

史房「…はぁではそれはそうとしましょう、ですがロスヴァイセが施設を散策中大きな爆発音がしたそうです。それを確認するべく外に出ると」

 

タブレットを横にスライドする、そこには

 

史房「距離があったので鮮明な写真は取れていませんが」

 

バンダナをして片目に眼帯をし、巨大な金槌を振り回している赤い眼(・・・)の男が映っていた。イヤーダレナンダロウナー(棒読み)

 

史房「これは鈴村君で間違いないですね?」

 

真 「ナンノコトデショウ、ボクニハワカリマセン」

 

おい、まだ白を切るつもりかって目で見ないでよォ!

 

史房「…あくまで知らないと?」

 

真 「ハイ…」

 

高松「…あのバンダナと眼帯の出処は知らないが彼の持つ巨大な金槌、あれは見たことがある。屋根の修復に使っていたりするやつだね?」

 

真 「か、金槌なんでそこら辺に転がって…」

 

史房「これに映ってる金槌ですが特徴的な色合いと先端をしていますね。私も見たことがあります」

 

もう言い逃れ出来なくない??どどどどーすんの?どーすんの?(切実)

 

史房「…まぁその彼は金槌から火を放ってヒュージを破壊して去ったと報告が上がっています」

 

真 「お、俺の金槌はただの金槌…」

 

史房「たまにめんどくさくなってあの金槌大きくして持ち手伸ばして屋根まで上がってるの知ってますよ?」

 

真 「…」

 

高松「…何故そこまで口を割りたがらない?」

 

真 「…人数合わないって言ってた人は生きてます。比較的、G.E.H.E.N.A.にしては人道的な人は別の場所で強化リリィの強化を外す方法を開発したり暴走をしないように抑制剤とかを作ってもらってます」

 

高松「なんだと?」

 

真 「…ここに来る前、俺はヒュージを倒しながらG.E.H.E.N.A.の施設ぶっ潰して回ってて…そこには暴走して自分で止まれなくなった強化リリィが沢山居て…俺はその子達を…その子達の事、たまに思い出すから、皆との打ち合いはあんまりな」

 

ゲヘカスとかクズなら手にかけてもなんとも思わんだろうがね

 

高松「…」

 

真 「…だから俺は…俺の協力者の人にお願いしてそんな子を少しでも減らせるようにG.E.H.E.N.A.の研究員とっつかまえてその人に預けてるんです」

 

史房「そんな事を…その方は…」

 

真 「ごめん、それは言えないや」

あの人なら別に構いませんよーとか言いそうだけど、一応な

 

高松「良い、出江君。この事は儂と君の心に留めておこう」

 

史房「…畏まりました」

 

真 「ごめんな史房ちゃん」

 

史房「…いえ…あの」

 

真 「ん?」

 

史房「辛くは、ないの?」

 

真 「…辛くない、って言ったら嘘になる。でもその子が、もしその子の大切な人を傷つけてしまうなら、俺が止めてやらないと…俺は沢山の人を守りたいから」

 

史房「…ごめんなさい、余計なことを聞いてしまいました」

 

真 「気にしないでよ」

 

高松「…今度からは施設を襲うなら儂に一言声をかけるように」

 

真 「はーい」

 

あ、そうだ…

 

真 「史房ちゃん、1個お願いしてもいい?」

 

史房「?なんですか?」

 

今史房ちゃんにしか頼めない

 

真 「足痺れたから肩して…」

 

お恥ずかしい!

 

 

 

side真 梨璃 結梨 二水

 

真 「あだだだ…」

 

あの後史房ちゃんに冷たい目で見られ蹴り出された俺は中庭の野良猫ハウスの前に来てた。あ"ぁ"ぁ"癒されるんじゃあ〜

 

猫 「みゃー」

 

真 「うう…分かるか?ねこまる俺の疲れが…」

 

結梨「ださい」

 

真 「何おう!?って結梨?」

 

いつの間に…こいつ最近俺の真似して気配消すの上手くなってきたな

 

結梨「その子の名前変えよ?」

 

真 「えーねこまるがいいよな?ねこまる」

 

にゃーと声を出すねこまる、ほらぁ

 

結梨「うーん、えびかつ」

 

猫 「にゃー」

 

結梨「かにかま」

 

猫 「にゃー」

 

結梨「カツドン」

 

猫 「にゃー」

 

真 「なんでもいいのかよ!」

 

猫 「にゃー」

 

ええんかい!

 

梨璃「結梨ちゃーん!どこー?」

 

二水「あ!いましたよ梨璃さん!」

 

あれ、梨璃ちゃんと二水ちゃん?

 

梨璃「もー結梨ちゃん!あ、真さんも!」

 

真 「どうしたー猫に会いに来たか?」

 

抱っこしてたねこまるを持ち上げる。ねこまるはにゃーと鳴く

 

梨璃「わー可愛い!ねこまるちゃんって言うんですか?」

 

真 「俺はそう呼んでる、けど…こいつ色んな名前で呼ばれてるらしくてなんて呼んでも鳴くんじゃ…な、エビフィレオ」

 

猫 「にゃー」

 

二水「ほ、本当ですね…」

 

真 「こいつ…」

 

とりあえず返事しとけばいいと思ってんだろ…

 

真 「で、結梨何しに来たの?猫に会いに来たの?」

 

結梨「…なんだっけ?」

 

梨璃「あ!真さんに聞きたいことがあるんです!」

 

真 「聞きたいこと?」

 

梨璃「はい!」

 

真 「は、はい!なんでしょう」

 

梨璃「真さんにとって私達ってなんなんですか!」

 

真 「…はい?」

 

えーと何を言うとるんじゃこのさくらんぼ娘

 

真 「…意図が読めないんだけど」

 

二水「私から説明しますね」

 

〜ふーみん渾身の説明中〜

 

真 「つまり俺にとって皆が足でまといになってないか、庇護対象なんじゃないかと」

 

梨璃「はい!」

 

うーん…

 

真 「足でまといになんて思ったことないぞ?」

 

俺一人で出来ることなんてたかが知れてるし、みんなが居るからそれなりの無茶も出来てるし…それに

 

真 「仲間なんだから守るのは当たり前だろ?」

 

二水「じゃあ私達に稽古をつけてくれてる時はなんで打ち合いに消極的なんですか?」

 

真 「…あんまり言いたくない、俺にも事情はあるよ」

 

俺があの子達を重ねるから戦いたくありません!なんて言える訳ねぇ…

 

梨璃「…分かりました」

 

真 「お、そう?」

 

梨璃「では真さん!私達と戦ってもらいます!」

 

真 「…はい!?」

 

梨璃「鶴紗さんが言ってました。私達が弱いから戦いたくないんですよね?」

 

真 「え?いや違っ」

 

梨璃「訓練所の予約取ってきます!」

 

俺の言葉を聞く前にびゅーんと走っていなくなってしまう梨璃ちゃん、その後を先程のように追いかける二水ちゃん

 

真 「あ…」

 

結梨「よく分からないけど結梨頑張るね」

 

たったったと後に続く結梨、そして残される俺

 

真 「ど…どうしよう」

 

勘違いが新たな勘違いを産んでなんか大変なことになってない?

 

 

 

 

 

 

 




次回 【今からでも】アールヴヘイムとやったし一柳隊とも1勝負【入れる保険ありません?】パート2
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