【百合百合か】アサルトリリィの世界に死神代行(消失編時)の力で介入するってよ【挟まらないようにせねば…(´•ω•)】 作:ストライカーシグマ5
side真 梨璃 夢結 結梨 美鈴 二水 楓 ミリアム 神琳 雨嘉 梅 鶴紗
〜次の日〜
訓練所
あの後すぐに連絡が来て「明日やります!」ってメール、まさか昨日の今日でやると思わなくない?何とか誤解を解こうと一柳隊のレギオンルームに行ったんだけど中にはミーちゃんと雨嘉ちゃん、楓ちゃんしかいなかった。一応3人には暗いとこ抜きで話したら納得してくれて他の皆にも伝えてくれると言ってた、でもその後すぐに雨嘉ちゃんから「ごめんなさい、無理でした」って連絡が来た。悲しいねバナージ
梨璃「よろしくお願いします!」
真 「…マジでやるの?」
既にスタンバイ完了していた梨璃ちゃん達一柳隊のメンバー、観覧席には天葉ちゃん達「アールヴヘイム」や沙癒ちゃん達「ローエングリン」そのほか見知った顔がちらほら…いや、生徒会もいんのかよ。止めろよ
祀 「審判として私が入らせて頂きます。よろしくね」
真 「祀ちゃ~ん…どうにかして…」
祀 「ごめんね、今回は梨璃さん達の味方なの」
手を合わせて申し訳なさそうにする祀ちゃん、神は死んだ!
真 「代行〜…」
高松「黙って施設破壊をした罰とでも思いなさい。それにこれは訓練じゃ」
そうだけどさ…本当はアールヴヘイムの時もあんな感じだったけどあんまやりたくなかったんだよなぁ…女の子に刀突き付けるの嫌なんよ
祀 「ではルール説明をします。前にアールヴヘイムとやった時と同様にこちらのチョーカーでダメージ判定を出します。こちらで戦闘不能と判断した場合離脱してもらいます、あとはCHARMが全損、または戦闘不能と判断した場合も同様。いいわね?」
梨璃「はい!」
夢結「ええ」
真 「へ〜い…」
祀 「では各自ポジションに着いてください」
左右に分かれる前に楓ちゃんに近づいて
真 「ねぇ楓ちゃん、今からでも止められない?」
楓 「無理ですわね、ご存知でしょう?梨璃さんはこうと決めたらやり通すと」
真 「…だよなぁ…はぁ」
楓 「ご安心下さいな、真さんの心情もわかっていますのでいい所でストップかけるようにいたしますわ」
真 「よろしく」
楓ちゃんがそう言ってくれるなら大丈夫だろう。一柳隊の司令塔だし…あれ?もう一方の司令塔は見た目に反してだいぶ喧嘩を買うタイプだったような…今からでも入れる保険ありません?ボステケ…
真 「はぁ…やるからには手は抜かないぞ」
梨璃「はい!」
しっかりと距離を取って離れたところで斬月を背中から抜き構える。まずは様子見かな
一柳隊のメインスタイルはAZ(前衛)にデュエル戦術が得意な夢結ちゃんと鶴紗ちゃん。まぁ夢結ちゃんは言わずもがな突破力と経験、鶴紗ちゃんも流石のセンスと本当はあんまり使って欲しくないけどブースデッドスキルの自分の血で武器を作るアルケミートレースと破損した体を治すことが出来るリジェネレーターによる被弾覚悟の攻撃力によるゴリ押し、こあい
TZ(中衛)はテスタメント持ちの神琳ちゃんと範囲の広い戦闘を行える梅ちゃんをAZ寄りに置いて中央をレジスタの使い手楓ちゃんがカバーする形。まぁこの3人は前後に動いて臨機応変って感じかね?梅ちゃんのCHARM思ってるよりぶっといビーム出るし、こあい
BZ(後衛)には天の秤目を持つ狙撃の名手雨嘉ちゃんとフェイストランセンデンスによる高火力の砲撃が出来るミーちゃんを両翼に配置しその間に鷹の目で全体の目となる二水ちゃん。そんでもって色々なレアスキルを掛け合わせて使える結梨、まぁ結梨はあっちこっちそしてなんかすごくすごい(語彙力)カリスマの梨璃ちゃん、こあい
真 「つまりこあい…」
どないしよ…とりあえず困るのが夢結ちゃんだな、多分ルナトラは使ってこないだろう。でも今なら梨璃ちゃんいるし使えるよなぁ…使わないでくれないかなぁ…!
祀 「それでは…スタート!」
真 「うおっ!?」
初っ端から雨嘉ちゃんの狙撃か!あぶねっ!
雨嘉「避けられた…神琳!」
神琳「分かりました、そのまま雨嘉さんは真さんの行動制限を。夢結様、鶴紗さん」
夢結「ええ」
鶴紗「この間に距離を詰める…!」
この間に近付く気だな、阻止したいとこだけどっ
雨嘉「っ!」
真 「ええい、正確だなっ!」
斬月でマギの弾丸を斬る。これだけ狙いが正確なら逆に攻撃自体はどうにかなる、けどそのせいで動きがな…!てか本当に止めてくれるよね?楓ちゃん?今になって心配になってきた
真 「(一旦隠れるか)」
今回の訓練所はアスレチックがあり隠れたり奇襲をかけられるように作られてる。雨嘉ちゃんの狙撃の間隔を縫って降下し影に隠れる。と言ってもなぁ…さっきの狙撃の間に前衛2人は多分上がってきてるだろ
鶴紗「はぁ!!」
真 「っと!」
早速見つかったか
真 「夢結ちゃんは一緒じゃないんだ」
鶴紗「逆サイドだからね」
鶴紗ちゃんの剣戟を斬月でいなしながら隙を伺う…けど
真 「(この子隙が少ないな…あったとしてもすぐ潰してくる)」
CHARMを振り抜いた後に出来る隙を体を捻って次に繋げたり蹴りを入れたりして来る
鶴紗「(簡単に受け流されてる…!)」
消して遅くない鶴紗の攻撃を全て見切り斬月で流されている
鶴紗「(ならこれならどうだ!)」
指を噛んで血を出し結晶化、真に投げる
真 「うおっ!」
アルケミートレースか!
鶴紗「(避けられた!けど!)」
体を捻り血の結晶を避けた真にCHARMを振りおろそうとしたその瞬間
真 「無闇矢鱈にそれを使うなっての」
鶴紗「なっ!?」
刃の付いていない柄に近い部分を掴まれ
真 「自分を傷付ける戦い方やめろって言ったろうが」
鶴紗「(あ、やばい。これ怒ってる)」
瞳が怒ってる
真 「そんなに本気でやって欲しい?いいよ、ただし」
掴んでいた部分を押し突き飛ばす
真 「トラウマになっても知んねぇぞ」
鶴紗「っ!?」
霊圧を鶴紗ちゃんにぶつかる
真 「へぇ…耐えるね」
アールヴヘイムに使った時のを個人に当ててる、それをよく耐えてるね
夢結「ふっ!」
真 「奇襲をかけるのはいい事だ」
後ろからCHARMを全身のバネを使った一撃、斬月で受け止める
真 「おっと」
威力は確かだな、俺の周りクレーターになってるよ
夢結「鶴紗さん!」
鶴紗「っ!はい!」
俺の霊圧の硬直から解けた鶴紗ちゃんが死角からシューティングモードを掃射してくる
真 「断空」
断空にマギの弾丸が弾かれる
梅 「後ろががら空きだゾ!」
真 「ところがどっこい」
夢結ちゃんを押しのけバク転し梅ちゃんの攻撃を避ける。げっ
神琳「そう来ると思っていましたわ」
中華鍋…じゃないや、媽祖聖札の銃口が向いてた
神琳「チェックです」
真 「よっ!」
空中で梅ちゃんの襟を掴んで
梅 「げっ!?」
神琳ちゃんにシューッ!流石に撃つことは出来ないだろ!
神琳「梅様っ!」
CHARMを下げ梅ちゃんを受け止める
真 「ふっ!」
重なった梅ちゃんと神琳ちゃんに斬月を振り下ろす
夢結「させないっ!」
鶴紗「はぁ!」
夢結と鶴紗のCHARMが交差させ斬月を受けるが
真 「それじゃ止められねぇぞ」
諸共吹き飛ばされる
真 「神琳ちゃんがここまで来てるってことは…」
ミリアム「おりゃあ!!」
BZも攻撃範囲に入ってきてるわな
真 「ミーちゃんは大振り過ぎだぞ」
ミリアムの一撃を体を半歩動かし紙一重で避け地面に突き刺さったニョルニールを上から斬月で押さえ付け
真 「少しは後先考えるように」
ミリアムのお腹を押しCHARMから引き剥がす
ミリアム「ぐえっ」
一方その頃観客席
壱 「鶴紗さんのあれだけの攻撃を悠々と…」
天葉「夢結の奇襲まで読まれる」
ドローンで映された映像を見ている一同が各々の感想を言葉にしていた
依奈「あそこまで綺麗に躱されちゃうとね」
紗癒「でも梅様が後ろを取りました!」
閑 「バク転…!」
月詩「でも神琳さんが読んでたね!もう構えに入ってるよ!あかねぇ!ってえぇ!?空中で梅様掴んで投げたよ!?」
茜 「あの位置じゃ神琳さんも撃てないわね」
阿頼椰「…」
樟美「阿頼椰ちゃん、どうしたの?」
真の動きをじっと見つめる阿頼椰、それに違和感を感じた樟美
阿頼椰「…あの人さっきから片手でしか剣を振ってないわね」
樟美「え?…あ、本当だ」
阿頼椰「手を抜いてるか臨機応変に対応する為か…どちらかしらね」
樟美「どういう…?」
阿頼椰「いい?武器ってのは片手で振るより両手で振った方が力が入って強いの。依奈様の様なのはまた別だけれど…構えは人それぞれ、だけど押し込んだりここぞと言う時って両手を使うでしょう?」
樟美「あ…確かに」
阿頼椰「夢結様達を押し退けるのも片手でやった…一体どんな化け物なのかしらねぇ。あら、掌底なんて古風ね」
樟美「痛そう…」
美鈴「中々面白い事になってるね」
依奈「美鈴様!」
いつの間にか居た美鈴が紅茶を啜りながら画面を一瞥する
美鈴「ごきげんよう、みんな」
天葉「ごきげんよう。早速ですけど美鈴様から見てどう思います?」
美鈴「ふむ、手を抜いている訳ではなさそうだね。彼は1対多数の経験が豊富だ、片手をわざと開けて対応出来るようにしているんだろうね」
阿頼椰の想像が当たっているようだ
美鈴「ただこれでは梨璃達は勝てないね、このままでは」
依奈「なにか秘策がおありなのですか?」
美鈴「ふふ、見ていれば分かるさ」
真 「全員合流って感じか」
アスレチックの上からCHARMをシューティングモードにした梨璃ちゃんと二水ちゃん、雨嘉ちゃんに結梨が俺に銃口を向けて引き金を引いた
真 「っしょと!」
剣圧でマギの弾丸を吹き飛ばす
鶴紗「貰った!夢結様!」
夢結「ええ!」
振り抜いた斬月を2人で地面に押し付ける。抜けねぇ…
梅 「おりゃ!」
真 「うおっ!?」
咄嗟に斬月を離して完全に首を切りに来た梅ちゃんの攻撃を紙一重で避ける
真 「あ、危ない!俺じゃなかったら首飛んでんぞ!?」
梅 「ハハハ!真なら避けると思ってたゾ!」
ミリアム「そしてそこに移動するのも計算に入っとる!」
楓 「一斉射撃!」
夢結、鶴紗、梅以外の7人からの集中砲火を食らう真
ミリアム「どうじゃ!」
土煙が舞い真の姿が確認できない、数秒して煙が収まり
真 「…」
砲撃を受けた真は黒焦げになって
パンッ!!
と音を立てて弾け飛ぶ
梨璃「え!?」
真 「ダミーでした」
声の方に振り向くと梅の横に真が立っていた
真 「まずは1人!」
CHARMを瞬時に縦代わりにし自分と俺の間に滑り込ませた。さっすがぁ~でも
真 「ふっ!」
CHARMの上から衝撃波を叩き込む
梅 「なっ!?けほっ」
ミリアム「なんじゃそりゃ!?」
真 「鎧通しの亜種な感じ?俺も技として教わっただけだから良くしらないけど」
思いっきり「刀語」に出てくる
祀 『梅戦闘不能!』
梅 「いてて…そんな技持ってるなんて聞いてないゾ…」
真 「言ってないからね~武器がなきゃ戦えないなんて言い訳にならないからな」
むしろ武器なんて壊れたらその時点で使えなくなるしな、斬月は別だけど。代行証に突っ込んでるもんだってそうだしな
鶴紗「やっぱり化け物でしょ…!」
夢結「楓さん!」
楓 「(そろそろお開きって言おうと思いましたのに…これじゃ終われる空気じゃありませんわ…)結梨さん、梅様のポジション出来ますわよね?」
結梨「うん!」
楓 「よろしい、陣形変えますわ!E-57!」
鶴紗ちゃんと夢結ちゃんが同時に斬りかかってくる
鶴紗「ヒラヒラ避けやがって…!」
夢結「結梨!」
結梨「やぁぁ!!」
と思ったら3人同時か!大振りの鶴紗ちゃん、連撃の結梨、その合間を夢結ちゃんが補う形で押し込んで来る。所謂ハイプレス型の攻撃か、一柳隊じゃ珍しいな…ほわぁ!?
真 「離れようとすると雨嘉ちゃんの狙撃が飛んでくると…!」
左右には神琳ちゃんと二水ちゃん、楓ちゃんと梨璃ちゃんが囲むように移動してる。なるほど、いい陣形だな。1体に対する制圧型陣形か。捌くの結構キツイな…!鶴紗ちゃんを躱すと結梨の攻撃、流したら夢結ちゃんの正確な一閃…ただあの2人の考えてる陣形っぽくない…あっ
真 「美鈴ちゃんか…!あんにゃろう…!」
楓 「あら、見抜かれましたか」
神琳「この陣形の大元は美鈴様が用意して下さいました。それをわたくし達なりに改良したものです」
やっぱりな、どうりでやりずらい訳だ!性格悪い奴が思いつきそうな形だもん!
夢結「お姉様の悪口は許さないわよ」
真 「ヒィッ」
さっきより鋭い一撃が飛んできた。怖い、怖いよ!あと怖い!だからなんでここの子達は俺の考えてる事分かるんだよ!って白打じゃ辛くなってきたな…!
鶴紗「これで…!」
夢結「終わりよっ」
結梨「やー!」
3人のCHARMが真に振り下ろされる…その瞬間
ガンっ!
夢結 鶴紗「なっ!?」
結梨「わっ!」
真 「っぶねぇ…」
斬月に受け止められていた
梨璃「なんで!?」
そりゃー俺が逃げ回りながら斬月の所まで頑張って誘導したからね。まぁ危なかったけど
真 「月牙…」
夢結「っ!離れて!」
真 「天衝!!」
斬月から溢れ出した霊力の斬撃で鶴紗ちゃんのCHARMを破壊、結梨と夢結ちゃんは上手く避けたね
祀 『鶴紗さん!戦闘不能!』
百由「真くーん?後でお話しましょうね〜」
真 「ごめんなさい!でも俺悪くない!」
だ、だけどこれでスピードスターの梅ちゃんと切込隊長の鶴紗ちゃんを落とせた。こっからが作戦の立てどころだな
神琳「夢結様!結梨さん!一旦後退を!」
楓 「梨璃さん!二水さん!」
梨璃「はい!」
二水「了解です!」
左右からの射撃で夢結ちゃんと結梨の退避する時間を稼ぐ感じね
真 「逃がさねぇ」
ちゃんと目標に向けて撃つ教科書通りの射撃、でも
真 「こういう時は目標を撃つんじゃなくて進路を塞ぐように撃つんだよ」
向かってきたマギの弾丸を弾いて
真 「これで3人っ!?」
反転しCHARMを構えそうとした夢結ちゃんに斬月を振り下ろそうとした瞬間
夢結「…なぜ逸らしたの」
真 「えっあ…いやっ」
夢結「やはり私達を舐めているわけね…!」
あれ…もしかして…地雷踏んだ?
夢結「結梨、少し離れていなさい…」
結梨「う、うん」
夢結「みんなもよ、援護射撃だけして頂戴。梨璃、もしもの時は頼んだわ」
梨璃「お姉様…分かりました!」
真 「え、嘘だよね…?レアスキル使おうとなんかしてないよね…?」
夢結「…ルナティックトランサー!」
使ってきたよ!?暴走しないよね!?
~観客席~
天葉「夢結がルナティックトランサーを使った!?」
依奈「ちょ、大丈夫なんですか!?美鈴様!」
美鈴「だ、だだ、だい、大丈夫、ぶぶ、だ、だよ?」
依奈「ダメそう!?」
分かりやすくカタカタ震えバグる美鈴を見て依奈は叫ぶ、それはそう作者も叫ぶ。神宿りになってないとはいえかなり不安定な夢結のルナティックトランサー
樟美「夢結様が押しだした…!」
阿頼椰「防戦一方ってところかしら?」
辰姫「やっちゃえー!」
広夢「おしい!そこです!」
雪陽「皆さん夢結様の応援ばかりですね~」
紗癒「リリィとしては夢結様に勝って欲しいものね」
と盛り上がっている観客席を一瞥し
史房「理事長代理、良いのですか?」
高松「ふむ、白井君がレアスキルを使うのは少し予想外ではあったが問題ないじゃろう」
史房「ですが…」
高松「万が一の時は一柳君と彼が止めてくれるだろう」
史房「(…それでいいのかしら)」
とじとっとした目で見つめる史房、が
高松「しかし…」
史房「?なんでしょうか」
高松「何故だか彼ら、なにか行き違いをしている気がするのは儂だけかね?」
史房「…さぁ?」
真 「危ないっ!?」
攻撃スピードがどんどん早くなってきてる…不味いな、加減しながら戦うのキツくなってきた…しゃーない!
真は斬月を背負い代行証からなにかが入ったケースを取り出す。中に入っていたのはなにかの札のようなもので
真 「
夢結の周りに札をサークル状に展開させる、すると夢結動きが遅くなる
夢結「これは…一体…!?」
真 「ちょっと特殊な呪符でな、いくつかバリエーションがあって夢結ちゃんに使ったのは対象の動きを遅くする「縛羽」って奴」
バチバチと音を立ててるけど多分痛くは無い…はず!あとこれ欠点なのが片手で掌印組まなきゃだから結構不自由なんだよね~枚数も結構使うし、最後使った後補充してないからあんまり回数が…ん?
真 「え…?」
き、気の所為ですかね…なんか縛羽を
夢結「こんなもので…私を止められると思っているのかしら…」
顔を上げたと思ったらCHARMで札を一閃してぶち壊しやがった!?
真 「うっそぉ!?それ頑張りゃギガント級の動きも止められるヤツなんだけど!?」
夢結「はぁぁぁ!!」
真 「っ!」
斬月を再び抜いて鍔迫り合い
夢結「貴方は…貴方には私達は眼中に無いのでしょう…!」
真 「はっ!?何言って…」
夢結「それでも…少しは貴方の背中を預けてもらえている…そう思ってた!」
お互いに獲物で相手の武器を弾き距離を取る。が真には他のメンバーの集中砲火、直ぐ様物陰に隠れる
夢結「でも違った…貴方は私達に背中を…何も預けてくれていない!!そんな人を私は信じて戦えないわ!!」
真 「…さっきから黙って聞いてりゃ…」
フラりと影から現れる真、雨嘉の弾丸が真に向かって放たれる
真 「どいつもこいつも…」
無造作に振った斬月にいとも容易く弾かれ
真 「あぁぁぁぁ!!!めんどくせぇ!!!俺の全部を知らなきゃ気がすまねぇのかよ!?言いたくねぇ事の1つや2つあんだろうが!!!それを言わねぇからって逆ギレしやがって!!」
梅 「し、真が…」
鶴紗「ブチ切れた…」
結梨「?なんで真怒ったの?」
梨璃「え、えーと…」
楓 「プッツン行きましたわね…」
ミリアム「そろそろ止めた方がいいと思うとったが…」
雨嘉「止める前に、怒っちゃったね…」
事情を多少聞いてた3人はなるべくしてなったな…と思った
真 「まずはテメェからだ」
夢結ちゃん、言っとくけど割とマジでキレてるから
夢結「来なさい!」
構えを取った瞬間、夢結の体は空中に飛ばされていた
夢結「っ!?」
CHARMの上から吹き飛ばされた。あまりの勢いに体制を崩す
真 「こんな気持ち…誰にも知って欲しくねぇから…言えねぇんだよ!!」
夢結ちゃんの吹き飛んだ先に先回りして俺は全力で斬月を振り抜く。CHARMでガードした夢結ちゃん、だけど夢結ちゃんのブリューナクは耐えきれずにバラバラに壊れる
梨璃「お姉様!!」
神琳「梨璃さん!まだ終わってません!」
真 「いいや、これで終わらせる」
いつの間にか梨璃達の後ろに瞬歩で移動していた真は
梨璃「きゃっ!」
二水「わっ!?」
ミリアム「なんじゃと!?」
神琳「くっ!」
楓 「っ!」
雨嘉「嘘っ!?」
結梨「あ…」
すれ違いざまに全員のCHARMを叩き壊す
祀 『一柳隊全員のCHARMの破損を確認!よって真君の勝ち!』
観客席が湧き上がる
梨璃「今のが真さんの…本気…?」
二水「怖かったです…」
一瞬しかすれ違わなかったがその時見えた真の表情は怒りに満ちていた
神琳「まさに死神ですね」
雨嘉「う、うん…凄かった…」
ミリアム「腰が抜けるかと思ったわい」
楓 「鍛え方が足りないんじゃありませんこと?」
ミリアム「なんじゃと!」
楓 「と、申したいところですがちびっ子2号に同意ですわ」
梨璃「…あ!お姉様!」
1人だけ派手に吹き飛ばされた夢結の事を思い出す、急いでそこに行くと
梨璃「お姉様!」
夢結「…大丈夫よ、梨璃」
夢結の周りに先程夢結を拘束していた札がサークル状ではなく壁のように背後を覆っていた
真 「
梨璃「真さん…」
真 「俺の勝ちだな、なんで負けたか明日までに考えておいてください。そうすればry」
夢結「やはり、手を抜いていたのね」
…まぁそう見られてもしょうがないか…はぁこれ言いたくなかったんだけどなぁ
真 「俺が初めて斬ったリリィは茶髪の髪の長い子だった」
夢結「え…?」
梨璃「斬った…?」
楓 「…いいんですの?」
真 「どうせいつか話すことだしな、それに楓ちゃんだって気になるだろ」
押し黙っちゃったよ
真 「俺が初めてG.E.H.E.N.A.の施設を襲った所に居たのは2人のリリィだった。1人はもう強化をされてて、もう1人はその手前で助け出せた」
鶴紗「…」
真 「思ったより大きいところでさ、2人を逃がすために俺は別行動してたんだ。でも、それが間違えだった」
二水「間違え…?」
真 「茶髪の子が暴走してもう1人の金髪の子を攻撃した…制御出来なくなってたんだ。俺はそれに気がつけなかった、助ける事にばっかり頭が行っててちゃんと見れてなかった」
梅 「…キツイな」
真 「…茶髪の子を止めるために俺は戦った。その時彼女は一瞬意識を取り戻してこう言ったんだ…「殺して…あの子を殺したくない」って」
夢結「…」
真 「俺はその時迷ったんだ。もしかしたら、このまま意識を保てれば、この子は止まれるんじゃないかって…でも直ぐに彼女は暴走した。俺を突き飛ばしてその子を殺した」
雨嘉「そんな…」
真 「その子は…殺した瞬間にまた意識を取り戻して…泣いたんだ…だから俺は彼女を斬った。もう、あの子に誰も殺させたくなかったから…俺が躊躇ったせいであの子の大切な子を護れなかった」
ミリアム「そんなことが…」
真 「だから俺は自分の魂に誓ったんだ。俺はもう誰も死なせたくない…仲間も、仲間の大切な人も…たくさん護りたい。だから俺はG.E.H.E.N.A.の施設を襲って…自分で止まれなくなった子を斬ってきた」
梨璃「…そんなの…悲しいです」
真 「…うん、そうだね。大切な人を失うのは悲しいよな」
そうだ、たとえその子を斬って止めてもその子の大切な人はその子を失う。俺がやってる事はただの…
梨璃「それもそうですけど…真さんが…真さんの魂が…磨り減っていく一方じゃないですか!」
真 「俺の…魂…?」
梨璃「そうです!自分の魂に誓ったんですよね?護る為に斬るって…そんなの…自分を傷付けて…自分の魂が…」
夢結「梨璃…いらっしゃい」
泣き出しちゃった梨璃ちゃんを抱きしめる夢結ちゃん
真 「…俺の、魂…か…考えた事、無かったな…でもそっか…だから皆に剣を向けるとあの子達が重なって見えるのかな…」
俺の魂が、罪悪感が…あの時の俺がそう見せてたのかな
夢結「…ごめんなさい。貴方の気持ち、何も考えていなかったわ」
真 「俺ももっと早く言うべきだったんだ。ゴメン」
神琳「わたくしからも謝罪を、今回焚き付けてしまったのはわたくしです。本当に申し訳ございません」
鶴紗「私も…勝手な思い込みでこんな事になっちゃった。ごめん」
梨璃「ごめんなさい、真さん。ちゃんとお話聞けばよかったんです」
真 「…気にすんなよ、もう終わった事だ」
しんみりしちゃった…ん?あれ…そういやさ
真 「…これって観客席にも中継されてたよね…?」
神琳「?ええ、そうですが」
真 「あのドローン、絶対今の撮ってるよね…?」
こっちにカメラめっちゃ向いてるもん…
ミリアム「あー百由様め…あれは百由様が作った高性能ドローンじゃな…音声までバッチリじゃ」
真 「つ、つまり?」
ミリアム「ご愁傷さまじゃ、全部観客席にも聞こえとるぞ」
真 「…い」
結梨「い?」
真 「いやぁぁぁぁ!?恥ずかしいィィィ!!」
自分語りしてなんなの!?馬鹿なの!?バーカバーカ!俺だよ!!(ノリツッコミ)穴があったら入りたい!!むしろ掘って埋まりたい!!
〜観客席〜
ギャアギャアとモニターに映る真は頭を抱え座り込んでいる、それを他所に
天葉「そんな事があったんだ…」
依奈「納得せざるを得ないわね」
茜 「…辛かったんだろうね」
樟美「酷い…」
壱 「…」
泣き出してしまう樟美を抱きしめる壱
阿頼椰「G.E.H.E.N.A.はやっぱクズね、始末するべきだわ」
辰姫「…真の言ってた子の気持ち、辰姫は分かるかも」
弥宙「辰姫…」
辰姫「辰姫がもしその子だったら同じこと思ってたと思う。辰姫は百合ヶ丘に助けて貰えたけど、きっとあそこにずっと居たら同じこと言って斬って貰ったよ」
辰姫はG.E.H.E.N.A.に強化された強化リリィ。真が斬ってきた子達の気持ちが伝わってくるのだろう
阿頼椰「…きっと最悪の気分よね、助ける為に殺さなきゃいけない…そんなの誰も望まないはずなのに」
高松「…そうじゃな、彼は抱えすぎじゃ」
閑 「理事長代行」
高松「そしてそれをただ見ているだけしか出来なかった儂ら大人の責任でもある」
史房「ですがそれは…」
高松「今後は特務任務が増えるやもしれんが、どうか頼むとロスヴァイセの諸君に伝えておいて欲しい」
史房「…承知致しました、ところで」
高松「何かね?」
史房「鈴村君、ほっといていいのでしょうか?穴掘り始めてますよ」
映像を見ると地面を殴って掘り始めている真
高松「…誰か止めてやってくれ」
side真
真 「はぁ〜疲れた」
まさか自分語りさせられるとは思わなかったよ…まぁ前世まで語った訳じゃないからいいか…
真 「俺の魂が磨り減って…か、そんな事ないよ…」
俺は…背負うって決めたから…もうこの苦しみの連鎖を…
G.E.H.E.N.A.マジでカスだな!許すな