【百合百合か】アサルトリリィの世界に死神代行(消失編時)の力で介入するってよ【挟まらないようにせねば…(´•ω•)】   作:ストライカーシグマ5

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前回のお話!

1つ!骸(仮)を追い詰めたイッチ!が特型ヒュージが邪魔して逃がしてしまう

2つ!連携で追い詰めていく梨璃ちゃん達!イッチいらない件について

3つ!グラン・エプレのノインヴェルトを弾かれ一柳隊が2度目を叩き込む!やっぱゆゆりりですよええ


【で、結果】祝!特型撃破!【あいつらなんだったん?】

side真 一柳隊 ヘルヴォル グラン・エプレ 夜一 百由

 

ロッジに戻ってきた俺達、一息ついた後簡単な料理を作りグラスに注がれたジュースを持って

 

恋花「それでは皆様用意はいいですかー?」

 

すうっと息を吸い込み

 

恋花「お疲れ様でしたー!」

 

恋花ちゃんの号令でグラスを掲げる

 

灯莉「かんぱーい☆」

 

梅 「おー!」

 

百由「みんな、本当にお疲れ様。あの特型ヒュージを倒すなんて素晴らしい功績だわ」

 

梨璃「皆さんの協力があってこそです!改めてありがとうございました!」

 

一葉「こちらこそ、お陰で前回の雪辱を果たせました」

 

真 「今月の俺の給料、上がったりしないかな?」

 

百由「そこは理事長代行に交渉なさいな」

 

デスヨネ-

 

千香瑠「姫歌さん、高嶺さんの様子はいかがですか?」

 

姫歌「今ロッジの中で休んでもらってます。叶星様が付き添うからひめか達は打ち上げに参加しなさいって」

 

夢結「…そう、叶星さんがそう仰るなら大丈夫でしょう」

 

紅巴「わたし、後でお料理を持っていきます…!」

 

真 「じゃあその時声かけてよ、温め直すからさ」

 

紅巴「そ、それぐらいわたしがやります…!真さんだってお怪我なさってるじゃないですか…!」

 

左腕が包帯でぐるぐる巻きにされてる俺の腕

 

夜一「気にせんで良いぞ紅巴、この怪我は此奴の見極めの甘さが招いた結果じゃ。それにほっておいても2、3日で治るわ」

 

真 「そーだけどさぁ…夜一さん。もう少しオブラートに包んでよ…なんなら治してよ…回道使えるじゃん…」

 

夜一「この姿ではの」

 

真 「それ言えば済むと思ってないか…?」

 

おい、こっち見ろ。俺の捌いた鮭食ってんなよ…たく

 

楓 「しかし、総力戦でしたわね。あの最後のノインヴェルト戦術が効かなかったら正直詰んでましたわ」

 

百由「そうね、あのヒュージの生態は実に興味深いわ。確か戦闘中にもう一度姿を変えようとしてたのよね?」

 

ミリアム「うむ、羽を破壊したからなのか他の理由があったのかわからんがさらに変化しようとしておったようじゃ」

 

鶴紗「なんというか…禍々しいマギを感じた、かも」

 

百由「ほう!それはさらに興味深い!ぐろっぴ、データを今すぐ工房の端末に送るのよ!」

 

真 「こらメガネ、みーちゃん達がせっかく打ち上げやってんだから水を刺さないの。てか百由ちゃんもたまにはこういうの楽しみなさいよ」

 

てかさっきから興味深いって湯川学の真似?

 

二水「そっか…これでお別れですね、私達。なんだか長かったような、短かったような…」

 

梅 「明日の朝にはそれぞれのガーデンに戻るんだな。名残惜しいがまたの再会を楽しみにしてるゾ」

 

千香瑠「はい…またいずれ」

 

百由「あーそれなんだけど通達があるんだったわ」

 

真 「そういうのはさ…先に言おうよ」

 

梨璃「え?通達ですか?」

 

百由「西東京の防衛構想って知ってる?」

 

真 「知らん」

 

夜一「興味ないのう」

 

灯莉「知らなーい☆」

 

藍 「らんもしらなーい!」

 

外野2人withちゃらんぽらん&ちびっ子!

 

姫歌「確か、東京の西側を守る私立ルドビコ女学院で事件があってそれ以来関東のガーデンがその穴埋めに大忙しって話ですよね ?」

 

二水「はい、その通りです。私立ルドビコ女学院は現在ガーデンとして正常に機能しているとは言えない状況で…百合ヶ丘からもいくつかのレギオンが外征してます」

 

真 「…あー、俺も少し行ったわ。まぁ学校には入ってないけど」

 

なんかあの学校の中からすげー胡散臭い気配を感じて入るのを頑なに拒んだんだよね…一緒に行ったレギオンの子にはご迷惑をおかけしました!

 

一葉「もとより外征の多いエレンスゲも積極的に出撃していますね。私達も何度か赴いたことがあります」

 

百由「そんな状況が続いては関東全域の守りが薄くなる可能性がある。その問題を解決するためのレギオン会議がこの度行われるの」

 

真 「動くのおっせェ…」

 

夢結「それが私達になんの関係が?」

 

百由「ふふっ、わかってるくせに」

 

…あーそういう事ね。大体わかった(ディケイド感)

 

美鈴「僕達が呼ばれたということだね」

 

百由「そう、今回の特型ヒュージ討伐の知らせは既に各ガーデンに知れ渡ってるわ」

 

紅巴「ほんのついさっき倒したばかりなのに…」

 

ミリアム「それだけ各ガーデンも注目していたということじゃ、大金星と言うやつじゃろうな」

 

百由「そんなわけだから…一柳隊からは梨璃さん、夢結。そしてヘルヴォルから一葉さん、グラン・エプレから叶星さん、そして」

 

あのーなんでこっち向いてるんですか?

 

百由「理事長代行直轄部隊から真君、あなた達が防衛構想会議のある新宿への招集がかかったわ」

 

楓 「各レギオンのリーダーが呼ばれるのは分かりますがどうして一柳隊から夢結様も呼ばれたのかしら?」

 

百由「さあ?私はただのメッセンジャーだからね。まぁ言ってみれば分かるでしょう」

 

夢結「…そんなあやふやな理由で新宿まで呼ばれるのは不快ね」

 

梨璃「ど、どうしましょうお姉様!お姉様と東京旅行…何を着てい来ましょうか!?」

 

夜一「当の本人は旅行気分じゃ」

 

梅 「シルトの方はめちゃくちゃ張り切ってるようだゾ?」

 

夢結「…梨璃、遊びに行くのではなくてよ。あと、服装はいつも通りの制服で行くわ」

 

梨璃「は、はい!お姉様!」

 

真 「待て待て待て!なんで俺まで呼ばれたの!?」

 

ウキウキしてる梨璃ちゃんを他所に叫ぶ俺

 

百由「だからさっきも言ったじゃない。私はただのメッセンジャーだって、あーでも確か真君はルドビコに残ってる教員の方からの強い要望だって言ってたわね」

 

真 「誰だよそいつ…他所の学校の先生に知り合いなんて居ねーぞ…」

 

ブッチしていいかな…

 

真 「てか俺そういう場所に出るような服ねーぞ」

 

今だ!くらえっ!逆転の一撃!

 

百由「ああ、それなら大丈夫よ。代行が被服科に依頼を下ろしてるようだから」

 

真 「Jesus!!」

 

膝から崩れ落ちる俺、ちくせう

 

瑤 「なんで嫌なの?」

 

真 「目立ちたくない…」

 

恋花「今更過ぎない?」

 

真 「こっちは色んなところで逃げ回ってたせいで大変な思いしてるんだ…嫌にもなるよ…」

 

一葉「あ、あはは…東京でしたら私がご案内しますよ。叶星様にもお声をかけましょう」

 

梨璃「それ、素敵です!」

 

梅 「はー、呼ばれたのは梨璃達だけかー私達は留守番なんてつまんないなー」

 

二水「し、仕方ありませんよ。一柳隊全員で行く訳にもいきませんし」

 

灯莉「だったら神庭に遊びに来てよ☆」

 

二水「え…?」

 

姫歌「いいこと言うわね灯莉!百合ヶ丘の皆さんにはお世話になったしお返しがしたいわ!」

 

紅巴「えっと…私もぜひご招待したいのですけれど…」

 

真 「そういうのって勝手に決めていいのか?」

 

まぁいつも好き勝手にやってる俺が言うことじゃないが…普通ほかの学校行くのって許可いるんじゃないの?

 

百由「いいんじゃないの?行ってきなさいよ東京」

 

二水「えぇぇぇ!?」

 

百由「さっきも言った通りあなた達は今回の戦いで各ガーデンからの評価を大きく高めたわ。ボーナス代わりの慰安旅行ってことで行ってきても文句言われないでしょ」

 

神琳「と、言われましても…」

 

楓 「ではこう致しましょう。他ガーデンへの短期交流会及び、東京外征リリィとしての活動という名目でしたら道理が通りますわ」

 

瑤 「た、確かにそう言われると…説得力がある」

 

恋花「さっすがグランギニョル社のご令嬢!よっ!日本一!」

 

楓 「日本?何をおっしゃいます。グランギニョルは世界に通用する存在ですのよ!」

 

結梨「なんて言うんだっけ、こういうのは高飛車?」

 

真 「誰に教わったんだそんな事…」

 

結梨「眞悠理から」

 

あーうん、教えそう

 

梨璃「あはは…じゃあそうしちゃいましょうか。一柳隊上京しましょう!」

 

藍 「だったらエレンスゲにも来てー美味しいたい焼き、ごちそうするよ」

 

ミリアム「ほう、エレンスゲか。わし的にはそっちも興味深いのー」

 

一葉「え?ですがエレンスゲは…」

 

まぁーそうなるよな、あんま仲良くないらしいし

 

梅 「百合ヶ丘とエレンスゲの関係が悪いのは聞いたけど、それでもヘルヴォルの学び舎は気になるゾ」

 

藍 「みんなきてー藍は歓迎するよー」

 

一葉「いやしかし…」

 

恋花「いいんじゃない?エレンスゲに招待しても」

 

おろ、思わないところからの援護射撃

 

一葉「恋花様!?」

 

恋花「確かに学園同士の関係はいいとは言えないけど…下手に百合ヶ丘の人達に手は出せないはずだよ。ま、もし何かあってもあたしたちヘルヴォルが守ればいいじゃない?」

 

一葉「…分かりました」

 

夢結「では、途中までは全員で移動、都内に入ったらそれそれの目的地に向けて散開ね」

 

梨璃「わわっ!それって修学旅行みたいです!それを一葉さんや叶星様と楽しめるなんて最高ですよ!」

 

だーめだこりゃ、マジで観光気分じゃん…

 

紅巴「わたし、叶星様達にもお伝えしてきます…!」

 

紅巴ちゃんがロッジに向かって小走りしていく

 

藍 「ん、楽しくなってきたね一葉」

 

一葉「ええ、そうね。とはいえ私は新宿だから…一柳隊の皆さんをお願いね」

 

藍 「任せてー」

 

百由「西東京の防衛構想会議は2週間後だから本日は一旦解散ね」

 

梨璃「分かりました!では2週間後にまたよろしくお願いします!」

 

真 「…あ」

 

神琳「どうかなさいました?」

 

真 「俺と美鈴ちゃんは明日から先に東京乗り込んでるわ」

 

夢結「え?」

 

真 「ちょっと用事があってさ。美鈴ちゃんにも関係ある事だから」

 

夢結「お姉様に…?」

 

真 「そ、明日から会議の日まで東京にいるから百合ヶ丘には2週間居なくなる。理事長代行にも言ってあるから」

 

美鈴「心配しなくていいよ夢結。ちゃんと帰ってくるから、君の所に」

 

夢結「…分かりました。お気を付けて」

 

 

 

 

 

side真 夜一

 

真 「あーなんかどっと疲れたなぁ」

 

明日帰るということで皆既にロッジに入り順番二風呂に入っている

 

真 「…どう思います?夜一さん」

 

夜一「今回の襲撃者の事か?」

 

真 「はい」

 

790:一般転生社畜 ID:W+zIS6fOj

確かにな

 

792:一般転生社畜 ID:eyKXeJ1kW

特型からイッチを引き剥がしたかった、とか?

 

793:一般転生社畜 ID:n9dd8+k8S

にしちゃああっさり引いたよな

 

794:一般転生社畜 ID:kDbtgsmae

本気で妨害したいならイッチが言ってたようにボンゴレリングやボンゴレ匣使うだろうし

 

795:一般転生社畜 ID:1toxNy737

もしくはイッチを離れさせている間に特型ヒュージを進化させたかったとか?

 

796:一般転生社畜 ID:uh88GtJ8G

だとすると目的は失敗か?

 

798:一般転生社畜 ID:j1E7oejZW

…俺らが知ってるアサルトリリィと大分違ってきてるからなぁ

 

800:一般転生社畜 ID:6QnBlXUiP

嫌な予感はするよなぁ…ほぼ骸って決定してる訳で…あいつの目的ってでもマフィア社会ぶっ壊すってもんだったよな?

 

802:一般転生社畜 ID:DPv11PS8r

何がしたいんかなぁ

 

804:一般転生社畜 ID:6tnzlho3i

あのガンブレードの男もよう分からんかったし

 

 

真 「で、結果あいつらなんだったんすかね」

 

夜一「…警戒する事に越したことはない、と頭の片隅に置いておくしかなかろう」

 

真 「ですね…夜一さんは明日帰りますか?」

 

夜一「…いや、儂は百合ヶ丘に残ろう」

 

真 「え?」

 

なんでさ

 

夜一「お主が居ない間は儂が守護しよう。安心せい、いざとなったら本来の姿(・・・・)に戻って守ってやるわ」

 

真 「…お願いします」

 

夜一「任せい、お主こそしっかりやるんじゃぞ。あれ(・・)の修行をするんじゃろう」

 

真 「…今のままじゃ使える時間が少なすぎる。ちゃんと修行をして持続時間を伸ばそうと思ってます」

 

夜一「うむ、気をつけろよ」

 

真 「はい」

 

 

 

 

side真 斬月

 

夜一さんとの話を終え俺は斬月を膝に置き目を閉じて意識を集中させる。意識は暗闇に落ちて次に目を覚ますと青空が広がったビル群に立っていた

 

斬月「毎晩毎晩ご苦労なこった」

 

真 「そーいうならもう少し俺と仲良くしてくれよ」

 

ビルのガラスに座り込んでいる白黒の死神「斬月」

 

斬月「はっ!嫌だね。テメェと俺は常に食うか食われるかの関係だ、だったらやることは1つしかねぇだろ」

 

色の反転した斬月を抜く。やっぱこうなるのね

 

斬月「食うか食われるか、戦って決めるしかねぇだろ!!」

 

真 「まぁな!!」

 

お互いの斬月がぶつかり圧力でガラスが砕け飛び散る

 

 

 

side梨璃 夢結 一葉 叶星

 

梨璃「ふう…」

 

長いようで短かった強化合宿も今日で終わり…楽しかったな。お姉様とお風呂入ったりみんなでゲームしたり、真さんはご飯の時以外は頑なにロッジに入らなかったけど…なんでだろ?挟まったら殺されるとかブツブツ言ってたな

 

一葉「あれ?梨璃さん?」

 

梨璃「あ、一葉さん!どうしたんですか?」

 

ソファで寛いでたら一葉さんが声をかけてきた、その後ろには叶星様もいらっしゃる

 

一葉「いえ、明日には帰らなければならないので寝る前に少し叶星様と情報交換をと」

 

叶星「梨璃さんはどうしてここに?」

 

梨璃「あ、いえ…楽しかったなぁってちょっと思い返してまして」

 

叶星「ふふ、そうね。すごく楽しかったわ」

 

一葉「はい、私もです。こんなこと滅多に出来ませんから」

 

思い出話しをしていると

 

夢結「梨璃?」

 

梨璃「あ、お姉様!」

 

お姉様が寝巻きの姿で現れる

 

夢結「叶星さんに一葉さんも?」

 

梨璃「はい!合宿の思い出話をしてたんです!」

 

夢結「そう」

 

叶星「良ければ夢結さんも一緒にどうです?」

 

夢結「私も?」

 

一葉「はい、明日にはまたバラバラですし」

 

夢結「…そうね、少し混ぜて貰おうかしら」

 

そう言ってお姉様は私の横に座り

 

叶星「はい、よければどうぞ」

 

叶星様がお菓子を差し出してくる

 

夢結「こんな時間に間食は…」

 

叶星「あら、今日くらいいいんじゃないかしら?甘さ控えめの紅茶クッキー」

 

夢結「う…頂くわ」

 

お姉様も誘惑に勝てなかったのかな?まぁ叶星様のお菓子美味しいですから!

 

夢結「…そういえば2人は彼と知り合いなのよね」

 

一葉「真さんの事ですか?」

 

夢結「ええ」

 

一葉「はい、まだヘルヴォル結成して間も無い頃に付近にケイブが発生した時です。戦場が混乱していて…藍が孤立してしまった時真さんが助けてくれたんです。その後もケイブ破壊までの間エレンスゲのリリィを守りながら戦ってくれました」

 

叶星「私は一葉より少し前…今からだと1年ぐらい前かしら。高嶺ちゃんと2人の時に男の人に絡まれていた所を助けて貰ったの。その後私達も付近で発生したケイブの破壊に向かった時に、高嶺ちゃんが怪我をおってしまって…何とか増援が来るまで持ち堪えようとしてたところに真君が来てくれたの」

 

夢結「そう…彼らしいわね」

 

梨璃「私も真さんに助けてもらったんですよ、ね?お姉様」

 

夢結「新学期早々にあんなことになるとは思わなかったけれど」

 

梨璃「そういえばお姉様は以前から真さんの事ご存知だったんですか?」

 

夢結「そうね…初めて会ったのは甲州撤退戦の時よ。梨璃と出会った後の事ね。お姉様と2人で戦線を維持しようと戦っていたけれどマギもCHARMも限界で…その時彼が現れた」

 

懐かしむようにカップを持つお姉様

 

夢結「あの時…彼が来なかったら、きっとお姉様は自分を投げ打ってでも私を生かそうとしていたでしょうね…」

 

梨璃「みんな真さんに助けて貰ってるんですね!」

 

夢結「そうね」

 

一葉「甲州と言えば前に聞いたのですが千香瑠様もその場に居たそうです。市民の避難誘導をしている中攻撃が再開されて真さんがその時ヒュージを全滅させたとか」

 

叶星「そういえば御台場迎撃戦でも彼が居たそうよ?御台場女子の友達が言ってたわ」

 

一葉「…真さん、神出鬼没過ぎでは?」

 

夢結「その癖にリリィからは逃げ回るという謎を抱えていたわね」

 

梨璃「あ、あはは…」

 

真さんらしいと言えば真さんらしい、かな?あれ?あれって

 

夢結「どうしたの?梨璃」

 

梨璃「あそこに座ってるの真さんですよね?」

 

ベランダのガラス越しに見えたのは岩に座っている真さん、でも全然動かないや

 

梨璃「何してるんでしょう?」

 

一葉「見に行ってみますか?」

 

叶星「邪魔にならないかしら?」

 

夢結「大丈夫でしょう」

 

各々カーディガンを羽織って外に出る

 

梨璃「真さーん」

 

声をかけてみるけど反応がないや。正面に回ってみようかな

 

夢結「真?」

 

正面に回ってみると胡座をかいて斬月を膝において目を閉じていた

 

叶星「全然反応しないわね…」

 

梨璃「もしかして寝ちゃってるんでしょうか?」

 

夢結「流石にそれは無いんじゃないかしら」

 

ですよね?ん?何かブツブツ言ってる?

 

梨璃「なんて言ってるんだろう…?」

 

一葉「小さすぎて聞き取れませんね…真さん?真さーん?」

 

先程より大きい声で一葉さんが問いかける、すると

 

真 「…ん?」

 

真さんが目を開けた

 

 

side真 梨璃 夢結 一葉 叶星

 

声に呼び戻されて目を開けると梨璃ちゃん達が覗き込んでいた

 

真 「どうしたのこんな時間に」

 

梨璃「いえ、さっきお姉様達とお喋りしてたら真さんが見えたので何してるのかなって」

 

真 「俺?俺は斬月と話してたんだ」

 

一葉「話していた…?」

 

真 「うん、これは刃禅(じんぜん)って言って斬魄刀との対話をする為の座禅みたいなもんよ」

 

ぺしぺしと斬月を叩くと抗議の声が頭に響く。やかましいわ

 

一葉「ちょ、ちょっと待ってください…その剣には意思があると?」

 

真 「え?うん。こいつにはちゃんと意思も感情もあるぞ」

 

死ぬほど荒っぽいし隙あらば乗っ取ってこようとするしめんどいけどね!

 

叶星「付喪神みたいなものかしら?」

 

真 「それとは違うかな、まぁ自分の相棒は大事にした方がいいぞ」

 

俺は大事にしてるけど襲いかかってきます、どうすればいいですか?

 

梨璃「どんな話をするんですか?」

 

梨璃ちゃんは興味津々ね

 

真 「んー話というか…頭の中で戦ってる感じ、お互いに煽って斬り合ってる」

 

一葉「き、斬り合って?」

 

叶星「ぶ、物騒ね」

 

真 「いいのいいの。俺らの関係ってそんな感じだから」

 

空を見上げると綺麗な星が出ている

 

真 「それにしても今日は星がよく見えるな」

 

梨璃「わぁ!本当だ!」

 

夢結「この辺りは空気が澄んでいるのね」

 

一葉「東京ではここまで見えませんね…」

 

叶星「本当に…」

 

 

 

 

side真 美鈴

 

〜翌日〜

 

一葉「では私達はここで」

 

真 「おう、また再来週な」

 

鎌倉を出た俺達は東京に到着、途中で叶星ちゃん達とは別れ今一葉ちゃん達とも別れた

 

美鈴「で、どこに向かうんだい?」

 

真 「俺の戦いの心構えを教えてくれた人のとこ、その人が俺の武器とかティムを作ってくれたんだよ」

 

美鈴「へぇ、それは興味深いね」

 

真 「すげー人なんだけど…すげー人なんだけどな…」

 

美鈴「?」

 

真 「変人科学者だからちょっと気をつけて」

 

美鈴「…う、うん」

 

顔引き攣っとるぞ。まぁこんなこと言われれば引き攣るか

 

そんなこんなで市街地を歩いて細い路地に入る、すると

 

真 「着いたぞ」

 

古びた二階建ての一軒家に辿り着く

 

美鈴「浦原…商店?」

 

真 「そっさっさと入ろう。ごめんくださーい」

 

扉を開けてずんずん進む俺、遅れて美鈴ちゃんも着いてくる

 

? 「いらっしゃいませ…やや、鈴村殿」

 

出迎えてくれたのは2mはあろうかという身長とムキムキの筋肉、そしてちょび髭とメガネのおっさん…「握菱鉄斎」さんが現れる

 

真 「お久しぶりです鉄斎さん」

 

鉄斎「ですな、いつも来る時は夜でしたから私は会えていませんでした」

 

真 「すいません何時も急で…でも今回は先に連絡入れたんすけど…」

 

鉄斎「そうでしたか、少々お待ちくだされ。店長!店長〜!!」

 

声デケーって鉄斎さん

 

美鈴「今の人は?」

 

真 「握菱鉄斎さん、ここの店員さんだよ」

 

美鈴「本当に、店員かい?あの方からはただならぬ何か(・・・・・・・)を感じるんだが?」

 

真 「…へぇ」

 

さすが歴戦のリリィって事かな

 

? 「ふぁ〜…どぉ〜も〜お待たせしてすいませんねェ」

 

真 「あ、来た」

 

甚平に少し髭を生やしストライプの帽子を被った男が奥から出てくる

 

真 「ちゃんと時間伝えたでしょうが」

 

? 「いやぁ色々用意してたもんで…すみませんね」

 

美鈴「…真、この方は?」

 

真 「ああ、この人は」

 

? 「自己紹介がまだでしたね」

 

懐から扇子を取りだし広げ

 

喜助「初めまして、川添美鈴サン。アタシは浦原喜助と申します。以後お見知りおきを」

 

 

 

 

 

 




次回 【修行パートって】いざ新宿へ!【話の途中で出すよね】
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