【百合百合か】アサルトリリィの世界に死神代行(消失編時)の力で介入するってよ【挟まらないようにせねば…(´•ω•)】   作:ストライカーシグマ5

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前回のお話!ウーパールーパーの様なイッチ!美鈴様と腕を組んで校内を案内されるよ!(血涙)

お墓で未練のあるリリィ達を魂葬してあげた

ヒュージ(ステルス)が現れたので倒しに行ったら天葉達が合流!月牙使いまくったからマギうっす…そんな中で天葉のシルトの樟美がヒュージに突貫したよ!


【純粋】スズラン2【謙虚】

side樟美

 

樟美「(姉様はなんで…!)」

 

1人で突撃する樟美、やっとの思いでシュッツエンゲルになれた。その天葉をぽっとでの男に取られているような感覚が堪らなく嫌だった

 

樟美「あんな人に…負けたくない!」

 

レアスキル「ファンタズム」を使い攻撃を予知、避けられないものはCHARMで弾き特殊なヒュージに突っ込む

 

壱 「樟美!突っ込みすぎよ!」

 

樟美「はぁぁぁ!!」

 

CHARMを振り下ろす樟美、が刃は通らず弾かれる

 

天葉「樟美!」

 

弾かれ無防備な樟美を飛んで抱える天葉

 

天葉「何焦ってるの!人数がいるんだから確実に…」

 

樟美「私一人でもやれます!」

 

と大好きなはずの天葉の腕から抜け出し再び突撃する

 

 

 

 

side真

 

真 「こいつで最後!」

 

スモール型とミドル型の殲滅完了!あっちは…うげっ!樟美ちゃんとやらが1人で暴れてらっしゃる…

 

 

720:一般転生社畜 ID:FmOK7otJ8

あーあ…

 

721:一般転生社畜 ID:RfkejOM1D

とりま助けてこい

 

723:一般転生社畜 ID:rTiPVCnX3

い つ も の

 

724:一般転生社畜 ID:AwFHFCzhP

イッチさぁ…

 

726:代行擬赤目 ID:sinigamiredeye

待って!?今回はガチの初対面なんですが!?

 

727:一般転生社畜 ID:hUDGj4gb+

今回の罪「天葉姉様と仲良くした」罪

 

728:一般転生社畜 ID:O8OZchD9R

被告は死刑!以上!閉廷!

 

730:一般転生社畜 ID:tA0htvrO9

これは弁護側もニッコリ

 

732:一般転生社畜 ID:wf4c6xyE0

だからあれほど挟まるなと口酸っぱく言ってるのに…

 

734:一般転生社畜 ID:jG+wYsG2X

かーみんね、卑しか男ばい

 

 

好き放題言い過ぎじゃね?俺も怒りますよ?そんなことより樟美ちゃん助けなきゃ…あの野郎空中飛んでるところにビーム打とうとしてんな!?

 

真 「縛道の八十一!「断空」!」

 

断空でビームを受けその間に瞬歩で樟美ちゃんゲット!

 

真 「大丈夫!?」

 

樟美「は、離してください!」

 

と暴れる樟美ちゃん、え、俺加齢臭でもする?ショックなんだけど…

 

壱 「鈴村様!」

 

壱ちゃんが声を荒らげる、前を向くとヒュージが飛びかかってきてた

 

真 「危なっ」

 

触手を避けて天葉ちゃんに樟美ちゃんを投げる

 

真 「天葉ちゃん!樟美ちゃん宜しく!」

 

天葉「ごめん!」

 

真 「気にしなさんな!」

 

天葉「樟美、なんであんな無茶したの!」

 

樟美「…なのに…」

 

天葉「え?」

 

樟美「天葉姉様は私のなのに…!最近あの人の話ばっかり!」

 

天葉「樟美…」

 

触手を切り落とし装甲を駆け上がる、が他の触手が俺に向かって来る。いやぁキツイっしょ触手プレイは…なぁんてアホなこと考えてると

 

依奈「援護するわ!」

 

壱 「亜羅椰!」

 

亜羅椰「愛しのいっちゃんの頼みとあらば!」

 

壱 「誰が愛しのいっちゃんか!」

 

向かってきた触手を3人が弾いてくれる。助かるわ

 

樟美「私だって…姉様が好きなのに…取られたくないのに…」

 

天葉「…ごめんね、樟美」

 

嫉妬、か…あのぉ俺取ったつもりないんですが…え?これまた俺百合に挟まったとか言われるやつ?…後で謝らなきゃ

 

真 「ったくさぁ、さっさと壊れろ」

 

斬月の鋒を突き刺し霊力を流し込む。刀身から霊力が溢れ爆発して活動を止める

 

真 「はい終了っと」

 

壱 「…あのラージ級をたった一撃で…」

 

亜羅椰「しかも何よ…あの威力…フェイズトランセンデンス以上よ」

 

周りにも潜んでる気配は無いな…じゃあっと

 

真 「あー樟美ちゃん?」

 

樟美「…なんですか」

 

真 「…ごめんな?俺のせいで怒ってるんだよな?」

 

樟美「え…」

 

真 「俺のせいで不愉快な思いしたんだろ?謝るよ、ごめん」

 

樟美「なんで…怒らないんですか…?」

 

真 「元を正せば俺が悪いっぽいしな、だから俺は怒りなんてしないよ。でもちゃんと周りには謝る事、樟美ちゃんが1人で動いたせいで周りの皆を危険にしたんだからな?」

 

樟美「あ…」

 

自分がしでかしたことはわかってるみたいだな

 

真 「俺の事許したくないなら許さなくてもいいからさ、天葉ちゃんの事は許してやってくれないかな?」

 

天葉「真…」

 

樟美「なんで…そんなに他の人の為に優しくできるんですか」

 

真 「…優しいわけじゃない。俺は俺のせいで誰かが泣くのが嫌なだけなんだよ」

 

樟美「…あの…鈴村…様」

 

真 「真でいいよ」

 

樟美「…勝手に嫉妬して、八つ当たりして…ごめん、なさい」

 

天葉「…私からも謝るよ、樟美を許してやってくれない?」

 

真 「俺は最初から怒ってないよ、それより帰ったら壱ちゃん達にちゃんと謝る事。いいな?」

 

樟美「…はい!」

 

さて話も済んだし撤退撤退〜…はぁ

 

真 「先いっててくれ」

 

依奈「どうかした?」

 

真 「いや、ちょっと草履がね…」

 

依奈「わかったわ、みんな行きましょう」

 

…よし、皆見えなくなったな?さぁてと

 

真 「小賢しく死んだフリなんてしてんじゃねぇぞ」

 

さっきのステルスヒュージは壊しきれてなかったみたいだな、確かにマギは感じられなくなったが俺はごまかせない。さっきより位置がズレてる。バレたとわかったのか最後の力を振り絞って逃げようと動き出す、それさぁ許すわけなくない?

 

真 「はい終わり」

 

斬月を投げてコアを貫く。これでようやく終わりだな

 

真 「戻ったら料理の仕込みしなきゃ」

 

お昼までに間に合うかなぁ?

 

 

 

side樟美

 

樟美「天葉姉様…ごめんなさい」

 

天葉「私ももう気にしてないよ。それに私こそシルトをこんなに不安にさせて…姉失格だね」

 

樟美「そんなことありません!私が勝手に暴走して…」

 

天葉「じゃあどっちも悪かったってことにしよう?そうしなきゃまた彼に怒られちゃうよ?」

 

樟美「…そう、ですよね」

 

喋ってみてわかった。あの人はすごく優しい人、だからこそきっと…天葉姉様も気になるんだろう…もしも、兄がいたらあんな感じなのかな

 

樟美「真…兄様」

 

天葉「!?ちょ…く、樟美?」

 

樟美「な、なんでもないですよ!ただの独り言です」

 

いつか、そう呼んだら応えてくれるかな?

 

 

 

side梨璃 二水 楓

 

二水「あっ!梨璃さーん!」

 

と手を振る二水

 

梨璃 二水「ご…ご…ごきげんよう。わ~!」

 

とハイタッチ

 

二水「私今百合ヶ丘に来たーって実感してます!」

 

梨璃「私もだよ!」

 

二水「それに梨璃さんと私同じクラスになったんですよ」

 

梨璃「ほんと!?よかった~!嬉しい!」

 

手を取り合う梨璃と二水、2人の手を握って

 

楓 「そんなに喜んでいただけると私も嬉しいですわ」

 

と入ってくる楓。クラスの一覧表を見ると楓の名前もある

 

梨璃「あ、ホントだ」

 

楓 「私と梨璃さんが隣り合って…これもマギが私達を導いたんですわ」

 

二水「あいうえお順じゃないかな」

 

3人は発表を見た後足湯に来ていた

 

二水「わーいい景色!」

 

梨璃「足湯なんてあるんだ。いいのかな朝からこんな」

 

二水「講義は明日からですから」

 

楓 「理事長の方針だそうですわ。学院はヒュージ迎撃の最前線であるのと引き換えにリリィにとってのアジールでもあるべきだって」

 

梨璃 「アジール?」

 

楓「聖域のことですわ。何人にも支配されることも脅かされることもない常世」

 

梨璃「トコヨ?」

 

楓 「まあいい大人が私達のような小娘に頼っていることへの贖罪というところでしょう」

 

二水「でも不思議ですね。同じクラスでも私と梨璃さんみたいなド新人からヌーベルさんのように実績のあるリリィまで経歴も技量もバラバラです」

 

楓 「おほほ。よく調べているわね。私のこと楓って呼んでくださってよろしくてよ」

 

二水「うわ~!ほんとですか!?すごいです!グランギニョルの総帥のご令嬢とお近づきになれるなんて!」

 

梨璃「ギ…ギニョギニョって何ですか?」

 

楓 「まさかご存じないとか!?」

 

二水「一度説明したじゃないですか!」

 

楓は急に立ち上がりCHARMを梨璃に向ける

 

梨璃「わっ!」

 

二水「グランギニョルはフランスに本拠を置くCHARM開発のトップメーカーの一つなんですよ梨璃さん」

 

楓 「いいえ!トップでしてよ!お父様の作るCHARMは世界一ですわ。おっしゃってくださればいつでも梨璃さんにはキレッキレにチューニングしたカスタムメイドの最高級CHARMをご用意して差し上げますから…お楽しみに!」

 

 

side真 梨璃 二水 楓

 

〜テラス〜

 

二水「梨璃さん朝食の後はどこに行ってたんですか?」

 

梨璃「あっ。うん。ちょっと旧館に」

 

二水「そっか。夢結様にご挨拶に行ったんですね」

 

梨璃「私夢結様にシュッツエンゲルになってほしくて」

 

楓「あら。ですがそれは普通上級生からお声がかかるものですわ」

 

二水「楓さんだって昨日は…」

 

楓 「過去には囚われませんの」

 

真 「お、梨璃ちゃん、二水ちゃん。おはよう」

 

と声を掛けてきたのはカフェの店員のような装いの真

 

梨璃「あ!真さん!ごきげんよう!」

 

二水「昨日はありがとうございました!」

 

真 「どーいたしまして、と言っても大したこと話してないけど」

 

二水「そんな事!」

 

楓 「…こほん」

 

真 「あ、3人でご飯中だったか?邪魔しちゃったな」

 

楓 「お気づかいなく、昨日は飛んだご無礼を。私、楓・J・ヌーベルと申します。以後お見知りおきを」

 

と席を立ってスカートを摘んで挨拶してくれる楓ちゃん。いい所のお嬢様かな?

 

真 「ご丁寧にどうも、俺は」

 

楓 「存じております。鈴村真様」

 

真 「様ってのはやめてくれると助かる」

 

楓 「では真さんと」

 

真 「話がわかるね、楓ちゃんは」

 

楓 「そう言ってくれると嬉しいですわ。真さんのお噂はかねがね聞いております」

 

真 「は、はは…悪い噂じゃないといいんだけど」

 

楓 「悪い噂…とは言いませんが…」

 

え?なんで言い淀んでるの?

 

楓 「数多のリリィを弄んでいる…とか」

 

真 「根も葉も茎も枝もない噂だなぁ!?」

 

楓 「あの「狂乱の姫巫女」と「台場の白き魔女」を手篭めにしたとか…」

 

真 「誰それぇ!?何の話!?」

 

楓 「…噂は所詮噂、という事ですわね」

 

二水「うう…本当だったら大スクープなのに」

 

真 「あのー俺は単純に追われてただけなんでその手のは全部嘘だからな?」

 

梨璃「あ、あはは…真さんも苦労してたんですね」

 

真 「そうだよぉ…めっちゃ色んなリリィに追いかけられてた…てか何の話だっけ…エンゲル係数がどうのって」

 

梨璃「…あ、シュッツエンゲル!」

 

真 「そうそれ、家計を直撃しそうなやつ」

 

二水「真さんって結構所帯染みてますね…シュッツエンゲルというのは百合ヶ丘女学院に伝わる上級生と下級生が結ぶ姉妹の契りのことです。上級生が守護天使・シュッツエンゲルとなって下級生のシルトを導くんです」

 

梨璃「それが夢結様目も合わせてくれなくて…」

 

二水「えっ?昨日はいい雰囲気だったって…」

 

梨璃「私嫌われちゃったのかな」

 

楓「まぁ元々気難しいことで有名なお方ですから」

 

二水「今の夢結様はシュッツエンゲルの契りどころかどのレギオンにも属さず常にたったお一人でヒュージと戦っているそうです」

 

真 「?でも美鈴ちゃんは?あの子のシュッツエンゲル?って奴なんだろ?」

 

二水「美鈴様は2年前の甲州撤退戦の怪我の後遺症でマギが著しく低下した為前線には出れなくなってしまったんです」

 

真 「そうだったのか…」

 

梨璃「…楓さん!私にCHARMの使い方を教えてくれませんか?」

 

楓「それは喜んで!」

 

二水「でも明日から実習が始まり…」

 

楓 「お黙りちびっこ!」

 

二水「ちびっこ!?」

 

梨璃「私…早く一人前のリリィになりたいんです。そうすれば…」

 

楓 「お気持ちはお察ししますが焦りは禁物…と普通なら申し上げるところですが、ここはヒュージ迎撃の最前線ですわ。初心者と経験者をまぜこぜにしているのはリリィ同士が技を鍛え合う自主性もまた期待されてのこと」

 

梨璃「それじゃあ…」

 

楓 「喜んで協力して差し上げますってことですわ』

 

二水「その心は?」

 

楓 「手取り足取り合法的に。うへへ…って何言わせますの!」

 

真 「はは、元気なのはいい事だよ。もし手伝いとか必要だったら言ってくれ、今は何でも屋みたいなもんだからさ」

 

 

 

〜訓練室〜

 

天葉「行くよ樟美!」

 

樟美「はい!天葉姉様」

 

はい、という事でやって来ました訓練室。梨璃ちゃんは自分のCHARMを持ってきてます。さっきぶりの天葉ちゃんと樟美ちゃん。お?樟美ちゃん手を振ってくれてるや、優しい

 

750:一般転生社畜 ID:MCAN6jifX

デデ-ンイッチOUTー

 

751:一般転生社畜 ID:NmmDJ2TUn

あのさぁ…イッチは一々百合を堕とさなきゃ居られないの?

 

753:一般転生社畜 ID:djGPamaSE

こいつ百合ヶ丘来てからどんどんと悪化してんな

 

755:代行擬赤目 ID:sinigamiredeye

え?なんの事ですか?

 

756:一般転生社畜 ID:94nr9hpZB

いい加減誰かこいつに女心を学ばせろ

 

757:一般転生社畜 ID:2URggzLfl

鈍感(EX)

 

759:一般転生社畜 ID:NrMwAigHE

もはや不治の病だろ

 

761:一般転生社畜 ID:ccOqG55rE

ひとつ治す方法あるゾ

 

763:一般転生社畜 ID:WNJO2V9QO

なにぃ!?知っているのか!雷電!

 

765:一般転生社畜 ID:JsOA8oAO2

イッチに女作らせるんや…

 

 

なんだろう、非常に失礼なこと言われてる希ガス…

 

二水「真さんはもうお二人とお知り合いなんですか?」

 

真 「天葉ちゃんはちょっと前からな、樟美ちゃんは今朝知り合った」

 

二水「なるほど…真さんはかなりのやり手、と」

 

真 「二水ちゃん?何書いたのかな?俺に見せてみ?てか見せろ」

 

二水「いえいえ、特には書いてません」

 

そんなやり取りをしてると高台から飛び降りてくる天葉ちゃん、天葉ちゃんに向かって樟美ちゃんが斬撃を重ね球体を発生させる。その中をくぐって天葉ちゃんが翼を作り羽ばたいて目標を切り裂く。おーすげー

 

梨璃「わぁ…」

 

二水「2年生の天野天葉様と1年生の江川樟美さん。あのお二人もシュッツエンゲルなんですよ」

 

梨璃「えっ?もう!?」

 

二水「お二人とも中等部時代からのお付き合いなんですよ」

 

真 「へーそうなんだ」

 

天葉「ふふん、いいでしょー」

 

真 「樟美ちゃんみたいな妹いりゃ嬉しいだろうよ」

 

樟美「///」

 

楓「ささっ。梨璃さんもご自分のCHARMをお抜きになって」

 

梨璃「あ…うんえっとえっと…」

 

と自分のCHARMを持つ梨璃ちゃん、がもたついている

 

楓 「こうですわ」

 

楓ちゃんが手を添えCHARMを変形出来た

 

楓 「ユグドラシル製のグングニル。初心者向けですわね」

 

そう言って自分のCHARMを取り出し華麗に動かす楓ちゃん、流石だわ

 

楓 「鳥の羽よりも軽く蜂の針よりも鋭く時に鋼よりも重く硬く。これがCHARMですわ」

 

ミリアム「ふむ。グランギニョルらしいケレン味じゃの」

 

といつの間にか現れたでっかいツインテールの子、てかじゃのって言わなかった?いつの時代の子?

 

楓 「ミリアムさん。何をしに?」

 

ミリアム「CHARMの調整じゃ。寮に入ってから毎日来ておるぞ」

 

梨璃「CHARMをいじれるんですか?」

ミリアム「もちろんじゃ。わしは工廠科じゃからな」

 

二水「工廠科に属しながらリリィでもあるミリアム・ヒルデガルド・v・グロピウスさんですよ梨璃さん!」

 

ぐ、ぐろ?なんて?いいや、ミリアムちゃんで

 

梨璃「うわっ!二水ちゃん鼻血が!」

 

ミリアム「おぬし大丈夫か?」

 

二水「はい!ご心配なく!昨日から出っぱなしですから!」

 

ええ…やばくない?この子?鉄分足りてる?ミリアムちゃんが梨璃ちゃんのCHARMに触れると

 

ミリアム「ほう。マギもまあまあ溜まっておる。なかなか素直なようじゃな」

 

梨璃「分かるんですか?」

 

ミリアム「普段から傍に置くことで、CHARMは持ち主のマギを覚えるのじゃ。そうやってCHARMはリリィにとって体の一部となる」

 

二水「私達にもそんな日が来るんでしょうか?」

 

ミリアム「う~ん…とはいえ百合ヶ丘に入れたということはお主やお主にだってきっと何かあるはずじゃ」

 

ちらっと楓ちゃんを見たミリアムちゃんが

 

ミリアム「楓だってそう思っておるはずじゃがな。お主らに言っていないということは…うん。自信のない者の方が操りやすいからの」

 

楓 「!」

 

真 「( ˙꒳˙ )oh......」

 

腹黒いなこの子…

 

二水「楓さん意外とあくどい…と」

 

楓 「ちょっと!人聞きが悪すぎますわ!」

 

 

ミリアム「CHARMのことをもっと知りたければ工廠科に行ってみてはどうじゃ?百由様なら色々教えてくれるじゃろ」

 

 

 

 

side 夢結 百由

 

百由「どう?」

 

夢結「ええ。いいわ」

 

CHARMを変形させ誤作動がないか確認する夢結

 

百由「少しガタついてたからいくつか部品を交換しといたわ。銃身はあと2回出動したら交換よ。覚えといてね~私忘れっぽいから。どういたしまして!」

 

お礼を言う前に返す百由

 

夢結「ええ。ありがとう」

 

百由「まったく。可愛げがないんだから」

 

 

 

side真 梨璃 二水 楓 ミリアム

 

ミリアム「ここが工廠科じゃ」

 

エレベーターで降りてきたのは工廠科のフロア、昨日美鈴ちゃんに案内されたから知ってんだ。まぁ中には入ってませんが

 

ミリアム「おい百由様おるかー?」

 

工廠科の部屋を開けると眩い光が溢れ出す。ギャァァァ!目がぁぁぁ(ムスカ感)

 

梨璃「わっ!まぶしい」

 

中ではメガネの女の子がなんかやってる(無知無知)

 

百由「ごきげんよう。ちょっと待って。これからCHARMの刃を硬化処理するところなの」

 

よく見ると確かに刃の様な部分を冷やしている所だ。なんでこんなところでやってるのん?普通もっとこう…専用の場所あるんじゃないのん?

 

百由「いらっしゃい。梨璃さんと楓さんね。えーとあなたは…」

 

二水「二水です!二川二水!」

 

と、またも鼻を抑えてる二水ちゃん。レバー食べさせよ

 

百由「よろしく二水さん。今いいところなの。さあうまくいってよ~」

 

刃が引き上げられていく…ん?あれ、今…

 

百由「あ…あ~!このひと月の努力の結晶が~」

 

と涙を浮かべるメガネちゃんこと真島百由ちゃん。真島さん…ヤクザ…バランス…うっ頭が

 

梨璃「何ですか?これ」

 

とアホなこと考えてたら梨璃ちゃんが先程の刃に興味を抱く

 

百由「CHARMの刃にはマギを制御する術式が刻み込まれているの」

 

顕微鏡で刀身を写しモニターに映像が出る、ホントだ。ルーンが刻まれてる、ヒビ入ってる

 

ミリアム「リリィの体から流れ込むマギがこの術式によって活性化しヒュージを支えるマギをまた断ち切るのじゃ。リリィに力を与えるのもマギならヒュージに力を与えるのもまたマギじゃ」

 

やっぱ死神と虚の関係みたいなもんか。まぁこっちは無機物だからぶっ壊すだけぶっ壊しゃいいけど

 

ミリアム「こんなのもあるぞ、ほい」

 

と銃身を取り出し梨璃ちゃんに見せる。中を覗き込んでるが見えるの?

 

ミリアム「CHARMの銃身じゃよく見い。ライフリングにも術式が刻まれておる。弾がここを通る時にマギと共に術式が刻まれるというわけじゃ」

 

百由「ヒュージと違ってリリィはCHARMを依代とすることでマギを制御するんだけど…はあ…やっちまった~」

 

残念でした。また挑戦してね!(ゲーセン感)

 

百由「私としてはあなたのでっかい剣も1度じっくり見せて欲しいなぁなんて思ってるんだけど?」

 

真 「それ、やっても無駄だからね?俺以外じゃただのでっかい包丁よ」

 

ミリアム「それはそれで気になるがの…真様は一体ナニモンなんじゃ」

 

 

ただの死神代行を模倣した偽物です

 

 

 

〜テラス〜

 

百由「しっかしよりによって夢結とシュッツエンゲルだなんてねー」

 

とバカ食いした百由ちゃん。え?こんな食べて大丈夫?なに?食う暇なく研究してた?おい、飯食わねぇか?

 

梨璃「はい。でも全然相手にしてもらえなくて…」

 

さすがに酷いなそれは…

 

梨璃「あの…夢結様が今使っているCHARMは…」

 

楓「ブリューナクですわ」

 

梨璃「2年前に使っていたのは…」

 

百由「ダインスレイフね」

 

ブリューナク、ケルト神話の神槍。持つものを勝利させるとか言う伝説だったな…うう…6シンクロ…バウンス…死ぬほど辛かったわ。

もう1つのダインスレイフってのは多分魔剣のダインスレイヴを模してるんだろうな。禁忌を持って粛清してくるおじさんが使ってたのが記憶に新しい(6年前)

ん?でも確かあの時夢結ちゃん、CHARM持ってなかったような…あるぇ?

 

梨璃「なぜ夢結様はCHARMを持ち替えたんですか?」

 

百由「なるほどね。それは本人に聞くしかないでしょうね」

 

梨璃「百由様は何かご存じなんですか?」

 

百由「知ってるわ。けど教えない」

 

梨璃「なぜですか?」

 

百由「本人が望まないことを私がペラペラ喋るわけにはいかないでしょ?リリィは税金も投入される公の存在であるけどその個人情報は本人がそれを望まなければ一定期間非公開にされるの。個人の心理状態が戦力と直結する上に感じやすい10代の女子ともなればまあ仕方ないかもね」

 

真 「プライベートは守られるのはいい事だな。俺みたいにプライベートもクソもないよりは遥かに…」

 

乾いた笑みを浮かべる一同、が楓ちゃんが

 

楓 「あのお方、感度高そうに見えませんけど」

 

百由「感じすぎるのよ。感じすぎて振り切れてしまった」

 

人の事を思いやる。その気持ちが強すぎるんだな

 

百由「おっと言いすぎた。あとは本人に聞いて話してくれるならね」

 

楓「梨璃さんどうしてそこまで夢結様にこだわりますの?」

 

梨璃「初めて出会った時の夢結様と今の夢結様はまるで別人みたいで…私…それが不思議で。知りたいんです」

 

楓 「夢結様がそれを望んでいなくてもですか?それともご自分なら夢結様を変えられる?そんなのは梨璃さんのエゴではなくて?」

 

梨璃「それは…そうかもしれないけど…」

 

真 「…まずはやってみる。それでダメだったらその時考える。それでいいんじゃないか?出来る事とやりたい事は必ずしも同じじゃない、だから今自分が出来る事をやる」

 

梨璃「真さん…そうですよね。何が夢結様を変えてしまったのか。夢結様が胸の内に何をしまっているのか。私それを知りたいんです」

 

楓 「はぁ…これは当たって砕けるしかありませんわね(夢結様にケチョンケチョンにされてボロ雑巾のようになった梨璃さんに私が手を差し伸べれば!一丁上がりですわ!」

 

真 「あの?楓ちゃん?後半考えてる事漏れてるよ…」

 

 

 

 

side梨璃 二水 楓

 

2人は2年生の寮棟へ向かう。すると丁度逆側から夢結が現れる

 

梨璃「あっ…」

 

が梨璃には目もくれず横を過ぎ去る

 

梨璃「ま…待ってください!」

 

が立ち止まらない夢結

 

梨璃「夢結様!私とシュッツエンゲルの契りを結んでください私夢結様に助けてもらって夢結様に憧れてリリィになったんです!」

 

夢結「誰に憧れるのもあなたの自由だけれどそれとあなたが私のシルトになることとは何の関係もないわ」

 

梨璃「それは…」

 

夢結「あなたとシュッツエンゲルの契りを結んでも私の作戦遂行能力が低下するだけよ。それがあなたの望み?」

 

その言葉にカチンと来た楓、夢結をひっぱたこうと手を振り上げるが

 

梨璃「やめてください楓さん!」

 

楓 「(またこの私が…)」

 

と動きを止めた楓の頬を夢結が叩く。完全に頭に血が上った楓は夢結の頬を叩き返す

 

楓 「シュッツエンゲルとはそういうものではないはずですわ!互いを愛し慈しむ心を世代を超え伝えるもの!単純な目先の利益を求めるものではないと聞いていましたが違いますか!?」

 

思いの丈をぶつける楓

 

楓 「あなたのようなすっとこどっこいにはむしろ梨璃さんのような純粋なお方が必要ですわ!」

 

夢結「…そうね。分かったわ」

 

楓「 分かったとは?」

 

夢結「申し出を受け入れます。私が梨璃さんの守護天使シュッツエンゲルになることを受け入れましょう」

 

あっさりと快諾する夢結

 

夢結「少しスッキリしたわ。ありがとう」

 

二水「楓さんって案外いい人だったんですね!私見直しました!」

 

が等の楓本人は

 

楓 「(や、やっちまいましたわ〜!)」

 

夢結「梨璃さん。後悔のないようにね」

 

と冷たく言い放つ夢結、が

 

梨璃「は…はい!絶対しません!」

 

 

 

 

side真 美鈴

 

美鈴「やあ、こんなところに呼び出して何か用かな?それとも愛の告白とか?」

 

真 「あの、それ夢結ちゃんがいるところでは絶対言うなよ?俺がCHARMの錆になるから…じゃなくて。夢結ちゃんの事。君ならなんか知ってるんだろ?」

 

美鈴「…と、言うと?」

 

しらばっくれる気、と言うより何故本人じゃなくて私に聞くのかって顔だな

 

真 「俺は嫌われてるからな…普通に話すのも難しそうだし…それにあの子のシュッツ…シュッ…」

 

美鈴「シュッツエンゲル」

 

真 「そうそれ。あの子のお姉さんならなんであんな風になったか分かるだろ?」

 

梨璃ちゃんが言っていた印象と今の夢結ちゃんは確かにかけ離れている。その原因が分かるとすれば美鈴ちゃんだろう

 

美鈴「…こればっかりは夢結のプライベートに関わる。僕からはそう簡単には教えられないな」

 

真 「…だよなぁ、でもそこをなんとか。今さ夢結ちゃんにすげーアタックしてる子がいるんだ。その子2年前の甲州で夢結ちゃんに助けてもらったらしい。そんな夢結ちゃんに憧れてここに来たんだ、贔屓になるかもしれないけど俺は応援したい」

 

美鈴「…」

 

少し考える素振りをする美鈴ちゃん。そして

 

美鈴「口外しないと約束してくれるかい?」

 

真 「わかった」

 

美鈴「…確かに昔はもっと笑顔がある子だったんだ。だけど2年前…あの甲州での戦闘で僕が負傷し戦線に立てなくなってしまったことを自分のせいだと思い込んでいる。そうじゃないって何度も言ってるんだけどね。それから夢結は取り憑かれたかのように戦い続けている…」

 

真 「…はぁ…わかった。ありがとう」

 

そういう事ね…だから夢結ちゃんは…でも、なら

 

真 「ありがとう美鈴ちゃん。見えた気がするよ、突破口」

 

そしてその突破口を切り開けるとしたら…

 

 

 

つづく

 




突如果たされたシュッツエンゲル!やっとゆゆりりを見れるね!どっこいこっからが大変なところ!美鈴様生きてるから頑張って辻褄合わせなきゃ!

次回 【頑張って】ワスレナグサ【くっつけなきゃ】







アンケート投票ありがとうございます。皆断空好きすぎだろぉ!!
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