【百合百合か】アサルトリリィの世界に死神代行(消失編時)の力で介入するってよ【挟まらないようにせねば…(´•ω•)】   作:ストライカーシグマ5

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前回までのお話!

1つ!梨璃ちゃん達レギオンのリーダーズはバラけて捜索を開始することに!

2つ!二次創作じゃなかったら絶対怒られているような技名を連発しながら腕をもぎ取る!

3つ!オールマイトモドキは個性を使いリリィの少女の体を使って自分の体を治す!それがイッチの逆鱗に触れる!


【鉄の意志と】怒れる瞳【鋼の強さ】

side宝条

 

宝条「奴め…私の実験材料を勝手に…」

 

ヒュージに取り付けたカメラで真とDM(ダークマイト)の戦闘の記録を取っていた宝条、その最中DMが闇の回廊から宝条が実験の為に使っていたカリスマのレアスキルを持つリリィを引っ張り出した

 

宝条「…ほう、貴様はそんなふうに力を使えるのか」

 

リリィの腕を代償にし自分の腕を再生させたDM

 

宝条「私の実験材料を使ったんだ。取れるデータは全て取らせてもらう…そして」

 

マグカップのコーヒーを飲み干し

 

宝条「使った分の代償(・・)は払ってもらう」

 

 

 

 

side叶星

 

叶星「…ふう、ここは避難が済んでいるようね」

 

叶星が辿り着いたのは庭園のある公園、周りには人の姿は無い

 

叶星「でも、特型ヒュージの痕跡もなし…一体、どこに潜んでいるこかしら…灯莉ちゃんからヒュージを見つけるコツ、習っておけば良かったかな」

 

脳内に元気いっぱい天真爛漫な姿が浮かぶ

 

叶星「…(梨璃さん達にはああ言ったけれど…やっぱり皆の事気になってしまうわね…)」

 

思わず端末を起動させ

 

姫歌『は、はい!こちらひめかです!』

 

グラン・エプレのサブリーダーの姫歌に繋ぐ

 

叶星「姫歌ちゃんっ」

 

姫歌『ど、どうしたんですか、叶星様?確か、新宿の方で真さん達と任務に当たってるって…』

 

叶星「ええ、その通りよ。良かった、ちゃんと連絡は行き届いているみたいね…そちらの状況はどう?もう出動しているかしら」

 

姫歌『もちろんです!ちょうど今ヒュージの出現場所に向かってて…あー!コラ灯莉!そっちは逆よ!勝手にどこか行かないで!』

 

といつもの調子の声を聞き

 

叶星「…ふふ」

 

思わず笑ってしまう叶星

 

姫歌『紅巴も見てないで灯莉を止めてよ!叶星様が居ないからってそんな暗い顔しないの!高嶺様がいらっしゃるんだから平気よ!…え?お2人が一緒に居ないのが大問題?引き裂かれた運命に抗うってどういうこと!?』

 

叶星「…いつも通り、みたいね。ある意味安心したわ」

 

姫歌『す、すみません…でも大丈夫です!ひめかがサブリーダーとして頑張りますから!…え?なんですかジェネシス先生?それが逆に不安?…どー言うことですか!?』

 

叶星「…ふふふ、ええそちらは任せたわね、姫歌ちゃん」

 

姫歌『あ、高嶺様に変わりましょうか?もうすぐ追いつくと思いますけど…』

 

高嶺「高嶺ちゃんは別行動をしているの?」

 

姫歌『はい、先行して偵察をすると提案頂きまして。ひめか達は民間人の避難誘導をしながら進んでいるんです』

 

叶星「なるほど、そうだったのね(流石高嶺ちゃんね。私が居なくても自分の成すべきことを完全に理解している。姫歌ちゃん達もしっかりと考えて動いている。一柳隊やヘルヴォルのみんなと行動した事がいい刺激になったのでしょうね…)」

 

自分の居ない状況でも行動していた事に安堵する叶星

 

姫歌『…あの、叶星様?』

 

叶星「なにかしら、姫歌ちゃん」

 

姫歌『こちらは本当に大丈夫です。叶星様が居なくてもちゃんと任務は果たします…でも…出来れば早く戻ってきていただきたいです。あたし達グラン・エプレは叶星様が居てこそ本当の意味での強さが発揮できると思っていますから』

 

叶星「姫歌ちゃん…」

 

姫歌『そ、それにほら、灯莉や紅巴も寂しがってるし!あたしは平気ですけど〜ってコラ!灯莉!今叶星様と大事なお話をしてるんだからまとわりついてくるなー!』

 

叶星「…私も早く皆と会いたいわ」

 

と零す叶星

 

姫歌『あ、高嶺様がもうすぐ戻られるとのことです!ちょっと待ってくださいね、すぐお繋しますから!』

 

叶星「大丈夫よ、姫歌ちゃん。あなた達の状況はもう伝わったから」

 

姫歌『え?いいんですか?話さなくて』

 

叶星「高嶺ちゃんの事は誰よりもわかっているもの。今は離れていても心は1つの所にあるわ」

 

姫歌『あはは…流石ですね。叶星様…おかげでそれを聞いた紅巴が隣で倒れてしまってこちらの戦力がマイナス1になりましたが…でも大丈夫です!』

 

叶星「それは大丈夫なの…?」

 

姫歌『はい、そのうち復活すると思うので問題ありません。それでは叶星様、また後で』

 

とそこで話し声が聞こえなくなり

 

叶星「…通信、切れてしまったわね」

 

と少し残念そうにする、が

 

叶星「…よし、準備完了。皆の事も確認できたし憂いることはないわ。今、私が為すべきことを為すだけ」

 

長い髪の毛を結び直し気合いを入れ直す

 

叶星「私達の街をヒュージなんかなな好き勝手にさせる訳には行かない!待っててね、皆!」

 

 

 

side一葉

 

銃声が鳴り響きヒュージが倒れる

 

一葉「正面の敵一掃しました!皆さん今のうちに移動を開始してください!マディックの皆さんは後方の警戒をお願いします。奇襲に備えてください!」

 

と指示を出した瞬間新しいヒュージが現れる

 

一葉「っ、言ってる側から…!応戦します!うおぉぉ!」

 

次々とコアを斬り落とし倒していく一葉、全て倒し終え一息付き

 

一葉「距離は…まだ遠いか…避難はほぼ完了している。後はここを凌げば安全は確保できそうですね…ふぅ」

 

手袋を外しはめ直す

 

一葉「(思わぬ寄り道をしてしまいました…特型ヒュージを探すつもりが避難中の民間人に出くわすなんて。でも、良かった…今回は被害が出ていない、誰も傷ついていない…)」

 

一葉はそう思う一方で真に言われた言葉を思い出す

 

真 『テメェが何背負ってるか知らねぇけどな!!今死んだら守れるはずの命が守れなくなんだぞ!!今やらなきゃいけないとこをちゃんと見ろ!!』

 

あの時言われた言葉は一葉に深く突き刺さった。守れるはずの命を守れなくなる。そんな事は一葉もしたくは無い

 

真 『だけどもし焦りそうになったりしたら周りを一回見渡してみな、そうすれば何をしなきゃ行けないか分かるはずだよ』

 

誰かの為にと焦るのは普通だ、が自分はリリィ。ヒュージを倒し人を守る存在。それを忘れてはいけない、そう刻み込んだ

 

一葉「っ…!」

 

素早く物陰に隠れる一葉、先程までいた場所にヒュージの攻撃が落ちてくる

 

一葉「(ヒュージとの距離が近付いてる…という事は、囮の役目は果たせているわけだ。この隙に遠くまで逃げてくれれば…)」

 

物陰から顔だけ出し

 

一葉「(射程距離、十分。これだけ引きつければ民間人には向かわないはず、しかしケイブが出現していないにも関わらずこれだけのヒュージが現れるなんて…やはりこの事件の裏にはなにかが…ん?ヒュージの攻撃か止んだ?どうして…こちらに引き付けていたはずじゃ…)」

 

一葉に一抹の不安が過ぎる、そしてその不安は的中し爆発音が鳴り響く

 

一葉「っ!?あちらの方向には病院があるはず!もしかして避難が遅れて…!?」

 

影から走り出す。道中のヒュージを倒しながら目的地に到着した一葉、群がるヒュージを次々と薙ぎ倒し

 

一葉「建物正面クリア!ヒュージ反応チェック!…終わった?」

 

周りにヒュージの反応がないことを確認し

 

一葉「ふぅ…何とか守りきれたか」

 

と一息つく、すると

 

看護師「ね、ねぇ…もう外に出ても大丈夫かしら?」

 

と一葉に声をかけてくる

 

一葉「はい、周囲のヒュージは殲滅しました。ですが、まだ警戒を続ける必要があります」

 

看護師「そう、わかったわ…貴女、エレンスゲのリリィよね?制服は違うけど、でも間違いない」

 

一葉「っ…!?ど、どうしてそれを?」

 

顔を強ばらせる一葉、が

 

看護師「前にあったことがあるの。その時もヒュージに襲われてね…大量のヒュージに襲われて大きな被害が出たの。私もシェルターに逃げるのが遅れて…」

 

一葉「っ!?(あの時だ…私が1人で戦って、そして助けに来てくださった瑤様が…)」

 

看護師「あの時の大人っぽい子、無事だったみたいね」

 

とほっとした表情をする看護師

 

一葉「もしかして、私達を助けていただいた…?」

 

看護師「私は応急手当をしただけ、貴女達はすぐ別の病院へ運ばれてたって聞いたわ」

 

一葉「その節はありがとうございました!お陰様で私の仲間の命は救われました!」

 

看護師「お礼を言うのは私の方よ。貴女が身を挺して戦ってくれなかったら、今頃私はここにはいないわ。この間の新宿でもそう、あの時は別のリリィにだけど助けてもらったわ」

 

一葉「…そう、だったんですか」

 

看護師「ありがとう、私達を救ってくれて」

 

一葉「っ!(感謝の言葉…私なんかにそんな言葉を…)」

 

看護師「貴女達が私達の代わりに傷付き戦ってる。そのことは決して忘れないわ」

 

一葉「…ありがとう、ございます。その言葉があれば私達はもっと戦えます」

 

看護師「だからと言って無理はだめよ?いくらリリィだからって限度はあるんだから」

 

一葉「はい…肝に銘じます」

 

一葉の今までやってきたことが報われた気がした、それと同時に真の言っていたことが間違いではないということも感じた

 

看護師「っといけない!何時までも引き止めている訳には行かないわね」

 

一葉「はっ、はい!私も元の任務に戻らなければ…そうだ、特型ヒュージ、えーとこのような形状のヒュージを見ませんでしたか?」

 

特型ヒュージの写真を見せる一葉

 

看護師「…ごめんなさい、分からないわ。でもそういえば救急隊員の人が言ってたわ。都庁の方二ヒュージが集まってるから近づくなって」

 

一葉「都庁に…?」

 

看護師「あの辺は先日の戦闘での被害が大きかったから人はほとんど居ないはずだけど…」

 

一葉「情報協力感謝致します!それとどうかお気を付けて!」

 

看護師「ええ、貴女もね。私達に世話にならないようにしてね?」

 

と建物の中に戻っていく看護師、その背中を見て

 

一葉「…(縁というものは不思議ですね…あの日、私達を助けてくれた方とこうして会うなんて…)」

 

看護師「あ、そうそう!」

 

と振り返る看護師

 

看護師「貴女、黒い和服の男の子と知り合いだったりしないかしら?目が赤くて大きい、なんていえばいいのかしら?包丁みたいな剣を持ってる子なんだけど」

 

と浮かんだのは死覇装に身を包んだ姿の真

 

一葉「え?ええ、私の仲間です」

 

看護師「そう、なら伝えてくれるかしら?「貴方が運んだ人達は助かった」って」

 

一葉「え?」

 

看護師「新宿の戦いの時、彼この病院を守りながら戦ってくれたの。その時も搬送を手伝ってくれたりしてね」

 

一葉「真さん…」

 

看護師「だから、彼にもありがとうって伝えてくれるかしら?」

 

一葉「はい!承りました!」

 

看護師「お願いね、じゃあ本当に気をつけてね」

 

一葉「はい!…ありがとう、か…よし!都庁…梨璃さんが探索に当たってる地域だ。さあ、行こう!もう一度あの因縁の地へ!」

 

 

 

side梨璃

 

梨璃「ええと…こっちかなぁ…」

 

と周りを見渡す梨璃、が

 

マディックA「一柳さん!そっちはさっき捜索した方角ですよっ!」

 

梨璃「えぇ!?わっ…ほんとだ…」

 

と随伴してくれているマディックの少女に言われ唖然とする。頭に乗っているティムキャンピーも少し呆れている感じがする

 

梨璃「ごめんなさい…都内はあまり慣れてなくて…」

 

マディックA「いえ!お気になさらずに!」

 

と明るく返される梨璃

 

マディックB「…あの、一柳さんってあの百合ヶ丘のリリィなんですよね?」

 

マディックA「この間のエリアディフェンス崩壊の際に最前線で戦ったリリィだと聞きました」

 

梨璃「はい、そうです」

 

マディックの2人は目を輝かせて梨璃を見つめる

 

マディックA「すごい…流石名門、百合ヶ丘のリリィ…」

 

尊敬の眼差しを向けられ

 

梨璃「あ、いえ、私の場合は他の皆さんに助けていただいて何とか戦えてたって感じですよ〜」

 

マディックB「…」

 

マディックA「…」

 

マディックB「(百合ヶ丘から来たリリィって聞いたからどんな人かと思ったけど…普通の女の子だね?)」

 

マディックA「(うん、もっとトゲトゲした人が来るって想像してた。こう、孤高のリリィっていうか…で、あの黄色の鳥?鳥なのかな…あれなんだと思う?)」

 

とコソコソ話している2人。そんな中で梨璃の端末が鳴り

 

梨璃「はい、梨璃です」

 

ミリアム『おー梨璃よ。首尾の方はどうじゃ?』

 

ミリアムからの通信だった

 

梨璃「はい、ミリアムさんがサポートにつけてくれたマディックの方たちのおかげで何とかやれてます」

 

ミリアム『梨璃の元にマディックを送ったのは司令部じゃがのう…まぁ、順調そうで何よりじゃ』

 

梨璃「一葉さんと叶星様は大丈夫でしょうか?」

 

ミリアム『うむ、順調にヒュージを倒しておるようじゃぞ。流石はレギオンを束ねるリーダーと言ったところじゃのう』

 

梨璃「(やっぱり、あの方達の実力は本物だ…リリィ個人としての力は勿論、レギオンのリーダーとして私に無いものを沢山兼ね備えてる…立派な方達…ミリアムさんから元のレギオンに戻ってきたらどうかって提案いただいた時…私だったらきっとそうしてた)」

 

脳裏に浮かぶ夢結や楓達

 

梨璃「(でも、お2人は自分で動く事に決めた。レギオンの仲間を信じて…私もあんなふうに出来るかな…)」

 

ミリアム『梨璃?どうかしたかー?』

 

梨璃「あ、いえ!なんでもありません」

 

ミリアム『そうか、では通信を切るぞ。なにかあればまた連絡する』

 

梨璃「はい。ありがとうございます!」

 

そこで通信が切れる

 

梨璃「…よし!私も頑張らないと!それじゃ皆さん!張り切って行きましょう!」

 

と気合いを入れ直す梨璃、先導するように走る…が

 

マディックA「あ!一柳さん!そっちの方角はちがいますよ!」

 

梨璃「えぇぇ!?ご、ごめんなさい…!」

 

安定の方向音痴を発動してしまう。流石にこれにはティムキャンピーもしっぽでぺしぺしと後頭部を軽く叩く

 

マディックA「もしかしてそちらから何かを感じるんですか!?百合ヶ丘のリリィともなるとそう言った感覚も鋭くなるとか!?」

 

再び尊敬の眼差しを向けられ

 

梨璃「い、いえ!私はそんな特別なリリィじゃないです!ほんと、お姉様や楓さん達におんぶにだっこで…」

 

マディックB「楓さん…百合ヶ丘…もしかしてその楓さんって楓・J・ヌーベルのこと!?」

 

思わぬ有名人が出てきて声を荒らげるマディック

 

梨璃「あ、はいそうです!私のレギオンの頼りになる仲間です!」

 

マディックA「ああ、なんだっけ?「「百合ヶ丘の秘宝」?」

 

マディックB「「百合ヶ丘の至宝」!あの百合ヶ丘女学院の編入試験をトップの成績で合格した圧倒的実力と高い知性を持つ高貴なるリリィ!」

 

梨璃「は、はい…その楓さん、だと思います」

 

圧倒的実力はともかく知性?と少し思ってしまった梨璃、頭の上でティムキャンピーも知性?楓が?別の楓さんでは?と思っていたり

 

マディックA「ごめんなさい、この子少しミーハーなところがあって」

 

梨璃「ふふ、私のレギオンにもそういう人いますよー。リリィの事になると目の色が変わるぐらいお熱になるの♪」

 

息を荒らげておさげを振り回す二水の姿が目に浮かぶ

 

梨璃「でも、凄いのは楓さんだけじゃないよ?特に私のお姉様、白井夢結様とか…」

 

マディックA「白井夢結!?初代アールヴヘイムに所属していたあの!?」

 

マディックB「…だーれがミーハーだってぇ?」

 

ニヤニヤしながら問いかけるマディック

 

梨璃「あはは…流石お姉様。こちらの皆さんの間でも有名人なんだね!」

 

マディックA「でも、あの白井夢結や楓・J・ヌーベルと同じレギオンなんてすごいよ」

 

梨璃「う、うーん…さっきも言ったけど私自身は大したことないよ。リリィとして、まだまだ未熟だから」

 

マディックB「ううん!百合ヶ丘のリリィと言うだけで十分凄いって!」

 

マディックA「私達はこのとおりCHARMも扱えない身だから…リリィには憧れがあって…」

 

マディックB「うんうん!私もリリィみたいにCHARMをもってかっこよく戦いたいなー」

 

マディックとは対ヒュージ戦闘員。CHARMが起動できない、つまりリリィに満たない者。憧れるのも無理は無い

 

梨璃「わ、わかります!私もその憧れからリリィを目指したから!」

 

マディックB「え?」

 

思わない返答に間抜けな声を出すマディック

 

梨璃「昔、リリィになる前、ヒュージに襲われたことがあって、それをお姉様…梨璃がたすけてくれたんだ!その時見たCHARMを握り、華麗にヒュージと戦う姿は、今でも目に焼き付いてて…」

 

マディックA「梨璃さんもそうだったんだ…」

 

梨璃「私は憧れだけで運良くリリィになれてここまで来れたけど…ここから先は憧れてるだけじゃだめ…お姉様や楓さん…それに一葉さんや叶星様達とも肩を並べるだけの力を身につけないと…憧れで終わらせる訳には行きません!」

 

マディックB「…」

 

梨璃「あ、ごめんなさい。急にこんなこと言っても意味不明ですよね…」

 

マディックA「…いえ、なんというか梨璃さんは百合ヶ丘のリリィなのに…」

 

マディックB「うん、なんだか物凄く身近に感じる…」

 

梨璃「そ、そうですか?」

 

マディックA「はい!そう思います!」

 

マディックB「この任務、絶対に遂行しようね!梨璃ちゃん!」

 

まさかのちゃん呼びに

 

梨璃「り、梨璃ちゃん?」

 

マディックB「あ、すみません!なんだか一柳さんと話していると親近感が湧いて…」

 

マディックA「わかるよその気持ち」

 

うんうんと頷くマディック

 

マディックB「失礼しました、一柳さん…」

 

梨璃「梨璃ちゃんでいいよ!」

 

マディックB「え?」

 

梨璃「もう私達友達だもんね!」

 

マディックB「友達…」

 

マディックA「それじゃ、改めてよろしくね!梨璃ちゃん!」

 

梨璃「うん!頑張ろうね!みんな!」

 

そんな和やかな空気を壊すように低い音が鳴り響く

 

梨璃「これは…戦闘音!あっちは都庁方面だよね!?」

 

マディックB「う、うん、あっちは別働隊が索敵に当たってるはずだけど」

 

梨璃「直ぐに向かいます!皆さんは司令部に報告後。念の為退路を確保してください!」

 

マディックA「わかった!梨璃ちゃんも気をつけてね!」

 

梨璃「うん!ありがとう…!それでは、行ってくるね!」

 

 

 

 

 

side真

 

真 「閃天撃!!」

 

剣圧を纏った斬月を垂直に振り下ろす。オールマイト擬きは何枚かのコインを投げ巨大化させ盾にし斬月を食い止める

 

真 「いい加減に…」

 

DM 「ハッハッハ!」

 

真 「しやがれ!!」

 

斬月とガントレットがぶつかる。こいつ、さっきからあの子の周りから離れようとしねぇ…!

 

真 「んな子供の、しかも女の子の力使わなきゃ戦えないなんて雑魚もいいところだなァ!おい!!」

 

DM 「挑発のつもりか?残念だったな!私が「道具」をどう使おうと私の勝手だからな!」

 

…今こいつ、なんて言った?

 

真 「…道具?」

 

DM 「そうだとも!「これ」の力は私のブースター!ならば道具として扱うのが正しい「使い方」だろう?」

 

真 「…もういい、黙れ」

 

斬月に霊力を流し込み刃から青白い斬撃が溢れ出す

 

真 「月牙…」

 

DM 「SMASH!!」

 

真 「天衝!!」

 

強化された拳に月牙が衝突し爆発する

 

真 「(アイツをとりあえずあの子から引き剥がさないと…!次にあの子の体を使って傷を治したら本当に死んじまう…!!)」

 

ただでさえ出血もかなりしている、早くしないと失血死しかねない…!だけど

 

真 「さっさとその子から離れろ!!」

 

斬月を連続で振るう。さっきからこいつこの子を盾に出来る距離に絶対にいやがる。いやらしい!

 

DM 「ふっ!はぁ!」

 

ガントレットで斬月を受けながらこっちに拳を振るってくるモドキ野郎、こっちも直撃はしないが地味に掠めてくる

 

真 「らぁ!!」

 

斬月とガントレットがぶつかった瞬間に斬月を離し腕を掴んで地面に叩き付ける、離した斬月を掴み振り上げた瞬間

 

DM 「いいのか?あの娘がどうなっても!!」

 

真 「っ!?」

 

いつの間にかあの子の周りに錬金兵が作られていて手に持った槍を突きつけていた

 

真 「テメェ!!」

 

DM 「甘いんだよ、ふん!」

 

真 「づっ!」

 

地面が盛り上がって棘のようになり俺に襲いかかる。咄嗟に下がり直撃は避けたが頭を掠めて左腕を少し抉られる

 

DM 「甘いな〜甘い甘い…どうしようもなく甘いな!!聞いていた通りだ(・・・・・・・・)

 

真 「(…やっぱ、他の黒コートの奴等と繋がってるか)」

 

こいつの口からポロポロと他の奴らとの関係性が出てくる、そのへんも重要だ、けど

 

真 「ハッ!甘い?ちげーよこれは余裕だボケ。テメェみたいな三下程度に本気になるほど子供じゃねぇって話、おわかり?」

 

とりま煽っとこ、ムカつくけど…さっさとぶっ倒したいけど!あの女の子助けるためにはアイツの隙を作らなきゃならんし

 

DM 「安い挑発だなぁ?そんなものに乗るとでも?」

 

真 「別に?ただ、俺がこんなやっすい挑発が出来る位の相手だって自分で言ってるの分からない感じ?」

 

DM 「ククク…無駄だぞ、私を煽っても感情的になることは無い!」

 

真 「どーだか?さっき腕ぶった斬られてブチ切れてたじゃん。あれを感情的と呼ばないでなんて呼ぶの?」

 

売り言葉に買い言葉、とはならんか…さて、こっから…っ!?

 

真 「なんだ!?」

 

そこらじゅうで戦闘の音はするが、それでも一際でかい音がした…あっちは…都庁か!?

 

真 「(どうする…こいつはほっては置けない…けどあっちの爆発も尋常じゃない…)」

 

DM 「ほら、どうした?助けに行かなくていいのかな〜?あそこには特型ヒュージが居るだろうねぇ」

 

真 「…そうか、なら尚更ここを離れるべきじゃねぇな(・・・・・)

 

左腕の出血を先ず止めないとな

 

真 「あそこに居るのは特型ヒュージ(・・・・)なんだろ、ならなんの問題もねぇよ」

 

斬月を地面に刺して代行証から止血剤と包帯で手当をする。あー握力にちょい影響出てるな…あれ使うか

 

830:一般転生社畜 ID:c5lVj//+j

あれは…

 

832:一般転生社畜 ID:iJis/bchT

ミッドガントレットだぁぁ!!

 

834:一般転生社畜 ID:Gx4Gl1/iG

こりゃ便利なもんがでてきたな

 

835:作って崩玉 ID:tentyou

いやぁ大変でしたよ。鈴村サンの霊圧に耐えられるように元のものより耐久力を上げてなおかつ可動域を邪魔しないように伸縮性にも優れさせなきゃいけなかったんスから〜、まぁアタシにかかればこんなもんスけど♪

 

837:一般転生社畜 ID:/cYxCT0mX

なんでもありだなこの下駄帽子…

 

838:一般転生社畜 ID:iEN1e/oCE

成程、握力に影響が出たから止血した後にミッドガントレットを巻いて補強したのか

 

839:一般転生社畜 ID:R9keyb8XZ

なら斬月の鞘の代わりにしてる包帯でいいんじゃねぇの?チャン一は昔そう使ってたろ?

 

840:一般転生社畜 ID:z09CQW2yb

あれは柄に巻かれてたのを巻いただけだからイッチの斬月じゃ出来ないのかもな

 

841:一般転生社畜 ID:tQEu52g5s

そんなことより早くあのリリィの子助けないと!

 

842:一般転生社畜 ID:gMBo0LeIG

出血量増えてるぞ!

 

 

真 「ヒュージを倒すのはリリィでも出来る、けど」

 

斬月を引き抜き鋒を偽物野郎に向け

 

真 「バケモン倒すのはちょっと荷が重いでしょ、人の姿してるなら尚更な」

 

DM 「ほう!ならあっちは捨てるわけだな?」

 

真 「捨てる?何勘違いしてんだ…要は」

 

鋒から霊力を喰らい巨大化した月牙を振り抜く

 

真 「ちゃっちゃとテメェをぶった斬ってあっちに行くって言ってんだよ!!」




次回 【力の差と】敗者の栄光【魂の差】
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