【百合百合か】アサルトリリィの世界に死神代行(消失編時)の力で介入するってよ【挟まらないようにせねば…(´•ω•)】 作:ストライカーシグマ5
【満足ってこう】開幕の狼煙【キラキラしててよ】
side アイアンサイト
〜新宿エリアディフェンス崩壊事変よりしばらくのち〜
〜新宿・市街地〜
瓦礫が散乱する街中、そこには何体かの特型ヒュージ「クリオネ」が浮かんでいる
? 「皆、止まって。ヒュージの群れを発見したわ」
紫のポニーテールの少女が制止する
? 「あのヒュージ達は…!」
ヒュージを見て驚くラベンダーの色をした「アステリオン」を構える少女
? 「東京中で溢れ始め未確認ヒュージ、こんなところにまで…」
? 「あれって、あの特型ですよね。新宿エリアディフェンス崩壊事変で暴れた、その場で変質するヒュージ…」
ショートカットの髪に片方だけぴょこんと結んだ少女が問かける
? 「ま、間違いありません…!1体で都庁周辺を陥落寸前まで追いやったヒュージの幼体が、あんなに…」
メガネをかけた少女が答える
? 「報告には聞いてましたけど…信じられない…」
緊張が走る空気の中、端末が鳴り響く
? 「別働隊より報告、周辺住民の避難完了」
カチューシャをした少女の報告と同時に
? 「ひ、ヒュージの群れが進行を開始しました。この方向…避難地域にぶつかります!」
? 「ここで仕留めなきゃ…ですね」
? 「ええ、成長する前に出会えたことは幸運だわ」
? 「そうね、ここでケリをつけましょう」
5人がCHARMを構え
幸恵「アイアンサイト、行くわよ!全員散開!」
ポニーテールの少女、福山・ジャンヌ・
佳世「おりゃぁぁあ!!」
メガネをかけた少女、松永・ブリジッタ・
佳世「おっしゃぁあ!!」
百合亜「1匹たりとも逃がさない」
佳世が取りこぼしたヒュージを撃ち抜くカチューシャを付けた少女、黒木・フランシスカ・百合亜
来夢「わっ!」
ヒュージの集中攻撃をラベンダー色のアステリオンを持つ岸本・ルチア・来夢
来夢「(こ、このヒュージ達。私を攻撃してくる…!)」
聖恋「やぁぁ!!」
来夢に攻撃を仕掛けたヒュージをショートカット少女、天宮・ソフィア・
聖恋「集中するんだ!来夢!」
来夢「ご、ごめん、聖恋ちゃん!」
幸恵「この調子なら何とか…」
ヒュージの減り具合を見て幸恵は期待を胸に抱く、が
百合亜「…!いえ、そう簡単にはいかないみたいよ」
聖恋「しゅ、周囲にヒュージの反応多数!」
報告と同時に視界に入ってくる特型ヒュージの群れ
来夢「こんなにいっぱい!?」
百合亜「囲まれてるわね」
佳世「ど、どどどどうしましょう!?」
慌てる佳世、すると百合亜が
百合亜「これだけの数がもしギガント級まで成長したら東京はおしまいね」
と笑えないジョークをかます、それを真に受けた佳世
佳世「な、なななら!ここで全部仕留めないと!」
幸恵「(この数…おそらくこちらも犠牲なしでは済まない…いえ、でも!)」
聖恋「逃げる訳には行かない!オレ達はリリィなんだから!」
来夢「お姉ちゃん…見てて…私、やるよ…行きましょう、幸恵お姉様!」
幸恵「ええ、やるわよ皆!今こそ見せましょう、ルド女の魂を!」
幸恵の号令と同時に3体の特型ヒュージが消し飛ばされる
来夢「な、なに!?」
聖恋「まだ攻撃してないのに、敵が爆発した!?」
佳世「か、かかか、加勢?でで、でも誰が!?」
? 「中々の気勢…ガーデン崩壊の危機にあってなお衰えぬその戦意、中々やりますわね」
聖恋「だ、誰だ!?」
? 「同志の危機を救わぬはリリィの名折れ…ここは助太刀させて頂きますわ」
振り向くとそこには瓜二つなリリィ、青い制服と濃い紫がかったかみに蝶の髪留めをした船田
その後ろには純と同じ制服を着た3人のリリィ、ヘッドホンを首にかけカーディガンに身を包んだ茶髪の川村
幸恵「純さん!初さん!?御台場のリリィがどうして!?」
幸恵の疑問もそのはず、今いる場所は御台場女子の管轄から離れている。管轄外に出る時は基本的にその場を管理しているガーテデンに報告しなければならない。そんな幸恵の疑問に槿が
槿 「知っての通り、特型ヒュージの大群が東京中に出没してる。各ガーデンの防衛機能はそろそろ限界。おまけに東京西部を守るルド女は崩壊の危機にある…この東京を救う為の相談ならまず貴女達からって思ってたの」
幸恵「そ、相談?」
槿 「東京圏防衛構想会議。今度こそやりましょうってこと!」
幸恵「防衛構想会議!確かに前回は都庁が襲撃されて開かれなかったけど…」
楪 「そんな話してる状況?そろそろ敵も体勢を立て直すよ?」
椛 「その通りかと思います。怯んでいる今が叩くチャンスです」
槿 「おっと、そうね!続きは後で!」
純 「御台場、討伐を開始しますわよ!」
初 「ええ、参りましょう」
楪 「さあ、行こうか!椛!」
椛 「ええ、ゆず」
臨戦態勢に入った御台場女子の5人
幸恵「助かるわ、でも」
構え直し
幸恵「御台場だけに任せては置けない!行くわよ、来夢!」
来夢「はい!」
佳世「よっしゃあ!!突撃ぃいい!!」
ルナティックトランサーを発動させ暴れ始める佳世
百合亜「聖恋、私達も」
聖恋「は、はい!」
反撃を開始したアイアンサイト。そんな彼女達を離れた場所から見つめる男が居た
? 「防衛構想会議…これなら彼らも力を貸してくれるだろう。なに、彼は優しい。リリィの為ならきっと私の事もそこそこにしてくれるはずだ、そう思うだろう?」
腰に携えた刀の柄頭を優しく撫で
? 「鏡花水月」
side梨璃
? 『梨璃…梨璃…』
誰かに呼ばれている…?
梨璃「(眩しい…頭がくらくらする…何があったんだっけ…)」
? 『梨璃…!梨璃…!』
梨璃「(そうだ…新宿…私達はギガント級と戦ってて、私達は21人での…ノインヴェルト戦術を…どう、なったんだろう…勝ったのかな…私達…)」
? 『起きて…梨璃…』
梨璃「(この…声は…)おねえ…さま…?」
目を覚ますとそこには瓦礫の山、そして降りしきる雪とこちらを心配そうに見つめるお姉様
梨璃「お姉…様(…!頭に冷たいものが…お姉様の涙…?)」
夢結「梨璃…」
梨璃「(赤い…涙じゃない…これ…血…?)」
起き上がりお姉様を見つめ
梨璃「お姉様!」
夢結「どうして…どうしてなの、梨璃…」
梨璃「え…?」
周りを見渡す、そこには
梨璃「あ…ぁ」
倒れた一柳隊の皆
梨璃「(梅様…雨嘉さん…神琳さん、鶴紗さん…!楓さん!ミリアムさん!二水ちゃん!美鈴様!結梨ちゃん!)」
梨璃「お姉様…皆、倒れてる?…血が、沢山…!」
夢結「梨璃…どうして、ラプラスを解いてしまったの…?」
梨璃「え?え?え!?」
ラプラス…?解く?なに、それ…
夢結「どうして…」
そう言って夢結が地面に倒れる
梨璃「お姉様!?お姉様!?」
倒れたお姉様の体を揺する
梨璃「おねえさ…血が…お姉様!!…いや…」
真 「ああ…良かった…」
梨璃「っ!?真さん!お姉様が!皆さんが!!」
声の方に振り向くとそこには左腕を失い血を流し潰れた左目をこちらに向けていた真さん
真 「良かった…梨璃ちゃん…だけでも…護れ…」
梨璃「いや…いやぁぁぁぁ!!!!」
そこで私の意識は途絶えた
梨璃「!!!」
次に目が覚めるとそこは見覚えのある百合ヶ丘の自室だった
梨璃「はぁ…はぁ…夢…また、同じ夢だ…」
side真 一柳隊
神琳「さて、集合時間は過ぎていますが…夢結様に梅様、それに梨璃さんはまだみたいですね」
ミリアム「ま、急な招集じゃったからのう。それそれ都合があるんじゃろう」
真 「梅ちゃんはいつもの事じゃね?」
1:一般転生社畜 ID:KFPrYK0+d
わっかんねぇたるぉ!?たづにゃんとにゃんにゃん(隠語)してるかもしれねぇダルぉ!?
2:一般転生社畜 ID:SPKAZVwk1
鶴紗ちゃんはいるからそれは無い
3:一般転生社畜 ID:QC96oGFZl
…ということは、まさか夢結様と梅様が…?
4:一般転生社畜 ID:+kqC8CbN6
ゆゆ×まいキタ━(゚∀゚)━!
6:一般転生社畜 ID:s8J21Wogk
捗りますねぇ!
8:一般転生社畜 ID:ZXGU+nk58
この夏はこれで決まりだな!!
10:一般転生社畜 ID:P/LLvj3U2
まぁ今から申し込んでも遅いんですけどね!
11:一般転生社畜 ID:6x7Irsoe0
ガッデム!!
13:一般転生社畜 ID:0WDJdBJqV
第3勢力のまい×ゆゆ×りりを私は推します
14:一般転生社畜 ID:bj5VhMOUE
3
せめてちゃんと隠してくれる?俺の脳内に伝わってくるから…てかなんで俺まで招集食らったの?
雨嘉「重要な連絡がある、としか聞いてないけどなんだろう」
二水「うーん、やっぱり東京の事じゃないでしょうか」
真 「つーと?」
神琳「新宿エリアディフェンス崩壊事変以降、ヒュージが東京のあちこちに現れ出したらしいですね」
鶴紗「うん、それも…新宿で暴れたあのヒュージが大群で現れてるって聞いたけど…」
二水「成長速度が遅いのか、幸い幼体しか確認されてませんけどもしあの新宿での戦いの時のように成長してしまったら…」
ミリアム「悪夢じゃな…」
雨嘉「都庁のエリアディフェンスは復旧したとも聞いてるけど…それなら、ヒュージの出没件数は少なくなるはずじゃ…」
鶴紗「何か東京でおかしなことが起きてるのは間違いないよ」
ミリアム「じゃのう…研究施設から逃げ出したヒュージが暴れて…みたいな話なら聞いたことがないでもないが…」
真 「前起きたそれの原因、ミーちゃんのお姉様のせいってわかってる?ねぇ?こっち向いて?」
バカデカツインテ引っ張るぞ、こっち見ろのじゃロリ
神琳「これだけ広範囲、長期にわたって、しかも由来不明のヒュージが現れる現状は過去にも類例がありませんものね」
確かに、短期間に強いヒュージが何体か出たってのは聞いた事あるしなんならその現場にいたこともある。けどこの話に関しては期間が長すぎる。人員不足による取り逃し、とかなら話はわかるけど東京はガーデンの数も質も高いし何よりあっちには夜一さんや浦原さん、それに
楓 「…ええ、確かにおかしいですわ…」
真 「楓ちゃんもそう思うか」
梨璃ちゃんが関わんなきゃ楓ちゃんは才色兼備、なんかアイデアとか出してくれるかも
二水「ヘルヴォルやグラン・エプレの皆さんは大丈夫でしょうか…」
美鈴「大丈夫だよ、どちらのレギオンも頼もしい人達ばかりだから」
二水「ですよね!うん、絶対平気です!」
楓 「やっぱりおかしいですわ!!」
な、なんだ!?
結梨「わ、びっくりした」
楓 「皆様、おかしいとは思いませんこと?あの真面目な梨璃さんが遅刻だなんて!」
真 「…ああ、やっぱり…」
20:一般転生社畜 ID:dGCpRUi5O
イッチの思ってた通りで草
21:一般転生社畜 ID:o01qPkuLT
さすが・J・の者
22:一般転生社畜 ID:ZTKuG9ytT
本当に梨璃ちゃんが関わんなきゃすげーまともなのになぁ
24:一般転生社畜 ID:7/yQzGnd+
1に梨璃ちゃん2に梨璃ちゃんだもんな
26:一般転生社畜 ID:sZhy7q+HY
のワの
28:一般転生社畜 ID:PfOxVYPJ9
閣下!?閣下じゃないか!
29:一般転生社畜 ID:KoHApkiMA
閣下!閣下!はる閣下!
30:一般転生社畜 ID:yokEwuWvZ
アイマスはキャラが増えすぎててなぁ…(はづき推し)
32:一般転生社畜 ID:T1EQzB5K2
わかる、キャラ被ってたりするよな。あの人数なのに(美優推し)
33:一般転生社畜 ID:8tpjERWW9
あっふーん(千雪推し)
あかん、これじゃ作者の性癖がばれる…ってそんなことはどうでもいいんだけど
神琳「ああ、梨璃さんのことですか。確かにそうですね」
楓 「それに最近少し落ち込んでいる様子なのも心配ですわ…」
雨嘉「そうだね…元気そうに振舞って旗あるけどカラ元気っていうか」
二水「ひょっとしたらそういうの…真さんと結梨ちゃんの時以来かもしれませんね」
真 「…あー」
心当たりはありまくる、まぁあん時は色々大変だったしなぁ
楓 「とにかく、梨璃さんがひとりきりになった際、1時間あたりの俯く回数をこっそりカウントしてみたのですが、明らかに普段の平均値を上回ってましたわね…心配ですわ」
二水「何計ってるんですか!そしてどうやって計ったんですか!」
ミリアム「楓は割と気軽に人としての一線を踏み越えていくのう」
楓 「それは愛ゆえのこと!」
真 「控えめに言って気持ち悪いぞ…」
人間として…というか最早それストーカーだよねやってること。オブラートに包まないと言葉に出来ないよ?
楓 「ともかく梨璃さんの様子を見てきますわ!まだあられもない姿で寝ているかもしれません!わたくしが直々に起こして差し上げなくては!」
二水「下心しか感じません!ダメに決まってます!」
鶴紗「ある意味裏表がなくて気持ちがいいやつだよね」
結梨「これが表裏一体?ってこと?」
美鈴「…それは少し違うかな」
楓 「ふふふ、褒めても何も出ませんわよ?」
真 鶴紗「褒めてないよ…」
二水「もう!あんまり度が過ぎると風紀委員の人に通報しちゃいますからね!」
それだと真っ先に通報しなきゃなの二水ちゃんな気もするんだけど…
楓 「ふふ…私の歩く道は常に茨の道ですのね…けれど何を恐れることがありましょうや!わたくしの愛は障害が多いほど燃え上がるのですわー!」
なんて白熱してると扉が開きいつものクローバーが目に映る
梨璃「あ、皆さん。ごきげんよう!」
楓 「あら、ごきげんようですわ…」
梨璃「遅れちゃってごめんなさい!楓さん、燃え上がるって何がですか?」
楓 「おほほほ、こちらの話ですわ…」
猫かぶりよった
真 「大丈夫じゃない?まだ夢結ちゃんも梅ちゃんも来てないし」
梨璃「え、そうなんですか?お二人方ということは…何かご用事でしょうか?」
美鈴「多分、理事長代行と生徒会から直に任務の内容を聞いている、とかだろうね」
真 「いや、ならお前よ行けよ美鈴…一番の年長者だろうが」
美鈴「いやぁ僕はリリィとしてはポンコツだからね」
こ、こいつ…自分がめんどいからって夢結ちゃん達に任せて来やがったな?
梅 「ピンポーン美鈴サマ大正解、だゾ!」
と入ってきたのは2年生コンビ
梨璃「お姉様!梅様!ごきげんよう!」
夢結「ごきげんよう、梨璃。みんな席について、話したいことがあるの」
ミリアム「…どうやら余程特別な任務みたいじゃな」
夢結「ええ、みんな東京の厳しい状況については知ってるわね」
雨嘉「はい…今、話してたところで…」
夢結「その東京に私達も今一度赴くことになったわ」
鶴紗「…なんの任務で、ですか?」
梅 「ふっふっふーなんだと思う?」
ミリアム「もったいつけるのう…」
梅 「それについては、この書類を見てくれ!」
と梅ちゃんが梨璃ちゃんに紙の束を渡す、それと同時にみんなが梨璃ちゃんの周りに集まって鮨詰め状態になる…せ、狭い…!
40:一般転生社畜 ID:/hC4eWkWC
イッチィィ!!
41:一般転生社畜 ID:P2Mm/LUss
こいつ久々にやりやがったなぁァ!!!
43:一般転生社畜 ID:WcISlQlfe
左に梨璃ちゃん右に神琳さん、背後には・J・の者だと!?
45:一般転生社畜 ID:iqvDAyXYY
1年でっかいランキング1.2が!?
47:一般転生社畜 ID:3vTUcGuck
梨璃ちゃんも、出てるところは出てます!
49:一般転生社畜 ID:Hx9k7i2bA
なん...だと
50:一般転生社畜 ID:CiOlCqtX+
それは誠か!?
52:一般転生社畜 ID:3X+HDf0Fw
アサシンマジック鑑定眼力!
53:一般転生社畜 ID:CppkZ7UxX
漫画だかなんだかで言及されてた希ガス
54:一般転生社畜 ID:K4QPHp/ww
死ねぇ!!イッチィィ!!
ええい!黙れぇ!喧しいわ!
梨璃「東京圏…防衛構想会議?」
あれ?それって…
sideヘルヴォル
ヒュージが放った攻撃が一葉に向かっていく
一葉「これくらい!」
攻撃をCHARMで弾き
一葉「よし!防御!次、ヒュージの攻撃パターンを考えれば!」
と動き出したヒュージに向けて
一葉「そこっ!」
マギの弾丸を連射しヒュージを射抜く
一葉「はぁぁ!」
トドメの一撃を叩き込む
スピーカー『ヒュージの破壊を確認。ミッションをクリアしました。戦闘シュミレーション「MOYU2改」を終了します』
と無機質な声と共に景色が無機質な部屋に変わる。ここはエレンスゲの中にあるシュミレーションルーム
一葉「はぁ…」
汗をタオルで拭う
一葉「(少しずつ、対応できるようになってきた、でも…)」
CHARMの柄を強く握り締め
一葉「まだ…足りない…!」
一葉の脳裏には先の新宿エリアディフェンス崩壊事変の事がこびりついている
一葉「(新宿での戦いでは多くの犠牲がでた。意味が無いことだって、分かってはいる。けれど…どうしても考えてしまう。私があと少し強かったなら、あと少し賢ければ、助かった命もあったかもしれない…あの人達のような…強さがあれば)」
あの時一緒に戦った叶星のことを思い出す
一葉「(中等部時代、世界屈指の才能が集まったと言われた舩田予備隊で司令塔を務めた叶星様…希少なレアスキル、ラプラスを発動させて新宿事変での戦況を覆した梨璃さん…あの特型ヒュージを相手取りながら周りの被害を最小限に抑え、まだまだ実力を全て見せていない真さん…私ももっと成長しなきゃ…)」
歯痒い気持ちと焦りを感じる一葉、自分を助けてくれたマディックの少女。その少女が最後に残した言葉を思い出す
一葉「(声も顔も、思い出せない…ただ、その言葉の震えだけが、あの時胸に刻まれて…私の心の深いところを燃やしている)正義…私の正義…私は…もっと強くならなきゃ」
先走っている自覚はあるのだろう
一葉「(メンバーの皆に心配かけられない。このことは私の胸に閉まっておこう…これは、私が向き合わなければならない問題なんだ)」
一息つき、再びマシーンを動かす
スピーカー『仮想戦闘、再スタートします』
風景が変わり、仮想データのヒュージが現れる。CHARMを強く握り
一葉「はぁぁぁ!!」
雄叫びと共に突撃する
〜ヘルヴォル・レギオンルーム〜
恋花「えー、皆様連日のヒュージ対応で、お疲れの中、今回は早めに集まってくれてありがとうございます。それでは開催しましょう」
と恋花がホワイトボードを取りだし
恋花「第6回また一葉が1人で悩んじゃってるよ会議〜」
千香瑠「どうしたんですか、突然…でもないですかね」
恋花「お、流石千香瑠、気づいてた?」
千香瑠「ええ」
恋花「2人は?一葉が最近なんか悩んでるらしいのは知ってた?」
瑤 「知ってた」
藍 「しってた〜」
恋花「だよねーあの子は嘘とかごまかすとか、めちゃくちゃ下手だからなぁ」
瑤 「根が真面目でまっすぐ過ぎるくらいの性格だから…」
恋花「なーのに、カードゲームとなると、表情が読めなくなる、全くどうなってんのかしら」
瑤 「恋花、勝った試しがないからね…」
恋花「あ、あたしのことはいいのよ!とにかくここんとこちょっと無理してるみたいだよねって話」
瑤 「…そうだね、やるみたいだけど、一葉随分無茶な自主トレーニングこっそりしてる」
千香瑠「良くない追い込み方をしているわね」
瑤 「原因不明の、ヒュージ出現への対応の中で、あれだけのトレーニング…すごく、無理をしていると思う」
藍 「ダメなっちへどだねー」
千香瑠「そうね、なにかに焦っている感じというか」
瑤 「あの新宿での戦い以来、だと思う」
思い浮かぶのは新宿事変、その中で真の実力や梨璃のラプラスの事が浮かぶ
恋花「毎度毎度一人で抱えて、一人で突っ走って本当何考えてんだか」
千香瑠「直接聞いても教えてはくれないわよね」
瑤 「うん、きっと心配かけたくないって、思ってる」
藍 「ヘルヴォルは困ったことがあったら、何でも相談するんだよ、一葉に言ってあげないと」
千香瑠「もちろんでも一人で考えることが必要になる時もあるから、本当の仲良しさんは秘密のない関係じゃなくて、お互いの秘密を秘密にしてあげられる関係だと思うの」
藍 「難しくてよくわかんなーい」
袖を振って?を浮かべる藍
瑤 「ふふ、藍には少し難しのかも。でも、そのうちわかる時が来るよ」
頭を撫でる瑤、そんな時
一葉「皆様、おはようございます!大変です!」
恋花「うわっ!?声でかっ!なに急に」
大声でレギオンルームに入ってくる一葉
一葉「それが大変なんですよ!大変なことが起きたんです!」
恋花「な、なに急に大声出して」
ちなみに真がここにいたら「小泉構文?」と言うツッコミが飛んでいた
一葉「よくぞ聞いてくれました!いよいよ東京圏防衛構想会議の準備が整ったんですよ!」
藍 「とうきょうけん…えーと…」
一葉「東京圏防衛構想会議。東京中の全レギオンが力を合わせてヒュージと戦う、その詳細を話し合う会議です!非常時ではありますが、いえ…非常時だからこそこの会議を行う意義はとても大きなものであると思います!」
千香瑠「確かに東京は随分追い詰められてますからね…」
瑤 「この会議が状況を変える、いいきっかけになればいいね」
一葉「はい、変わるきっかけにしていきましょう、私たちで!」
恋花「一葉が興奮してるってことは」
「はい、私たちヘルヴォルも都庁でのエヴォルヴとの戦闘経験があることから、この会議に参加することになります!」
と興奮が収まらない様子の一葉
藍 「とうきょう…ぼうえんかいぎ?なんだか楽しそう」
恋花「防衛会議な…」
藍 「ワクワクしてきた」
一葉「会場はルドビコ女学院当然、幸恵様や来夢さんもいらっしゃいますよ」
恋花「お、久しぶりじゃん」
瑤 「再会が楽しみだね」
藍 「らんもらんも、来夢となかよしだから、会うのたのしみー」
千香瑠「ええ、なんたか久しぶりにいいニュースね」
一葉「そして聞いて下さい!光栄なことに行動訓練では、私が考案した訓練が採用されるんですよ」
恋花「え?」
一葉「公募があったのですが、120個くらいアイデアを送った段階で、もう採用でいいですから、これ以上送ってこないでくださいと言われまして!
「一葉ちゃんの思いが通じたのね!」
一葉「そうなんです、私の情熱が通じたんです」
とドヤ顔の一葉、一方それを聞いた…というか聞いてしまった恋花はと言うと…
恋花「いや、明らかにめんどくさい奴扱いされてんじゃん!」
と読んでくれている皆様の心の代弁をしてくれる恋花。作者も高校生になってまでムカデをやっていると思うと色々メンタルが削れると思う
瑤 「おめでとう、一葉」
一葉「ありがとうございます瑤様!」
恋花「いや…っていうか、一葉のトレーニングって…」
と頭に思い浮かべるのは
一葉『皆様!ムカデ競走を毎日3キロ、これを準備運動といたしましょう!』
とか
一葉『皆様、今日からは、社交ダンスの訓練です、踊って踊って踊りまくります!』
とか
一葉『皆様、本日は10時間耐久バレーボールを行いますよ、エレンスゲのいくつかのレギオンに協力してもらって入れ替わり立ち替わりで試合を行うんです。あ、もちろん、私たちは、ぶっ通しで試合をします。休憩を挟んでは訓練になりませんからね!そしてなんと、この日のために研究を重ね開発したシークレットアイテムがあるんです!じゃじゃーん!ノインヴェルト戦術養成ギプス!本邦初公開です!見てください!この力強いバネを!特注品なんですよ!レベルアップ間違いなしですよ!何事も努力と根性!血反吐を吐くまで頑張りましょー!』
とかもう、ぶっちゃけ常軌を逸している。ちなみにこの話を真にしたところやれ無くはないがやるかと聞かれたら絶対嫌と答えが返ってきた。ムカデ競走なんぞなぜやるのかコレガワカラナイ
恋花「蘇る、トラウマ多数…強引なハイテンションに押し流されて、つい従ってしまった、あの地獄のようなユーモラストレーニングの数々…あの異次元スパルタお遊戯会を、東京を代表するリリィ達と、合同で…?ただでさえ、評判が良くないエレンスゲなのに、別のベクトルで正気を疑われてしまう…!」
始まる前から苦労が見え隠れし腹を痛め始める恋花
瑤 「ふふ、楽しみだね、恋花」
恋花「え?どういう意味!?どういう意味合いの「楽しみ」なのか聞いてもいい!?」
千香瑠「ところで一葉ちゃん。合同訓練ってどんなものなの?」
恋花「私もそこは聞いときたい!」
食い気味に恋花も乗っかる
一葉「ふふふ…千香瑠様…それは当日のお楽しみです!」
恋花「なんでだよ!いらないよ!そんなサプライズ!」
一葉「では、来るべき時に備えて今日も元気に訓練しましょう!」
藍 千香瑠 瑤 「おー!」
恋花「嵐が起きる、予感しかしない…!」
そんなやり取りを窓越しに覗いていた夜一は
夜一「…大丈夫かのぉ?」
色んな、本当に色んな意味で心配になった
sideグラン・エプレ
〜レギオンルーム〜
姫歌「みんな、よく聞いて欲しいの!」
姫歌の言葉に固唾を飲む紅巴
姫歌「これまで戦いに次ぐ戦いで、姫歌たちは、自分の立っている場所を考えることができなかった。今も大変な事態にはなってるんだけど、だからこそ、姫歌たちは、自分たち自身のこれからを考えないといけないと思うの!姫歌たちにしかできない、この世界の守り方があると思うのよ!」
灯莉「おーなんだか今日はシリアスだね、定盛☆」
紅巴「姫歌ちゃん…(姫香ちゃんの気持ちわかるような気がします。新宿での戦い叶星様や高嶺様はもちろん、一柳隊やヘルヴォルの皆さんの戦いぶりは凄かったです。少なくとも私は実力不足を感じました…)」
あの戦いの最中、出来なかったことは沢山ある。戦闘面では勿論、折れかかった高嶺を1人では支えきれなかった。紅巴の心に影を落としていた
紅巴「( 私から見れば姫歌ちゃん充分すごい人です。でも姫歌ちゃんにも思うところがあったんですね!)」
姫歌「姫香たちも、次のステージに上がる時が来たのよ」
紅巴「(姫歌ちゃん!私は応援します!そして、私も姫歌ちゃんに負けないように頑張ります!)」
姫歌「そこで姫香は計画を考えたの!」
灯莉「なになに面白そう☆」
紅巴「姫香ちゃん、私もやります、やってみせます!一緒に1歩1歩進んでいきましょう!」
やる気満々の紅巴、それを見て姫歌も自信ありげに
姫歌「ふふ!その意気よ!2人とも!名付けてアイドルリリィNEXTSTAGEproject!」
ドヤ顔の姫歌、が
紅巴「…え?」
姫歌「ん?」
思わぬ回答で困惑する紅巴
紅巴「えっ、アイドルですか?」
姫歌「そう、あの新宿での戦いで、先輩方の、そして他のレギオンのみんなの活躍を見てわかった。姫歌たちは、もっともっと輝けるいえ、輝かなきゃいけないんだって!」
紅巴「…アイドルとして?」
姫歌「そう、神庭を代表するアイドルとして!こんな時だからこそ!」
灯莉「もっと輝くアイドル…輝くかー、わかった!協力するよ定盛!」
姫歌「お!珍しくやる気ね!灯莉!」
感心感心と頷く姫歌、が
灯莉「今度定盛の制服に電飾つけよう!きっとすっごい輝くよう!」
姫歌「そういう意味じゃないのよ」
灯莉「えー!いいじゃん!定盛ネオンバージョン!夜とか綺麗だよ!東京の新名所ここに爆誕☆」
姫歌「新明書になんかなりたくないのよ!アイドルになりたいの!」
灯莉「うん、光り輝くアイドルになれるよ☆」
姫歌「だーかーらー!本当に輝きたいわけじゃなくて、なんというか、こうもっと抽象的な意味で輝きたいの!」
灯莉「みんなを笑顔にするために、輝きを届けたいみたいな?」
姫歌「なんだ、わかってるじゃない」
紅巴「(2人が輝くならアイドルより、ひょっとしたらお笑いの方が…何考えてるの土岐!姫歌ちゃんの夢、応援してあげなきゃ)」
と心の中で呟く紅巴、口に出さない優しさを感じる
姫歌「とにかく、新宿での戦いで、グラン・エプレに注目が集まってる、今がチャンスだと思うのよ。あーあ、何か行動を起こすには何かないかしら?私にふさわしい、この輝きを届けられる大きなステージは」
とボヤく姫歌、すると
叶星「大きなステージならあるわよ、輝きを届けられるかどうかは分からないけど」
叶星と高嶺が現れる
紅巴「あ、叶星様!高嶺様!ご、ごきげんよう!」
高嶺「ごきげんよう、紅巴さん。ごめんなさいね、呼び出した当人達が遅れるなんて」
灯莉「大丈夫、大丈夫、貞盛の面白話も聞けたし☆」
姫歌「姫歌は面白話なんてしてなーい!」
紅巴「そ、それであの、大きなステージというのは…」
叶星「東京圏防衛構想会議、これに私達も呼ばれてるの」
灯莉「わっ!楽しいイベントの予感!なになになになに!?僕も呼ばれてるの!?」
叶星「ええ、どんな会議かっていうとね」
と叶星があらすじを話し
紅巴「なるほど…実質的に機能停止したルドビコ女学院のサポートと東京の現状への対応のための会議ですか?確かに、各ガーデンが協力して取り組まないといけないですね」
灯莉「なんだか分からないけど、面白そうな予感がする☆」
姫歌「大切な会議っていうのは分かりますけど、全然アイドルと関係なさそうな気がするんですが…」
高嶺「あら、そうでもないわよ?これからは、それぞれのガーデンがより緊密に連携していくことになるから、姫歌さんの魅力も伝えやすくなるし。それに関東を代表するリリィ達が集まることになるから、きっと勉強できることたくさんあると思うわ」
関東中と聞いた途端紅巴の目の色が変わる
紅巴「関東代表するリリィ達ですか?」
姫歌「そっか…有名なリリィと触れ合うことで、そのアイドル性を学ぶ、それいいかもです!それに会場でゲリラライブとかやったら、関東中にあたし達の名前が広まるかもしれませんね、叶星様!」
叶星「ゲ、ゲリラライブ?え、私と高嶺ちゃんもやるの!?」
なにそれ知らないという顔をする叶星
姫歌「もちろんです、お二方の魅力を関東中にお届けするんです、きっとみんな笑顔になってくれますよ!」
叶星「少し前に、みんなとステージに立ったけど、やっぱり私がアイドルっていうのは、ちょっと…」
高嶺「そうね、叶星は私だけのアイドルでいて欲しいもの」
叶星「た、高嶺ちゃん!みんなの前で何言ってるの!」
高嶺「二人きりの時ならいいの?」
と叶星の頬に手を添える高嶺
叶星「え!?えーと、その、なんというか…まぁ、度が過ぎなければ…」
そして満更でもない叶星
高嶺「ふふ、そういう素直なところが大好きよ、叶星」
と百合百合な空気が流れ
紅巴「と、尊みがすぎる…!」
たかなほは!あります!!と言わんばかりの顔をする紅巴、ちなみに直視できておらずそのままぶっ倒れる
灯莉「ゲリラライブかー、ネオン定盛の東京デビューだね☆」
姫歌「あの、アイドルからかけ離れた名前つけるのやめてくれない?」
そんな紅巴を放ったらかしにする灯莉と姫歌
叶星「あの、本当に大切な会議なんだからね。そこのところわかってね?」
高嶺「ええ、ルドビコの実質的な崩壊と由来不明ヒュージの爆発的な増加…防衛構想会議で決められた法則での状況が改善しなければ東京全体を隔離、封鎖するという意見もあるくらいなのよ?」
姫歌「封鎖…隔離…それは大事ですね…」
叶星「ええ、そうならないように、当事者の私たちが頑張らないとね」
引き締まる空気、その中でおずおずと手を上げる紅巴
紅巴「あ、あの…ところで有名リリィというのはどなたがいらっしゃるんですか?」
ここでもぶれない紅巴さん、流石っす
叶星「あー、参加予定者のリストがあるけど、見る?」
紅巴「見ます!」
光の速さで返事をする紅巴
叶星「ふふ、言うと思ったわ。どうぞ」
リストを渡す叶星
紅巴「こ、これはー!一柳隊とヘルヴォルの皆さんは勿論!御台場女学校の生徒会長!月岡椛様までー!」
灯莉「だれー?」
紅巴「え!?知らないんですか!?有名も有名ですよ!幼稚舎からの語学や川村楪様とは、とても深い信仰が生まれて、普段は礼儀正しい椛様が楪様の前だけでは少しフランクになるそのご様子は何者にも変え難いものなんです!」
灯莉「そうなの?」
紅巴「そうなんですよ!ああ!こちらは同じく御台場の「劔の妖精」藤田槿様!」
灯莉「あさがおさま?」
頭の中で朝顔の花を浮かべる灯莉
紅巴「船田初様を心から慕っていて制服も初様に似たようなものをあつらえていることはもちろん知っていますよね!」
灯莉「僕知らなーい。船田初って言う人も知らないよ〜」
紅巴「船田初様は船田純様と双子のリリィなんです!お二人のお互いへの信頼愛情はとても素晴らしいもので…」
姫歌「紅巴、ちょっと落ち着いて?」
紅巴のマシンガントークに流石の姫歌がストップをかける
叶星「紅巴ちゃん、よく知ってるわね…感心しちゃうわ」
高嶺「ふふ、知識や興味が人間関係に傾きすぎているような気はするけれど、紅巴さんらしいわ」
紅巴「これくらいの履修は界隈では当然のことですよ!ってあああ!件の船田純様と船田初様までいらっしゃるじゃないですか!」
姫歌「ねぇ、ちょっと、落ち着いて紅巴…」
叶星「えーと、そういうわけで、みんなで防衛構想会議に行くのでそのつもりでね」
姫歌「…ゲリラライブ、やります?やりましょうか?」
灯莉「あ、いいこと思いついた!それだけ色んな人が集まるならユニコーンを見たって人も来るかもだよね?これは楽しみになってきたかも☆」
紅巴「ああ、うそ!この人も来る…ええ!?この人も!?土岐は…土岐は、正気を保てる自信がありません!」
この惨状を見て叶星は
叶星「…防衛構想会議、私達、参加して大丈夫かな。高嶺ちゃん…」
高嶺「さあ?」
叶星「う、うーん。ま、まぁなんとかなるかな!真君も来るって言ってたし!」
高嶺「ふふ、考えることを放棄したわね、叶星。丸投げする気ね?」
ジェネシス「…こいつらを送っていいのか、悩む」
頑張れジェネシス、君が神庭をどうにかしなければならない
side?
? 「おわっ!いってー!」
何も無いところで躓く男
? 「なんでなんも無いところで躓いたんだ?俺」
頭を擦りながら地面を見つめる
? 「おーいボス!何やってんだー!」
そんな男を「ボス」と呼ぶメガネの髭面の男が駆け寄ってくる
? 「お、ロマーリオ。なに、いつものやつだ、それよりあいつら用意出来てんだろうな?」
ロマーリオ「ああ、後はボスの用意だけだぜ」
? 「そうか、じゃあさっさと準備しなきゃだな。今回は真の奴も来るんだ。しっかりと挨拶しとこうぜ」
ロマーリオ「ああ、あいつもきっと喜ぶぜ」
? 「はは!そうだな!それにこいつを奴にやりてぇんだ」
と懐から指輪を取り出す男
ロマーリオ「いいのか?ボス」
? 「いいって、それに俺が持ってても使えなかったしな。あいつならきっと…」
ロマーリオ「だがよォ、坊主は
? 「わかってるさ、けどきっと血統で選ぶんじゃない。志で継承者を選んでる。ならあいつはお誂え向きだろ?」
ロマーリオ「ま、そうだな。ならさっさとボスも用意しろ」
? 「おう!」
勢いよく立ち上がる、金髪をなびかせて左腕を空に向けあげる。その腕には馬の刺繍が彫られていて
? 「待ってろ。真今度こそお前の力になるぜ」
次回 【解釈】波乱の会議【不一致】