【百合百合か】アサルトリリィの世界に死神代行(消失編時)の力で介入するってよ【挟まらないようにせねば…(´•ω•)】 作:ストライカーシグマ5
1つ!2章開幕!新しいリリィが続々と!
2つ!防衛構想会議、ちゃんとやろうよのご招待が!そんなのもありましたね
3つ!部下がいないとポンコツもそろそろ出番が!?
side真 一柳隊 ヘルヴォル グラン・エプレ
〜1週間後〜
灯莉「へー、ここが会場かぁ、見て見て定盛!リリィがいっぱい!」
姫歌「当然でしょ、関東中からリリィが集まってきてるんだから」
といつも通り天真爛漫全開の灯莉、今いるのはルドビコ女学院。防衛構想会議が行われる場所だ
叶星「ルドビコ女学院…あちこちダメージはあるけれど素敵な雰囲気ね」
高嶺「ええ、花壇も手入れが行き届いているわね」
叶星「本当に素敵なお庭。この場所にまだ希望がある証拠ね!」
と叶星と高嶺も浮き足立っている様子
灯莉「わー!ここがルドビコ女学院!ユニコーンいるかなー☆」
紅巴「ユニコーンはいないと思いますけど…でもルドビコには、素敵なリリィがたくさんいらっしゃるんですよ!」
灯莉「よーし!じゃあボクはユニコーン探し!とっきーは素敵なリリィ探しね!レッツゴー☆」
紅巴「はい、レッツゴーです!」
姫歌「こら、レッツゴーじゃないでしょ?他のガーデンのリリィに落ち着きのないレギオンって思われちゃうわよ!」
ゴーイングマイウェイしようとした2人を止める姫歌、流石ツッコミである
灯莉「えーいいじゃん、どう思われたって」
姫歌「何事も最初のイメージが肝心なのよ!この場所が姫歌たちのアイドルとしてのネクストステージになるかもしれないでしょ、イメージには気をつけないと。今東京に必要なのはアイドルなの!そのアイドルに姫歌たちがなるんだから!」
紅巴「り、リーダーではなく、アイドルが必要なんですか?」
姫歌「間違いなくアイドルよ!」
灯莉「お!?みんな見てみて!あっちあっち!おーい!おーい!」
と手をブンブンふる灯莉、その先には
藍 「あ!」
叶星「ヘルヴォルのみんなじゃない」
紅巴「わー!し、しばらくぶりです!」
一葉「お久しぶりです、グラン・エプレの皆様方!」
叶星達に駆け寄ってくる一葉達ヘルヴォル
恋花「よっすー」
灯莉「よっすよっすー恋花様☆」
瑤 「みんな元気そうでよかった」
高嶺「お互いに。原因不明の対応、エレンスゲは特に力を入れているみたいね」
恋花「あー…いい点数稼ぎだと思ってるとこはあるみたいね、まこっちも街の防衛に力を入れるのは、文句ないからいいっちゃいいけど」
瑤 「ただ、どこに現れるかわからないヒュージの群れに振り回されてガーデン全体が疲弊してるのは事実」
一葉「ただ、このままヒュージの数が増え続ければ区域内の市街地さえ守りきるのが難しくなるかもしれません」
高嶺「どこも事情は同じね…」
一葉「はい!だからこそこの会議がなにかの契機にあなればと思います!」
力強く答える一葉、一方藍はと言うと
藍 「あ、あっちに遊園地見たいな場所があるよ。行ってみよー」
千香瑠「ダメよ藍ちゃん、まずは校舎に行かないと。これからみんなでお話があるって言ったでしょ?」
藍 「えー?つまんなそう…」
千香瑠「訓練所にはまた後で行けるから、ね?」
藍 「はーい」
叶星「ふふふ、そちらは相変わらずみたいね」
親子のようなやり取りをする二人を見え思わず笑ってしまう叶星
一葉「はい、頼もしいメンバーです!」
梨璃「叶星様〜!一葉さーん!」
聞き覚えのある声の方を向くと
一葉「梨璃さん!」
叶星「ごきげんよう」
梨璃「ごきげんよう!よかった、皆さんお元気そうで!」
灯莉「うん!みんな元気元気!」
現れたのは梨璃達一柳隊のメンバー+我らがイッチ事、真
真 「よっおひさし」
恋花「って言うほど会ってないわけではなくない?」
真 「確かに、なんなら2、3週間前に尾行されてたわ」
恋花「うぐっ、バレてた…」
千香瑠「ちゃんと叱りましたから大丈夫ですよ」
…何されたのか知りたいような、知りたくないような…
梨璃「ルドビコの周辺地域はヒュージが溢れて大変なことになってるって聞いてましたけど、実際に来てみると全然そんなことなかったですね!」
恋花「ルド女のリリィ達が中心になって、この日のために、相当入念にヒュージの掃討戦を展開したらしいよ。それでも一時的に鎮まったくらいのものらしいけど」
夢結「やはり、東京は大変な状況なのね」
一葉「はい、それは否定できません、今日の会議をきっかけにいい方向に物事が動いていけばいいと思うのですが」
高嶺「リストに一柳隊の名前を見つけて驚いたわ。ヘルヴォルも含め、こんなに早く揃って再会出来るなんて」
真 「そうだな…俺だけ名指しで書かれてたのすげー嫌だけど…」
うん、しょうがないと思うよ?俺はレギオン入ってないし…でもさぁフルネームが1人だけいるの…ハズくない?
梅 「こっちも驚いたゾ、うちもいいレギオンだけど百合ヶ丘を代表する…とは言い切れないからな」
神琳「それはわたくしも疑問に思っていました。それぞれのガーデンのトップレギオンであるヘルヴォルとグラン・エプレは分かりますけど、私達はそうではありませんから」
ミリアム「なーんか、理由がありそうじゃのう」
ま、十中八九梨璃ちゃんのレアスキル目的だろうな
雨嘉「そういえば、新宿事変でエリアディフェンスの設備が誰かに壊されたかもっていう話は、その後進展はあったのかな?」
姫歌「あーそれ!それなんか結局情報が不足してて、今のとこなんにも進展なしらしいわよ」
ミリアム「あれだけの爆発で証拠が不足?なんだか怪しい話じゃのう」
鶴紗「東京を混乱させて得する人なんているのかな、誰にとっても損だと思う、ゲヘナを真っ先に疑ったけど、東京にはゲヘナの研究施設がたくさんあるし…」
もしくは、研究施設を失ったとしてもやっときたかった実験…か
楓 「なんでもいいですわ。誰にどんな思惑があろうと、東京は戦力を必要としていて、わたくし達は戦力になる。なら。助けになりましてよ!」
結梨「楓は男前?だな」
美鈴「間違ってはいないが一応楓も女の子だからね、結梨」
…一部分に関しては美鈴よりもすごく女の子だしな(bouquet基準の体型がデフォのこのお話。ラスバレ君で盛りすぎては?)
美鈴「何か言ったかな?」
真 「な、なんでもありません…」
み、鳩尾を刀の柄頭で殴る人居る…?だからまな板…あ、や、やめて!ごめんなさい!!
梨璃「楓さん、私もそう思います!一緒に頑張ろうね!」
楓 「一緒に…!手を取り合って…!?」
梨璃「はい!手を取り合って!」
楓 「(もちろんですわ!リリィととして、そして、1人の人間として、手を差し伸べることができる時には手を差し伸べる心を持たなくては…)ここで梨璃さんにいいのころを見せまくり、恋のレースで一気に首位に躍り出ましてよ。夢結様、覚悟は宜しくて?うふふ…うふふふ!」
梨璃「か、楓さん?」
真 「結梨、藍ちゃん、見ちゃダメだぞ」
結梨「なんでー?」
藍 「なんでー?」
と言って結梨と藍ちゃんの目を塞ぐ…あれはもう、手遅れだ…でもまだピュアなこの子達は…この子達だけは…!俺が守護らねば…!
雨嘉「楓…本音が漏れてる」
神琳「興奮で本音と建前を間違えてるんですよ、きっと」
と、楓ちゃんの変な威圧を食らった夢結ちゃんはと言うと…
夢結「…?」
梅 「ん?どうした?夢結」
夢結「いえ、寒気が…風邪でもひいたのかしら?」
と一応感じ取ってはいるみたい
ミリアム「ところで二水がさっきからずっと固まっておるんじゃが…どうした?」
灯莉「とっきーもカッチカチだよー、コーンコーンコーンどうしたのとっきー」
ん?その2人ってことは…あっ(察し)
二水「ど、どうしたもこうしたも…この状況を見て、何も思わないんですか〜!?」
紅巴「そうですよ…どうしたもこうしたもありませんよ…」
雨嘉「何かあったの?」
二水「何かあったの、どころじゃないんです!」
雨嘉「え、ご、ごめんなさい」
真 「いや、雨嘉ちゃんが謝ることじゃないと思うぞ。いつもの暴走だろ」
二水「いいですか?まず右手をご覧ください!」
と言われ右の方を見る。そこにはルドビコの制服を着た女の子がふたりいる
聖恋「ルドビコ女学院がこんなに賑やかなのは、久しぶりですね!ルドビコの為に色んなガーデンのリリィが…感謝しないといけませんね」
百合亜「ルドビコのためというより、東京のためね。今回の事態は、東京全体の問題、私達は一蓮托生。だからこそ、信じられるというのはあるけれど」
二水「ルドビコ女学院の「天宮・ソフィア・聖恋」さんとそのシュベスター「黒木・フランシスカ・百合亜」様です!聖恋さんはルドビコの今年度入学試験で第一位!それでも誰より努力し、トレーニングを続ける強い向上心を持つ御方です!」
一葉「努力!トレーニング!向上心!それこそが聖恋さん!私も参考にさせて頂いています!」
二水「そしてここだけの話、百合亜様は私が今、ルドビコで1番注目しているリリィです!粘り強さと華麗なテクニックの奇跡的なバランスは正しくいぶし銀ですよ!」
一葉「きっと血反吐を吐くような厳しいトレーニングを重ねて、以前お会いした時から思っていましたが、気が合いそうです!」
瑤 「ふふ、一葉は誰とでも気が合いそう」
一葉「はい、ここにいらっしゃる皆様、全員とお友達になれる自信があります!」
真 「ええこっちゃ、おじさんには眩しいわ」
くっ、これが陽の者の力か…ん?何だこの…二水ちゃんや紅巴ちゃんと同じ気配を放ってる子がこっちみてるような気が…
佳世「わ、わ、ルドビコに、スターリリィがこんなにいっぱい…ど、どうしよう、顔のニヤケが止まらない…えへへ…えへへー」
…うん、あれは
灯莉「あのとっきーみたいな人もルド女なの?」
真 「とっきーみたいな人…」
二水「はい!あの方はルドビコ女学院2年の松永・ブリジッタ・佳世様。ルナティックトランサーを駆使した猛々しい戦い方で数々の武勇を上げた方です」
ルナトラねぇ…チラッ
夢結「?なぜ私を見ているの?」
いえ、なんでもねっす
姫歌「そんな風には見えないけど…」
紅巴「同志の匂いがしますね。えへ、えへへへ」
二水「間違いなく同志ですよ!紅巴さん!」
真 「だろうよ」
これで違ったら詐欺だよ詐欺
紅巴「あ!次は左手をご覧下さい!」
うるっさ!
姫歌「うわっびっくりした!今度は紅巴?」
楪 「生協、生協ようやくここまでこぎつけたね、これだけスターリリィが集まると、やっぱり壮観だね」
椛 「ふふ、成功するといいわね、この会議」
楪 「成功するする。反撃の狼煙はここから上がるんだから」
椛 「ええ、私も微力ながら力を尽くすつもりよ」
紅巴「お台場女学校の実力者オフェンスの河村楪様とディフェンスの月岡椛様!お互いに相性抜群の戦友であり、特別な絆で結ばれたお二人です!以前にもお話しましたけど、常に礼儀正しい椛様が親友の楪様にだけ見せる親密なご様子は麗しくもどこか微笑ましいと界隈では、注目の的なんですよ!」
叶星「ふふ、本当に詳しいわね」
千香瑠「界隈というのはどの辺なんでしょうか…」
真 「てかプライバシー…ん?今お台場っつった?」
恋花「え?どうかした?」
真 「い、いやなんでも…ちょっとな」
あの双子の子達がいなければいいんだが…相手したくねぇから…
紅巴「ちなみに椛様は聖メリクリウスのアルテア・アレッサンドリーニ様とも深い親交がおわりで、「暴君の花嫁」とも呼ばれているんです!」
姫歌「へー色んな人と仲がいいのね」
紅巴「はい!特別な絆は1つとは限りません!」
真 「含みを感じるなぁ…」
灯莉「そうだね。特別な絆なら多い方がいいよ!」
恋花「おおう、大胆発言…」
楓 「ですわね!特別な絆はいくつあっても構わないのですわよ!梨璃さん!」
梨璃「ええ!?」
ミリアム「それでいいのか、楓よ…」
真 「ま、まぁ楓ちゃんだし…」
…他意はないよ?他意は
一葉「聖恋さんに百合亜様、佳世様…改めて色々お伺いしたいです。戦力アップに繋がる効率的な訓練とか…!」
千香瑠「あのー、一葉ちゃん?ワクワクしてるところ申し訳ないんだけど…先に合同訓練の打ち合わせがあるんでしょ?私達、行かなくて大丈夫?」
一葉「あ、あ!このままでは遅刻です。すみません、皆様!また後ほど!」
灯莉「また後でね〜☆」
と走っていくヘルヴォルの皆。今なんか合同訓練がどうのって聞こえたけど…え?もしかしてあヘルヴォル式変な訓練やらされたりするの?ヤダよ(即答)
神琳「梨璃さん?わたくし達も受付に行かなくてはいけなかったんじゃないですか?」
梨璃「そうですね!じゃあ私達も!あとでまたお話してくださいね!叶星様!」
叶星「ええ、もちろん!じゃあ、会議の後で」
高嶺「私たちも行きましょうか」
とばらせようとしている中、リリィダイスキフリスキーの2人は
二水「ああ!右を見ても左を見ても有名リリィ!もうリリィの万博博覧会じゃないですか!」
紅巴「私たちのラストエデンはここにあったんです!二水さん!」
二水「紅巴さん!」
雨嘉「抱き合って泣いてる…」
美鈴「ドン引きだね…」
もうがっちりくっついてるよ…パワーボンドで融合されたサイバーエンドドラゴンぐらい
楓 「ほら!もう行きますわよ!ちびっこ1号!」
姫歌「はいはい、あたしたちも行くわよ!紅巴!」
しかしここで融合解除効果を持つ楓ちゃんと姫歌ちゃんに引き剥がされる二水ちゃんと紅巴ちゃん。ずりずりと引っ張られながら涙を流し手を伸ばす
二水「く、紅巴さーん!」
紅巴「二水さーん!」
そんな2人をみていた雨嘉ちゃんがボソッと
雨嘉「どうしよう、2人の気持ちについていけない…」
神琳「個人的にはついていってほしくないですね。雨嘉さん」
真 「うん、もうあの手のはおなかいっぱいです」
結梨「?私はお腹すいたよ?」
そういう意味じゃねーよ…はぁ
夢結「?どうかしたの」
真 「んー、何となく…なぁぁんとなく校舎に入りたくねぇ…嫌な気配がする」
梨璃「嫌な気配…?」
美鈴「何を訳の分からないことを…ほら、行くよ」
真 「あ、こら!押すな!」
こういう時の俺の勘って当たるんだって!!
side叶星 高嶺 楪 槿 椛
高嶺「グラン・エプレの席は…ああ、ここね」
席にかける叶星と高嶺、が叶星は周りをキョロキョロと忙しなく
叶星「紅巴ちゃん達はどこ行ったのかしら…」
高嶺「時間まで探索してくるって言ってたわね」
叶星「ええ!?もうすぐ始まっちゃうわよ?」
高嶺「まぁ、別のガーデンに来るなんて経験はなかなかないし、いいんじゃないかしら」
叶星「時間までに戻ってくるといいけど…」
高嶺「ふふ、苦労人ね」
叶星「高嶺ちゃんは私が苦労してるところを見て楽しんでる気がする…」
高嶺「だって困ってる叶星って可愛いんだもの」
叶星「もう、意地悪なんだから」
高嶺「あら、意地悪するのは叶星だけによ?」
叶星「…の、割には真君にも意地悪してる所みかけるわよ?」
高嶺「…そんな事ないわよ?」
? 「コホン、コホンコホン!」
高嶺「あら…」
咳払いの方を向くと
? 「イチャイチャしてるところごめんよーちょっと挨拶してもいい?」
叶星「槿!楪!」
槿 「久しぶり!叶星、高嶺!」
叶星「槿は本当に久しぶりね!」
楪 「私は下北沢遠征以来だからそうでも無いけど、そっか…槿は本当に久しぶりなんだよね」
槿 「いや、ホンット!何年ぶりって感じよ」
高嶺「御台場女学校を出て以来になるかしら、元気にしてた?」
槿 「相変わらず、そっちも元気そうで何よりよ!」
楪 「聞いたよー?新宿での戦い。大活躍だったらしいじゃん」
叶星の肩に腕を回す楪
叶星「そっちこそ!御台場女学校の活躍、神庭まで届いてるよ!」
高嶺「ところで、開会のようだけど、準備はいいのかしら?この会議は、御台場女学校の発案したって聞いてるけど」
叶星「槿なんて今じゃ風紀委員長さんなんでしょ?忙しいんじゃない?」
槿 「大丈夫、大体の約束事は決まってるの。この会議はその確認となんというか、決意表明の場だから」
楪 「そうそう、グラン・エプレにはちょっとしたサプライズがあるから楽しみにしててよ」
叶星「え?何?サプライズって」
楪 「ふふ、それを言ったらサプライズにならないって」
と和やかなムードの中に
椛 「皆さん、お集まりのようですけど…」
叶星「あ、椛…」
椛 「お久しぶりです、叶星さん」
叶星「うん…久しぶり」
椛 「…」
叶星「…」
と微妙な空気になってしまった
高嶺「ふふ、それにしても…本当に船田予備隊みたいになってきたわね」
楪 「初と純も来てるよ?後で挨拶してみたら?喜ぶと思うよー?」
叶星「ええ、もちろん!」
椛 「神庭では二人とも転校早々にトップレギオンを任されたんですよね、話を聞いた時は、誇らしい気持ちでいっぱいになりました」
槿 「そんなの当然よ!自分で言うのもなんだけど、解散しなきゃ初代アールヴヘイムに並んだかもっていう船田予備隊の司令塔と、その相棒よ?当時のことを知ってる私達としてはむしろもっと注目されたっていいくらいよ。あの一件がなければ今だって御台場で…」
と言いかけたところで楪が
楪 「槿」
と有無を言わさぬ声で止める
槿 「あ、えーと…」
叶星「…ううん、いいのよ。でも私達のレギオン「グラン・エプレ」もなかなかのものよ?ね、高嶺ちゃん」
高嶺「ええ、今度皆に紹介するわね」
元の空気に戻りつつある中、突如大きな音がする
? 「いってぇ!」
そこには金髪の青年がなにかにぶつかり地面に座り込んでいた
楪 「あーあ、先生ってばまーたずっこけてる…」
椛 「楪、槿さん、そろそろ」
槿 「そうだね。行こうか!」
楪 「ふふ、楽しみにしてるよ。槿の議長っぷり」
ケタケタと笑う楪、それを見てぷんすこと怒りながら
槿 「茶化さないで!ガーデンの顔を担う大役なのよ!?こっちは真剣にやってるんだから!」
楪 「ごめん、ごめん、そんなに怒んないでよ」
椛 「叶星さん、高嶺さん、それでは」
高嶺「ええ、また機会を見つけてゆっくりお話しましょう」
楪 「叶星、高嶺。ここから東京の戦況を変えていこう。みんなで一緒にね!」
叶星「ええ、協力してやっていきましょう!」
高嶺「私はどこでも変わらないわ。叶星が行くところに行くだけ」
と2人の相変わらずの態度を見て
槿 「はいはいご馳走様。じゃ、また後でね」
と後を去る3人
高嶺「ふふ、皆相変わらずね」
叶星「うん、私達も負けてられない。もっと頑張らないと」
高嶺「ええ、でも無理は禁物よ」
叶星「私達らしく1歩1歩ね」
? 「うおあ!?いってー!!」
叶星「…なんだか、騒がしいわね」
高嶺「そういえばさっき楪さんが先生って言ってたわね」
先生?あれが?と騒音の方を見る2人、それと同時に
スピーカー『間もなく東京圏防衛構想会議が始まります。代表リリィの皆様はラウンジへとお集まりください』
side真 一柳隊 ヘルヴォル グラン・エプレ 幸恵 来夢 槿 椛 楪純
槿 「関東各ガーデンを代表する同志諸君、ガーデン横断風紀委員会関東支部が設ける東京圏防衛高層会議への列席を感謝する。私は藤田槿。御台場女学校の風紀委員長であり、本会議を発案したガーデンの代表として越ながら、議長を務めさせていただく。 本会議ではガーデン間横断風紀委員会関東支部が作成し関東支部に参画する各ガーデンの承認を得た要網を元に東京圏における今後の防衛構想を話し合うものである」
はえーあのちんまい子がそんな偉いのか…見た目で判断しちゃならんな
槿 「ここに参じてくれた諸君、関東支部、各ガーデンの代表リリィらの意見を取り入れて、最終的な方針を策定する。本会議で席者2/3の賛同をもって、関東支部のガーデンに所属する全リリィに強制力と実行力を持つ防衛構想が定められ、各ガーデンに構想に基づき、速やかに現状の対策にあたる」
つまり関東一帯を皆で守りましょうってことね。あんたら大変ねぇ(天の助感)
槿 「諸君も知っている通り、新宿での戦いで討伐した特型ヒュージ「エヴォルヴ」と同種の幼態群が、東京の各所に現れ大きな被害を出している」
エヴォルヴねぇ…あれが本当の「エヴォルヴ」ではないんだが…ムゲンドラモン型も嫌だけどあのデジモン態と戦うのも骨が折れるんだよなぁ…
槿 「この幼態は一体一体がギガント級まで成長する可能性を秘めた個体であり、それだけでも、ゆゆしき事態と言えるが…このヒュージがやがてネストを作るまで成長した場合、ネストを作った特型と類似する能力を持ったヒュージが大量に出現することになるだろう。それはいわば種の固定。地球の生態系がさらに破壊される事態となる」
うへぇ…それはやだなぁ…倒せなくないけど果てしなくめんどい…
槿 「つまり、全人類にとっての大きな災いの可能性がこの東京で起きようとしている」
まぁそうなるわな
藍 「…むずかしくて何言ってるのかわかんない」
と相変わらずちょっと眠そうな藍ちゃんがボヤく。まぁ前置き難しいよね
恋花「ヒュージが地球上の生き物になって、いっぱい増えるってことよ。厄介なことにね…」
叶星「「種の固定」…」
高嶺「思った以上に事態は緊迫しているのね」
梨璃「新宿での戦いで私達はエヴォルヴを倒して喜んでましたけど、全然喜べる状況じゃなかったんですね…」
真 「あれを倒して新宿は守れた。それは喜んでいいと思うよ」
一葉「ですがあの時もっと周囲に気を配っていれば撃ち漏らすこともなかったかもしれません」
真 「今更終わったことを言ってもしょうがないでしょ」
俺も出し惜しみせず戦えばよかった、なんて言えないな…
槿 「これに対し、風紀委員会関東支部が提示する方針は大きく2つ。各ガーデンに定められた国定守備範囲外への外征許可の条件緩和をはじめとした連携強化。特に非常時における、複数ガーデン合同臨時司令部の設置については、より強固な協力体制を速やかに実現できるよう条項を見直し、ガーデンをまたぐ大規模作戦の決行を容易にする」
真 「まぁそんくらいしないと事態に追いつけないわな」
槿 「2つ目は実質的な崩壊に至ったルドビコ女学院、その国定守備範囲である新宿を含める東京西部の防衛。諸君もご存知のように、ルドビコ女学院は、ヒュージの大規模襲撃を受け、教導官のほとんどが戦死し、その際、隣接する研究施設から変種のヒュージが大量に逃げ出した、現在もその多くが野放しとなっている」
来夢「…」
幸恵「それが、風紀委員会が出した公式見解というわけね…」
槿 「ルドビコ女学院では現在自主結成レギオン「アイアンサイド」を中心にルドビコ所属のリリィが防衛活動を継続してはいるがトップレギオン指名制度が崩壊し命令系統が機能してない現状ではガーデンとしての機能を殆ど失ったと言っても過言ではないだろう…ルドビコ女学院のリリィ達には悪いが…機能していないルド女の守備範囲内は、例の特型ヒュージの温床になっている可能性が高いという分析結果が出ている。この現状について、風紀委員会は重く捉えており、関東支部の全ガーデンの総力を挙げルドビコ復興及び東京西部防衛のサポートを行っていく考えだ」
真 「ガーデンがねぇ…」
不意打ちを受けて戦死か…どこのガーデンでも有り得る話だ。命令系統がダメになるってのもな、それにしちゃここのリリィは落ち着いてる気がするな。ラウンジ来るまでにそこそこすれ違ったけど戦意喪失って感じはしてなかった。むしろやる気満々って感じ
槿 「以上2つの防衛構想の決議とそれを支える詳細な条項の策定が本会議の議題となる訳だが…」
ん?訳だが…なに?
槿 「あー、もうこの口調まどろっこしくて仕方ないわね!代表だから、それっぽい口調で話していたけど、もう無理!」
楪 「初めからそうしていればいいのに、慣れないしゃべり方なんてするから…」
真 「…ああ、そゆこと」
要はかしこまりながら全部説明してくれてたってわけね
槿 「要するに、まずはルド女の支援策に関する是非この場で聞きたいのよ。ルドビコ周辺のヒュージ出没件数も爆発的増加に現在ルド女の状況では、対応しきれない。これを早急に補うべく他ガーデン所属レギオン三部隊、一時的にルド女派遣しようと考えてるの。レギオンの候補についてなんだけど…まずは神庭女子藝術高校「グラン・エプレ」」
姫歌「ひ、ひめかたち!?」
紅巴「わ、わわわ、私たちがルド女に行くんですか!?」
灯莉「面白くなってきたー☆」
高嶺「なるほど、サプライズというのはこれのことね」
叶「こういうことはサプライズにしないで欲しいけど…でも光栄なことね。頑張りましょう!」
槿 「続いて、百合ヶ丘女学院。「一柳隊」」
梨璃「え、私達が…?」
槿 「驚くことは無いんじゃない?一柳隊はルド女と何度か共闘しその度に成果を上げてきた。新宿事変でも大きな貢献を果たしたし、初代アールヴヘイムの川添美鈴様と2年生2人、1年生も粒ぞろいの実力者。おまけに新宿事変では1年生の隊長が希少スキル「ラプラス」に目覚めたって言うじゃない?これ以上にない人選だと思うわ」
結果をくり抜けばそう見えるか。大変だったんだぞあれ…
梨璃「…」
夢結「梨璃?」
梨璃「あ、いえ、なんでもないんです!すみません」
真 「…」
なーんか隠してるなこれは…まぁ聞くのは野暮かな
槿 「最後にエレンスゲ女学園、「ヘルヴォル」」
ヘルヴォル、その名を出した途端会場がざわつき始める
リリィ「ヘルヴォル…?」
リリィ「ヘルヴォルってあの…?」
確かにエレンスゲってあんまいい噂は聞かないが…こんなザワつくか?
恋花「…まぁ、こうなるか…」
一葉「すみません…皆様なこんな思いをさせて」
瑤 「謝らないで、一葉のせいじゃない」
藍 「なーに?どうしたの?」
千香瑠「なんでもないのよ、藍ちゃん。大丈夫…」
非難の目が一葉ちゃん達に向く。ムカつくな…と思った時
? 「はぁ…やれやれ、ですわね…」
ん?今の声…
一葉「議長!一言よろしいで…」
? 「議長、発言の許可を」
と凛とした声で、なんだろうすごく嫌な声が聞こえた…具体的に言うとこの声の子に何度も追い回されたような…!
一葉「(あ…)」
槿 「(純?)…ええ、構わないわ」
声の主が立ち上がり
純 「皆様、色々意見があるようですが大切なことは1つだけですわ。ヘルヴォルは一柳隊、グラン・エプレと共にエヴォルヴと戦いそして倒している。その経験はルド女の守備範囲を守るにあたって必要なことではなくて?」
一葉「…純様…」
真 「や、やっぱり…」
やっぱ居たよ!!俺のお祈り通じなかった!!
幸恵「ルドビコ女学院を代表して発言よろしいでしょうか。議長」
槿 「許可するわ。ルドビコ女学院福山・ジャンヌ・幸恵」
ルド女の制服のポニーテールの子が立ち上がる。見たことある気がするな
幸恵「ヘルヴォルのリーダー相澤一葉さんは過去に何度も私達の危機に駆けつけ私達と一緒に戦ってくれました。もしヘルヴォルが私達を助けてくれると言うのならあこれ以上に心強いことはありません。私達は彼女たちを歓迎し感謝を述べるでしょう」
へぇいいこと言うじゃん
槿 「…では最終決議と行きましょうか」
…あれ?
真 「…あのー」
槿 「ん?あなたは…あ!確か鈴村真、だったわね!」
真 「あ、はい…俺も喋っていい?」
槿 「いいわ、許可する」
真 「では僭越ながら…レギオンを送るってのはいいとしてなんで俺は呼ばれたの?そもそもリリィじゃないんだけど」
幸恵「ああ、それは」
? 「それは私が名簿に追加するように頼んだんだ」
真 「…は?」
この声…いや、まさか…
60:一般転生社畜 ID:XaS1QD7do
えぇ…
61:一般転生社畜 ID:31/T/hdUx
嘘でしょ…
63:一般転生社畜 ID:vTOu3tScN
な、ななな、なんで!?
65:一般転生社畜 ID:OMXx8vuGT
い、いやいやまさか…他人の空似でしょ、だよね?(願望)
66:一般転生社畜 ID:mcsj86w9f
これは解釈不一致です(懇願)
68:一般転生社畜 ID:ASYj2/GFH
おかしいおかしい!この人いるのはマジでおかしい!
70:一般転生社畜 ID:4YWXhuMxt
絶対敵だろ!!
71:一般転生社畜 ID:U0wZyeUOg
斬月抜いとけイッチ!
72:一般転生社畜 ID:B5aKVqHC1
てか今のイッチでこいつ倒せるのか…!?
73:一般転生社畜 ID:Z079WyoJf
む、無理ぽ
? 「会議中にすまないね」
幸恵「先生?」
? 「済まないね福山君。周りのヒュージを片していたら遅れてしまった」
来夢「ええ!?」
? 「遅れてきてなんだが挨拶だけはさせて貰いたい。藤田君、構わないかな?」
槿 「え?あ、はいどうぞ」
と近くにあったマイクを手に持った男は
? 「始めましての子は始めまして、会ったことがある子は久しぶり。ルドビコ女学院を一時的に預からせて貰っている」
俺は思わず斬月を代行証から引き抜く
? 「藍染惣右介だ、よろしく」
次回 【信用と】いや、その面で信じろと言われても【信頼】