【百合百合か】アサルトリリィの世界に死神代行(消失編時)の力で介入するってよ【挟まらないようにせねば…(´•ω•)】   作:ストライカーシグマ5

9 / 93
前回のお話!やったね!シュッツエンゲルに慣れたよ梨璃ちゃん!

どっこいスパルタトレーニングな夢結ちゃん!コァイ…

そんなこんなでヒュージが現れたけど見学させられる梨璃ちゃん!じゃあなんで連れてきたんや…


【誠の愛】ワスレナグサ2【私を忘れないで】

side真 夢結 楓

 

楓 「いつにも増して歪な形のヒュージですこと」

 

真 「確かに」

 

あれ?でもあれって確か…って野郎!

 

楓 「飛んだ!?」

 

着地のタイミングで夢結ちゃんが接地面を攻撃し着地を阻止、体制を崩させる。そのまま駆け上がって装甲に攻撃する。っと見てる場合じゃないな!

 

真 「ふっ!」

 

棘のように出っ張った部分に斬り掛かる、が

 

真 「こいつ…普通のより硬い…!やっぱレストアか!」

 

 

 

side 梨璃 ミリアム 百由

 

百由「ふーん、レストアね。最近は出現率が上がっていると聞くの」

 

梨璃「うわっ!百由様…とミリアムさんどうしてここに?レストアって…何ですか?」

 

百由「工廠科とはいえ私達もこう見えてリリィなの。結構戦えるのよ~」

 

ミリアム「今日は当番と違うがの」

 

百由「で、損傷を受けながらも生き残ったヒュージがネストに戻って修復された個体、それを私達はレストアード、レストアと呼んでるの」

 

真と夢結は攻撃を受け流しミサイルを破壊する

 

百由「何度かの戦闘を生き延びた手合いだから手ごわいわよ」

 

梨璃「はあ…すごい夢結様」

 

ミリアム「じゃがちょっと危なっかしいのう」

 

百由「なまじテクニックが抜群だから突っ込みすぎるのよね」

 

 

 

 

side真 夢結

 

真 「おい!突っ込みすぎ!」

 

が俺の制止なんぞ聞く耳持たずで薄くなった装甲に打撃を与える夢結ちゃん。危なっかしすぎんだろ!

 

真 「ったく!」

 

夢結ちゃんに向け発射されたミサイルを月牙で破壊する、その隙にまた攻撃する。俺囮に使われてない?

 

夢結「(?あれは…)」

 

装甲の切れ目から何がが光って見える

 

梅 「夢結!そろそろ下がれ!」

 

真 「梅ちゃんの言う通りだ!一旦…って!」

 

人の話聞いてないな…クソッ!

 

真 「梅ちゃん援護よろしく!」

 

梅 「おう!任せろ!」

 

ミサイルを剣圧で吹き飛ばす。そのひとつを夢結ちゃんがCHARMで受け止め

 

夢結「はぁぁ!!」

 

とヒュージに叩きつける。ミサイルの威力で装甲が剥がれ落ち…っ!?

 

真 「あれ…」

 

無数に突き刺さったもの、それは

 

真 「CHARM…」

 

 

side梨璃 ミリアム 百由

 

ミリアム「マジか…」

 

梨璃「ど…どういうことですか?」

 

百由「CHARMはリリィにとって体の一部。それを手放すとしたら…」

 

 

 

 

side真 夢結

 

夢結「ぐっ…」

 

苦しそうに胸を抑える夢結ちゃん

 

そんな、夢結の脳内では甲州撤退戦の時に負傷した美鈴や今まで助けられなかったリリィの姿が映る

 

真 「夢結ちゃん、一旦下がろう!」

 

と肩を叩く、が目の奥が赤く…っ!?

 

 

800:一般転生社畜 ID:cDZHvucBq

イッチ下がれ!!

 

801:一般転生社畜 ID:GjZL1lfYW

ルナティックトランサーだ!

 

802:一般転生社畜 ID:ShWGdqDfR

やばい、やばいやばいやばい!!

 

804:一般転生社畜 ID:cB+/qKX9T

暴走するぞ!

 

806:代行擬赤目 ID:sinigamiredeye

…だからって!

 

808:一般転生社畜 ID:3rLAg0TzM

お、おい!?何する気だイッチ!

 

810:一般転生社畜 ID:s/7ofDDnp

バカ!巻き込まれるぞ!?梨璃ちゃんが来てくれるっての!

 

811:代行擬赤目 ID:sinigamiredeye

あんなに辛そうにしてるのに指くわえて黙って見てろってか!?そんなこと出来るか!!

 

813:一般転生社畜 ID:r8XQxvso2

この…チョコラテな所も継承しやがって!

 

815:一般転生社畜 ID:IkFmDz7hx

だーもう!

 

 

夢結「うわぁぁぁ!!」

 

叫び声と共に髪の毛が真っ白に染まる

 

 

 

side梨璃 ミリアム 百由

 

百由「ルナティックトランサー…一度トランス状態に陥ったリリィは理性を失い敵味方の見境なくマギが枯れ果てるまで破壊の限りを尽くす。夢結自身が封印したスキルよ」

 

ミリアム「それが何でまた…」

 

百由「主を失ったチャームの群れが夢結に思い起こさせたのね」

 

梨璃「それって…」

 

百由「夢結は中等部時代に自分のシュッツエンゲルが怪我を負って戦えなくなり、あの戦いで多くの仲間を失った…それからずっと自分を苛み続けているの」

 

梨璃「…私行ってきます」

 

百由「駄目!今の夢結は危険よ!」

 

梨璃「私、夢結様のこと少しだけ分かってきた気がします』

 

そう言って飛び出していく梨璃

 

百由「それ答えになってないわよ!」

 

 

 

side真 梨璃 夢結

 

真 「落ち着け!」

 

夢結ちゃんの攻撃を躱しながらヒュージの触手をぶった斬る。がどんどんと夢結ちゃんの攻撃は過激になっていく

 

真 「夢結ちゃん!俺の声が聞こえるか!?」

 

夢結「あぁぁぁ!」

 

真 「っ…ダメか!」

 

あぶねっ!?ほっぺ掠った…っと

 

真 「よく聞け!君は本当は誰かを傷つけたいわけじゃないだろう!?」

 

聞こえてないか…!だったらっ

 

真 「はぁ!」

 

夢結「あぁぁあ!!」

 

CHARMを斬月で受け止める。夢結ちゃんのCHARMからは悲しみ、苦しみ、怒り、そんな感情が斬月を通して俺に流れてくる

 

真 「止まってくれ!!憎しみに囚われるな!!怒りに呑まれるな!!君は!守りたかったんだろ!?」

 

夢結「…たしは…」

 

真 「!?」

 

夢結「私は…あなたとは…違う…誰も…守れない!!」

 

真 「そんな事!!」

 

夢結「あぁぁぁあ!!!」

 

力強っ…!でもっ!

 

梨璃「夢結様ぁぁあ!!」

 

梨璃ちゃん!?そうか!

 

真 「こい!!梨璃ちゃん!!」

 

このまま、押さえつけて!!

 

梨璃「えいやぁぁ!」

 

梨璃ちゃんのCHARMが夢結ちゃんのCHARMと俺の斬月にぶつかる

 

梨璃「あ、ごめんなさい…」

 

 

夢結『見ないで…』

 

真 梨璃「っ!?」

 

梨璃ちゃんは勢い余ってヒュージの外に飛んでいく。けど

 

真 「それは、できない相談…だよな!」

 

梨璃ちゃん、やっぱ君が夢結ちゃんを助ける為に必要なんだな…ならさぁ!

 

真 「悪いがあの子が来るまで俺が相手させてもらう。悪く思うなよ?美鈴ちゃん」

 

美鈴ちゃん、今の夢結ちゃんを助けられるのは梨璃ちゃんらしい

 

 

 

 

side梨璃 楓 ミリアム 梅 神琳 雨嘉 百由

 

吹き飛んだ梨璃は楓の胸に飛び込む形で止まる

 

梨璃「うっ!」

 

楓 「梨璃さん!?何をなさいますの!?」

 

梨璃「今私…夢結様を感じました」

 

 

楓 「何をおっしゃいますの!?」

 

百由「マギだわ。チャームを通じて梨璃さんのマギと夢結のマギが触れ合って」

 

楓 「そんなCHARMの使い方聞いたことありませんわ!」

 

ミリアム「じゃがあり得るのう」

 

梨璃「私前に夢結様に助けてもらったことがあるんです。今度は私が夢結様を助けなくちゃ!」

 

そう言って再び夢結の元に飛んでいく

 

ミリアム「正気か!お主!」

 

楓 「あとでお背中流させていただきますわよ!」

 

と梨璃に続く楓

 

梅 「しょうがないなあ」

 

梅も梨璃を援護するように続いていく

 

神琳「参りますか?雨嘉さん」

 

雨嘉「う…うん!」

 

同じく哨戒に出ていた郭 神琳と王 雨嘉も戦線へと向かう。

 

百由「私もCHARM持ってくればよかったかな?」

 

と視線をミリアムに向け

 

ミリアム「あーわしももう行けばいいんじゃろうが!」

 

 

 

 

side真 梨璃 夢結 楓 ミリアム 梅 神琳 雨嘉

 

この揺れ…外側は皆が気を引き付けてくれてるな、なら

 

真 「いい加減っメンヘラってんじゃねぇぞ!!」

 

CHARMを受け止め流してヒュージの装甲に刃をめり込ませ

 

真 「グダグダグダグダ言いやがって!!なら聞くけどな!!お前がやってきた事は全部無駄なのか!?」

 

夢結「ええそうよ…!!」

 

真 「じゃあ美鈴ちゃんを否定するんだな!?お前を導いてきた美鈴ちゃんを!!」

 

夢結「それはっ…」

 

真 「違うって言うんなら…うだうだ言ってんなよ!!」

 

夢結「…っ!」

 

梨璃「夢結様ぁぁ!!」

 

真 「こっからはバトンタッチだ。梨璃ちゃん!夢結ちゃん助けられるのは君だけだ!」

 

梨璃ちゃんに迫る触手とミサイルを破壊し手を掴んで

 

真 「任せたぞ」

 

そう言って俺は梨璃ちゃんを夢結ちゃんに向けて投げる

 

梨璃「夢結様!私に身だしなみはいつでもきちんとしなさいって言ってたじゃないですか!」

 

CHARMをぶつけ合う2人

 

梨璃「夢結様!私を見てください!」

 

ぶつかったCHARMの刃を返す。なんだ!?光の玉…?

 

ミリアム「あれは?」

 

楓「マギスフィアですわ!」

 

夢結「がっかりしたでしょう梨璃…これが私よ。憎しみにのまれた醜く浅ましいただの化物!」

 

っこんの!!

 

真 「こんの馬鹿野郎!!」

 

ただ、いつまでもウジウジしている姿が…昔の俺に見えて、だからきっと

 

梨璃「真さん!」

 

2人のCHARMに斬月をぶつけ

 

真 「良く見ろ!!そんなお前でもいいって!ここまで来たんだぞ!!この子は!!目を背けるな!!」

 

梨璃「そうです!!それでも!夢結様が私のお姉様です!」

 

CHARMを離して梨璃ちゃんが夢結ちゃんに飛びつく。そして白かった髪が鮮やかな黒へと戻り

 

梨璃「夢結様!!」

 

夢結ちゃんはしっかりと受け止める

 

夢結「梨璃…」

 

良かった、戻って来れたんだな。てかさぁ

 

真 「全く…いい所なんだから邪魔すんなよ」

 

迫ってきた触手を月牙で消し去る

 

夢結「飛ぶわよ、梨璃」

 

梨璃「はい!お姉様!」

 

2人はマギに乗って空へと飛ぶ。さてと

 

真 「俺は俺でお仕事といきますか!!」

 

巻き込まれないようにヒュージの上から飛び斬月に霊力を込め

 

梨璃「私たちマギに乗ってる…」

 

夢結「梨璃。行くわよ。一緒に」

 

夢結「はい!」

 

2人のCHARMの間で出来たマギスフィアをヒュージに向け放つ

 

真 「月牙…天衝!!!」

 

斬月の刃から溢れ出した霊力を斬撃にして叩き込む。マギスフィアと月牙天衝を受けヒュージは粉々に砕け飛び散る。ヒュージからマギと主を失ったCHARMが飛び散る

 

 

850:一般転生社畜

綺麗なもんだな

 

851:一般転生社畜

こいつにやられた人達もこれで報われるな

 

853:一般転生社畜

ようやったでイッチ

 

854:一般転生社畜

おつかれさん

 

856:一般転生社畜

最初はどうなるかと思ったけどな

 

858:一般転生社畜

おもっくそ夢結様に悪口言ってたしな

 

代行擬赤目 ID:sinigamiredeye

そ、それはその…俺にも同じような時があって…その時の自分が夢結ちゃんと重なったんです。だから、どうにかしてあげたかった

 

861:一般転生社畜

イッチ…

 

862:一般転生社畜

ま、一件落着ってことで

 

863:一般転生社畜

安らかに眠れるように祈っとる

 

 

真 「…おかえり」

 

帰ってきた魂が安らかに眠れますように

 

 

 

 

side梨璃 夢結 美鈴

 

あの戦闘の後、2人はリリィ達の墓地に来た。が先客がそこには居た

 

夢結「お姉様」

 

美鈴「夢結、それに確か…梨璃だったかな?」

 

梨璃「は、はい!」

 

美鈴「どうしてここに?」

 

夢結「ここを教えてくれたのはお姉様ではありませんか。ここが1番綺麗な場所だ、と」

 

美鈴「…そうだったね」

 

夢結「お姉様」

 

美鈴「?なんだい夢結」

 

夢結は頭を勢いよく下げ

 

夢結「申し訳ありませんでした!お姉様!」

 

美鈴「…え?」

 

夢結「お姉様は、ずっと私を心配してくれていたのに私は…遠ざけて、見ないようにしていました」

 

美鈴「…いいんだよ、夢結。僕の方こそごめん…ちゃんと、最後まで夢結と戦えなくて」

 

夢結「頭をお上げください!お姉様!」

 

美鈴「…ありがとう、夢結。そして梨璃」

 

梨璃「は、はい!」

 

美鈴「夢結を救ってくれて、ありがとう」

 

梨璃「わ、私はそんな!!」

 

美鈴「…彼の言った通りだった。いつか、夢結を救ってくれる人が現れる。それが君だったんだ…これからも夢結をよろしく」

 

梨璃「!はい!」

 

 

 

 

 

夢結「ソメイヨシノが花を咲かせるには冬の寒さが必要なの」

 

鮮やかに咲くソメイヨシノ、その下で3人は木に背を預け座る

 

美鈴「よく勉強しているね、夢結」

 

夢結「昔は春の訪れと共に咲いて季節の変わり目を告げたというけれど冬と春との境が曖昧になった今はいつ咲いたらいいか戸惑っているようね」

 

梨璃「綺麗…」

 

美鈴「そうだね…それに心做しか、皆も喜んでるようだ」

 

梨璃「皆って…」

 

美鈴「戦場で散って行ったリリィ達はここに墓を立てられる。理事長が景色のいいところにと計らってくれたんだ、そしてこの頃リリィ達の墓は毎日綺麗にされている」

 

夢結「彼…でしょうか」

 

美鈴「さぁね」

 

 

 

 

side真

 

真 「いっきし!!」

 

うう〜風邪かな?まぁこんな寒空の中死覇装でいりゃ風も引くわ(防寒対策万全)

 

真 「あっちは上手くいってるかねぇ」

 

現在俺は屋上で見張りをしている。視線を山の方に向ける、リリィ達の墓とソメイヨシノがある方だ

 

真 「ま、今回何とかなったし…ヨシッ」

 

 

 

side夢結

 

? 「ただいま〜」

 

部屋に戻っていた夢結は明かりもつけずに窓を眺めていた。かなり時間もたっていたのだろう、同室の泰 祀が部屋に入ってきていた

 

祀 「また明かりもつけないで。目悪くなっちゃうわよ」

 

上着を脱ぎハンガーに掛ける

 

祀 「今日は出動だったんですってね。お疲れさま」

 

夢結「ありがとう祀さん。ええ。うまくやれたと思うわ」

 

ばっと夢結の方に向く祀

 

祀 「今…ありがとうって言った?」

 

嬉しくなり夢結に近づく祀

 

祀 「あはっ!もう一度言って!」

 

夢結「何で?」

 

祀 「だって~こんなに素直な夢結さんなんていつ以来?」

 

夢結「そんな…いつもどおりでしょ」

 

 

つづく

 




次回は第4話!と行きたいところだけどここいらでおやすみイベント作ります!知られざる真の生態を解き明かす!

次回 【閑話休題】真の非番の1日【箸休め】
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。