【百合百合か】アサルトリリィの世界に死神代行(消失編時)の力で介入するってよ【挟まらないようにせねば…(´•ω•)】   作:ストライカーシグマ5

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前回までのお話!

1つ!房総半島にイカ君ヒュージが来ちゃった☆(来んな、帰れ)

2つ!イカ君ヒュージを討伐しにイッチ、グラン・エプレ、御台場女学校で房総半島に参上!

3つ!音楽性の違いで御台場組は真っ二つ!え?グラン・エプレもグランとエプレに別れるんですか?(そういう意味じゃない)


【意味が】襲来【被ってんじゃねぇか】

side 真 叶星 高嶺 純 初 槿 ディーノ

 

初 「ここがメイルストロムが発見された場所ですわ」

 

初ちゃんの案内でイカヒュージの出現場所まで来た俺ら

 

叶星「静か、ね」

 

高嶺「この戦闘の痕跡から察するに戦いながら撤退を試みた、というところかしら…」

 

あちこちに攻撃された跡がある…血痕やCHARMの破片も…

 

槿 「目撃報告をしたリリィは?」

 

叶星「無事保護されたって報告は見たわ。不幸中の幸いね」

 

…良かった、生きてる。ん?なんかピッピ鳴ってません?

 

槿 「…!ヒュージの反応あり!近いわ!」

 

高嶺「相変わらず感度のいいヒュージサーチャーね」

 

槿 「お褒めに預かり光栄の限り」

 

真 「それに比べて俺の索敵能力なんて…カスや…!!」

 

ディーノ「いや、そこまで求めてねぇよ、安心しろ」

 

ぐすん、俺たって…俺だって上手くなりたいよ!

 

槿 「こっちよ!着いてきて!」

 

あらさっさー…これわかる人いる?

 

槿 「ヒュージの反応が多いわね。近いわ!すぐ傍!」

 

海中から現れるヒュージ

 

高嶺「ヒュージの群れを確認したわ。例の幼体ね」

 

純 「ちっ!メイルストロムは既に姿を消したか」

 

初 「とはいえこの港は復興の要となる場所。ヒュージをはびこらせるわけにはいきませんわね」

 

叶星「ええ、逃げ遅れた人もいるかもしれない」

 

 

槿 「多分メイルストロムも近くにいるわ。ギガント級なら移動すれば嫌でも目につく。メイルストロムが確認されたのがここだけならまだ周辺に潜んでる可能性は高い」

 

純 「やれやれ、ですわね。スモール級を殲滅しつつメイルストロムの捜索。これで進めるしかないようですわね」

 

槿 「わかったわ」

 

初 「敵ヒュージはまだこちらに気づいていない…好機よ、純」

 

純 「逃がす手はありませんわね。奇襲をかけますわ!」

 

槿 「了解!1番手柄いただ…」

 

真 「お先に〜」

 

游雲を取り出して1体を殴り飛ばす。ヒュー!ストライクだぜ(10体に当たったわけではない)

 

槿 「ああ!ずるいわよ!」

 

真 「んな事言ってる場合じゃないでしょ…」

 

ディーノ「だな、真。俺が集めるから」

 

真 「一気に潰すと」

 

なら武器変えますか、タタラタッタラ-俺がよく使う鉄槌〜

 

ディーノ「行くぜ、真」

 

真 「何時でも」

 

ディーノ「そらっ!」

 

ディーノの振るう鞭が特型を次々と拘束、大空の調和で一部を石化され動けなくなり山積みにされていく

 

ディーノ「まだだぜ!」

 

特型のを纏めて縛り上げ

 

ディーノ「そぉっりゃ!!」

 

一本背負い、積み上がったヒュージの山に突き刺す

 

ディーノ「今だ!真!」

 

真 「イエッサー!大槌小槌…満、満、満!!」

 

俺の霊圧を流し鉄槌を巨大化させる

 

槿 「デカすぎるでしょ!?」

 

真 「判!」

 

続けてこいつの能力を解放する、霊圧でできた方陣が槌の周りに浮かびその1つに槌の面をぶつける

 

真 「〇火(マルヒ)!劫火灰燼!!」

 

方陣をぶつけた面を地面に叩きつける

 

真 「火判(ヒバン)!!」

 

叩きつけた部分から炎の大蛇が現れヒュージを飲み込む。解号の通り劫火に焼かれ灰燼へと帰すヒュージ

 

真 「安心しろ、火加減はしたさ」

 

こんなところでフルパワーで火判使ったら火事じゃすまないからね!

 

高嶺「あの数のヒュージを一瞬で…」

 

叶星「それにディーノさんの力も見たことがないわ…」

 

槿 「あれは「死ぬ気の炎」って言うらしいわ。私達も詳しくは聞いてないんだけど、確かの生体エネルギーを圧縮し視認できるようにしたもの…だったかしら?」

 

初 「ええ、槿。合ってるわ」

 

高嶺「あの炎が灯った鞭が当たった場所が石化しているように見えたのだけれど」

 

純 「あれは大空の炎の特性「調和」炎を当てた対象の周囲にある環境や物質と同化でき、石化させられるそうですわ」

 

叶星「大空?他にもあるってことかしら?」

 

ディーノ「ああ、あるぜ。でも今はそんな暇ねぇからな。ルドビコ戻ったら教えてやる」

 

槿 「まあ私達からするとそのでかいハンマーの方が…って小さくなってる!?なんなのよそれ!」

 

叶星「私達も見たことないわ」

 

高嶺「真は色んなものを持っているのね」

 

槿 「それで済むの!?」

 

まぁ2人は慣れてるからな、俺のビックリドッキリアイテム。メイド・イン・ウラハラだからでかくなったり火を吐いたり位はするのも許容範囲なんだろ

 

ディーノ「さて!大体は片付いたし残った雑魚を蹴散らしながら進むぜ!行くぞロマーリオ!」

 

ロマーリオ「しっかり頼むぜボス」

 

と俺らの後を追ってきてたロマーリオさんが追いついた

 

叶星「…ねぇ、槿。気になってたんだけど…あの眼鏡の男性、誰?」

 

槿 「あの人はロマーリオさん。教官の…お目付け役?」

 

真 「ディーノの奴自分の部下の前じゃないとてんでダメなんだ。なんもないところでコケるし迷子になるし」

 

純 「それなのに何故部下の方がいる時はしっかりするのか本当に謎ですわ」

 

とりあえず鉄槌は今取り回しが悪いのでしまいます。また游雲でいいかな、最近三節棍楽しいし

 

純 「進みますわよ」

 

ヒュージの消えたルートを駆け抜ける、すれ違いざまに攻撃してくるが

 

純 「ぬるい、止まって見えますわね」

 

最小限の動きで回避し

 

純 「教えて差し上げましょう。攻撃というものは…」

 

CHARMを抜きヒュージの間をすり抜ける。刀身を戻すと真っ二つに斬り落とされるヒュージ

 

純 「こうやって行うものですわ」

 

叶星「やぁああ!!」

 

ヒュージの下をスライディングしながら撃ち抜き、抜けた瞬間に飛び逆さで左右の2体を撃つ。正確な射撃だな

 

純 「腕は落ちていないようですわね。安心しましたわ」

 

叶星「ふふ、それは良かったわ。純達はますます強くなったわね」

 

と和気あいあいとしている叶星ちゃんと純ちゃん。そんな2人を見つめる高嶺ちゃん

 

高嶺「叶星…」

 

初 「高嶺?調子はいかが?」

 

と普通に談笑する流れでヒュージを撃ち落とす…怖ァ

 

高嶺「ええ、大丈夫。みんな優秀だから私は大した仕事はしてなかったし、それに…」

 

初 「それに?」

 

高嶺「いえ、戦いの中であんなに活き活きとした叶星を見るのは久しぶりだったから嬉しくて。初さん、貴女ならわかって頂けると思うけれど」

 

初 「ええ、大切な人の笑顔ほど力になるものはないでしょうからね」

 

370:一般転生社畜 ID:OpoP5Fzrs

キマシタワー!!

 

372:一般転生社畜 ID:FFTIgxoCC

うぉぉぉ!!それでこそ俺達のたかなほだぁぁ!!

 

375:代行擬赤目 ID:sinigamiredeye

うるっさ!?

 

376:一般転生社畜 ID:MxqVh58ij

まてぃ!ういきいもあるぞぉ!!

 

379:一般転生社畜 ID:ruSi2g+pb

なんだってー!?燈ちゃんの入る隙間ないじゃあないか!!

 

382:一般転生社畜 ID:cnxJLr8Nj

隙間ない?だったらよぉ…隙間を作ればいいんじゃあねぇか!

 

385:一般転生社畜 ID:6VpzocAbn

ういきいとも…だと!?

 

386:一般転生社畜 ID:z5qyLTF4n

純様を真ん中にしてる+1145141919点

 

387:一般転生社畜 ID:vc6dE+RtG

ま、そんなのイッチには関係ないんですけどね。百合ップルに挟まるんで

 

390:一般転生社畜 ID:1e59fdRfh

やっぱ消した方がいいよ、この自称死神代行

 

 

百合コーンが急に俺にキレてくるのマジやめて欲しい(切実)

 

槿 「ちっ!まだ出てくるのね!」

 

ってよそ見してたら槿ちゃんが囲まれてる

 

真 「やっべ!」

 

初 「大丈夫ですわ」

 

槿ちゃんの所に向かおうとした俺を初ちゃんが止める

 

真 「お、おい」

 

初 「この程度の敵、藤田槿にはかないませんから」

 

ディーノ「だな」

 

刹那、ヒュージが次々と撃破されていく

 

槿 「へー思ったより歯ごたえあるじゃない。それでこそ戦いがいがあるってもんだわ!」

 

叶星ちゃんや純ちゃんよりも一回り小さい体で縦横無尽に飛び回り

 

槿 「遅い遅い!そんなのでこの私を捉えられると思ってるの!?」

 

駆け抜ける一瞬で次々と切り伏せられるヒュージ

 

叶星「昔よりさらに速い…!これは想像以上だわ」

 

初 「繰り出される攻撃の圧倒的な手数と流れるような大技への連携…我が「ロネスロス」の司令塔。「剱の妖精」の2つ名は伊達じゃありませんわ」

 

槿 「やぁああ!!」

 

最後の1体を倒し

 

槿 「ふぅとりあえず周辺の敵は倒した見たいね」

 

高嶺「ますます腕を上げたわね、槿さん」

 

初 「ええ、彼女の研鑽と努力は並大抵のものではありませんから。ロネスロスにとってもわたくしにとってもかけがえのないもの存在ですわ」

 

槿 「う、初ってば…!そんな、私は別に…!これくらい当然でしょ!?」

 

と顔を赤くする槿ちゃん、こういう所は年相応だねぇ

 

槿 「…なんでサングラスしてんのよ!?教官も!」

 

真 ディーノ「いやぁ、若さが眩しくて」

 

槿 「そんな歳変わらないでしょ!」

 

純 「そうですわね。この程度で手を焼くようならとっくにレギオンを追い出してますわ」

 

と辛口発言の純ちゃん、オブラートis何処?

 

槿 「…はいはい、お眼鏡にかなったようで光栄だわ」

 

と投げやりな槿ちゃん…っ!

 

真 「皆構えろ!!」

 

叶星「え?」

 

槿 「…っ!ヒュージサーチャーに反応あり!これさ大きいわよ!」

 

純 「こちらにも反応ありましたわ、海から…これは上陸しますわね」

 

高嶺「…どうやらここから幾分南下した岸に上陸するようね」

 

叶星「私達も移動しましょう!」

 

純 「ふふ、どうやら今度こそ決着をつけることが出来そうですわね…さあここからが本番ですわ!」

 

? 「ふふ、そうね。ここからが本番」

 

俺ら以外の声…っ!?

 

高嶺「っ!」

 

高嶺ちゃんの横に黒いなにかが現れる、そして

 

? 「まず1人…」

 

その手に持った物を高嶺ちゃんに振り下ろす

 

真 「やらせるわけねぇだろ」

 

瞬歩で高嶺ちゃんの所に移動、彼女を抱きながら斬月で受け止める

 

真 「何者だアンタ」

 

? 「あら、殺ったと思ったのに…残念」

 

バックステップで離れる黒いなにか、ていうかその黒いコート…

 

真 「高嶺ちゃん大丈夫か?」

 

高嶺「…ええ、ありがとう。大丈夫よ」

 

真 「良かった…戦いに美学とか求める気はねぇけど」

 

高嶺ちゃんを離し斬月を構え直す

 

真 「やり方が汚ぇんじゃねぇの?」

 

? 「当たり前でしょう?戦いなんていちばん弱い所(・・・・・・・)から切り崩すのは定石なんだから」

 

高嶺「っ!」

 

真 「…だとしてもそれを阻止されたらおしまいだろ」

 

? 「そんなことはないわ」

 

そう言って黒いコートのフードを取る。中から赤い髪の女の素顔が露になる

 

純 「リリィ…には見えませんわね」

 

初 「でも明らかに人間」

 

槿 「ちょっとあんた!何者よ!」

 

? 「そんな矢継ぎ早に話さないで?ヒヨコちゃん達」

 

コートを投げ捨て

 

ロッソ「私はロッソ…朱のロッソ。ツヴィエートの一人よ」

 

赤を基調としたアーマーを着込んだ姿を見せる

 

真 「意味が被ってんじゃねぇか」

 

まぁそんなことより俺は意味が被ってるほうが気になる

 

槿 「そこ突っ込むの!?」

 

真 「だって気になるじゃん、朱の赤だぞ」

 

ダサくね?持ってる武器も変だし

 

真 「んで?その朱のロッソさんはなんの用で?」

 

ロッソ「簡単よ。アナタ達を殺しに来たの」

 

流れるような動きで武器をこちらに向けトリガーを引くロッソ、が相手が悪い。斬月で弾を弾き

 

真 「っらあ!」

 

そのまま斬月を盾にしシールドバッシュの要領で突き飛ばす。ロッソは空中で宙返りして着地する

 

ロッソ「強いわね、流石と言ったところかしら」

 

真 「相手してやる、かかってこいよ」

 

ロッソ「アナタと戦うのもいい、けど」

 

真 「あ?」

 

ロッソ「私にも任務があるの。縊り、バラし、斬り、殺し…撲殺して 刺殺して 圧殺して 扼殺し 突き殺し 射殺して 鏖殺せよ…とね」

 

ロッソの視線が真達を射抜く。その瞬間叶星達はすくみそうな感覚に陥りそうになる

 

400:一般転生社畜 ID:56z3ciIbh

こいつ…!ディープグラウンドソルジャーだ!!

 

401:一般転生社畜 ID:zI2DYiXPq

なんだそれ!?

 

403:一般転生社畜 ID:tempura

ディープグラウンドソルジャーとは

 

神羅カンパニーによって作り出された、同社の闇の部分を凝縮したかのような施設である。

ミッドガルの零番魔晄炉を中心とした巨大地下空間で、文字通り神羅本社ビルの地下深くに存在する。

本来、この施設はソルジャーの治療の為に使われる予定だった。

しかしジェノバ・プロジェクトによってジェネシスが生まれた事で倫理観のタガが外れ、

以降は「人間がどこまで強くなれるか」を検証する、非道な人体実験場と化した。

この施設で生み出されたソルジャーは区別の為DGソルジャーと呼ばれ、通常のソルジャーとは違いジェノバを利用せずに強化された兵士も多い。

 

404:一般転生社畜 ID:2jWK20a5y

確か実験されすぎて頭のネジが外れまくった殺人集団だよな…

 

406:一般転生社畜 ID:WgyOie+0O

なんでそんな奴がいんだよ!

 

408:一般転生社畜 ID:+KOnH1R7u

あ…あぁ!?

 

409:一般転生社畜 ID:SVJDuRphe

ど、どうした!?

 

410:一般転生社畜 ID:+KOnH1R7u

お、俺とんでもないこと気付いちまった…イッチが初めて黒いコートと戦った時のガンブレードの奴!

 

411:一般転生社畜 ID:HuXUGcnI/

それが?

 

413:一般転生社畜 ID:+KOnH1R7u

あのガンブレードを使うのはツヴィエートのトップ…白のヴァイスだ!!

 

415:一般転生社畜 ID:g8bdvuSii

白のヴァイス!?

 

417:一般転生社畜 ID:DGzlW3dJW

また意味が被る名前出てきたわね…

 

419:一般転生社畜 ID:HsgvaNSq4

んな呑気なこと言ってらんねぇぞ。強さはホンモノだ

 

420:一般転生社畜 ID:n8lBlQ50u

下手したらセフィロス級だぞ…

 

422:一般転生社畜 ID:6r9c9NdQr

そんなかよ!?

 

 

ロッソ「ふふ、そこの子達も後でね。まずは…あっちの方から始末しましょうか?」

 

そう言ってどこかに飛んでいく朱赤のババァ…ってあっちは!?

 

真 「市街地…!」

 

ディーノ「なんだって!?」

 

叶星「あっちには姫歌ちゃん達が!」

 

走り出す叶星ちゃん、が

 

純 「叶星、貴女が行ったところで何も出来ませんわ」

 

叶星「純!?姫歌ちゃん達を見捨てろって言うの!?」

 

純 「そうではなく、貴女が(・・・)と言ったんですわ」

 

純ちゃんが俺の方を見る。つまり

 

真 「俺が行く、こっち任せていいか?」

 

純 「誰に言ってますの?さっさと行きなさい」

 

槿 「任せなさい!」

 

初 「あちらには御台場の生徒もいます。よろしくお願いしますね」

 

高嶺「真…姫歌さん達を」

 

叶星「…助けてあげて」

 

真 「任せなさいって…卍解!」

 

天鎖斬月を握り締める

 

ディーノ「真!こいつも連れてけ!」

 

そう言ってディーノが匣を開口し俺の肩になにかが乗る

 

真 「ナッツ?」

 

ディーノ「多少の役には立つはずだ」

 

肩に乗ったのは天空ライオン(レオネ・ディ・チェーリ)のナッツ

 

ナッツ「ガウ!」

 

真 「わかった!行ってくる!ティム!案内してくれ!」

 

天鎖斬月のスピードなら間に合う…いや、間に合わせる!

 

 

 

side 椛 楪

 

リリィ「はぁ、はぁ…追い詰められた…仲間ともはぐれて、助けもない…もう、逃げ場なんてどこにも…」

 

絶望に染まるリリィ、がさらに絶望が姿を表す。クリオネ型の特型ヒュージ。それが3体も

 

リリィ「マ、マギがもう…!ああ…お父さん…お母さん…」

 

諦めかけていたその時、特型ヒュージが撃ち抜かれ地面に崩れ落ちる

 

椛 「ご無事ですか?」

 

リリィ「え…あ…助けてくれたの…?」

 

椛 「はい、最後まで諦めずよく戦ってくれました」

 

リリィ「貴女は…」

 

椛 「御台場女学校、ヘオロットセインツ隊長、月岡椛と申します」

 

リリィ「月岡椛…御台場女学校の生徒会長!?」

 

椛 「はい」

 

衝撃の事実に固まるリリィ

 

楪 「いたいた!椛大丈夫!?」

 

慌てて駆けつけた楪

 

椛 「ええ、救助者1名」

 

楪 「よし、これでこの拠点にいた全員を助けられたね!」

 

リリィ「ぜ、全員ですか!?防衛線はほとんど崩壊しかけてたのに」

 

椛 「はい。あともう少し駆けつけるのが遅かったらどうなっていたかは分かりませんが…もう安心ですよ」

 

楪 「うん、頼りになる仲間もいるしね」

 

と、後方を向く椛と楪。そこには

 

紅巴「ひゃあああ!!」

 

楪 「おっと、時間をかけ過ぎたか、行こう!椛!」

 

椛 「ええ、ゆず!」

 

 

 

side姫歌 灯莉 紅巴

 

灯莉「ひゃー!敵の攻撃すっごいねー!」

 

と攻撃を回避しながらいつもの調子の灯莉

 

姫歌「そうね!この大群相手に3人じゃそう長くは持ちこたえられない」

 

紅巴「で、でもここを守っていた皆さんは怪我をしています!満足に戦えるのは私達ぐらいしか…!」

 

姫歌「わかってるわ!なにか考えなきゃ、なにか…!」

 

灯莉「定盛!僕にいい考えがあるよ☆」

 

姫歌「え!?嘘!?何!?」

 

と焦っているせいで灯莉の提案の不安性を忘れている姫歌

 

灯莉「とにかく頑張って戦う作戦!作戦名「KONJOU」!」

 

姫歌「作戦でもなんでもなーい!」

 

ふざけとんのかと言わんばかりに吠える姫歌、が意外な人物がそれに乗る

 

楪 「いやいや、中々いい作戦だと思うよ」

 

紅巴「ゆ、楪様!」

 

楪 「待たせたね、お陰で皆助けられた。戦線を立て直そう」

 

姫歌「え、この短時間で全員をですか!?」

 

楪 「うん、さあ前進するよ!着いてきて!」

 

紅巴「ちょ、ちょっと待ってください!この状況で前進したら敵に囲まれてしまいます!」

 

紅巴の言う通り敵のど真ん中を突っ切ろうとすると左右から挟み込まれ全方位敵だらけになってしまう。そんなことをするのはどっかのバカデカい剣を振り回す奴や一部の実力者だ。楪は実力者だが今は姫歌達を連れている。単独行動なら間を縫って進めるかもしれないが…

 

灯莉「あ、もう遅いかも?」

 

既に周りを囲まれてしまっていた、が

 

楪 「大丈夫、大丈夫!」

 

砲撃が特型のコアを的確に撃ち抜く

 

姫歌「え?」

 

楪 「超優秀なスナイパーが援護してくれるから安心して突っ込んでいいよ!」

 

次々と倒れて行くヒュージ

 

椛 「3体撃破…次…」

 

灯莉「周囲のヒュージが次々と吹っ飛んでいく!」

 

紅巴「これは、椛様…?でも、一体何処から?」

 

楪 「わかったでしょ?だから安心して戦っていいよ」

 

紅巴「は、はい!」

 

姫歌「これが御台場のリリィ…」

 

歴戦の猛者を目の当たりにし俄然やる気が出る姫歌

 

 

 

 

side 叶星 高嶺 純 初 ディーノ

 

叶星「…今のところ敵の姿は視認出来ないわ」

 

メイルストロムの反応を掴んだ場所へ来た叶星達。だがそこにはメイルストロムの姿はなく、荒れ果てた大地だけが目に映る

 

初 「槿、反応はどう?」

 

槿 「さっき消えてから反応はないけど…油断しないで、絶対この付近にいる」

 

叶星「確かにこの静けさはなにか嫌ね」

 

高嶺「ええ、空気がヒリついている」

 

ディーノ「だな、ロマーリオ」

 

ロマーリオ「ほい来た、(ボックス)開口!」

 

ロマーリオのした青いリングから炎が発現、それを匣に注ぎ込む。匣が開き中から青い炎を纏ったフクロウ「雨フクロウ(グーフォ・ディ・ピオッジャ)」が現れる

 

ロマーリオ「探索頼んだぞ」

 

ロマーリオの指示を聞き飛び上がる雨フクロウ

 

叶星「ディーノさんとは色が違うわね」

 

ディーノ「ああ、ロマーリオの属性は「雨」だからな。警戒しながら軽く説明すっか」

 

と地面に枝で何かを書き出すディーノ

 

ディーノ「死ぬ気の炎はさっき槿が説明した通り生命エネルギーの具現化だ。だが全部同じじゃなくて系統に分かれてる。「大空」「嵐」「雨」「雲」「晴」「雷」「霧」といった、天候になぞられた7つの属性があり、これらは大空の七属性と呼ばれている。まぁお前らもリングを使えばもしかしたら炎出せるかもな。現に御台場の何人かはリングに炎を灯せるし、な?純、初」

 

叶星「え、2人は使えるの?」

 

純 「…まだ実戦で使えるレベルではありませんわ」

 

初 「そうね、灯すだけでまだ精一杯」

 

ディーノ「ははっ!まぁ最初からそのレベルで使えるやつはそういえねぇって。んで俺の炎の属性は「大空」炎を当てた対象の周囲にある環境や物質と同化でき、石化などの芸当も可能なんだぜ。しかも全部の匣を開けることができるんだ」

 

高嶺「?先程使っていた小さなオルゴールみたいなものかしら?」

 

ディーノ「ああ、あれも炎と同じで属性分けされててな、その属性に合わないと開口できねぇんだ。で、ロマーリオの属性は「雨」対象の攻撃力・防御力・肉体機能の低下、抑制の効果を持つ「鎮静」所謂デバフを掛ける炎だな」

 

ロマーリオ「俺の出した雨フクロウは飛んでる間もその「鎮静」をかけてる。普通のヒュージぐらいなら動きを止めるなんて簡単だ、がまぁあのデカブツじゃあな…っ!ボス!」

 

ロマーリオが声を荒らげるのと同時に

 

純 「来ますわ!」

 

槿 「ヒュージサーチャーに反応!3時の方向」

 

純 「全員戦闘態勢」

 

叶星「っ!特型ギガント級確認!皆!マギ干渉に気をつけて!」

 

高嶺「あれが特型ギガント級メイルストロム…!」

 

純 「ようやくお会いできましたわね」

 

槿 「待って!あの方向…あいつ市街地に向かってる!」

 

初 「…まずは食い止めることを最優先としましょう」

 

純 「ええ、姉様。散開後合図で攻撃を、敵を釘付けにしますわ」

 

叶星「了解、的を絞らせずに攻撃するのね」

 

槿 「久しぶりね、元気でいてくれて嬉しいわ。私達が自分の手で倒せるんだもの!」

 

初 「メイルストロム…あなたとの戦いは今日で終わりにしたいところですわね」

 

ディーノ「はぁ…ったくなんでうちの連中はこんな血の気が多いんだか…ロマーリオは下がってそのまま雨フクロウで鎮静を続けてくれ!たまに援護してくれると助かる!」

 

ロマーリオ「はいよ!」

 

と下がるロマーリオ

 

純 「各自、攻撃開始。さあ、狩りをはじめますわよ!」

 

 

 

 

 

side姫歌 灯莉 紅巴 椛 楪

 

 

 

姫歌「紅巴!敵が崩れたわ!チャンスは今!あたしと紅巴げ突撃!」

 

紅巴「は、はい!」

 

姫歌「灯莉。フォロー頼むわよ!」

 

灯莉「了解っ!」

 

ヒュージに向かう2人、が物陰から特型ヒュージが顔を出し砲撃してくる

 

紅巴「ひ、姫歌ちゃん!みぎから!」

 

姫歌「なんの!」

 

ヒュージの攻撃を躱す姫歌、が次の攻撃態勢に入っていた特型ヒュージ

 

姫歌「わ、もう1回!?」

 

灯莉「しゅーっと☆」

 

灯莉がヒュージに射撃で動きを封じる

 

灯莉「ふふん。さっせないよー!」

 

姫歌「ナイス灯莉!」

 

紅巴「行きましょう!姫歌ちゃん!」

 

姫歌「ええ、練習通りに2人で!」

 

姫歌 灯莉「あたーっく!」

 

2人の同時攻撃で特型ヒュージを倒す

 

紅巴「た、倒せた…倒せました!」

 

姫歌「はーっはーっ!喜んでる場合じゃないわ!椛様達のサポートに回らないと」

 

まだ敵はいる。自分達が戦いやすいようにしてくれた椛と楪のフォローをしに行こう、そう思ったが

 

椛 「その必要はありません」

 

紅巴「え!?」

 

楪 「他は全部片付けたからね」

 

姫歌「嘘…」

 

灯莉「ホントだ!あんなにいっぱいいたのに!」

 

楪 「ここはもう大丈夫。3人共よく頑張ったね」

 

姫歌「す、すごい…あれだけの数を2人だけで…?」

 

椛 「安心するのは早いですよ。周辺にはまだ1つヒュージに押されている防衛線があります」

 

灯莉「じゃあまだかなほせんぱいたちを助けに行けないの?」

 

椛 「そうですね。そちらも懸念事項はあるのですが…」

 

楪 「ん?噂をすればだ。椛、槿から連絡だよ」

 

灯莉「なんて?なんて?」

楪 「ちょっと待って、感度が悪くて聞き取りにくいの」

 

椛 「ヒュージと交戦中のこの状況では仕方ありません」

 

楪 「えーっと…現在、メイルストロムと交戦中。メイルストロムよ進行方向上に市街地あり…」

 

灯莉「わー大変!」

 

楪 「他のロネスロスメンバーも各地で特型スモール級と戦ってる。まだ合流できない。この状況は…」

 

姫歌「ギガント級を7人で止めるなんてやっぱり無茶ですよ!真は…まぁあれですけど!市街地のことをもあるなら尚更すぐにサポートに…」

 

端末が鳴る、次は椛のようだ

 

椛 「あら、今度はわたくしに純さんから。はい…」

 

連絡に出るとやはりノイズが走り聞き取りずらい

 

純 『先程は…槿が余計な…知らせたようですが…よもやこちらに向かおうなどと…お考えではないですわね?』

 

椛 「と言いますと?」

 

純 『臆病者の助けなど必要だとはしていない、ということですわ。貴女も自分が言い出したことくらい、完遂して頂きたいものですわね。では…くれぐれも…ないよう』

 

と言い残し途切れる連絡

 

紅巴「切れ…てしまったようですけど…」

 

椛 「よく通信が持った方だと思いますわ」

 

楪 「でも相変わらず言いたいことだけ一方的に言うなぁ…」

 

姫歌「あの、それであたし達はどうすれば…」

 

ロッソ「何もしなくていいわ、どうせ死ぬんだもの」

 

聞き覚えのない声と共になにかが降りてくる

 

楪 「誰だ!」

 

ロッソ「私はロッソ。貴女達を殺しに来たの」

 

椛 「…今は緊急事態ですのでそういったご冗談はやめていただけませんでしょうか」

 

ロッソ「あら?冗談に聞こえたかしら?なら…」

 

手に持った武器を構え

 

ロッソ「1人殺せば冗談ではないとわかって貰えるかしら?」

 

高速移動し姫歌の背後に周り刃を振り下ろす。姫歌は反応出来ずそのまま…

 

真 「何度も言わせんな、卑怯なんだよ。アンタ」

 

斬られることは無かった。天鎖斬月でロッソの武器を受け止める真

 

真 「アンタの相手は俺がしてやるって言ったろ。かかってこいよ」

 

ロッソ「しつこい男は嫌いよ」

 

真 「俺もアンタみたいなヒステリックジャンキーは願い下げだ!」

 

 

 

 




次回 【地獄か】Dead or Alive【煉獄か】
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